ブラックアイ2
プロレスとカテゴライズされる可能性があるモノを追い求め、ニュース・情報を紹介。だいたい毎日更新。
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Nucleus CMS v3.70
2017-08-29T14:39:07Z
sugi
2017-08-29T14:39:07Z
2017-08-29T23:39:07+09:00
「プロレス専門ブログ・ブラックアイ2」は終了しましたが、新たに「プロレス専門ブログ・ブラックアイ3」を新設、更新を行っています。
以下のリンクからどうぞ。
↓↓↓
プロレス専門ブログ・ブラックアイ3
宜しくお願いします。
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http://beye2.com/:1:35036
sugi
2017-08-17T12:53:40Z
2017-08-17T21:53:40+09:00
「プロレス専門ブログ・ブラックアイ2」は、この投稿をもって更新を終了させていただきます。
既に更新休止状態で、今更お知らせする必要もないのですが…一応。
更新終了を宣言しなければならなくなった最大の理由は、ブログツールです。
「ブラックアイ2」で利用しているサーバー・インストール型のブログ作成ツールは、数年前に開発が終了してしまっています。その後も最低限のサポートは行われているのですが、ブログツールに使われている【プラグイン」は、一般の方が無償で製作・サポートされていたものがほとんどで、このプラグイン関連が怪しげな動きを見せ始めています。私の手に負えない状況にいつなってもおかしくありません。
なので、このブログの更新終了を決めるに至りました。
ツール自体、使いやすくて何の問題もなかったのですが…WPにしておけば良かったんですかねぇ。
と言うわけで終了です。
毎日いじっていたブログなので思い入れは相当あります。まぁでも仕方ない。先に進みます。
なお、ブログの記事はブログツールが死なない限り、そのままにしておきます。
余裕があれば移行も考えています。簡単に行こうできる方法もあるのですが、このブログに関しては私がツールをいじりすぎたため、移行したところで正しく表示されない気がしているのですよね…。人気のあった記事を手動で移動するような形になるかもしれません。
「ネット・プロレス大賞・公式サイト」も、同じツールを使用し作成されています。こちらは何とか新サイトを作り移行したいと思っています(いつになるのか…)。
皆様、長い間ありがとうございました。いろいろご心配もおかけしました。感謝しています。
これにて「プロレス専門ブログ・ブラックアイ2」は終了です。
最後の最後に、お知らせです。
リンク先へどうぞ。
■プロレス専門ブログ・ブラックアイ3」、"仮”スタートのお知らせ
↑↑↑ ↑↑↑
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http://beye2.com/:1:35033
sugi
2017-02-11T16:11:43Z
2017-02-12T01:11:43+09:00
プチ鹿島さん著「教養としてのプロレス」は、2014年8月に初版、2016年7月に文庫版、その後電子書籍版も発売されています。
プチ鹿島さんには大変影響を受けていますので、発売時より大変気になっていたのですが、諸事情あって電子書籍化されたことで読めることに。それにしたって感想遅い、申し訳ない。
気づきと共感からくる喜びが次々に…
「教養としてのプロレス」は、「プロレスを通して物の見方を知る」本。プロレス本ではないと書かれていますが、逆に読んでいけば「プロレスが何なのか」のヒントが山のように見えてくる本でもある。私にとっては「プロレス」そのものを語る、ド真ん中のプロレス本でもありました。
読み進む度、気づきと共感からくる喜びが溢れてくる。メジャーとは呼べないジャンルだからこそ、共感できた喜びはハンパありません。
[第8章 無駄なものを愛す」は何度も読みました。
1991年、立花孝志氏が「世の大多数の人にとってどうでもいいことである」とプロレスを指して語ったことに対し、大ショックを受けつつも「その通り」と認めたうえで、無駄なものがあってもいいじゃないか、無駄なものを見ていたからこそ得られるものもある。グレーゾーンがなくなりつつある社会を見るに、無駄なものがない世界が本当に正解とは思えなくなってくる。
