棚橋弘至vs鈴木みのると10.8新日本・両国大会が見せた、“今のプロレス”の幅の広さ
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大変遅くなりましたが、観戦した新日本・両国大会の感想を。
あまり普段見せない4の字は、武藤vs高田を重ねたか
■IWGP王者・棚橋が死闘の末に鈴木を撃破! 高橋が“禁断のマイク”で挑戦を表明! IWGP Jr.とIWGPタッグは王座が移動! [ 新日本プロレスリング ]
■ 10.8 新日本プロレス・両国国技館大会、速報まとめ~棚橋弘至vs鈴木みのる | ブラックアイ2
■棚橋がみのるとの死闘を制しIWGP防衛、中西、復帰戦飾れず 桜庭組が真壁組に快勝 [ スポーツナビ | 格闘技 ]
■棚橋が鈴木との完全燃焼試合を制す!5大IWGP戦や"外敵"桜庭&柴田との対抗戦、中西の復帰戦にファン熱狂! [ バトル・ニュース ]
大会前に話題となった“ごっこ”論争、その答えを綴るように、じっくりながら激しく、派手さより一つ一つの技を大事にする重厚さを意識した内容となりました。棚橋弘至は鈴木の張り手を受けてもほとんど打ち返さず。打てなかったというより打たなかったように見えたが…そこにも何かメッセージがあるのでしょう。
“ごっこ”でも“ヒローショー”でもない、どこに出しても恥ずかしくない攻防が続いたのは間違いない。
大会後のTAKAみちのく選手、ツイートを紹介。
■ Twitter / takam777(TAKAみちのく)
■ Twitter / takam777(TAKAみちのく)
確かに“色”としては鈴木みのるの試合、棚橋が対戦相手の領域に踏み込んだんだと思います。逆に言えば、棚橋が主導権を握っていれば、また鈴木以外が相手だったら、全く別の色の試合が見られたはず。一度しかフォールに行かず勝利するプロレスは理想の形だし、私も大好きなスタイル。しかし、それだけが「ごっこ」「ヒーローショー」に対する答えではない、とは一応言っておきたい。
この試合から見えたのは「今のプロレスの幅の広さ、その一面の究極をを見せてくれたもの」と自分は判断しています。
オカダvsアンダーソンの切り返し合戦、飯伏の空中弾、桜庭&柴田、勧善懲悪の中西復帰戦。10.8両国は今のプロレスの幅の広さを存分に堪能できました。昭和から流れ団体が増える度、新たな価値観・楽しみ方も生まれる。今の新日本は様々な色を取り込み巨大化しつつあります。
人によっては、「ごっこ」や「ヒーローショー」に見えるモノでも、誇りを持ってやっていれば問題ない(もう一つ言えば、様々なスタイルがあるなかでも、“フィニッシュホールドを大事にする”という一点は全試合通して守られていました)。
今回の「棚橋vs鈴木」は「やろうと思えば、今のプロレスもこんな試合が出来る」と分かりやすく否定派に見せつけた。
今後、新日本プロレスが世間と勝負して行くにあたり、避けては通れない「昔に比べて今のプロレスはダメだ」の声に正面からぶつかったという事実が大きい。見る側もやる側も自信が持てたのでは。
元ファン系・OBの感想が聞いてみたいですね。逆にファン歴浅い人がどう見たのかも気になる。
1.4の時は直前に武藤敬司の試合があり、技が被るためドラゴンスクリューをあまり使わなかった棚橋、この日は“これでもか”と各種ドラスクを連発。
試合後の反応ではこんなものも。
■ Twitter / suzuki_D_minoru(鈴木みのる)
今週末のワールドプロレスリングを見る際には注意を。
桜庭&柴田の2戦目は7分。初戦に比べ、かなり見所多く普通に楽しめました。
柴田の受けっぷりが試合を盛り上げていたように思う。言葉とは裏腹。桜庭はマウントで井上を押さえ込んじゃったり、見事なサブミッションがあったり、さすがの動きを見せてくれた。
会場も大変な盛り上がりで個人的には満足できるが…大晦日のvs鈴川&澤田に比べれば雰囲気だいぶ違う。桜庭&柴田を応援する“元ファン”系にしてみれば、もっと新日本をぶっ壊す暴れっぷりを望んでいたはず。今の内容に満足できているかは気になるところ。
また、せっかくの桜庭参戦なのに、世間まで届いている感覚もあまりないのが勿体ない。
大阪でのリマッチはどうなるか?
