ストロングBJ主役でも大盛り上がり~3.26 大日本プロレス・後楽園大会まとめ
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観戦した大日本プロレス・後楽園ホール大会のまとめと感想です。
■ 3.26 大日本プロレス・後楽園ホール大会、速報まとめ 一騎当千優勝戦 | ブラックアイ2
デスマッチではなく、ストロングBJが主役となった大会。不安を感じていた大日本ファンも少なくなかったようですが、盛り上がり的には全く問題ありませんでした。
観衆発表は1206人。客席は満遍なく埋まっていたように見えたが随分控えめな発表(YFCの関係とか?)。
大満足ない大会でした。
一騎当千優勝戦は、関本大介が序盤から圧倒。理詰めの首攻めでペース奪うも、終盤に佐々木義人がラリアットで強引に勝機を呼び込んだ。こだわりの剛腕で見事に優勝。
リーグ戦提唱者、執念で上回ったということでしょう。後楽園ホール大会のメインに相応しい盛り上がり。
FMW・ゼロワンと団体を渡り歩いた義人にすれば、ここでの栄冠は本当に嬉しいでしょう。
義人も良かったが、やっぱり関本の素晴らしさが際立つ。
この日は首への一点集中で試合を組み立てた。地味に見られがちな一点攻めも、関本の場合は別物に見える。繰り出す技の全てが説得力ハンパなく、技一つ一つがフィニッシュになってもおかしくないレベル。
観客の悲鳴に近い歓声が絶えず起こり、クライマックスが連続しているように見えてくる。ダイビング・ボディプレスかと思わせ放ったダイビング・エルボードロップは強烈。これも首狙いなんだと気づき驚愕。
準決勝のバッド・ボーンズ戦も、関本の厳しい攻めがあってこそ、ボーンズが「味」以上のものを出せたのではないかと思います。
普段、寡黙な分が回っているのか何なのか、リングでは肉体でメッセージを刻みまくる。
噂のサミ・キャラハン、聖地・後楽園に初登場。リングを歩いているだけで目が釘付け、何かをしでかしそうな雰囲気プンプン。試合ぶりも重いチョップで観客を驚かせた。ただ、あれだけ雰囲気あるのにキックが太ももアレ系なのはちょっとどうかと思ってしまった。パチン全否定はしませんが、他の技が素晴らしいのだから、別にやらなくてもいいのではないかと…。
あとYoutubeで見たときに「ヘッドロック・ドライバー」という技がインパクトあり期待していたのだが、この日は見られずちょっと残念(最近使っていなかったらすいません)。
でもファンの支持はがっちり掴んだ感じ。来日を重ねる度に良くなってくる予感します。
デスマッチも興奮。普段に比べれば控えめ?だったかもしれないが、私は久々の生デスマッチなだけに驚きっぱなし。デスマッチはTVとライブじゃ全然違う。あれは体感するものだと再確認。
デスマッチファイターはとにかくビジュアルのインパクトが素晴らしい。一周回って美しくもある。
セミでは石川晋也が見事な腕決め卍固めで岡林裕二から勝利。
関本が佐々木義人に負けていますから、義人&石川でアジアタッグ挑戦という話が出てくるかもしれません(昨年一度挑戦)。全日本ではカズ・ハヤシ&近藤修司が挑戦表明しています。
アジアより前に、佐々木義人がストロングBJ系のベルト新設をアピールしました。自然な流れだと思います。
ただ…これは勝手な私の意見なのですが、いっそデスマッチ王座を「BJW王座」としてストロングBJ系にも開放したらどうだろうと思う。
タイトルマッチのルールは王者・挑戦者が協議して毎回決める。デスマッチファイター同士ならデスマッチ、ストロング同士なら通常プロレスルール。デスマッチvsストロングならルールで毎回紛糾する?それはそれで話題性も生まれる。
ユニオンプロレスにあるエクストリーム王座がこれと似ています。
共通のベルトとすることにはデスマッチに対するメリットも。正直、今のデスマッチは行くところまで行ってしまった感がある。とはいえ「今すぐ止めろ」なんて言うつもりはありません。ただ、ストロングBJとの絡みを増やすことで、大がかりなデスマッチの回数を減らすことと、デスマッチの進化のスピードを緩めることはできると思います。
