ＤＤＴ・日本武道館大会のメインカードが“ほぼ”決定しました！

4年前の対戦はネットプロレス大賞ベストバウト受賞　

　KO-D無差別級王座挑戦社決定トーナメント「KING OF DDT」の準決勝・決勝が行われる。
■ Twitter / 検索 - #ddtpro

■7.8　大阪市淀川区民エンター
▼第2試合　KING OF DDT準決勝
　○ケニー・オメガ(17分37秒　片翼の天使→片）●HARASHIMA

▼第3試合　KING OF DDT 準決勝
　○男色ディーノ（14分35秒　男色ドライバーaaaaahhhhh!!!!!→体）●KUDO

▼第7試合＝メイン　KING OF DDT決勝戦
　○ケニー・オメガ（20分18秒　片翼の天使→片）●男色ディーノ

　ケニーvsHARASHIMAが凄まじい内容だったようです。ディーノは準決勝でコーナーからターンバックルへの男色ドライバーを放った…ええ。

　この結果により、8.18日本武道館大会におけるケニーのKO-D無差別級王座挑戦が決定。
　まだ「いつでもどこでも挑戦権」を持つＤＪニラがベルト奪取する可能性もあるが…取り合えず、武道館メインは「飯伏幸太vsケニー・オメガ」のゴールデン・ラヴァーズ対決が決定したのであります。

　2人の一騎打ちはなんと2度目。これだけ長く行動を共にしていてシングルは1度しかない。タッグでも1回しか当たっていないそうです（発売中週刊プロレス・飯伏インタビューから）。
　唯一の一騎打ち、4年前、伝説の新木場決戦。

■ 自販機フェニックスも 飯伏幸太 の凄さの一面に過ぎない～8．6 DDTビアガーデン観戦記 ｜ ブラックアイ２
■DDT "闘うビアガーデン2008" 8/6 1st RING大会 [ Extreme Party ]

■『 闘うビアガーデン! 2008 ～三日目 飯伏幸太プロデュースDay～ 』
8．6　DDT／東京・新木場1stRING　（600人・超満員札止め）

［５＝メ］ハードコアルール変則3本勝負　61分三本勝負
　○飯伏幸太（２－１）●ケニー・オメガ
一本目：○オメガ(7分10秒 みちのくドライバーII on the チェアー→片）　※路上
二本目：○飯伏（9分38秒 自販機からのフェニックススプラッシュ→片）　※路上
三本目：○飯伏（17分42秒 バズソーキック→片）　※リング

・路上とリングで1本ずつ獲らないと勝ちにならないルール
・2人が路上で闘っている間は、リングで男色ディーノらがストリップ（？）を披露。

　この試合は2008年の「ネットプロレス大賞・最優秀試合賞」を獲得しています。
■ 年間最高試合賞～ベストマッチ/2008年｜ ネット・プロレス大賞：公式サイト
　飯伏幸太が会場前の自動販売機上からフェニックス・スプラッシュを放った（相手は机上）。
　リング戻っても激しい攻防連発。文句なし名勝負。

　当時のケニーは全く無名の選手。もともと飯伏の噂を聞きつけたケニーが「自分の方が“路上”では上」と、Youtube動画をＤＤＴに送りつけたところから始まっている。「イロモノ系だろう」と予想する人がいて当然。でも実際来日したら素晴らしい選手だった。これって結構奇跡的なことだと思う。

　その後、2人は着実にＤＤＴやメジャー系で実績を重ねる。
　2010年に東スポプロレス大賞のベストバウト獲得。
　2011年は両者共にメジャー団体のベルト奪取（飯伏がIWGPJr、ケニーが世界Jr）。
　そして2012年8月、日本武道館のメインで一騎打ち。
　新木場では600人、武道館はその20倍以上。
　プロレスファンなら誰もが知っている存在となった2人、ファンの期待はハンパない。
　いろいろ厳しい武道館では派手な場外・会場外攻防は無理でしょう。しかしＤＤＴならではの「路上」なるキーワードから生まれた物語であることは強調したい。
　ＤＤＴ15周年に相応しいメイン。

■ Twitter / t346fire: 高木三四郎

　8.18DDT武道館大会のメインは飯伏vsケニーにほぼ決定。まだニラがいつでもどこでも挑戦権を持っているとはいえ、飯伏とケニーがDDTの15年を締め括るメインに名を連ねたのは感慨深い。人々の記憶と記録に残るような試合をやってくれ。この二人ならできるはずだ。

