急遽発表。
　本日のゼロワン・後楽園ホール大会での提供試合をもって、ハッスルマンズ・ワールドは終了となるようです。

若鷹ジェットはまだ諦めず

■ ZERO1オフィシャルブログ　【ZERO1 NEWS】　powered by　ZERO1: 3/2後楽園ホールファイナルハッスルマンズ：若鷹ジェット信介がコメント #zero1

3月2日（金）ZERO1　11周年後楽園ホール大会第1試合で試合を行う若鷹ジェット信介（HMW）がコメント。

　FOS中村さんが「ハッスルマンズワールド解散」を一方的に宣言した。
　言わなかったけど、敵対してても心のどこかで理解者だと信じてた。
　俺は、坂田が抜けても、山口が抜けてもやってきた。
　人に終わりは決めさせない。
　こっちだって真剣にやってんだよふざけんな！と言ってやりたい。
　中村さんが本気で言ってんなら、リングでそれごと壊してやる。
　終わらせれるもんなら終わらせてみろ。

　FOS中村
　「彼らなりに頑張ってきたとは思いますが、前回大会（2.1後楽園ホール）の試合を見てZERO1の大会にHMWの試合は不要だと感じました。思い残すことなく戦ってもらえるように今回のHMW最終戦では、崔領二選手＆小幡優作選手を対戦相手とさせて頂きます。」

☆３・２後楽園ホール大会第1試合　HMW最終試合
若鷹ジェット信介＆UEXILE　対　崔領二＆小幡優作

　うーんホントに最後かどうか。終わってみるまでは分からないでしょうねぇ。

　ハッスル活動停止後、2010年9月に「ハッスルMAN'Sワールド」として再スタート。
　2010年10月には、山口日昇代表が試合出場も腕を骨折、そのままフェイドアウト。
　若鷹ジェット信介、@UEXILEの２選手を中心に活動。
　2011年に5月に単独興行を休止。
　2011年12月にゼロワン興行内において提供試合という形で復活。

　再開して約3ヶ月で終了となってしまう。正直、「なんで終わりにできないのか、続けなければならないよっぽどの事情があるんだろう」と思っておりました。
　唐突な「終了宣言」が本当っぽくも感じるが…。

ネパールでハッスルマンズワールドがWWEを超えた？

　中村祥之氏、若鷹ジェット信介らは、2月にネパール遠征を行っています。
　これがなかなか凄い内容だったようで…。
■ネパールの力道山は実在した① [ 中村祥之のオフィシャルブログ　【夢☆なかば】　powered by ZERO1 ]
■ネパールの力道山② [ 中村祥之のオフィシャルブログ　【夢☆なかば】　powered by ZERO1 ]
　中村氏はレフェリーとしての参加。
■ネパールーJPNフレンドシップSHOW2012 [ 中村祥之のオフィシャルブログ　【夢☆なかば】　powered by ZERO1 ]

　今回僕とジェットの目的は数年前にネパールで起った「暴動」とは違った意味でお客さんを怒らせること。日本のプロレスを持ちこむというより「ハッスルマンズワールド」を持ちこむ事だった。試合の内容や結果は若鷹ジェットやボディガ―選手（大阪プロレス）のブログで確認できます。
　周囲には「暴動になるぞ、危ないから止めておけ！」と言われましたが僕らにはネパールの人をコントロールしてみせる！という覚悟があった。もしもの時は軍や警察の警備に託す。記者会見の時からその意思は固まっていた。
　試合後ネパールの人々に囲まれ、試合中ペットボトル（中身は空）やお菓子の空き箱なんかは飛んできた。もちろんリングサイドから椅子を投げようとした人々もいた。でも結果椅子は１つも飛んでこなかった。大ブーイングを浴び、結果ヒマラヤンタイガーに最高のオーディエンスが贈られた。
　今回するべきことは全てやった。これ以上やったら「暴動になる」寸前まで。これは予想通りだった。何度も海外で試合を視察した勘だけが頼りでしたがジェットもボディガ―さんも予想以上のパフォーマンスをした。
　2日目の試合が終わった後、地元TVや新聞記者から囲まれ笑顔で「GOOD JOB、THANK YOU！」皆から言われ握手を求められた。そして「こういったプロレスを待ってました、明日ワカタカ（JET)の試合をダブルメインイベントとしてやってほしい」と地元TVのプロデューサーから直接言われた。もちろんそれは「ヒマラヤンタイガーに聞いて下さい」と答えた。そして最終日、負け続きのジェットの試合がダブルメインに抜擢され、最高のブーイングを浴び地元ネパールの選手に敗れた。結果ジェットは4戦4敗。リング内で彼の手を上げることは一度も無かった。
　最終日の最終試合は「ヒマラヤンタイガー対マッチョサムライ（ボディガー）」の王者決定戦。もちろん悪の限りを尽くしてボディガ―にベルトを持ちかえらせようと試みた。結果惜敗。