「デスマッチの進化のスピードを緩める」というのは、例えばデスマッチ系選手とストロング系選手がタイトルマッチを行った場合、有刺鉄線ボード一枚あるだけで特別な試合にできるはず(一枚じゃダメかな?)。
昨年の最侠タッグリーグではイデオロギー闘争が勃発、かなり盛り上がりました。それをタイトルマッチでも。
まぁ、毎日のようにやっているからこそデスマッチファイターが好きなんだというファンもいるでしょう。集客の面でも当面は不安。そう簡単なことではないノハ分かっているが、一つの案として…。
とにかく久々の大日本プロレス観戦、楽しめました。どの試合も熱量がハンパない。TVでしか見たことない人には会場での観戦をオススメします。面白さ数倍アップです。
佐々木義人vs関本大介
■「一騎当千」優勝の佐々木義人がベルト新設を要求、5.5横浜でアブ小林vs.石川のデスマッチ戦開催 [ スポーツナビ | 格闘技 ]■ 3.26 大日本プロレス・後楽園ホール大会、速報まとめ 一騎当千優勝戦 | ブラックアイ2
■3.26 大日本プロレス / 東京・後楽園ホール大会 (1206人)
▼第2試合 一騎当千 strong climb 決勝トーナメント第1試合
○佐々木義人(11分28秒 ラリアット→片)●サミ・キャラハン
▼第3試合 一騎当千 strong climb 決勝トーナメント第2試合
○関本大介(11分12秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)●バッド・ボーンズ
▼第5試合 蛍光灯デスマッチ
○石川修司、竹田誠志、DJハイド(11分27秒 ジャイアントプレス→体)●アブドラー小林、宮本裕向、木高イサミ
・試合後、小林が石川をデスマッチ王座戦挑戦者に指名。
▼セミファイナル 6人タッグ
○石川晋也、忍、塚本拓海(12分20秒 腕決め卍固め)●岡林裕二、橋本和樹、大谷将司
▼メイン 一騎当千 strong climb 決勝戦
○佐々木義人(15分29秒 ラリアット)●関本ぢすけ
※佐々木義人が優勝。
・佐々木試合後マイク「リーグ戦が始まる前は、関本、岡林以外はクズだって言ってたけど、クズなんて1人もいない。スッゲーきつかった。今日はひとつ、でかいこと言わせてもらいます。ストロングBJにはベルトがないんです! ベルトを作って、その決定戦でもう1回勝って、オレがベルトを巻きます! 今日は皆さんの声援がなければ、オレは勝てなかった。みんな、リングに上がってきてください。オレたちがいれば、絶対にストロングBJはつぶれません。どこの団体にも負けないと思います。この団体を世界一の団体にしていきたい。これからも応援よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました!」
・5月5日 横浜文化体育館で「BJWデスマッチヘビー級選手権:アブドーラ小林(王者) vs 石川修司」決定。
・佐々木義人がストロングBJ系のベルト新設をアピール。
・観戦されていた新間寿さん、体調不良で第3試合後に帰られたとのこと(ターザン山本氏日記より)。
デスマッチではなく、ストロングBJが主役となった大会。不安を感じていた大日本ファンも少なくなかったようですが、盛り上がり的には全く問題ありませんでした。
観衆発表は1206人。客席は満遍なく埋まっていたように見えたが随分控えめな発表(YFCの関係とか?)。
大満足ない大会でした。
一騎当千優勝戦は、関本大介が序盤から圧倒。理詰めの首攻めでペース奪うも、終盤に佐々木義人がラリアットで強引に勝機を呼び込んだ。こだわりの剛腕で見事に優勝。
リーグ戦提唱者、執念で上回ったということでしょう。後楽園ホール大会のメインに相応しい盛り上がり。