この章では「プロレス」を表現する意味でこんな例えも出てくる。
コップ1杯の水を持って運ぶとしたら、たいていの人は七分目ぐらいに水を入れてゆっくり運ぶだろう。しかしプロレスラーとは、水をタプタプに満杯に入れたコップを全力で運ぼうとする人種なのだ。
水をこぼさない技量は間違いなくあるのだが、こぼしてしまう可能性がゼロではない。命懸けなのだ。
読み続けるなか、プロレスを見ていることがどんどん誇らしく思えてくる。自分が「UWF」や「マッスル」を見ていた感覚に似ている。
しかし、文庫版で追加された「文庫版・後書き」でひっくり返される。
「文庫版後書き 教養としてのプロレスを疑う」。
でも大丈夫、プロレスが多重構造なのは重々承知。
でも、この本でプロレスに関しての見方・考え方を完結させてしまったらそれも思考停止なのである。
「プロレスを見る」とは、「プロレスとは何か」を考えることでもあります。ボンヤリと答えのようなものが見えても、プロレスそのものが時代によって変わり続けているのだから、最終的な答えはどこまでも出てこない。でもたくさんのヒントは頂きました。
本の中では、物事を「点」でなく「線」で必ず見ている。
「第13章 ファンタジーはリアルの上位概念である」、ファンタジーの住人、アンドレ・ザ・ジャイアントを中心として、線で見ることでプロレス界の流れを読む。他の話も含め大変面白い章でした。
しかし「プロレス」という線はまだまだ続いているわけで、新たな見方も生まれているでしょう。
要は何が言いたいか。
続編が読みたい。
文庫版後書きに書かれているように、この本は、プチ鹿島さんが少年時代より抱き続けたコンプレックスとの闘いが中心。
私は「2000年前後を境にプロレスは変わった」という持論があるのですが、その新しくなったプロレスを考えるモノも読みたい。
「時代の転換はプロレスで確認できる」。
プロレスが変わった理由には世間の変革も間違いなくある。そこにスポットをあてたモノの見方。
前述した立花孝志氏の発言は、今ならば「田舎のプロレス」級の大炎上でしょう。
できればチャレンジを…。
最後に、本の中で「弱者」という言葉が多く使われていたのは、個人的に響いたというか、自信がついた感じです。プロレスファンで良かったな、と。
あと、プロレス以外の教養や知識も必要だと改めて思ったりしました。
今後、本を買われる方には「付録」のある「文庫版」か「電子書籍版」をオススメします。
値段もお手頃。
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http://beye2.com/:1:35008
sugi
2017-02-03T12:38:00Z
2017-02-03T21:38:00+09:00
ボチボチとやっていくかもしれないし、そうでないかもしれない。
AJスタイルズvsジョン・シナ < オカダvsケニー
1/4の「オカダ・カズチカvsケニー・オメガ」の評判が凄いですね。
実際、壮絶な一戦でした。
ケニーは「この試合で完全にトップのポジションを獲得してやろう」という意気込みで闘っていたように感じました。後頭部・背中への一点集中、度肝抜かれた空中弾、説得力抜群の荒技、更に新日本流とも言えるフィニッシュ前の切り返し合戦。いろんなモノを“プラス”して生まれた名勝負。圧倒されました。
そして約1ヶ月絶った1月末、またも子の試合が話題となっています。
WWEのPPV「ロイヤルランブル」で行われた「AJスタイルズvsジョン・シナ」に対し、オカダ・カズチカが「オカダvsケニーのほうが上」的ツイート。
ロイヤルランブルのタグ付きですからねぇ。
更に、新日本ワールドが「オカダvsケニー」を1週間限定で無料公開すると英語でツイート。「見て判断してね」ということ。自信がありますな。
この件に関してはケニー・オメガもツイートしています。
今は試合を比較するのが難しい時代。団体が違えばもっと難しい。「ネット・プロレス大賞」に参加してくれている方も、そう感じるでしょう。
差をつける基準は個人によって違う。今のプロレスは様々なスタイルがあります。
オカダ選手のツイートに関しては、アメリカ進出への本気さが出たものと思っておきます。
中邑真輔vsボビー・ルード、リマッチしてくれ!
