最大の敵はWBC

　明日に迫った新日本・両国大会、細かいネタが溜まったので、まとめて紹介。
　ちなみに私、明日は観戦しません。
　 カクトウログ さんが速報されるそうです。そちらをどうぞ。

　明日はPPVってないのでしょうか？　夜に見ようかと思ってたのに（スカパーHPはPPV番組が探しにくいぞ…）。
　ってか、WBC日韓戦を最後まで見てたら3時に間に合わないわけで、それを理由に行くの止める人多そうだ。プエルトリコのWWCを笑えないぞ。

神の声

　猪木がまた・・・。
ノーロープ特別ルールＩＷＧＰ戦へ準備［ nikkansports.com ］

　新日本が１７日、前日１６日に創業者のアントニオ猪木から提案されたノーロープ特別ルールでのＩＷＧＰ戦実現へ準備に入った。サイモン猪木社長も「面白いアイデア。可能ならやりたい」と前向きだ。すでにレスナーと曙側の関係者にも変更の可能性を伝え、現時点では不満は出ていない。

　レスナーがやりにくくなるだけ。曙にしても、かなりの技が制限されるだろし意味なさすぎ。バンザイドロップやコーナー押し込んでのタックル使えない。
　場外に落ちて上がってくる時も無駄に体力使う。イイコトない。
　「場外落ちたら負け」にでもしないと（笑）。

　今からやっても宣伝にならんし止めとけ。

日本ドロップ

　曙が新技開発。
曙新技「日本ドロップ」披露／新日本［ nikkansports.com ］

　新技は絶叫とともに初公開された。後藤達を両肩で担いだ曙が「レスナー！」とほえ、ブロックバスターで勝負を決めた。わずか２９１秒、元横綱の独壇場で王座戦直前の試合を飾った。大正時代の歴史的建造物の会場で、超破壊的な必殺技が誕生した。

　「あれは日本ドロップです。日本を代表するという意味で（命名した）。大型選手のビデオを見て、これが有効じゃないかと思ったからパクってね。レスナーだって予想していないはず」。

　ブロック・バスターと言うか、サモアン・ドロップのサモアが日本になったんでしょうね。
　パクったのはジャマールか？　彼のソレはインパクト抜群、フィニッシュになってもおかしくない威力だった。それだけの説得力出すのは簡単じゃないだろうけど。
　レスナーのF5を切り返して逆に抱え上げたら盛り上がりそう。

余裕の来日

　明日は1分で終わらせるそうです。
ＩＷＧＰ王者ブロック・レスナー来日 ［ NJPW OFFICIAL WEB SITE ］
　体調を崩していたというサイモンさんも一緒に来日。何か明日は発表があるのだろうか？

マーくんも敬礼

　永田さん、マリーンスタジアム降臨。
永田裕志が千葉ロッテマリーンズの始球式に参加 ［ NJPW OFFICIAL WEB SITE ］
　大永田コールで迎えられたそうです！

　コチラに簡単なレポートが。
鴎犬鯱竜２００６　～挑戦し続ける美しさ～

▼永田裕二（NJPW）ご来場
始球式に登場の際にリリーフカーで敬礼ポーズを連発。
そして始球式での投球はフワフワと外角高目へ。
５回終了時のYMCAでは「L.O.T.T.E.オ～、ロッテ！」の「ロッテ！」の部分で敬礼ポーズをするというナガタロックYMCAという新たな融合技を披露。

　敬礼ポーズの大バーゲンですな。
　両国の宣伝もしっかりしたそうですが・・・野球ファンが明日両国に来る可能性は低い。千葉マリンで試合もあるし。

蝶野はサッカー場へ

　横浜・日産スタジアムには蝶野が登場。
横浜Ｆ・マリノスの試合前セレモニーに蝶野正洋選手が登場！ ［ NJPW OFFICIAL WEB SITE ］
　リンク先の画像見ると・・・サッカーも入ってないなぁ。

　 カテゴリ: 新日本プロレス 　2006-03-19
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オスカー・デイビットからメール

　ZERO1-MAX・BLOGの中村祥之さん書き込みから。

オスカーデイビッド ［ BLOG @ ZERO1-MAX ］

　しばらく静かだった彼がまた動き出した。ここ２．３日メールが日に５通以上来るようになった。
　アメリカは現在もバブルらしく、とは言っても株もギャンブル。彼も昨年１０月頃は数億円損したと書いてありました。だったらZERO1MAXに寄付してくれればいいのになと心の中で叫びました。

