全日本プロレス・卒業マッチ
全日本プロレス「新春シャイニング・シリーズ」最終戦が大阪府立体育会館の結果を紹介。
メインの三冠戦をちょっと後回し。今回を最後に王道マットからしばらく離れる曙の言動に注目。
1.8 全日本プロレス/大阪府立体育会館(3500人)
[6]武藤、○曙(15分46秒 ボディプレス→体)諏訪間、●一生
スポーツ紙サイトから曙の発言を拾う。
「これで終わりだとは思っていない。単に次(の全日本シリーズ参戦)が決まっていないだけ」
「原点はここだし、プロレス界にいられるのは全日本のおかげ。巡業に出るなら全日本以外考えられない」
「勉強し直してまた武藤部屋で頑張ります」
更に週プロモバイルから。
「(卒業マッチかと聞かれ)いらんこと言うな! いらんこと書かれて、いらんこと考えて、試合が・・・。プロレスラー曙は全日本で始まった。勉強しながら武藤部屋で頑張りたいです」
曙の全日本LOVEがヒシヒシと伝わってくる。
FEG(K-1)との契約があるから仕方ないとはいえ、思うようにいかない現実に横綱の苛立ちは頂点か・・・。
なんだか、立ち直りつつあったイジメられっこが、やっと見つけた安住の地を奪われていくようで・・・。イジメられっこにしてはデカすぎるけどねw
「勉強し直してまた武藤部屋で頑張ります」と「勉強しながら武藤部屋で頑張りたいです」は微妙に内容違いますが、たぶんどっちかが聞き間違いなんでしょう。
とにかく、未だ曙は「プロレス=武藤部屋」としか考えられず。
2.19 新日本・両国大会は参戦が決定的(IWGPタッグ選手権:蝶野&天山vs曙&吉江)と言われていますが、モチベーション上げることはできるのか疑問。
まぁ、プロレスラーならどこのリングでもキチッとお仕事しなきゃならんわけで、普通ならワガママととられても仕方ない。でも実際のところ、全日本以外で曙の良さが伝わるリングって少ないと思うわけで・・・。
これから先、曙がヘボイ試合をするたびに、「全日本プロレス’05」の素晴らしさが証明されていくことになる。
その期待を裏切って、曙がプロレスラーとして大成することを祈る。
こちら↓のBLOGには、興行後の曙さんの様子が。
大阪ふたり旅...春もアケボノ...緊張とエンジョイ♪ [ やべっちのオフィスギャラリー ]
試合後はホテル近くの居酒屋さんで曙さん、雷陣さんとちょっとしたシリーズ最終戦の打ち上げをしました。曙さんも僕も朝から何も口にしていなかったので、この日はアルコールなしで烏龍茶&コーラで、とにかく食べました。
お酒が苦手な僕は正直「飲まされちゃうのかなぁ~」なんて心配してたのでホッとしました。美味しい焼き魚やお刺身をいただきました。ごちそうさまでした。
あまりにコーラをオーダーし過ぎてしまったのでお店のコーラがもうなくなってしまいました。
普通の居酒屋だなぁ・・・。
諏訪間幸平がVM入り
その他の試合。
[8=メ]三冠ヘビー級選手権
○小島聡(19分6秒 ラリアット→体)●TARU
※王者・小島がV6
- 和田京平レフェリーがTARUのビール瓶攻撃で一旦退場。
- サブレフェリーも負傷、和田が途中復帰。
- 試合後、小島にベルトを巻いていた諏訪間幸平が王者を襲う。VM入り。
- 諏訪間「お前がこの団体のトップを張ってるのが気に食わねえ」
[7=セ]アジアタッグ選手権
○健介、中嶋(21分2秒 ジャーマン)嵐、●ハヤシ
※王者・健介組がV3
[5]世界ジュニアヘビー級選手権
○近藤(22分7秒 ラリアット→片)●AKIRA
※王者・近藤がV2
諏訪間のVM入りは驚いた。まぁ、軍団再編成は必要ですな。
エース候補をヒールにするのはWWEだとよくやります。ジョン・シナとか。でも、小島vs諏訪間の三冠戦じゃ辛い。
次の興行に繋がる形になったのはいいかな。マッチメイカーの渡辺さんが抜けたことで、ストーリーのアレが心配でしたけど、なかなか頑張ってるんじゃないでしょーか。
末期のFMWみたいにバッドエンドが増えるのはマズイけど。