　で、ニラさんはどうするの……。

武道館カードは近く発表か？

　今日の大会では、メイン以外でも一つカードが発表されています。
■武道館ピーターパン ～DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP！～ [ DDTプロレスリング公式サイト | DDT | 興行予定 ]

■8.18　ＤＤＴ / 東京・日本武道館
【追加対戦カード】
▼KO-D無差別級選手権
　［王者］飯伏幸太 vs ［挑戦者］ケニー・オメガ
▼竹下幸之介デビュー戦
　竹下幸之介 vs エル・ジェネリコ

【既報カード】
▼高木三四郎 vs 鈴木みのる
▼5vs5・サッカーマッチ
▼アイアンマン・ランブル（？）～ツッコミ：大鷲透
▼ダークマッチ「マッスル」

＜参戦予定選手＞
藤波辰巳　愛川ゆず季

　噂の高校生レスラー・・竹下選手、なんとエル・ジェネリコが相手…。
　竹下選手本人は「やっぱり、この会社は狂ってる」とコメントしたそうですｗ

　トーナメントが終わったことで、カードは続々発表されていくと思います。
　武道館前には後楽園大会（7.22）もビアガーデン（7.29～8.4）もあります。ぜひチェックを。

※すいません、本日のニュースクリップはお休みです。

　 カテゴリ: DDT 　2012-07-09
投稿者：杉 | 固定リンク | | トラックバック

　日本武道館大会まで2ヶ月切ったＤＤＴ、メインに出場するチャンピオンがほぼ決定。
　様々な動き出ているのでまとめ。

佐藤編集長、リング上で菓子折り受け取る

　出来事おさらいする前に、個人的に一番嬉しかったことを紹介。
　ＤＤＴの週プロ・増刊号が発売される。
■　【6・24リポート③】武道館で高橋陽一先生の煽りマンガ公開 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

　休憩明け、鶴見亜門ＧＭとともにリングに上がった週刊プロレス誌・佐藤正行編集長が、８・18武道館大会の週刊プロレス増刊号を発売することを発表した。
　佐藤編集長は「10年前に菓子折り事件というのがありまして、その時、私は高木大社長にこう言ったんです。『最低、後楽園をいっぱいになるような興行をやってほしい。そうすれば週刊プロレスの扱いがよくなる』と。あれから10年が経ちまして、後楽園どころか両国、そして今年は武道館と、これは週刊プロレスも無視はできないなと思いまして、大会特別増刊号を出さしていただくことになりました」と語った。
　すると高木が登場し、「新藤！」と新藤リングアナを呼び出す。リングに上がった新藤リングアナの手には菓子折りが。高木が「よろしくお願いします」と言って差し出すと、佐藤編集長は「ありがとうございます」と言って受け取った。これにて菓子折り事件はすっきり清算。

　もしかしてとは思っていたが、増刊号が決定しちゃいました。規模的には１．４東京ドームに次ぐプロレス界ビッグマッチとなるわけで、当然と言えば当然です。
　編集長の「無視はできないと思いまして」発言、今まで無視してたのか！とツッコミは入れたくなりますが（笑）、誌面の扱いに関しては因縁深い関係だけに凄まじく感慨深いものがあります。
　
　菓子折事件に関してはこちらでだいたい分かるかと。
■ 2010年6月11日：DDTが週プロ・佐藤新編集長へ8年ぶりに菓子折りを渡す～週プロはどう変わる？ ｜ ブラックアイ２
　菓子折り受け取ったのは今回が初めてではない、というか何度もネタにしてますね（笑）。
　でも今回は意味が違います。
　「ＤＤＴは紙媒体のプッシュを受けずにノシ上がった団体」との声もあります（鈴木健記者の力は間違いない大きいですが）。
　サポートがあったとすればサムライＴＶとＷＥＢですかね。
　週プロの“後追い感”は今の時代のプロレスを象徴しているとも言える。

　個人的に気になるのは『マッスル』の扱い。正直、ＤＤＴ本体以上にマッスルはページ数が少なかった印象。まぁ、そうなった理由は分かりますが…今回はどうか。
　もともとサブカル方面中心に“プロレス村の外”にまで多くのファンを作ったマッスル、取り上げ方によってはその層も購入してくれる。一方で週プロとしての姿勢も問われる。
　ちなみに、今回のマッスルはダークマッチですが、本来のダークマッチは記録として公開する必要ない非公式試合。誌面に載らなくても文句は言えない（笑）。でも載せるないわけにはいかないでしょうね。