　UPWとも話し合って４月のシリーズにトム・ハワードが参戦することが決定したそうです、多分４月後楽園ホール大会はAWA指名選手がトムに決定するものと思われます。
　嫌な相手が帰ってきますがトム・ハワードはチャンピオンベルトが似合う男だと思っています。久々のプロレス参戦ですが今後もスケジュールの許す限り参戦してくれるそうなので楽しみです。

　おおっ、トム・ハワードが帰って来る。
　MMA・K-1では散々な結果・・・。

MMA全成績

　03/12/31 ●　クリストフ・ミドゥ　1R・チョークスリーパー　※Dynamite
　04/05/22 ●　ブルー・ウルフ　2R・タオル投入TKO　※ROMANEX
　04/11/20 ●　カーター・ウィリアムス　KO　※海外
　06/02/03 ●　クリスチャン・ウェリッシュ チョーク　※海外

　2月に戦ったウェリッシュは、伝説のWJ主催＆長州力プロデュース格闘技大会「X-1」に出場、佐々木健介に敗れている選手。
　そのクラスに通用しないようじゃ・・・。

　この人はホントに巧い。NOAH参戦の時はイマイチだったような記憶もあるが、ヘビー級でビョンビョン飛ぶし、複雑で見栄えのイイ関節技を山ほど持ってる。
　もう一度、プロレスでブレイクしてください。K-1ほど稼げないとは思いますが…。

靖国で再び日中戦？

　中村さんの記事には更に注目すべき情報も。

　靖国ですが相手は未定ですが酔拳・王拳聖の出場が決定しました。
　去年はタキシードのまま戦いましたが今年はどのような格好で戦うのかそのへんも注目してみたいと思います。

　中国拳法の使い手・王拳聖が1年ぶり登場！　しかも靖国。
　ホントにZERO1-MAXはコワイモノ知らずだな…。昨年は浪口にプロレス・初の敗北を喫した。今年の相手は誰か？
　明日、靖国で会見があるそうです。

※参考記事： 日中問題、プロレスは握手で和解へ（in靖国） ［ プロレス専門BLOG「ブラック・アイ」 ］

　 カテゴリ: ゼロワン 　2006-03-17
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12選手参加

　全日本・春の恒例「チャンピオン・カーニバル」、出場選手がほぼ決定。
　昨年と比較して外国人勢は寂しめながら、初参加の鈴木みのる、吉江豊が注目される。
　昨年優勝の佐々木健介は、「オレほどあのトロフィーに愛情を注いでいる人間はいないと思う。シリーズが始まったら一度オレの元を離れるが、またオレのものになるでしょう」とV2宣言。

健介がCC連覇を宣言「トロフィーは絶対渡さない」=全日本 ［ スポーツナビ ］ ぜんに 2006チャンピオン・カーニバル参戦メンバー発表！ ［ 全日本プロレス公式ホームページ ］

参戦メンバー１２選手（3/16現在）

　佐々木健介（２００５年優勝者）
　小島　聡（２００３年優勝者、現三冠王座）
　武藤敬司（２００４年優勝者）
　嵐
　鈴木みのる
　吉江　豊
　太陽ケア
　ディーロ・ブラウン
　ブキャナン
　マット・モーガン
　諏訪魔
　3/21「ファン感謝デー」にて行われる3WAYマッチの勝者（中嶋勝彦orNOSAWA論外or本間朋晃）

※2006チャンピオン・カーニバルは、　A,Bブロックの各リーグ戦で　行われます。（A,Bブロック共に６選手）　ブロックわけは後日決まり次第お知らせ　致します。　4/20代々木大会（最終戦・優勝決定戦）　で準決勝戦　・Aブロック１位　VS　 Bブロック2位　・Bブロック1位　VS 　Aブロック2位　そして決勝戦で　「・の勝者　VS　・の勝者」　で2006年の優勝者が決定致します。

　昨年はムチャクチャ盛り上がりましたが、今年はどうでしょ。ちょっとメンバーは薄くなったか。

　昨年のチャンピオン・カーニバル結果はこちら。

チャンピオン・カーニバル2005

　優勝：佐々木健介
　2位：ジャマール
　3位：小島聡
　3位：川田利明

　Aブロック
　3位：太陽ケア
　4位：嵐
　4位：ジャイアント・バーナード
　6位：近藤修司

　Bブロック
　3位：武藤敬司
　3位：ブキャナン
　3位：チャック・パルンボ
　6位：諏訪間幸平

　そうか、まだ川田もいたのか。
　ジャマール、バーナード、パルンボ、近藤が今回不参加。
　体型的には、ジャマール→吉江、バーナード→モーガンって感じw　で、鈴木みのるが川田の代わり？
　ああ、大丈夫なんだろうか。G1で毎度イイ試合を連発する吉江豊は期待してみたい。　
　最終戦は久々、代々木第2。

