親会社交代が大変な話題となっている新日本プロレス、新体制となってから初のビッグマッチが大阪で開催されます。
1.4ドーム、オカダの挑戦アピールにヒールへのモノとは違うブーイングが響いた 2月8日に調印式が行われました。
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「タイマン張らしてもらう!!」2月12日(日)大阪大会、棚橋vsオカダ、田中vs後藤、テンコジvsBIの“調印式動画”をアップ!! [ 新日本プロレスリング ]
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「棚橋と闘うことは、世界一と闘うこと!」逸材王者がオカダを牽制!! 「後藤は本間と一緒!」田中が荒武者を一蹴!! [ 新日本プロレスリング ]
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テンコジ“仲間割れ”の心配なし!! BIは「俺たちがベスト!!」と奪回に自信!! IWGPタッグ調印式 [ 新日本プロレスリング ]
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02/12(日) 17:00 大阪・大阪府立体育会館|THE NEW BEGINNING|Match Information|新日本プロレスリング
■2012/02/12(日) 17:00 大阪・大阪府立体育会館
▼第8試合 60分1本勝負 IWGPヘビー級選手権試合
(第56代王者) 棚橋 弘至 vs (挑戦者)オカダ・カズチカ
▼第7試合 30分1本勝負 スペシャルシングルマッチ
内藤 哲也 vs 中邑 真輔
▼第6試合 60分1本勝負
IWGPインターコンチネンタル選手権試合
(第2代王者) 田中 将斗 vs (挑戦者)後藤 洋央紀
▼第5試合 60分1本勝負 IWGPタッグ選手権試合
(第58代王者組) 天山広吉&小島 聡 vs (挑戦者組)ジャイアント・バーナード&“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
▼第4試合 時間無制限 イリミネーションマッチ
真壁刀義&永田裕志&井上亘&タイガーマスク&KUSHIDA vs 鈴木みのる&高山善廣&ランス・アーチャー&TAKAみちのく&タイチ
※通常のタッグマッチ形式で試合を行ない、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームを勝ちとする。また試合権利のあるものがトップロープを超え、場外に着地した場合は退場となる「オーバー・ザ・トップロープ」ルールを採用とする。
▼第3試合 60分1本勝負 IWGPジュニアタッグ選手権試合
(第30代王者組) プリンス・デヴィット&田口 隆祐 vs (挑戦者組)デイビー・リチャーズ&ロッキー・ロメロ
▼第2試合 20分1本勝負
キャプテン・ニュージャパン&獣神サンダーライガー&タマ・トンガ vs 矢野通&飯塚高史&石井智宏
▼第1試合 20分1本勝負
本間朋晃&キング・ファレ vs 高橋裕二郎&YOSHI-HASI
タイトルマッチは4試合そのうち3試合+中邑vs内藤はリマッチ系。
その分というかなんなのか、メインは新鮮なカードがドンと組まれた。
ここでは自分なりの「棚橋弘至vsオカダ・カズチカ」について語ったりしてみます。
正直、1.4ドームでの挑戦表明は大失敗。オカダ・カズチカへ浴びせられたブーイングはヒールへのそれとは違うもの。
「お前じゃ力不足」と誰もが思った。
もともとこの挑戦劇には無理がある。凱旋帰国第一戦(vsYOSHI-HASHI)がとんでもないインパクトを残していたとしても時期尚早には違いない。どうやったらいい形になっていたのかが想像がつかない。
オカダのヒール度を高めるため? それもちょっとどうかと思う。
強引にでも若手を押し上げようということか。オカダがインパクト残しブレイクすると信じ博打をうったという可能性も?
とにかく最近の新日本にしては珍しく「?」な感じの流れであります。
シリーズで前哨戦を重ねるなか、オカダは徐々に良い動きを見せ始める。ツームストン・パイルドライバーで棚橋に強烈なダメージを与えた。
「これでタイトルマッチが面白くなってきた!」と煽るマスコミもいらっしゃいますが、それではハードルが低すぎる。2011年世界的MVP・棚橋弘至のタイトルマッチなんです。オカダに期待する気持ちは分かるが、まだまだ全然顔じゃない。
でも自分はこの試合に凄く注目しています。
一話完結的な大会ながら、点ではなく線として淀みなくストーリーを描き続けているのが今の新日本。
しかし今度のタイトルマッチは、最近の新日本にしては珍しい無理のある流れとなっている。それをどうカバーしていくのか、満足度の高い興行にどう仕上げるのか。
オカダは人生最大級のプレッシャーと闘っているでしょう。これは大変な試練。受けて立つ棚橋もこれまでなかった重圧がのしかかる。
ただ、こういう追い込まれた時こそ、人間としての本性や、レスラーとしての技量の幅が見えたりするもの。キャラを超えてリミッターが外れたりもする。
いやらし見方かもしれないが、やりやすいとは言えない状況が、それぞれ何か新しい顔を出すきっかけとなるのではと期待しています。
オカダが想像以上に頑張って名勝負となるかもしれない。
棚橋が引っ張って好勝負にしてしまうかもしれない。
逆に棚橋がキラーモードで終始圧倒してしまうかもしれない。
もしかしたらセコンドの外道が意外な活躍で会場を盛り上げるかもしれない。
もちろん全然ダメな内容で終わる可能性もある。
とにかく、いろいろ妄想膨らむわけで、気づけば試合前から十分楽しめてる自分がいたりする。
また、こういう「大丈夫か?」的雰囲気の試合は、新日本では今後そう見られないと思います。貴重な機会とも言えるのでは。
それにしても「レインメーカー」のコピーを考えた人は偉いですねぇ。あの言葉からオカダのイメージは数倍にも広がってる。何かに引っかけて言いたくなりますよね。あれは最大の武器だなぁ。
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開催目前!棚橋vsオカダなどIWGP4大決戦!! 中邑vs内藤!! 本隊vs鈴木軍!! 2月12日(日)『THE NEW BEGINNING』大阪大会! [ http://www.njpw.co.jp/ ]
大会は日曜日、17時から。PPV生中継もあります。
なお、この日はブシロード・木谷社長が来場予定。買収後、新日本の会場に姿を見せるのは初となる。
リング上から挨拶とかするかな? オカダのセコンドについて金の雨を降らすとかないか。
新日本プロレス動画を多数up 前哨戦カードがupされています。観戦される方はぜひチェックを!
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2012.2.6 MAKABE&NAGATA&INOUEvsSUZUKI&TAKA&TAICHI - YouTube
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2012.2.5 TENZAN&KOJIMA&TIGERMASKvsBERNARD&ANDERSON&KUSHIDA - YouTube
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2012.2.5 TANAHASHI&GOTO&NAITO&HONMAvsNAKAMURA&OKADA&TANAKA&TAKAHASHI - YouTube
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