　増刊号となることの意義については、週プロモバイルの鈴木健さんコラム「週モバ野郎NOW」で。
　なお、増刊号は本誌に比べ発行部数が少ない場合があります。増刷もありません。大都市以外にお住まいの方で、確実に手に入れたいならば本屋に注文することをおすすめします。

火野vs飯伏は激闘に

　そのほかの試合、出来事。
■What are you doing!? 2012 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

■【6・24リポート①】大鷲、8・18武道館に参戦決定 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【6・24リポート②】打倒・鈴木へ……高木が藤原に弟子入り [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【6・24リポート③】武道館で高橋陽一先生の煽りマンガ公開 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【6・24リポート④】KO-DタッグはKUDO&大石がV1 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【6・24リポート⑤】飯伏が火野撃破、KO-D奪還 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

■　6.24 DDT / 東京・後楽園ホール（1517人・超満員）

▼第1試合
　ヤス・ウラノ、○アントーニオ本多、矢野啓太（10分54秒　ダイビング・フィストドロップ→片）佐藤光留、石井慧介、●遠藤哲哉

▼第2試合　アイアンマンスクランブル・フォー・ザ・ヘビーメタル・タイトルマッチ　10分∞本勝負
　［王者］藤本つかさ vs 男色ディーノ、DJニラ vs ゴージャス松野 vs 彰人 vs 伊橋剛太 vs 福田洋 vs 趙雲子龍 vs タノムサク鳥羽

• アイアンマン戦、大鷲透が長野から駆けつけるも、入場したところで試合終了。
  

大鷲透が日本武道館参戦を宣言。

• アイアンマン王座移動：藤本つかさ→福田洋→タノムサキ鳥羽→藤本つかさ→（試合後）趙雲子龍
  

▼第3試合
　○HARASHIMA（8分44秒　蒼魔刀→体）●入江茂弘

▼第4試合　GMの座をかけた体制派vs反体制派
　○高木三四郎、高尾蒼馬、勇者アモン、Ｘ＝藤原喜明 w/永島勝司（8分34秒　シットダウンひまわりボム→エビ）ケニー・オメガ、松永智充、ばってん多摩川、●中澤マイケル

• 永島氏が連れてきたＸは藤原喜明。
  
• ＤＤＴ正規軍が敗れたため鶴見亜門ＧＭが辞任。しかし敵である永島氏が「これぐらいのことで辞めるってなんだよ。お前はこのままＤＤＴを支えろよ」と続けるよう促す。
  
• 更に永島氏は高木に、鈴木戦を前に藤原組長の下で修行するよう指示。
  
• 藤原「コーチはいいけど、なんだこのクサい芝居は！」。
  
• 帰ろうとする藤原を呼び止め、最後は藤原と高木が握手。
  

＜試合後コメント＞
高木　永島さんも藤原さんも、こんな先のことを考えてくれていて感謝しています。永島さんがそこまで自分のこと、ＤＤＴのこと、武道館のことを考えて藤原さんを呼んできてもらって、本当にうれしいです。永島さん、ありがとございました。
永島氏　藤原は鈴木みのるのお師匠さんだから。いいも悪いもみんな知っているから、１週間でも山にこもれ。
高木　はい。
永島氏　（藤原）本人は俺にコメントを任せると。見ての通りだと。三四郎に俺のすべてを教える。チャラチャラしたプロレスをこのまま続けるんじゃねえぞと。すごく厳しいと思うよ。
高木　そうですよね。
永島氏　がんばってくれよ。
高木　ありがとうございました！
永島氏　これからも新しい助っ人があるよ（と言って退場）。
高木　覚悟してます……ああは言ってますけど、助っ人は一人でいいです。一人で十分です。武道館の営業もやっているので、これ以上、あの人の太いパイプを使って来られると、僕の体が持ちません。１週間もいかないです。１日で十分です。鬼の藤原道場とは聞いているので、覚悟していきます。鈴木みのる戦は自分が何をやっても勝てない人間だと思って、ずっと逃げてました。専門誌のコラムでも書いていたのは知っていたけど、すべてを見透かされた気がして。「高木三四郎は今のプロレス界にコンプレックスがある。だからプロレス外の手法を使ってＤＤＴを盛り上げてきた。でも俺には通用しない」と。あのコラムを見て、なんであの人を選んじゃったんだろうなと。でも、乗り越えるのがプロレスでしょう。ハードルが高ければ高いほど、燃えますよ。永島さんのプレゼント、藤原組長は鈴木みのるのことをなんでも知り尽くしていると思うので、そこにヒントがあると思う。がんばります。今の下馬評だと、俺が負けると思っている人が多いだろうけど、武道館までにはイーブンにもっていきます。　