　なお、TARUから参戦表明のあったチャック・パルンボは、やはりWWEと契約。公式に発表がありました。

　 カテゴリ: 全日本プロレス 　2006-03-17
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実現不可能

　「新日がなぜ今、このカードを組みたいのか理解できない」。ビッグマウス・上井代表が直前になって表明した参戦キャンセル、結局はそのまま。
　代打には“王道”キングスロードのエース、宮本和志が入った。

3月19日（日）両国大会・柴田vs棚橋戦中止のお詫びと報告 ［ NJPW OFFICIAL WEB SITE ］

■お詫びと報告

菅林『昨日、この試合の責任者である長州力とビッグマウスの上井文彦氏が会談をもち、その後、深夜、私も上井氏と会談しました。カードの実現に向けて動いてまいりましたが、先方からの到底納得の出来ない一方的な話により、中止せざるを得ない状況になってしまいました。
　このカードを楽しみにしていただいていたファンの皆様には心よりお詫び申し上げます。

　長州監督が直接動いても変わらず。
　上井さんの言うことは分からんでもないが、「キャンセルのタイミングはココしかなかったか？」という疑問は残る。
　新日本側にしたら「到底納得の出来ない一方的な話」であることは間違いないんだろうが、大メジャーであった頃の新日なら、こんな仕打ちを食らうはずもなく（ブロディとか個人ならいるけど）、所属選手4・5人の団体に舐められてること自体が寂しすぎ。
　とにかく、新日本とビッグマウスはしばらく絶縁状態へ。しばらく。
　1年前にボロクソ言って出ていった柴田も今年は新日本に上がっている。もうファンは麻痺してますから。イチイチ、こういうことで感情的になってると疲れる。
　「何が起きても不思議じゃない」ってのが、悪い意味で多く使われるようだとマズイよなぁ。

新日本vs王道

　王道を名乗る団体が、あっさり新日本と交流するのは…って、もういいや。
　注目度はだいぶ落ちますがイイ試合お願いしたい。
　今回の件では実際にリングに立つ柴田・棚橋の声がなかなか聞こえてこなかった。試合内容で観客に“本音”を伝えられることはできるのか？
　3.19の棚橋vs宮本、3.22の柴田vs門馬。渦中の二人が対戦相手をリードする形になる2つの試合、これをパックとして見れば面白いのかも。

　全カードはこちら。

3.19 新日本プロレス／両国国技館
　［9＝メ］IWGPヘビー級選手権：ブロック・レスナーvs曙
　［8＝セ］IWGPタッグ選手権：蝶野＆天山vs永田＆山本
　［7］棚橋vs宮本和志
　［6］IWGPJrタッグ選手権：サムライ＆田口vs金本＆井上
　［5］SノートンvsGバーナード
　［4］真壁vs矢野
　［3］イリミネーション：ライガー＆Bタイガー＆邪道＆外道vs金村＆黒田＆非道＆GENTARO
　［2］タイガーマスク＆裕次郎vs稔＆後藤洋央紀
　［1］中西学＆飯塚高史vs長州力＆石井智宏

　棚橋の試合がセミ前なのは変わらず。

　 カテゴリ: 新日本プロレス 　2006-03-17
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KIDの保持するベルトを巡り…

　珍しくTY中継が20時開始だったHERO'S、“打倒・KID”を目標に中量級の猛者が次々に勝ち名乗りを挙げた。
　極真空手家を秒殺した所、粘って判定勝ちの宇野、カンフー着で試合に挑んだ須藤、内容に幾らか差はあるもののキッチリ結果を残すのはサスガです、と言っておく。
　では、簡単な感想つきで。
　結果はHERO'S公式HPのみで公開されています。

HERO'S［EVENT★RESULT］

3.15 HERO'S／日本武道館（8770人・満員）

　［9＝メ］○所英男（1R0分49秒　三角絞め）●池田祥紀

• 所・試合後コメント「メインのプレッシャーというか、前田さんにはそんなことを考えるなと言われたんですけど、すごいことだと思いすぎてしまって、試合に臨むまでが大変でした」
  