AJスタイルズvsジョン・シナが行われた前の日、アメリカではNXT特番「テイクオーバー」が行われました。私もWWEネットワークでライブ観戦しています。
この大会のメインで行われた「中邑真輔vsボビー・ルード」が大変に興味深い内容でありました。
「中邑が2度目のNXT黒星、ベルトを失う」というニュースが先行してしまっていますが、その内容もなかなかのもの。
お互い技数がひじょうに少ない試合だったのです。じゃあ地味かと言うと、派手ではないがしっかり興奮はさせてくれる、そんな試合。
ボビー・ルードは今時珍しいフレアーやニックボックウインクル的な小ずるい技巧派。出した技は、フィニッシュのグロリアスDDT以外だと3~4種。ダブル・アックスハンドルとかスパインバスターとか、ロープ足乗せエビ固めとか。
中邑は元々それほど技が多いタイプではない。そしてルードとは真逆の“ストロング・スタイル#。でも試合は大変盛り上がりました。
チャントに夢中の面倒臭いタイプの客が、徐々に試合に集中していく。
とにかくルードはスカしまくる。
こちらの動画でルードの「キンシャサ封じ」が見られます。
ダウンして立たない(笑)。でも、この時の中邑が最高なんですよ。全身から「イラだってるぞ」の感情が見えてくる。日本じゃここまでやらないでしょうね。
ルードの小ずるい攻撃は止むことを知らず…ついには中邑がプッツン。ストンピングでボッボコ。これは燃えますねぇ。ちょっと僕の大好きな「天龍源一郎vsランディ・サベージ」を思い出しましたよ。天龍のチョップ連打が中邑のストンピング。
真逆ながら互いのキャラを100%生かす試合ぶり。噛み合ってないようでハマリまくってる。表情やアクションも利用し、観客を手のひらに乗せていく。
根底にしっかりとした技量があるからこそ。
最後はご存知のように中邑が膝を負傷。そこを狙われ大失速、敗れてしまいました。結果と井に、好勝負が途切れてしまったのが残念。でも、中邑がベルトを失う形としてはアリかな?と数日経って思えてきました。
とにかく、怪我まではWWEでも最近はあまり見られない渋いけど興奮できる名勝負だったと思います。ちょっと実現するかは微妙ですが、リマッチのときには「年間ベストバウト級の試合が見られるかも」と本気で期待しています。
壮絶さが大きな売りの「オカダvsケニー」とタイプが違うからこそ勝負ができる。1/4に関しては「リスクが高すぎる」という声も出ています。まぁ中邑も怪我しちゃったわけですが(笑)、リマッチが無事に終わったらということで。
「2017年のベストバウトはもう決まり」なんて言われますが、スタイル次第、やり方次第、見る側の受け取り方次第ではまだまだ分からないといううことですよ。
そんなの当たり前のことですって? そうです、でもあまりにオカダvsケニーが“当然”のように推されるので、ちょっと言っておきたいな、と思ったわけであります。まぁまだ11ヶ月ありますしね。
もちろん、「オカダvsケニー」がベストバウトになっても全く問題な いのですよ。
今の時代、YouTubeで数分見ただけでも「スゲエ」と思わせる試合も必要でしょう。新日本の海外戦略を考えれば、WWEで絶対できないような死闘をプッシュするのは正解。でも個人の評価はいろいろ。
最終的に何が言いたいかというと…2017年も「ネット・プロレス大賞」よろしくね!ということです(笑)。
結果予想が難しくなるほうが参加するのも楽しいですよね。
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http://beye2.com/:1:35003
sugi
2017-01-19T10:11:24Z
2017-01-19T19:11:24+09:00
■ネット・プロレス大賞2016、全結果| ネット・プロレス大賞:公式サイト
■MVP:内藤哲也(新日本プロレス)
■最優秀試合:8/13 両国国技館 ケニー・オメガ vs 内藤哲也
■最優秀タッグチーム:関本大介&岡林裕二 (大日本プロレス)
■最優秀興行:1/4 新日本プロレス・東京ドーム
■新人賞:橋本千紘 (センダイガールズ)
■最優秀団体:新日本プロレス
■最優秀プロレスを伝えたで賞:新日本プロレスワールド]]>
http://beye2.com/:1:35001
sugi
2017-01-15T12:32:16Z
2017-01-15T21:32:16+09:00
お待たせしました、以下の日時にTwitterで先行発表します。
2017年1月17日(火) 20時開始
■ハッシュタグ #npwa2016
結果の詳細は17日の深夜に「ネット・プロレス大賞公式サイト」へupします。
これはアクセスが集中することを避けるためです、ご理解ください。
さて、結果発表のページを早く作らないと・・・。間に合うのだろうか。
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http://beye2.com/:1:34967