▼第5試合＝セミ　KO-Dタッグ選手権
　○KUDO、大石真翔（13分16秒　ダイビング・ダブルニードロップ→片）●マサ高梨、佐々木大輔
　※王者・KUDO＆大石がＶ１

▼第6試合＝メイン　KO-D無差別級選手権
　○飯伏幸太（21分12秒　フェニックス・プレックス・ホールド）●火野裕士
　※挑戦者・飯伏が王座奪取（第42代）

• 飯伏はスターダストプレスを初公開。
  
• 飯伏のフェニックス・プレックス・ホールドは2009年のＤＤＴ・両国大会以来2度目の使用。
  
• 試合後、“いつでもどこでも挑戦権”を持つＤＪニラが現れる。
  
• ニラ「生き残ったのは飯伏、お前のほうだったか。いいか、飯伏幸太よ。よーく聞け。ＤＤＴの日本武道館大会の、メインに立つに相応しい男はお前しかいない！　飯伏幸太、お前はドラマティック・ドリーム・チームを背負って闘う覚悟があるのか!?」、飯伏「ありますよ」。
  
• ニラは飯伏を抱き寄せて、「いつでもどこでも挑戦権」を行使することなく引き揚げた
  
• 飯伏＆火野・試合後コメント→ DDTプロレスリング公式サイト | DDT | リポート
  

• 試合前、矢野啓太率いるワラビー革命軍がリングジャック。佐野直がリングに上がる。おそらく2008年に出場キャンセルとなってから初。
  
• 7.22後楽園ホールでMIKAMIが復帰。相手に藤波辰爾を希望。
  
• 史上初の「煽り漫画」決定。『キャプテン翼』の高橋陽一先生が執筆。高橋先生の担当する試合は「5vs5サッカーマッチ」。前半5分後半5分で多くフォール・ギブアップ・ＫＯとった方が勝ち。

　火野vs飯伏はかなり評判が良いです。特に敗れた火野の暴れっぷりが凄まじかったとか。飯伏が最終兵器を出さざる得ないまで追い込まれた。
　これで飯伏はKO-D無差別級王者としてロウキーのＩＷＧＰＪｒ王座に挑戦することとなる。

　藤原組長と勇者アモンがタッグ結成したのも驚き…。永島さんは更なるＸの投入を予告。

　全試合終了後には、武道館メインのもう一枠「挑戦者」を決定するトーナメントの組み合わせが決定。
　抽選は、くじ引き順に選手自身で枠を選んでいくＫ－１方式。
■トーナメント組み合わせ決定！6月30日DDT新木場大会 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

☆６・30新木場
▼トーナメント１回戦
①松永智充vsマサ高梨
②ケニー・オメガvs佐々木大輔
③中澤マイケルvs佐藤光留
④入江茂弘vsＨＡＲＡＳＨＩＭＡ
⑤石井慧介vs高尾蒼馬
⑥ＫＵＤＯvsアントーニオ本多
⑦ヤス・ウラノvs大石真翔
⑧彰人vs男色ディーノ
▼トーナメント２回戦
<Ａ>①の勝者vs②の勝者
<Ｂ>③の勝者vs④の勝者
<Ｃ>⑤の勝者vs⑥の勝者
<Ｄ>⑦の勝者vs⑧の勝者

☆７・８淀川
▼トーナメント準決勝
○Ａの勝者vsＢの勝者
○Ｃの勝者vsＤの勝者
▼トーナメント決勝戦

　いよいよ7月8日にメインカードが決まる。あとはニラさん…。

■武道館ピーターパン ～DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP [ http://www.ddtpro.com/ ]

■8.18（土）　DDT / 東京・日本武道館
【決定済みカード】
▼メイン　KO-D無差別級選手権：［王者］飯伏幸太 vs [挑戦者]トーナメント優勝者
▼高木三四郎 vs 鈴木みのる（パンクラスmission）
▼5vs5・サッカーマッチ
▼ダークマッチ「マッスル」