• 「ローキックは、足が流れちゃうくらいの強い蹴りでした。気持ちが切り替わったのは、ローキックを食らったくらいからですね。目が覚めたというか、やらなきゃと思いました」
  
• 「試合が終わった後、前田さんにリング下で手をパチンとやっていただいてんですけど、ちょっと痛かったです（笑）」
  
• 「KID戦へのアピール？　そうですね、なりました（笑）。KIDさんとやるのが、年内の目標なので。組んでもらえるのなら、僕は世界一の人とやれるので。光栄なことだと思います」

　文句ナシの完勝。メインを立派に締めてみせた。
　唯一悔いが残るのは…試合後の武藤敬司式リングイン大失敗でしょう（笑）。あれはマジでコケタんだろうなぁ。倒れたあとの「あっ！」って感じの顔が。それをスーパースローでリプレイしてくれるTBSは素晴らしい。

　［8＝セ］HERO'S特別ルール
　○須藤元気（延長判定　3－0）●オーレ・ローセン

• 須藤はカンフー着で試合に挑む（この試合のみの特別ルールによりOK)。但し、2R開始前に上だけ脱いでしまう。
  
• 須藤・試合後コメント「1Rに回転ヒザ固めを狙っていて、相手の体重が（自分の膝に）かかってバキッと音がしてしまって。やってしまったなと。正直、1Rが終わった時にどうしようかなと思っていて」
  
• 「相手が強かったのもありましたけど、試合中にケガをしたのは始めてだったので。僕の格闘技人生で、素晴らしい糧になると思います」
  
• 「今日のために道衣を着て練習していたんですけど、着ているといつもの倍は疲れるので。ライトも強くて体力を奪われました。練習の時も、いつもの倍スタミナを使っていたのですけど」

　須藤が極めきれないのに若干イライラしてたのですが、まさかケガしていたとは…。それであれだけ動くのは大したモノ。
　ちなみに、須藤元気のMMAにおける「判定勝ち」は、デビュー戦の窪田幸生戦以来、7年ぶり。勝っても負けても一本がほとんどだったんですけどね。
　ローセンはどうでしょうね？　寝技では粘ってたけど。

　［6］○秋山成勲（2R0分41秒　袖車）●石澤常光

• 石澤は素顔で登場。セコンドは藤田和之と高橋義生。
  
• 石澤・試合後コメント「意外にできるもんだなって。でも、練習している人としていない人の差が出ましたね。道衣は使ってくるなと思っていて。しょうがないでしょう。対策も、3日4日じゃ無理でしょう。これが最後の試合でも、しょうがないなとは思いますね。もう、上がるリングもないでしょう。厳しい評価というか、これじゃどこも使わないでしょう。プロレス界は追放され、K-1も追放され…。あ、されていないですか？　上がるリングがあれば、それが目標。次は、高橋君と藤田君に世話になったので、彼らのために力になれればと思います」

　うーん、だいたい予想どおり。
　積極的にタックルにいく石澤の姿勢は良かったんですが、勝てそうな場面はなかった。
　ストライカー相手だったら秒殺だったでしょうね。逆に言うと秋山の打撃は大したことない。試合後の会見では「プロボクサーにもなりたい」なんて発言もしてますけど、今の状態じゃぜんぜん無理でしょ。
　とにかくカシンは準備不足。なんつーか、今回の試合に対する立ち位置が見えなかった。「暇してたら、オファー来たから出た」ってまんま（それが普通なんだろうけど）。
　意外と石澤に感情移入して見れなかったのが残念。
　入場曲は何だったんでしょ。

ヒーリングはKO勝利

　他の試合結果はリンク先で確認を。

気になった点まとめ

• ヒーリング、グッドリッジに勝利。フィニッシュのフックは中尾をKOしたモノと同じか？
  
• 山本宜久はキム・ミンスにスリーパーで負け。試合経過読むと1Rは優勢だったようで・・・。
  
• ヘビー級はバンナの試合ぐらいしかTV放送されず。やっぱりHERO'Sは中量級が主役？
  
• リッチ・クレメンテに判定勝ちの宇野薫はなかなか良かった。彼はMAXの武田幸三のようになって欲しくないなぁ。

　全体で見ると・・・イマイチなような気もするが、メインは締まったし須藤がケガしながらアソコまで闘ったのは評価したい。でもダメか。
　もうちょっとカードを考えて欲しいもんですが…こんな感じの方が視聴率はとれるのだろうか？

　次回のHERO'Sは5月3日・代々木。須藤元気のケガの回復が気になる。

　 カテゴリ: HERO'S 　2006-03-16
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