sugi
2017-01-05T12:22:00Z
2017-01-05T21:22:00+09:00
今年もやってます、「ネット・プロレス大賞2016」、私の投票を書いておきます。
その前に告知を。
ファン投票で決まるファン主催のプロレスアワード、「ネット・プロレス大賞2016」の投票受け付け中です。
詳細→ 「ネット・プロレス大賞2016」、投票受け付け中| ネット・プロレス大賞:公式サイト
締め切りは1月6日23時59分頃’(実際は翌朝までOK)。
正直言って今回は投票する方の出足が遅く、大変ビビっております(笑)。11年も続けてきた企画なので何とか盛り上げたいですね。
1年を振り返る時間を持つというのは、プロレスファンにとって間違いなく糧となります。皆さん自身のためにも、ぜひ参加してみてください。
投票は「1位」だけでも構いません。全部門書く必要もありません。できる範囲でお願いします。
ブラックアイ2の投票
では私の投票です。
名前:プロレス専門ブログ・ブラックアイ2
サイト種別:bloh
URL:http://beye2.com/item_34963.html#top1
■MVP
1位:AJスタイルズ(WWE)
2位:ブロック・レスナー(WWE~
3位:内藤哲也 (新日本)
WWEへ移籍したAJ、当初は身体の小ささやマイク能力が疑問視され苦戦することが予想されましたが…今やWWEに欠かせない存在となりました。改めて考えると大変なこと。半年程度でトップのポジションを掴んだ。技量で黙らせ評価を勝ち取った。目立った代表的な試合が無いのがマイナスですが、ジョン・シナとの抗争は良かったと思います。
2位にブロック・レスナー! 2016年、私の心を最も掻き乱してくれたのがレスナー。UFCで喜ばせ、ドーピングで落胆させられ、オートン戦で困惑させられ、ゴールドバーグ戦で驚かされた。僕がプロレスを見ている理由は「プロレスが何だか分からないから」。その答えを探し続けてるのです。だから例え満足させられなくても大きな「お題」をくれた選手には感謝をしたい。「最高」の時代に「最強」で「最狂」。2016年に彼を見られていることは奇蹟に近い。今、最も「底なし沼」を感じさせてくれるレスラーです。ただ…特別待遇なのは間違いなくて、フル参戦選手を差し置き1位にする度胸は私になかった(笑)。
3位は内藤哲也。彼のブレイクは全くの予想外。プロレスの面白さ、難しさ、計算通りにいかなさを見せつけていただきました。
■最優秀試合
1位:4/1 NXT テイクオーバー 中邑真輔 vs サミ・ゼイン
2位:10/10 新日本プロレス 両国国技館 オカダ・カズチカ vs 丸藤正道
3位:12/15 みちのくプロレス 後楽園ホール 宇宙大戦争
1位に中邑vsゼイン。内容、時代性、注目度…それらを総合すればブッチギリで1位だと思ってます。2016年を代表するに相応しい試合。このあとサミ・ゼインがチャンスもらえてないんは残念。ゼインだからこその名勝負なのに。
2位に両国のオカダvs丸藤。東スポ大賞ベストマッチの札幌初対戦ほどではないが、丸藤の凄さが際だった試合だと思います。しかし終盤に放ったオカダのエメラルド・フロウジョンがいろんな意味で強烈。日本のプロレスシーンでは2016年、私が最も心を掻き乱された瞬間かも。その後、新日本とノアの仲が決裂したことで、エメフロを巡る展開も消滅。モヤっとした形での終戦。あのタイミングで対戦していたことが後からジワジワっと来る。2016年を象徴する試合の1つ。
3位に宇宙大戦争。今年は相当面白かったと思うのですが…インディー大賞でも名前賀出てこない。なので入れておく。
※以下、時間なくなったので理由短め
■最優秀タッグチーム
1位:関本大介&岡林裕二
2位:DOMINATION
3位:佐藤耕平&石川修司
やはりタッグは大日本が充実してます。
■新人賞
1位:橋本千紘(仙女)
2位:野村卓矢(大日本)
3位:吉田綾斗(K-DOJO)
橋本千紘は昨年も自分は1位でした。
■最優秀興行
1位:11/21 WWE サバイバーシリーズ
2位:10/2 ガンバレ☆プロレス 後楽園ホール
3位:5/3 新日本プロレス・福岡国際センター
サバイバーシリーズは、50分越のイリミネーションあとにゴールドバーグが秒殺決着という流れにやられた。参った。
3位の新日本・福岡は、最近の新日本では少し珍しいカード編成ながら面白かったので。
あとCWCの準々決勝を入れるとか迷ったのだが…。
■最優秀団体
1位:WWE
2位:大日本プロレス
3位:琉球ドラゴンプロレス
文句が全く無いわけではないのですが、WWEのダイナミックすぎるやり方には目が離せません。CWCが企画として最高でしたね。
3位の琉球ドラゴン、観戦したことないのに選ぶのはどうかとも思うが、“あの”J-CUPで生んだストーリーを地元にしっかり持ち帰り関連した試合を組んだり、天龍源一郎を呼んでビッグマッチ感を強めたり…その努力・行動力には頭が下がります。
■最優秀プロレスを伝えたで賞
