「丸藤正道vsビッグ村上」の代わりとして「丸藤正道vs潮崎豪」が決定～4．10 ノア・後楽園
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杉浦貴「やっぱりノアは試合のクオリティーで魅せてきて…」
高山善廣「こういうことが起こる可能性もあるってことだよ」
まず、流れをおさらい。■ 村上のテロ行為にファンが暴動寸前！秋山と高山がＧＬ決勝戦での対戦を熱望 ［ スポーツナビ｜格闘技｜速報 ］
■3月20日 ノア／後楽園ホール場外での乱闘が永遠と続き無効試合裁定。
▼メイン
モハメドヨネ＆力皇猛（6分20秒 両者反則→無効試合）ビッグ村上＆臼田勝美
納得できないファンに対し、丸藤副社長が「3．26千葉大会でGHCタッグタイトルマッチによる再戦が決定」とアナウンス。
怒る観客を無視するかのように、リング上でファンプレゼント抽選会を開始。
杉浦貴がリング上からマイクしてようやく収まる。
週刊プロレス 1518号から幾つかコメントを紹介。
秋山選手と高山選手のコメントは後楽園大会翌日のもの。
丸藤正道「村上サイドからタイトルマッチやらせろっていう発言と、今日の試合内容、結果、全てをふまえ、お客さんの目の前できちんとした試合内容、結果を見せるために、タイトルマッチを組んでしまえばいいんじゃないかと」
「（ノアでこんな会場の雰囲気はなかった？） そうですね。だからお客さんも一緒に闘いにきてほしいですね。でも今日の力皇とヨネの責任は重いと思います」
杉浦貴「つらいですよ。リングに上がるのがこんなにつらいのはプロレスラーになって初めて。やっぱりノアは試合のクオリティーで魅せてきて、最後に満足させてしっかり終わらせてたんで」
秋山準「前も言ったけど、俺らの世代を超えるっていうのは、俺らの世代を倒すってことじゃないんだよ。俺らが霞ませるぐらいの試合を自分たちでするのが世代交代。そういう意味では、昨日の試合は逆行しちゃったかな。もし、これでポシャッたら普通の感じに終わっていくだろうし、乗り越えたときには更に良くなるはずだよね」
高山善廣「こんなのノアじゃないっていう声もあったみたいだけど、片方のチームはノアじゃないからね。ノアの流儀に沿う闘いをするかどうかは分からない。プロレスには、もともとそういう部分もあるんだから、覚悟しなきゃいけないよね。ノアじゃそういうことはないって安心してチケット買ってくれたんだろうけど、そもそも相手がテロリストだからね。こういうことが起こる可能性もあるってことだよ」
「昔のプロレスって毎回こんなんばっかりだよね。それじゃいけないって意識で馬場さんが完全決着って打ち出して、四天王プロレスが生まれたわけじゃん。最初から四天王プロレス以降のプロレスしか知らない人が、ノアのファンにはけっこういるわけよ。それで今のノアは丸藤とか昔のグチャグチャだったプロレスを知らない世代が仕切ってるからね。
今のプロレス界全体でもそうかもしれないから、昔よくあった昨日みたいな終わり方がたまにあると（観客は）裏切られたってなっちゃうんだろうね。昔はそういうのもプロレスだって観る者に心構えがあったんだよね。昔はそれを含めて楽しんでいた」
※このほか高山選手は「試合後の抽選会はいただけなかった」とも発言。
高山選手は「こんなこともあるよ」。丸藤選手は「その先を見てくれ」というようにも聞こえる。
秋山選手、杉浦選手は、試合内容で勝負すべきという考えか。
予定通りタイトルマッチは行われました。
■ PRO-WRESTLING NOAH OFFICAL SITE [ツアー詳細][2010年3月26日][Navig.in March ’10]
■3月26日 千葉公園総合体育館力皇＆ヨネが完勝。
▼メイン ＧＨＣタッグ選手権
○力皇猛、モハメドヨネ（18分0秒 無双→体）ビッグ村上、●臼田勝美
※王者。力皇＆ヨネがＶ２
試合後に深いダメージを負った村上選手は救急車で病院に搬送されました。
また、観戦したファンの報告から、この大会は客入りがかなりひどく、客席の１／３も埋めらず、興行としては大惨敗であったことも分かっています（主催者発表1000人）。