＜参戦予定選手＞
藤波辰巳　愛川ゆず季　エル・ジェネリコ、大鷲透

　トーナメントが終われば、次々カード決まってくるでしょう。

　 カテゴリ: DDT 　2012-06-26
投稿者：杉 | 固定リンク | | トラックバック

　“ゴールデンスター”飯伏幸太が約8ヶ月ぶりに復帰。脱臼がくせになりつつあった肩を手術、医者のゴーサインと共にリングへ。
　いきなり相手は実力者のエル・ジェネリコ。

DDT（昼）は超満員札止め

■火野がＫＯ－Ｄ王座奪取で２冠王、８月武道館に藤波参戦=ＤＤＴ 飯伏、左肩脱臼から約８カ月ぶり復帰　新日本再出撃も視野 [ スポーツナビ ]
■MAX BUMP 2012 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【5・4リポート①】石井、奮闘虚しくＫＡＩに惜敗 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【5・4リポート②】飯伏8ヵ月ぶりの復帰戦もジェネリコに敗戦 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【5・4リポート③】火野が高梨を撃破、2冠王に [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■高梨が火野に玉砕！ベルトを総獲りしたCrying WolfにHARASHIMA、ディーノ、そしてもの凄い復帰戦をやってのけた飯伏が宣戦布告！ [ バトル・ニュース ]
■ 5．5 DDT・後楽園ホール大会速報まとめ～KO-D無差別級選手権：マサ高梨vs火野裕士 ｜ ブラックアイ２
　出来事をまとめ。

■5.4　DDT / 東京・後楽園ホール（2064人・超満員札止め）
▼第1試合
　○KAI（10分34秒　スプラッシュ・プランチャ→片）●石井慧介

• 試合後、KAIが全日本プロレスの宣伝をするとブーイング。
  
• KAI：試合後コメント「（全日本がメジャーで、ＤＤＴがインディーという気持ちに変わりはない？）ないですね。インディーって言われてインディーだと思ってなければブーイングしなきゃいい」。
  
• 石井：試合後コメント「（メジャーということに対して差は感じた？）それは見ている人がどう思ったかだと思います。自分は次やったら勝つ自信はあります。（自分が選んだ道に自信を持っている？）もちろん、全日本プロレスを辛くてやめたから、全日本プロレスから逃げた男って、それはそうだと思うんですけど、今はＤＤＴに入って自信を持ってプロレスをやっているし、ＤＤＴプロレスという団体に自信を持っているし、誇りを持っています」
  
• このあとKAIは全日本プロレス・名古屋大会に移動。
  

▼第3試合
　○佐藤光留（9分0秒　腕ひしぎ逆十字固め）●DJニラ

• 異次元対決はニラ・ワールド全開の名勝負に。
  

▼第4試合　４－３ハンデ戦
　○高木三四郎、高尾蒼真、アンディ・パラフォックス、勇者アモン（11分21秒　シットダウンひまわりボム→エビ）男色ディーノ、●大石真翔、井上雅央

• NWJのXはアンディパラフォックスと勇者アモン。
  
• 5.20新木場で「亜門・コントラ・アモン：ゴージャス松野vs勇者アモン」が決定。
  
• ディーノが「ツッコミ役が足りない」と大鷲透のＤＤＴ復帰を示唆。
  

• 8.18日本武道館大会に藤波辰爾参戦決定。
  

▼第5試合
　○エル・ジェネリコ（20分12秒　Brain-Bustaaaaahhhhh!!!!!→片）●飯伏幸太
＜飯伏：試合後コメント＞
飯伏「（８ヵ月ぶりの復帰戦だったが？）気持ちいいですね。おもしろかったです。（思い通りの動きはできた？）結構息が切れたというか、動けなかったんですけど、肩にかんしては全然。攻められただけのダメージで、右と変わらないです。万全じゃないですか。（ジェネリコと対戦して）結果として悔しいけど、僕とジェネリコだったらもっとできたはずなんで、ちょっと申し訳なかったなと。ただ今の限界は出せたので、自分的には大満足です。試合勘が戻ってないので、それが敗因というか、自分の間がやってみたらわかんなかったです。（終盤のバーニング式24歳は？）ちょっとキツかったですね。モタモタしすぎて、着地されました。（今後、武道館もあるが？）このまま調子がよくなればベルトとかも、まだ３ヵ月ぐらいあるので。それも考えつつ、新日本も考えつつ。とりあえず明後日です。（那須高原？）そこでジェネリコを燃やそうと思って」