1位:ニコニコプロレスチャンネル
2位:ドナルド・トランプ
3位:ハリウッドザコシショウ のタイガーステップ
ニコプロは斎藤文彦さん出演のカミノゲが面白いですねぇ。過去と現在を行ったり来たりの寄り道が楽しい。また、団体ごとに動画サイトが立ち上がる今だからこそ、ニコプロのようにいろんな団体をカバーしているところはプラットホーム的立場にもなってくると思います。頑張って欲しい。
3位は…これ候補に入れてないんですよね(笑)。年末の年末だったから。2017年でもいいかな。
以上。
ドラゲーをもっと見ないとなぁ。]]>
http://beye2.com/:1:34963
sugi
2016-01-06T15:05:00Z
2016-01-07T00:05:00+09:00
■ 「ネット・プロレス大賞2015」、投票受け付け開始します| ネット・プロレス大賞:公式サイト
最終締め切りは1月7日(木)の午後4時。
まだ間に合うので、まだ投票されていない方はぜひ。
ブラックアイ2・杉の投票
またギリギリになってしまった。いろいろ理由を書きたいが、簡単に。
<MVP>
1位:棚橋弘至
2位:鈴木みのる
3位:大谷晋二郞
今年の新日本を客観的に見ると…棚橋じゃないですかね? 1.4メインで勝利、G1制覇。新日本の2大イベントの頂点。まぁ1年全体通しトップというわけではないが、層が厚い新日本は飛び抜けた活躍が難しいなかで、これにタナポモ足せば十分ではないか。その割りに評価低い気がするので、1位としておきます。
2015年のオカダは貯金の年だったように思ってます。吐き出すのは2016年以降。もしかしたら、今後しばらくはオカダのMVP続くかも。
大谷晋二郞は、無料チャリティー興行が素晴らしすぎる。ホントは彼が「プロレスを伝えたで賞」だよなぁ。今年だけではないのだけどね。
あとWWEのジョン・シナに入れたかったー。
<最優秀試合>
1位: 9月19日 ノア 大阪府立体育会館
鈴木みのる vs 杉浦貴
2位: 6月14日 WWE ネイションワイドアリーナ
ケビン・オーエンズ vs ジョン・シナ
3位:6月14日 スターダム 後楽園ホール
宝城カイリ vs 里村明衣子
1位には、ある意味で今年一番の抗争・ノアvs鈴木軍から。大田区の鈴木軍vs丸藤も悪く無いのだけど、内容はこちらのほうが上に感じた。あと試合後の静まりかえる恐ろしい空気は、この抗争を象徴している。
2位はシナが今風?のスタイルにしっかり対応して凄い試合を作ってしまったことに感動。
3位のスターダムは、世IV虎引退セレモニー直後に行われた試合。何も生み出せなかった印象のある騒動のなか、この試合が名勝負となったことは記憶に残しておきたい。
<最優秀タッグ>
1位:鈴木軍
2位:YAMATO&土井成樹
3位:ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr
1ユニットが1団体を圧倒するという…。
<新人賞>
1位:橋本千紘
2位:岩田美香
3位:宇藤純久
橋本選手は、もう1年活躍見てから賞をあげたいのだけど…2016年は新日本のアノ2人が票を集めそうなので、チャンスある今年に。
<最優秀興行>
1位:11月17日 #大家帝国興行・後楽園ホール
2位:11月15日 天龍プロジェクト・両国国技館
3位:11月12日 仙女・後楽園ホール
この3大会、5日間内で行われている…。どんな週だ。
<最優秀団体>
1位:大日本プロレス
2位:WWE
3位:センダイガールズ・プロレスリング
今年のWWE、上半期は相当面白かったです。
<最優秀プロレスを伝えたで賞>
1位:劇場版プロレスキャノンボール2014
2位:中西学・モンスターモーニング
3位:ファイティングTVサムライ
プロレスキャノンボール、僕はDVDで見ました。。感想ツイートで内容だいぶ分かっていたけど、それでも面白かった。
サムライTV、今年は旧e2撤退で視聴者減ったと思うけど、やれる範囲でいろいろチャレンジしてたとは思います。「別冊バトルメン」が本当面白い。オンデマンドも見逃し配信はチョクチョク利用してます。
以上。
プロレスって、「点」で楽しませる試合と、「線」で楽しませるモノの2パターンあると自分は思ってます。どっちが正解かでなく、どちらも必要なんでしょうが、自分は「線」のプロレスが好き。2015年は「線」や話題性で煽り、成功した大会が多かったように感じました。
情報過多の今の時代、話題を膨らますのって難しいのですよね。煽りが濃すぎるとウザがれる、軽すぎるとバカにされる。そんな中で面白い線のプロレスがたくさん見られたのは幸せです。
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http://beye2.com/:1:34832
sugi
2015-12-25T15:41:33Z
2015-12-26T00:41:33+09:00
一昨日はノア・大田区総合体育館大会を観戦。Twitterで感想を書こうかと思ったのですが、長くなりそうなのでブログに書いてみる。