千葉大会終了後、今度は東スポ紙上で村上vsノアの話題が何度か上がる。
そして今日の会見。
■ 丸藤が誓う、潮崎との一騎打ちでファンの信頼取り戻す=ノア ［ スポーツナビ ］
■4月10日 ノア／後楽園ホール潮崎選手はこれが復帰戦となる。
＜追加カード＞
▼30分1本勝負
潮崎豪 vs 丸藤正道
今シリーズはＧＨＣ戴冠者がずらりと勢ぞろいしたノア初のシングルリーグ戦「グローバルリーグ」が開催され、丸藤もジュニア戦士でただ一人のエントリー。激戦のさなかにいるが、この騒動のケジメをつけるべく、村上とのシングル戦を決意。
「村上選手が相手でも、しっかりとお客さんに満足して帰ってもらえる試合を見せたかった。僕自身、数年前に村上選手には血だるまにされていますけど、それよりも前回の後楽園が本当に申し訳なかった気持ちでいっぱいです」
しかし、丸藤によれば、村上は３．２６千葉大会で敗れたＧＨＣタッグ王座戦のダメージが大きく、とてもリングに上がれる状態ではないという。「さすがにリングに上がれない選手と無理やり試合するわけにはいかない」と無念の断念。そんな中、右ひじ負傷が癒えた潮崎が、丸藤とのシングル戦に名乗りを挙げた。
潮崎豪→丸藤正道「やらない理由はない。ノアにはたくさんのヘビー級選手がいる中でオレを指名してくれた。たぶん、オレの中に何かを感じたんだと思う。それに応えたい」
※4月5日訂正：上記の発言は潮崎選手ではなく丸藤選手のものでした。
丸藤正道「しっかりしたプロレスを見せて、お客さんといっしょにまたノアを盛り上げていきたいですね」
発表済みだったカードを変更してのシングル。
もし、村上選手の体調に問題がなければ・・・「丸藤vs村上」がケジメマッチとして行われていた。
結果的にファンはホッとしたことでしょう。
ただ、前にも書きましたが、「村上のような暴走ファイトがあってもいい」と考える人がノアには存在するわけです。
その人が今回の騒動で引いたのか、続けるのか。
あまりストーリーを先読みするのはアレですが・・・ビッグ村上の凶暴性を再アピールするんだったら、丸藤vs潮崎に乱入させて試合をぶち壊しにするのが手っ取り早い。
それがあるのか、ないのかの判断で、この騒動以降の方向性が見えるかもしれない。
今後もビッグ村上は参戦すべきかどうか
ビッグ村上の継続参戦、個人的にはこういうの嫌いではありません。むしろ好き。せっっかく波がたったのだから、利用しない手はありません。でもしかし、ちょっと“浅い”のが気になります。
無効試合→タイトル挑戦の流れは強引すぎる。これでは怒りの矛先が村上に行かない。
高山選手は「昔のプロレスなら当たり前」とコメントしてますが、昭和と今とではファンの気質がだいぶ違います。ゴールデンで放送されていた頃とはプロレスを取り巻く状況も全然違う。
そういう中で“仕掛ける”には、相当に頭をひねらなければなりません。ファンの教育も必要。
あと、村上選手の体調も心配。当たりの強いノアのマットで、戦い続けることができるのか。
4．10後楽園で「秋山準vs佐々木健介」
4．10発表済みのカードはこちら。■ PRO-WRESTLING NOAH OFFICAL SITE [ツアー詳細][2010年4月10日][Spring Navig.'10]
■プロレスリング・ノア「Ｓｐｒｉｎｇ Ｎａｖｉｇ．’１０」かなり豪華。
４月１０日（土）東京・後楽園ホール 開場１７：００ 開始１８：００
【決定済み対戦カード】
▼グローバルリーグ戦’１０ Ａブロック公式戦 ３０分１本勝負
秋山準 vs 佐々木健介
▼グローバルリーグ戦’１０ Ｂブロック公式戦 ３０分１本勝負
モハメドヨネ vs 川田利明
▼ＡＡＡ世界タッグ選手権 ６０分１本勝負
森嶋猛、石森太二(c) vs 力皇猛、平柳玄藩
▼シングルマッチ ３０分１本勝負
丸藤正道 vs 潮崎豪
武道館級・・・は言い過ぎか？
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