　試合後チームJAPANは3人ともコーナーで表彰式を見守った。負けて悔いなし、ボディガー選手は試合後コーナーで涙をこらえていた。僕に向かい「最高です、プロレスって凄いですね」そう呟いた。
　大阪プロレスとは全く違うプロレスを強いられストレスもあったと思う、しかし最後まで僕やジェットの言うとおり、そして最後は僕らの予想以上の戦いをしてくれたマッチョサムライ。

　表彰式の途中ヒマラヤンタイガーから健闘を称えられ、ベルトを贈呈された瞬間観客は総立ちでマッチョを称えた。そして僕とジェットの仕事も幕を閉じた。
　控室に戻ると多くのマスコミでごった返していた、報道というよりマスコミ自身が記念撮影を繰り返していた。僕は外に逃げて休憩。前の2日間ではネパールの人々が血走った目で追いかけてきた。でも最終日が終わった後の人々の顔は間違いなく最高の「笑顔」だった。僕らは大きなお金を寄付する力はない、でも停電や貧困毎日ストレスと戦っているネパールの人々を1日だけでも笑顔にすることは出来ました。TVプロデューサーが試合後「ありがとう、今日はWWEを越えた」意味は定かではないが笑顔でそう言ってくれました。

　「ハッスルマンズワールドを持ち込む」の意味は実際見ないと分かりませんが、観客の喜怒哀楽を引き出すというのは、プロレスにとって一番大事なこと。
　ネパールでの成功が、逆に区切りをつけるきっかけとなった？
　全ては本日の後楽園で明らかになる。

＜参考記事＞
■ 2012年02月のブログ｜日刊ジェット2
■ 2012年02月のブログ｜TheBodyguard オフィシャルブログ 「The Bodyguard’s Diary」 Powered by Ameba
■ ZERO1オフィシャルブログ　【ZERO1 NEWS】　powered by　ZERO1: 3/2後楽園大会「当日券」＆対戦カード #zero1

　 カテゴリ: ハッスル 　2012-03-02
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　ある意味、ハッスルを終わらせた男と言えるかもしれない“ＲＩＫＩ”の話題が久々登場。

■ 竹内 力 の双子の弟・RIKI ドン・キホーテのテーマ曲をカバー! ［ mu-mo エンタメニュース ］

　2009年の1stアルバム『全国制覇』がロングセールスを続ける、竹内 力 の双子の弟!? RIKI(アールアイケーアイ リキ)待望の新作！
　今作は誰もが一度は耳にしたことのある1970年代～90年代の往年のCMヒットソングを中心に、RIKIが男気全開で贈る魂のカバーアルバム! その名も『男唄』!!
　リード曲「完全無欠のロックンローラー」(アラジン / 1981年)をはじめ、「め組のひと」(RATS & STAR / 1983年)、「情熱の薔薇」(THE BLUE HEARTS / 1990年)、「BRIDGE～あの橋をわたるとき～」(HOUND DOG / 1992年)、「燃えろいい女」(世良公則＆ツイスト / 1979年) etc.といった日本を代表する男唄の名曲たちがRIKIの歌声で2010年によみがえる！
　また、会員数10万人以上！ No.1ヤンキーモバイルサイト「ヤンキー夜霧死苦！」にてカバー曲を一般公募し、ファンの声がもっとも多かった「一番星ブルース」(菅原文太 / 1975年)も収録。
　DVDには、「完全無欠のロックンローラー」(Music Video)、初の映像商品化となる「タイガー & ドラゴン 大阪挽歌」(Music Video)、「完全無欠のロックンローラー」(Making)という内容をコンパイル。
　さらに、初のカバー！ あの「♪ドンドンドン ドン・キー」でおなじみの「Miracle Shopping ～ドン・キホーテのテーマ～」を1曲ボーナストラックとして収録した[ドン・キホーテ SPECIAL EDITION]も同時リリース!!
　この[ドン・キホーテ SPECIAL EDITION]は初回生産限定盤のみとなり、「ドン・キホーテ」でのみ購入可能!!