ただTwitterの延長みたいなものなので、あまりキッチリした文章にはならないかも。そこはご勘弁を。
自分が新しい“大田区体育館”に来るのは2度目。
前回は、2012年8月26日の全日本プロレス。メインは秋山準vs船木誠勝の三冠戦。
この大会も、“全ベルト他団体流出”なるドラマの最終回的興行でした。
もう遠い遠い昔の話のように感じます。
ベルト奪還、団体継続
約1年続いたノアvs鈴木軍、団体解散を懸けた大きな区切りとなる決戦。
会場は文句なしの超満員。
「ノアが新日本の子会社に?」なる噂から始まった2015年、まさかのバッドエンド連発に「何をやっているんだ?」「本当に潰れるぞ」と、いつ見放されてもおかしくない状況が続いていたはずなのだが…最後の最後に超満員。
ほぼレギュラー参加選手だけでコレというのが、また凄い。
ノア選手・関係者
そして鈴木軍も、「ザマーミロ!」と天に叫びたい気分だったのでは。
ノアと鈴木軍の抗争は、単なるストーリーでなく、暗い噂を巻き込むことで、ノンフィクション的な色を強めていました。どこからどこまでがストーリーなのか分からなくなってくる。これが結果的に注目を集め、話題を大きくするることに繋がったと自分は見ています。
もちろん鈴木軍を中心とした高いレベルの試合内容もあってこそ。
この日も良い試合が多かったと思います。
自分は目がアレなので、細かい試合内容は分かってないのですが(TVで確認します)、メインは名勝負と言っていい内容だったと思います。
大阪の杉浦戦では正面からの壮絶な打撃戦が見せ場であったが、今回は丸藤のスピードに対抗する、巧みな時間差(丸藤)ロープワーク攻防や切り返しの妙が一つの見せ場になっていた。
鈴木みのるの幅の広さには唸らされるばかりです。使う技は変わらないし、数も少ないんですけどね。
1年待ったハッピーエンド。杉浦のダブルクロスこそあったが、それも含めて「来年へ続く」とハッキリ示せたことが1つ良い点。鈴木軍も全員かは分からないが、たぶん継続参戦。
加えて、この日の興行内容が、「来年も面白いものを見られそうだ」と思わせたことも大きい。
クイズの答えがパタパタっとハマていくような感覚も不思議な興奮へとなっていく。
興行時間は長めでしたが(4時間半)、良い興行が体感できました。
間違いなく生観戦で正解。
なぜ、あそこまでバットエンドを繰り返したのか
ここからは、ややぶっちゃけた感じの話。
「なぜ、あそこまでバッドエンドを繰り返したのか」、その理由を考えてみる。
もう、このことは1年間ずっとあーだこーだと想像しまくってましたね(笑)。
今のところの結論は…「ハッキリとした“どん底の年”を作りたかった」。
選手離脱もあって、ここ数年は厳しい年が多かった。多少の上がったり下がったりを気にするぐらいなら、ドンと「今、ヤバイです」と提示してしまう。
もちろん、そこから団体として上がっていく流れを作るための下ごしらえ。イチかバチかの下ごしらえ(笑)。
参考としているのは今の新日本プロレスでは。
2000年前後のどん底期ガあって、そこから徐々に信用と二期を取り戻していくストーリーは、新日復活を語るうえで必ずついてくる。
ノアという「団体」に感情移入させるストーリーの起点が2015年。
今年だけで語るなかれ…ですかね。
…と言うことなら、来年以降のほうが大変かもしれないか。
※追記:また、確かに今年はバッドエンド興行ばかりではありましたが、ビッグマッチ前になると「今度こそはノア側が勝つかも!」と、ファンの期待を高める努力を必ずしてきたのですよね。これは忘れちゃいけない。めちゃくちゃ難しい。そこをしっかり出来ていたから1年もったわけで、単純にバッドエンドを連発していたわけじゃないのです。
気になる点はいろいろあるが…
来年以降も楽しみではあるが、まぁ気になる点はたくさんありますね。
「鈴木軍頼りでいいのか」とか、「この抗争をキッカケにブレイクした選手がノア側にいない」とか、「団体解散を狙う軍団に加入した杉浦は、きちっと発言の整合性をとれるのか?」とか。
ただ、鈴木軍がこれまで通りの活躍をすれば、興行としての面白さは保証されるでしょう。
「ノアはそれでいいのか?」という話になるが…、考えてみると、新日本が再生できた大きな理由の1つに「ファンの入れ替えに成功した」というのがあるんですね。そこまで考えてるなら…2016年も驚くことをたくさんやってくるかも。
「1ユニットと団体で互角以下の闘いしかできない=「新日本との差がハッキリ見えてしまった」という問題もある。
「でも団体の格」より「興行の面白さ」を優先して勝負していくようになるなら、とてつもない改革ですよね。
でもまぁ、ノア所属選手の活躍は必須。中島勝彦選手、頼みますよ。
しかし鈴木軍が継続参戦というのは意外でした。
もう新日本に戻してあげたい選手も何人かいますよね(笑)。
本当のところ、新日本との関係はどうなっているのだか…。
ノアを大きくすることで新日本に何の見返りがあるのか?