▼第6試合＝セミ　KO-D無差別級選手権次々期挑戦者3WAY
　○ウラノ（15分37秒　スイング・スモールパッケージ）●KUDO
　○HARASHIMA（17分16秒　蒼魔刀→体）●ウラノ

• HARASHIMAは5.27札幌で王座挑戦。
  

▼第7試合＝メイン　KO-D無差別級級選手権
　○火野裕士（26分10秒　ファキンボム→片）●マサ高梨
　※挑戦者・火野が王座奪取

• 火野：試合後マイク「思った以上に楽しかった。高梨ありがとう」と、予想外に健闘を称えるマイク。しかし、「お礼にもう一発、Ｆｕｃｋｉｎｇ　ＢＯＭＢを食らわしてやる」
  
• 高梨を攻撃する火野を、ディーノ・飯伏・HARASHIMAが助けにくる。ディーノはシングル・タッグの奪還を宣言。
  
• 火野マイク「オマエなんか怖くないぞ」とディーノにおびえる。

　ＤＤＴらしい振り幅広い興行でした。飯伏が戻ったことで、ややお笑いに偏りぎみだった内容もぐっとバランス良くなった気がします。
　飯伏幸太は復帰戦から全力ファイト。肩を攻められ気にするそぶりはあったが、試合のダメージであり負傷は関係ないとのこと。まぁ常に負傷の心配はしてしまうと思いますが、取りあえず完全復調に近づきつつあるようです。
　エル・ジェネリコの素晴らしさも見られました。試合巧者でありながら技・一発のインパクトが凄まじい。再戦が今から楽しみ。



　メインの火野vs高梨も好試合。プレッシャーあるなかでスリリングな攻防を積み重ね会場を盛り上げた。マサ高梨は体格差と実力差（？）を頭使って超えようと奮闘。
　勝負論もあったので最後まで一喜一憂できて楽しめました。
ただ、やっぱり高梨選手には勝って欲しかったですね。ここで勝って「最弱」「汁レスラー」を卒業してもいいのでは？と思っていたのだが。実力があるのは皆分かっているのに「弱い弱い」と言い続けることに、ちょっと違和感のようなものが生まれつつあって…。ギミックと割り切ればいいのかもしれないが。
　あとはＤＪニラvs佐藤光留が素晴らしかった。ＤＪニラの試合はもっと多くの人に見てもらいたい。全てのプロレスファンの嗜好に合うとは思いませんが、ハマる人なら大感動できると思う。



　勇者アモンさんについてはこちらで。
■ 勇者アモンさん | 東京03豊本のプロレス回覧板
　ウルトラマンロビン的な感じを想像していたが、そこまでアレではなかった。何か別の味があるようです。

チェリー、潔く実年齢公開

　こちらは夜のユニオンについてのまとめ。
■ゴールデンユニオン　2012 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【5・4リポート①】チェリー、ファンタジー終焉の日 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【5・4リポート②】90年代インディー戦士が続々登場 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■【5・4リポート③】7・18新木場で大日本×ユニオン対抗戦 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■ユニオンファンの期待を背負って蛍光灯デスマッチで宮本に挑んだ大家は惜敗！ファンジーで覆われていたチェリーの実年齢が明かされる！ [ バトルニュース ]

■5.4　ユニオンプロレス / 東京・後楽園ホール（1236人・満員）

▼第1試合　愛のハンディキャップマッチ
　○風間ルミ、美月凜音（8分21秒　ドラゴンパンサー）●福田洋

• 福田が勝ったら風間ルミよりほっぺにチュー。負けた福田のホッペにチューとキック。
  

▼第2試合　実年齢コントラ厚化粧マッチ
　○さくらえみ w/紫雷美央（5分3秒　春夜恋）●チェリー

• 敗れたチェリーは生年月日1974年5月14日、37歳であることを明かす。
  
• チェリー：試合後マイク「小さい頃からプロレスラーになるのが夢で、一度はあきらめたけど、年齢を言い訳にしたくなくて、普通では考えられない30歳でデビューしました。もうすぐ６月で８周年を迎えようとしています。ファンタジーはなくなってしまいましたけど、まだまだ37歳のチェリーの可能性を信じたいと思います。同じくらいのキャリアの人たちと比べて、私には時間がないと思います。だからこそ、37歳のチェリーの姿をみなさん、しっかりと見ていてください。私は夢をあきらめようとしている人や、同世代の人たちに元気を与えて、一緒にがんばっていきたいと思っています。これからもよろしくお願い致します」
  