　ドン・キホーテとのコラボ。ハッスルからドンキとは、格闘技技系と縁があるんですねぇ。
　いっそ、ＳＲＣの制圧を狙い新軍団でも結成してみては？　チーム朝青龍と合体すれば凄い話題になるけどなぁ。・・・話題には。

　ＣＤはなかなか楽しみ。「タイガー＆ドラゴン」聞いてみえぇ。


※お知らせ
　本日のブログ更新はコレのみで終了。
　すいません。
　週間プロレスニュースランキングは明日が締め切りです。
　

　 カテゴリ: ハッスル 　2010-07-23
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　しぶとく生きるハッスルが公開練習。
　姿を見せた新マスクマン、正体はく、草間さん！

「最高齢のハッスラーとしてギネスに申請します」・・・？

■ 謎のマスクマン“CEO”参上！　草間政一CEOが7・10『ジェッツ1』でプロレスデビュー!! ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ］
　東スポに大きく報道されていました。
　「？」とか「！？」はついていない。

　ハッスル初のスピンオフイベントとなる7・10『ジェッツ1 ～Road to HUSTLE～』（西調布アリーナ）で、草間政一ハッスルCEOがプロレスデビューすることが明らかとなった。15日午後、都内・ZERO1道場に姿を現わしたのは、CEOなる謎のマスクマン。颯爽とリングに上がったCEOは、ザ・℃を相手に早速スパーリングを始めると、巧みなレスリングテクニックで℃を翻弄。さらに、CEOはコーナー最上段に上ると、「行くぞ、ノーヘアー！」と叫びながら、横たわる℃めがけて強烈なダイビングフットスタンプを投下し、最後は長州力ばりのサソリ固めを決めて、℃からタップを奪ってしまったのだった。

何から何まで謎すぎるCEOだが、よく見るとマスクのてっぺんからはみ出しているのは特徴のあるハゲ頭……そう、このマスクマンの正体は、かつて新日本プロレスで社長を務め、5・30『坂田“ハッスル”亘～第二章～』（後楽園ホール）で勝手にCEO就任を発表してしまった草間政一氏ではないか！

草間氏と言えば、習志野高校レスリング部時代に個人＆団体の両部門で県チャンピオンに輝いた実績を持ち、全盛期にはベンチプレスで140kgを軽々と持ち上げてしまうほどの力自慢としても知られる存在だった。還暦寸前の59歳とは言え、未だにその実力は衰え知らずの草間氏。この日も、スパーリング終了後に「シー！　シー！」と声を発しながら、℃が持つパンチングミットに豪腕パンチを打ち込むなど、総合格闘技にも対応できるほどのポテンシャルをアピールした草間氏いやCEOは、「本来、CEOは経営だけを見ていればいいけど、ハッスルではそうはいかない。リングの上でも私がお手本をお見せしますよ。今年のプロレス大賞MVPは私がもらいます」とビッグマウスを炸裂させていた。