やはり子会社化?…と、また底なし沼に入り込む…(笑)。
ノアと新日本は12月・1月と契約更改なので、2月シリーズのカードが出るぐらいには、いろいろハッキリしてくるのでしょう。
次は横浜文体決戦
1月の横浜文体、かなり良いカードで勝負きた。
ここの内容・集客がどうかは注目です。
実はこの大田区→横浜文体の流れは、記事最初に話題とした2012年の全日本プロレスのスケジュールと重なるのです。
2012年 全日本プロレス
8月26日 大田区総合体育館 秋山vs船木
9月23日 横浜文化体育館 船木vs諏訪魔
2015~2016年 ノア
12月23日 大田区総合体育館 鈴木vs丸藤
1月31日 横浜文化体育館 丸藤vs杉浦
2012年の大田区はソコソコの入りでしたが、横浜は空席が目立ちました。
不入りの理由は幾つかあるだろうが、「当時の全日本には、3~5千人規模大会を2ヶ月連続で打てる体力が無かった」というのが大きいと自分は見ています。
さて、ノアはどうか。
とにかく、「プロレスは点で無く、線で見るほうが面白い」と改めて思わせてくれたことに感謝しております。
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http://beye2.com/:1:34831
sugi
2015-09-18T14:44:00Z
2015-09-18T23:44:00+09:00
復活というわけではないが、長文を書く必要がでてきたのでブログを使わせていただきます。
Twitterで天龍×小橋の対談を話題に出したところ、「文字起こししてほしい」との声が幾つかありまして、ちょっとやってみようと思います。
天龍源一郎×小橋建太
『Versus』. 「天龍源一郎vs小橋建太』より。
この対談は、ファイティングTV サムライで、2015年8月31日に放送されたもの。
天龍選手が「今のプロレス」について語っている部分を書き出します。
若干、省略している箇所もあります。
敬称略。誤字がありましたらご指摘ください。
小橋 気持ち、プライドでやってた時代ってのを経験してきてるのでね、そこを……じゃないですかね。気持ちの部分じゃないですかね。…もちろんみんな一生懸命やってるんですよ、やってるんですけど…昔だったら天龍さんが僕なんかと試合したとき『お前なんか、ここのリングに上がる顔じゃないんだよ』って感じで、メイン上がったときなんかボコボコにやられたんですよ。でも…なんか、でもそういう気持ち、若い奴がそれに屈しないでぶつかていく、その想いって言うんですかね、その気持ちの部分…………違う…いや違うて言うか……無いのかなぁ…。
必死なんですよ、必死なんですけど…本当の必死さというか、もう………もう、そうですね…もう天龍さんが本当にひどかったですからね(笑)。
天龍 小橋選手やめてよ、どっかの番組みたいなこと言うの(笑)。
小橋 いや…ホント、殺されてもいいから向かって行こうと想いました。でも…その必死さといのが、応援している人に伝わって応援してくれていたし、相乗効果というのはありましたけど…まあ、時代背景も違うんですかねぇ。でも、そんな古い人間でもないんですよね(笑)。
天龍さんはホントに『顔じゃねーんだよ」ってバーンって、本当のそういう本心がリング上に出ていたから、みんな面白かったんじゃないですか。それでやられても天龍さんに向かっていく…。
天龍 でも、、それに向かってく人を見て応援したくなるんだよね。
格闘技ってね、プロレスって言われるなかで、“怒りの表現”がどうたらこうたらって言われてるうちは、甘いですよ。
他の格闘技の人達から見たら笑われますよ。
本当に…『この野郎』と想ったら、自然とその顔になっているし、自然とそういう態度で、技も出てますよ。
よく『スイングする』って言い方あるじゃないですか。超ベテランの人達が、キャッチボールをやってスイングさせるのと、そこら辺のアンちゃんがスイングさせるのじゃ、同じキャッチボールでも全然違うと想うんですよね。
それは、プロレスラーがそうしたのか、ファンの人達が望むからそういう方向にいって、お客が入るから満足してるのかって、ここはまぁ、禅問答で答えが出ないんだけど、でも、言えることは、スイングしているモノって、あの…例えばね、見に来る人達にアクシデントがあったときは、スイングするものには脚を運ばないですよ。。ぶきっちょなもののなかでぎこちなくやってるものこそ、アクシデントがあっても見逃しちゃいけないという気持ちに駆られる部分というのはあると想いますよ