FMW・ゼロワンと団体を渡り歩いた義人にすれば、ここでの栄冠は本当に嬉しいでしょう。
義人も良かったが、やっぱり関本の素晴らしさが際立つ。
この日は首への一点集中で試合を組み立てた。地味に見られがちな一点攻めも、関本の場合は別物に見える。繰り出す技の全てが説得力ハンパなく、技一つ一つがフィニッシュになってもおかしくないレベル。
観客の悲鳴に近い歓声が絶えず起こり、クライマックスが連続しているように見えてくる。ダイビング・ボディプレスかと思わせ放ったダイビング・エルボードロップは強烈。これも首狙いなんだと気づき驚愕。
準決勝のバッド・ボーンズ戦も、関本の厳しい攻めがあってこそ、ボーンズが「味」以上のものを出せたのではないかと思います。
普段、寡黙な分が回っているのか何なのか、リングでは肉体でメッセージを刻みまくる。
噂のサミ・キャラハン、聖地・後楽園に初登場。リングを歩いているだけで目が釘付け、何かをしでかしそうな雰囲気プンプン。試合ぶりも重いチョップで観客を驚かせた。ただ、あれだけ雰囲気あるのにキックが太ももアレ系なのはちょっとどうかと思ってしまった。パチン全否定はしませんが、他の技が素晴らしいのだから、別にやらなくてもいいのではないかと…。
あとYoutubeで見たときに「ヘッドロック・ドライバー」という技がインパクトあり期待していたのだが、この日は見られずちょっと残念(最近使っていなかったらすいません)。
でもファンの支持はがっちり掴んだ感じ。来日を重ねる度に良くなってくる予感します。
デスマッチも興奮。普段に比べれば控えめ?だったかもしれないが、私は久々の生デスマッチなだけに驚きっぱなし。デスマッチはTVとライブじゃ全然違う。あれは体感するものだと再確認。
デスマッチファイターはとにかくビジュアルのインパクトが素晴らしい。一周回って美しくもある。
セミでは石川晋也が見事な腕決め卍固めで岡林裕二から勝利。
関本が佐々木義人に負けていますから、義人&石川でアジアタッグ挑戦という話が出てくるかもしれません(昨年一度挑戦)。全日本ではカズ・ハヤシ&近藤修司が挑戦表明しています。
アジアより前に、佐々木義人がストロングBJ系のベルト新設をアピールしました。自然な流れだと思います。
ただ…これは勝手な私の意見なのですが、いっそデスマッチ王座を「BJW王座」としてストロングBJ系にも開放したらどうだろうと思う。
タイトルマッチのルールは王者・挑戦者が協議して毎回決める。デスマッチファイター同士ならデスマッチ、ストロング同士なら通常プロレスルール。デスマッチvsストロングならルールで毎回紛糾する?それはそれで話題性も生まれる。
ユニオンプロレスにあるエクストリーム王座がこれと似ています。
共通のベルトとすることにはデスマッチに対するメリットも。正直、今のデスマッチは行くところまで行ってしまった感がある。とはいえ「今すぐ止めろ」なんて言うつもりはありません。ただ、ストロングBJとの絡みを増やすことで、大がかりなデスマッチの回数を減らすことと、デスマッチの進化のスピードを緩めることはできると思います。
「デスマッチの進化のスピードを緩める」というのは、例えばデスマッチ系選手とストロング系選手がタイトルマッチを行った場合、有刺鉄線ボード一枚あるだけで特別な試合にできるはず(一枚じゃダメかな?)。
昨年の最侠タッグリーグではイデオロギー闘争が勃発、かなり盛り上がりました。それをタイトルマッチでも。
まぁ、毎日のようにやっているからこそデスマッチファイターが好きなんだというファンもいるでしょう。集客の面でも当面は不安。そう簡単なことではないノハ分かっているが、一つの案として…。
とにかく久々の大日本プロレス観戦、楽しめました。どの試合も熱量がハンパない。TVでしか見たことない人には会場での観戦をオススメします。面白さ数倍アップです。
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