　「ＣＥＯ」なるマスクマン現れる。どこから見ても草間さん。公式サイトも断言。
　でも、覆面を脱いでいないのは若干気になる。本当にデビューとなるのか。

　草間氏のブログを読むと、確かに毎日トレーニングはしているようだ。
■ 草間せいいち公式サイト

2010/06/16
ということで、今日もランニング５キロ、腕立て伏せ１００回、腹筋１００回をこなしました。疲れるね？

　59才でそれだけできれば大したもの。
　もちろんプロレスでどうかは別ですが。

　参戦決定の大会はコチラ。

ハッスルスピンオフイベント第1弾ー若鷹ジェット信介プロデュースー『ジェッツ1～Road to HUSTLE～』
■日時：平成22年7月10日（水）　午後6時開始
■場所：西調布格闘技アリーナ
■チケット料金：全席自由　前売り2,000円、当日2,500円
※参加選手：若鷹ジェット信介、ニセHG、CEO、他

　若鷹ジェット信介プロデュースのスピンオフ大会。
　草間さんのデビュー戦は西調布格闘技アリーナで行われることに。
　そんなに大きな箱でないところがまたなんとも・・・。

　草間さんを見ていると“プロレスの持つ魔力”の恐ろしさをつくづく感じます。
　学生時代にレスリング部だったとはいえ、新日本社長就任時はそれほどプロレス好きというイメージはなかった。新日本もプロレス村外の血を入れるために草間さんを呼んだはず。
　それが年数重ねる度、東スポで目立つようになり、ハッスルではＧＭとしてスポットライトを浴び・・・気がつけば完全に“プロレス者”と化していた。
　そしてついにはプロレスラーデビュー？
　プロレスの魔力は恐ろしい。ケガしないでね。

　草間氏デビューに関してはこんな話題も。

　この件に関して、山口日昇ハッスルエンターテインメント代表は「彼はできます。最高齢のハッスラーとしてギネスに申請します」と早くもその実力を評価し、対戦相手の検討に入ることを示唆。はたして、59歳7ヶ月の遅れてきた超大物ルーキーCEOは、プロレス界に旋風を巻き起こすことができるのか!?

　「突っ込んでください！」とばかりの記事。
　あえて「ハッスラーがギネス」のところはスルー。
　私は「最高齢のハッスラー」の部分にツッコミを入れる。
■ ハッスルマニア：メーンハッスル ［ スポーツナビ｜格闘技｜速報 ］

▼メインハッスル
　グレート・ムタ、ボノちゃん vs “モンスターＫ”川田利明、川田父（７３歳）

　川田さんのお父さん、73歳でデビューしてますが・・・。
　この試合の川田パパは、毒霧を食らい途中で脱落。最後まで闘っていないから未公認ってことですかね。
　どちらにしてもギネスの話題は2度と出ない気がする（笑）。
　川田パパは何してるんだろう。麺ジャラスＫで会えるかなぁ。

あの「ＷＰＦ」が動き出す・・・

　今後のハッスル系イベントの予定。

ハッスルスピンオフイベント第1弾ー若鷹ジェット信介プロデュースー『ジェッツ1～Road to HUSTLE～』
■日時：平成22年7月10日（水）　午後6時開始
■場所：西調布格闘技アリーナ
■チケット料金：全席自由　前売り2,000円、当日2,500円
※参加選手：若鷹ジェット信介、ニセHG、ＣＥＯ他

『Euro Vintage Action 「序」～発進！～』
■日時：平成22年9月8日（水）
■場所：新宿FACE
■チケット料金：ヴィンテージ席（テーブル席） 6,000円、S席 5,000円、A席 3,000円
■チケット発売日：7月11日（日）ZERO1後楽園大会より先行発売
※出場予定選手：田中将斗、柿沼謙太（以上、ZERO1）、ジョー・レジェンド（ドイツ）

『ハッスルMAN'Sワールド』旗揚げ戦
■日時：平成22年9月10日（金）　午後7時開始
■場所：新宿FACE
■チケット発売日：7月11日（日）ZERO1後楽園大会より発売
※参加選手：坂田“ハッスル”亘、他