例えば、例題を出すとね、ボクシングのチャンピオンとプロレスのチャンピオンがやると、どんな風になるか分からないから何があっても観に行こうというのと、レスラーのチャンピオン同士がやるのと、どっちが『あー見逃してもいいや」と想うか、ボクシングのチャンピオンとプロレスのチャンピオンがやるほうが、取りあえず何が起こるか分からないから行かなきゃと思う、という例えと同じだと思う。
だから、前提にスイングするということがあるほうが、格闘技としてはあり得ないなって僕は思うんだよ。やっているうちに、あうんの呼吸じゃないけど、引く時は引いて、こう攻めるっていうので成り立つのが、これは自然発生するってことだから、当たり前だと思うけど。鼻から何か…というのは俺は、好きじゃ無い。
ただまぁね、基本究極を言わせてもらえばね、四天王プロレスというのがあったじゃないですか、あそこまでいったとき俺はね、同じプロレスラーでもね、『ヤバイ!』と思ったこと何度もあたよ。『なんでここまでするの?』って。
じゃあ、今の人達のプロレスで、ここまで究極を極められるかって言ったら極めてないから、一回落として、今、構築している状況だと思うんですね。
中には光るような人もいるけど、それはなぜ光るかって言ったら、周りが光ってないからその人が光るだけであって、みんなが光ることやったら、その人は紛れて、まぁ十把一絡げだと思うけど。
と言うことで、四天王が極めたから、今、一回落として、構築している状態で、『凄いな』って言われているところだと思うよ。
あれ(四天王プロレス)は俺達レスラーが見ても『危ない!』って声が出たもん。
まぁだから、良い悪いは別にして、不幸なこともあったし、小橋選手の話聞いても、身体ボロボロで…って、みんなそういう風になっていっちゃったんだけど。
まぁ、それを伝聞して聞いて、賢くなったのか、こざかしくなったから、そういうことをやらないで、それを見せているだけなのか、なんか分からないけど…。
そこは俺も結論が出ないから分からないよ。
小橋 限界は…無いと思ってましたけどね。…どこまでも、行けると…。
天龍 凄いよね、それは(笑)。
ホントにね、見ていて『ヤバイ』『アッ!』って声が出たんだから。プロレスラーがプロレス見て声が出るなんて、ねぇ、不思議な状況だよ。
小橋 いやでも、その四天王プロレスの基礎を作ったのは天龍さんですよ。
天龍 いやいや、そんなことないですよ。俺は、マットを綺麗にしてくれと馬場さんに文句言っただけですよ(笑)。
小橋 (笑)
ここまで。
「プロレスラーvsボクサー」の例えは少し分かりにくいかもしれませんが、別に格闘プロレスをやれとかいう話でなく、「手が合いそうにない、スイングしそうにない」モノのほうが興味は持たれるって例えだと思います(それでも分からないかな…)。
他にも分かりにくい箇所があるかもしれませんが、そこは各自で解釈してください(笑)。
プロレスに「正解」はないが…
スイングする(しすぎる)プロレスの是非、昭和系のファンが今のプロレスに違和感を持つ理由の一つを指摘していると思います。
ただ、プロレスというのは「正解がない」とも言われます。天龍選手も「結論が出ない」としていますし、“プロレス”を取り巻く状況が昭和とは大きく変わった今、変えていくべきものもあるのでしょう。団体によってプロレスの定義が違う場合もあります。
今のプロレスラーだって、今のプロレスに自信と誇りを持って取り組んでいるはずです。間違いなく身体も張っています。
しかし、それが正解かどうかも分からない。
もっとプロレスが面白くなるための原点回帰なら。
そしておそらく、天龍はオカダ・カズチカを相手に、そのプロレスを体現するはずです。
個人的には、引退試合の楽しみがかなり増しました。
なお、この対談は「サムライ・オンデマンド」の見逃し配信で、まだ視聴可能です。
取り上げた話以外にも、両国で後ろ受け身をとったときの秘話など語っています。
■見逃し配信】サムライTV 8/31(月) | スカパー!オンデマンド
http://vod.skyperfectv.co.jp/episode_detail.php?EI=63655
前半がバトルメンで後半が「VERSUS」。
視聴には「サムライTオンデマンド」加入が必要。スカパー!・サムライTV加入者は無料で見られます。]]>
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