▼第3試合
　○ビッグ・ルード、クロクモクラッチ、GENTARO（9分18秒　クルップラー・クロスフェイス）鶴見五郎、●エル・イホ・デル・ゴロー、ゴロージュニア

• 試合後、ゴローブラザーズはまたもGENTAROを拉致。
  

▼第4試合　90年代インディーランブル
　▲新高木三四郎（18分13秒 ダブルフォール）▲新松田慶三
＜登場したウエポン＞
　岡野隆史、ホー・デス・ミン、市来貴代子、内藤恒仁、サバイバル飛田＆原始猿人ヴァーゴン、ターザン後藤

• ターザン後藤が両者をフォール。
  
• 新松田・新高木、握手するも頭をゴッツンとぶつけて錯乱したまま退場。
  

▼第5試合　妻木洋夫凱旋試合
　○木高イサミ、エル・ジェネリコ（16分12秒　勇脚・斬→片）大家拳號、●妻木洋夫

▼第6試合＝セミ　BJWタッグ選手権
　○石川修司、入江茂弘（16分7秒　スプラッシュマウンテン→エビ）佐々木義人、●忍
　※挑戦者・石川＆入江が王座奪取

• 次の挑戦者には伊東竜二＆アブドーラ小林が決定。
  

▼第7試合＝メイン　DDT EXTREAM級選手権＝蛍光灯売店デスマッチ
　○宮本裕向（19分58秒　卍コブラ）●大家健
　※王者・宮本がＶ１

• 大家健：試合後コメント「今日、僕は負けてしまいました。やりたくない蛍光灯マッチをやって。でも、俺はプロレスラーだから、プロレスだったらなんでも受けるんだよ！　負けたら最高に不幸せだと思い込んでいました。みなさんの応援がなかったら、あっさり負けて、すごく不幸せだったと思います。でも、みなさんの応援があって、ここまでがんばることができました。自分は負けてしまったけど、宮本より幸せな気分でいっぱいです。みんなで幸せな気分で締めたいと思います。いくぞー！　３、２、１、幸せだ、俺！　幸せだ、ユニオン！　幸せだ、みんな！」

　昼のＤＤＴに負けず…というか、下手すりゃこっちの方が評判いいみたいですね。大家健がメインで頑張ったようです。

ユニオンvs大日本の抗争激化

　今後の予定。
■火野対HARASHIMAタイトル戦！5月27日DDT札幌情報 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■　6月17日ユニオンプロレス北沢大会一部カード決定 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■勇者アモンvs松野！5月20日DDT新木場決定カード [ DDTプロレスリング公式サイト ]

■5.20　DDT / 東京・1stRING（18：00）
▼スペシャルダークマッチ　アモン・コントラ・亜門
　勇者アモン　vs　ゴージャス松野（鶴見亜門代理）
　※この試合で負けた陣営の「あもん」は、今後一切「あもん」を名乗れなくなる。
▼火野裕士＆ヤス・ウラノ＆アントーニオ本多　vs　HARASHIMA＆佐々木大輔＆松永智充
▼飯伏幸太　vs　伊橋剛太
▼KUDO＆彰人　vs　マサ高梨＆石井慧介

■5.27　DDT / 北海道・札幌テイセンホール（18：00）
▼KO-D無差別級選手権
　火野裕士［王者］ vs HARASHIMA

■6.17　ユニオン / 東京・北沢タウンホール（13：00）
▼BJWタッグ選手権
　石川修司＆入江茂弘［王者］ vs アブドーラ小林＆伊東竜二
　※北沢タウンホールはデスマッチ禁止のため通常プロレスルールで行われる。

■　7月18日ユニオン新木場大会が大日本×ユニオン対抗戦に変更 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■5月19日DDTふじ大会決定全カード [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■5月6日那須高原自然学校プロレスカード変更のお知らせ [ DDTプロレスリング公式サイト ]
　7.18にはユニオンと大日本で対抗戦。

　日本武道館大会もボチボチとカード見えてくるか？

　 カテゴリ: DDT 　2012-05-06
投稿者：杉 | 固定リンク | | トラックバック

※この記事あ８つの速報記事を１つにまとめたものです。試合結果は正しいものに書き換えてあります。

速報開始

　会場到着。
　当日券売り場に列。
　ロビーにも凄い人。

　 カテゴリ: DDT 　2012-05-04
投稿者：杉 | 固定リンク | | トラックバック

　観戦する予定なので携帯から速報します。

マサ高梨・大家健が昼夜で後楽園メイン

■特別リングサイド増席！5月4日DDT後楽園ホール大会直前情報 [ DDTプロレスリング公式サイト | DDT | 新着情報 ]