『ハッスルMAN'Sワールド』第2回大会
■日時：平成22年10月27日（水）　午後7時開始
■場所：後楽園ホール
※参加選手：坂田“ハッスル”亘、他

　「ハッスル」は「ハッスルMAN'Sワールド」という名前で本格的に活動再開。
　一方で中村カントクがハッスルから離脱、Euro Vintage Action＝ＥＶＡなる新イベントを立ち上げ。
　9月8日・10日はハッスルとＥＶＡで興行戦争となる。

　また、これはZERO1の話題となるかもしれませんが、ＷＰＦのオスカー・ディビッド氏が怪しい動きを見せてる。
■ オスカーディビッド氏がZERO1道場に出現 ［ ZERO1オフィシャルブログ ］

スタッフ：行方が分からなくなってから約１年半、何をしていたのですか？

OD：ドバイでのビジネスに失敗して本当に苦労したよ。レスリングの事は気になっていたけど・・WPFメンバーにも迷惑かけた。

　かつてZERO1を買収した団体。
＜2009年2月23日＞
■ ＺＥＲＯ１活動休止の危機　ＷＰＦへ身売りか　大谷ら所属選手は徹底抗戦「活動休止するつもりはありません」 ［ スポーツナビ ］
　そう言えば石油関係のスポンサーってどうなったのかな？
■ ZERO1に一流企業スポンサーがついた！ / ニュースクリップ ［ プロレス専門BLOG：ブラックアイ２ ］
■ 「インドネシアの土地3000坪」をZERO1が抽選で10人にプレゼント～3．15後楽園大会 ［ プロレス専門BLOG：ブラックアイ２ ］
　まぁ、1年で世界情勢も激変しましたからね・・・。

　 カテゴリ: ハッスル 　2010-06-17
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　発売中の「週刊プロレスNO.1527」と「kamipro 147」に掲載されている中村祥之氏インタビューが話題です。
　黒の中村カントクとして5．30ハッスルで試合もすることになった中村氏だが、その話題以上に、過去のハッスルとZERO1の関係について触れた点が興味深い。
　週プロ、kamiproと、もちろん個別にインタビューしているはずですが、一部発言の内容が重なっています。
　kamiproの方が掲載ページ数が多いこともあるので（週プロで伏せ字になってる選手名がkamiproではそのまま出ていたりもした）、重なった部分はkamipro中心で引用しつつ、発言内容を検証。

なぜハッスルとZERO1は別れたのか

　2008年上半期ごろから、“ハッスルあちち”大谷晋二郎やモンスターＫダッシュ・佐藤耕平がハッスルに参戦しなくなる。
　週刊プロレスによると「2008年1月に提携の契約が3月で切れる」ことに関しハッスルからゼロワンに相談があった。
　2007年12月31日には、初めての大晦日ゴールデンタイム放送を行っている。
■ インリン様が家族愛で感動勝利 新たな化身・高田将軍が出現　池谷幸雄が白星デビュー　ミルコ、ほしのあき、有田総統がサプライズ登場 ［ スポーツナビ｜格闘技｜速報 ］
　ジャイアント白田、池谷銀牙などを投入、ミルコがアイテムとして登場し金村キンタローをホントにＫＯ、そして最初で最後の高田将軍。
　外からはイケイケに見えた時期。
　そのあとすぐにゼロワンと話し合い。

　島田裕二よりゼロワンとハッスルの契約見直しを求められる。
　島田裕二「2年ぐらいZERO1にもある程度のお金を払ってきたし、周りからなんでZERO1にそんなお金払わなきゃいけないんだという声が上がっている」
　「ある程度のお金」と言ってもゼロワン全体で天龍・川田、一人以下の額だった。
　見直し後の提示額は前年度の約3分の1（６０％減）。
　大谷晋二郎社長の判断でハッスルとの提携は終了。
　ゼロワンの経営が苦しくなるのは分かっていたが大谷の「もっと頑張ればいいじゃないですか」のひと言で決断。

　一番の問題は、インリン様の旦那となったZERO1社員のこと。
　「社員をとるかハッスルをとるかの選択です」と言われ、理不尽に思いながらも元社員を守ることを決断。

　2008年4月13日代々木第2大会、結婚報道されたインリン・オブ・ジョイトイさんは、インリン様でなくインリンさんとしてハッスルに登場。
■ サップ、坂田を再び病院送りに 栄子夫人は絶句、初登場インリンさんが交際報告「公私ともにハッスルします」 ［ スポーツナビ｜格闘技｜速報 ］
　この興行前後あたりからZERO1勢の名前がカードから消え始める。確かに恋人問題がキッカケにはなっているようだ。「社員のクビ」と提携を天秤にかけるというのもヒドイ話。
　ただ、島田裕二氏がZERO1に契約見直しの相談をしたのは恋人報道前の1月なわけで、やはり“お金”の問題も大きかったのではないかと思われます。
　何にしても「元社員を雇っている間はすんごい意地悪をされました」とのことで・・。

ZERO1離脱後のハッスル

　以下は週プロから。

　中村氏「それまでのハッスルは合議制で10～15人の会議を週に30時間ぐらい積み重ねて大会を創りあげていったんです。そこにプロレス畑の人間がいなくなったから、みんな楽な方向に行っちゃったんでしょうね。プロレスラーがハッスルの中でプロレス組合みたいな感じになって（略）」
　ZERO1との提携が解除したあとの08年5月に最大の功労者と言われるインリン様も離れ、ファイティングオペラ路線から急転換。7月からハッスルＧＰという勝敗を競い合うシングルトーナメントを開催。それまでは業界に背を向け突っ走ってきたことでファンの指示を得てきたハッスルだが、いつの間にかプロレスとの協調政策へ移行していった。
　その中でハッスル首脳部の意向と選手達の意識には大きな隔たりがあったようだ。少し前まではそういった溝をゼロワンが埋めていたが、その頃は橋渡し役的な役目を果たせるプロレス側の人間がいない。そうなれば、どうなるか。リング上で闘うのはあくまで選手なので、その意向が強まるのは必然。結果として首脳部が選手達を完全に統制できないようになっていったのだ。

　08年の下半期は「ハッスルＧＰ」を開催。
　これがホントにつまらなかった・・・。中途半端なプロレスを見せられ続けた。
　レスラー側の意見が強くなりプロレスで勝負する・・・。
　しかし実際には決勝戦の川田利明パパ劇場が大ウケ。ハッスルのファンが何を求めていたかは分かったはずなんだが。

ハッスル後楽園ホール大会中止の日・・・

　話は飛んで09年の後楽園ホール大会前日中止について。
　関係ないはずのZERO1が独自で動いていた。

　ハッスルが後楽園ホール大会を中止するとの噂を聞き、プロレス業界のイメージが悪くなるのを心配。
　大谷晋二郎に「ギャラはでないがウチの選手を出して興行だけは成立させませんか？」と頼む。大谷は若い選手全員に「コスチュームを用意しておけ」と指示。

　中止となった後楽園ホールの払い戻し受け付けに、沖田リングアナが勝手に行き、ＫＧらと共に頭を下げた。
　そのとき山口代表は後楽園ホール内に軟禁されていた。

　捨てられたゼロワンが無償で助けると申し出。ハッスル側は興行をしても赤字になるのが分かっていたので「とにかく中止する」と、それを断ったそうです。

■ ハッスラーが後楽園ホールでファンに大会中止を直接謝罪　［ kamipro.com ］
　沖田リングアナがいたことは当時報道されていましたかね？　画像を見ると確かにいます。

　引用はここまで。
　このほか、kamiproでは「崔領二引き抜き」「ハッスル道場引越」など、週プロでは中村祥之氏が次回大会で注目する選手などについて語っています。
　興味深い話が山ほどあるので購入してご確認ください。

　これを読んでゼロワンを応援したくなったという人が多いのも頷けます。
　ハッスルだけに限らず、過去にゼロワンはいろんな団体や選手を救済している。
　そして、今は復活ハッスル、ですか・・・。


　正直、私個人としては、ハッスルに対し全然割り切れておりません。
　「ハッスルはこれだけヒドかった」という話が出てくる度、自分でも驚くぐらいガックリくる。なんなんだか。