■5.4　DDT / 後楽園ホール(12：00開始）

▼KO-D無差別級選手権
　＜王者＞マサ高梨　vs　火野裕士＜挑戦者＞
▼次々期挑戦者決定戦　3WAYマッチ
　ヤス・ウラノ　vs　HARASHIMA　vs　KUDO
　※この試合の勝者は5月27日札幌テイセンホール大会で行われるKO-D無差別級選手権に挑戦できる。
▼飯伏幸太復帰戦
　飯伏幸太　vs　エル・ジェネリコ
▼佐藤光留　vs　DJニラ
▼高木三四郎＆高尾蒼馬＆X　vs　男色ディーノ＆大石真翔＆井上雅央
　※Xが見つからない場合はハンディキャップマッチとなる。
▼アントーニオ本多＆矢野啓太＆ポイズンJULIE澤田＆星誕期＆ドン・マイケル　vs　佐々木大輔＆松永智充＆入江茂弘＆彰人＆遠藤哲哉
▼石井慧介　vs　KAI（全日本プロレス）
▼ダークマッチ（11:40頃開始）　ゴージャス松野　vs　翔太

　注目カード揃い。
　飯伏幸太がついに復帰！　週プロのインタビューでは、エル・ジェネリコのBrainbustaaaaahhhhh!!!!!（トップコーナーのターンバックルに落とす流れ式垂直落下ブレーンバスター）に対抗し、串刺し系のわざを予告しているが…いきなり大丈夫か？
　飯伏選手に関しては、今日ｕｐされたこちらのコラムもチェックを。
■【飯伏復帰インタビュー後編】「役割はプロレスの営業マンです」 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

　マサ高梨の防衛戦も楽しみ。これまで健闘はするがベルトにはなかなか届かず、今回の王座奪取も「いつでもどこでも挑戦権」を使ったズル勝ちでした。火野を相手にどんな防衛戦術を見せるのか？

　個人的には、「石井慧介vsKAI」にも注目しております！　KAIの発言から始まった「メジャー・インディー」論争…論争とまでは言っていないか。会場の雰囲気どうなるか楽しみ。

　なお、5月4日は夜にユニオンの大会も行われます。

■5月4日ユニオンプロレス後楽園ホール大会試合順決定 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

■5.4　ユニオン / 後楽園ホール(18：30）
▼ダークマッチ　ユニオン実験リーグ
　円華＆風戸大智 vs マスクドミステリー(ガッツワールド)＆ＳＡＧＡＴ(ＲＡＷ)
▼第一試合　愛のハンディキャップマッチ
　福田洋 vs 美月凛音＆風間ルミ
▼第二試合　実年齢コントラ厚化粧マッチ
　チェリー vs さくらえみ with 紫雷美央
　※チェリーが敗者となった際には自身の実年齢を公表し、さくらえみが敗者となった際にはその場で紫雷美央が化粧を落とさなければならないルール。
▼第三試合　６人タッグマッチ
　鶴見五郎＆エル・イホ・デル・ゴロー＆ゴローjr vs ビッグルード＆クロクモクラッチ＆GENTARO
▼第四試合　90年代インディー戦士ウエポンランブル
　新高木三四郎 vs 新松田慶三
　※90年代を象徴するようなインディー選手を両選手が招聘し、その選手が任意のタイミングでリングに入場、公認凶器として共に戦い、通常のプロレスルールにて決着を付ける
▼第五試合　妻木凱旋試合
　妻木洋夫＆大家(真霜)拳號 vs 木高イサミ＆エル・ジェネリコ
▼セミファイナル　BJW認定タッグ選手権試合
　＜王者組＞佐々木義人＆忍 vs 石川修司＆入江茂弘＜挑戦者組＞
▼メインイベント　DDT EXTREME級選手権試合～蛍光灯売店デスマッチ
　＜王者＞宮本裕向 vs 大家健＜挑戦者＞

　この２大会はセットで見るべきなんですよねぇ。残念ながら私は夜行けず。

　ＤＤＴの後楽園大会、ダークマッチが午前11時40分開始予定。

　 カテゴリ: DDT 　2012-05-04
投稿者：杉 | 固定リンク | | トラックバック