　 カテゴリ: ハッスル 　2010-05-29
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　ハッスルが形を変えて再出発。
　興行は坂田ハッスル亘と山口代表の謝罪から始まった。

坂田「オレは一生ハッスルし続ける」

　試合の結果は以下で確認を。
■ 2010年4月30日 坂田“ハッスル”亘～審判の日～ ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ］
■ 坂田“ハッスル”亘、山口日昇代表の試合後コメント ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ］
■ 「一生ハッスルする!」再興第一歩に坂田が涙の誓い　元ＷＷＥのＦＵＮＡＫＩが来場、今後の協力を約束 ［ スポーツナビ｜格闘技｜速報 ］
■ ドン底からの出直し！ 坂田と山口日昇はリングで何を見せたのか ［ kamipro.com ］
■ みそぎマッチでボロボロになった坂田と山口代表。審判の日に坂田が出した結論は「絶対にハッスルを潰さん！」 ［ バトル・ニュース」 ］

■ハッスル「坂田ハッスル亘～審判の日～」
4．30　後楽園ホール　（1322人）

▼第1試合
　○ナットーマン・ザ・グレート（11分54秒　ラムジャム→体）●ロボットマン
▼メイン：ハンディキャップさらし者マッチ「いい日旅立ち」　山口日昇vs.黒の中村カントク率いる「Ｂｕｓｔｌｅ軍」
　○ジョー・メガロン、ブラック・ジョーカー、LOCO、MOCO（20分13秒　罰ッスルボム→体）●坂田ハッスル亘、山口日昇

■坂田亘：試合後マイク
　泣きながら「オレはまだ死んでねえぞ。オレが死んでねえってことは、ハッスルは終わってねえんだよ。いいか。訳あっていなくなったヤツらのことを何も言う気も権限もねえ。でも、こんな状況のオレや山口にも、大谷や越中さん、新しい仲間がいる。そして何より、今日、会場に来てくれたお客さん、ファンの皆さんがいる限り、オレは１人になったって、どんな壁が来たって乗り越えてみせる。オレは一生ハッスルし続ける。山口もけっして無責任な男じゃないんです。命をかけてリングに上がったと思います。あとはこれからのアイツの行いをどうか見てやってください。今日はこんな形のイベントになってしまいましたが、胸を張って言う。現時点でオレに出来ることは、これがハッスルだ。だからオレは絶対に負けない。だからオレはファンの皆さんを裏切ったりするような終わりは絶対にしない。だから、今日はオレと一緒に、オレとハッスルのためにハッスルポーズしてください」。

　結局、山口代表は試合をしました。
　柔道着で登場。画像を見る限り、身長が高いので思ったより弱々しくは見えない。しかし結果はやはりボコボコ。
　山口代表は腕を骨折したそうです（ホント？）。

　私は見てないので何とも言えませんが、観戦記やTwitterを読む限り…微妙な感想が多いですね。
　「一生ハッスルを続ける」と坂田亘が宣言したのですから、今後は「坂田＝ハッスル」、その生き様を見せる場所となっていくのか。
　過去と比較するのはこの日で止めた方がいいかも。まぁ見てない私に言う資格ないのですが。
　次回大会は5月30日後楽園ホール大会で正式決定。

小池栄子が観戦

　こんな情報も。
■ Twitter / kamipro

　ガンツです。ハッスル後楽園でジュンときたのは、バルコニーで一人坂田を応援する小池栄子さんの姿。ストーリーとは関係ない妖精さんに救われた気がします。

　旧ハッスル時代もＶＩＰ？の方がバルコニーで観戦することは多かった。
　しかしやっぱり後楽園のバルコニーと言えば高田総統を思い出す。
　新たな象徴として「妖星さん」が登場してくれれば万々歳なんだが、小池さんも芸能事務所に所属してるだけにまず不可能。
　それでも、「ハッスル＝坂田亘」となるなら、そこに小池さんがいないことは不自然のようにも思う。
　しっかし、こんな夫婦を離婚危機とかよく言えたもんだ！

　 カテゴリ: ハッスル 　2010-05-01
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