あまり普段見せない4の字は、武藤vs高田を重ねたか
TAKAみちのく「今日は完全にボスの試合だった。ボスだからできた試合だ。」
大会の詳細は以下で。■IWGP王者・棚橋が死闘の末に鈴木を撃破! 高橋が“禁断のマイク”で挑戦を表明! IWGP Jr.とIWGPタッグは王座が移動! [ 新日本プロレスリング ]
■ 10.8 新日本プロレス・両国国技館大会、速報まとめ~棚橋弘至vs鈴木みのる | ブラックアイ2
■棚橋がみのるとの死闘を制しIWGP防衛、中西、復帰戦飾れず 桜庭組が真壁組に快勝 [ スポーツナビ | 格闘技 ]
■棚橋が鈴木との完全燃焼試合を制す!5大IWGP戦や"外敵"桜庭&柴田との対抗戦、中西の復帰戦にファン熱狂! [ バトル・ニュース ]
■10月8日(月祝) 新日本プロレス / 東京・両国国技館(9000人・満員)
▼メインイベント IWGPヘビー級選手権
○棚橋弘至(29分22秒 ハイフライフロー→片)●鈴木みのる
※王者・棚橋がV4
棚橋:試合後コメント「棚橋「厳しい闘いだったけど、実は、試合前に“憎しみ”みたいな気持ちは消えてて。っていうのは、昔から、昔ばなしの“泣いた赤鬼”ってのが、スゴイ好きで。赤鬼のために、青鬼がね、悪役を買って出るあの気持ち。俺、スッゴイ青鬼が好きだったんだけど、なんかその青鬼と、鈴木みのるがダブって。ま、性格が悪いことには変わりないんだけど、なんか、そんな感じでしたね」
――鈴木選手の存在も、また一つ、この新日本で、棚橋選手が輝くための布石のようなものだったのですか?
棚橋「鈴木みのるが怒ってたのは、俺じゃなくて。ましてや、今のプロレス、鈴木みのるがいう“プロレスごっこ”ではなくて。それに、文句をたれる、たれないでしょ?俺はもうわかったから。本当の敵はね。ただ、俺が考えて欲しいのは、そういう人達も、プロレスに出逢ったから、プロレスに入門したから、今があるわけで。自分一人で、スターになれるわけないから。みんながいて、ファンがいて、そして対戦相手がいて、『そういう気持ちがなんでなくなっちゃうのかな?』って。俺は、年取って、引退したとしても、プロレスを今も昔も、『面白いぜ!』って、きっと言うから。そういう気持ちです」
――そこまで、プロレスに向けて、棚橋選手の気持ちを突き動かすもの、それは何ですか?
棚橋「愛です!」
鈴木:試合後コメント「なんとか言ってみろコノヤロー!別によ、痛くもねぇしよ、痒くもねぇんだよ、あんなヤツの攻撃よ。効いた技なんて1つもねぇぞコノヤロー!未来はよ、未来の人間にしか作れねぇんだ。過去はよ、もう過去に生きた人間にしか創れねぇんだよ。俺達には無理なんだよ。だけどな、今はな、現代はな、こうやって命と体張ってる、俺達が創るんだよ。俺達しか作れねぇんだよ。ウダウダ言わねぇで、テメーら最後まで見届けろ。それと、今日こうやって集まったプロレスファン、最近ファンになったヤツ、ずっと昔から見てるヤツ、幸せに、有難く思え!鈴木みのると同じ時代に生きてるんだ、有難く思えコノヤロー!フン!あ~あ、痒かった!なんか言うことあるか?俺が『俺はプロレスラーだ』と言って、気に食わないことあるか?見たか、これが“現代”のプロレスだ!文句言わせねぇぞコノヤロー!」
大会前に話題となった“ごっこ”論争、その答えを綴るように、じっくりながら激しく、派手さより一つ一つの技を大事にする重厚さを意識した内容となりました。棚橋弘至は鈴木の張り手を受けてもほとんど打ち返さず。打てなかったというより打たなかったように見えたが…そこにも何かメッセージがあるのでしょう。
“ごっこ”でも“ヒローショー”でもない、どこに出しても恥ずかしくない攻防が続いたのは間違いない。
大会後のTAKAみちのく選手、ツイートを紹介。
■ Twitter / takam777(TAKAみちのく)
メインはボスの意地、懐の深さが見えた。フォールはフィニッシュのみ!大技の応酬もない俺の理想とするプロレスがそこにあった。最高に面白かった。試合後のボスを見てたら涙が出そうになった。ボスの真っ向勝負を見るたびに己の小ささを痛感する。鈴木みのるがボスで良かったと改めて思える試合でした
■ Twitter / takam777(TAKAみちのく)
今日は完全にボスの試合だった。ボスだからできた試合だ。何度も勝った!と思った。でもそれをしのぎ勝利した棚橋弘至はさすがだった。今日みたいな試合の経験はレスラーをより大きくする。大技やフォールの応酬がなくても技量があればプロレスはできる。ボスも棚橋弘至もホント凄いレスラーだ。
確かに“色”としては鈴木みのるの試合、棚橋が対戦相手の領域に踏み込んだんだと思います。逆に言えば、棚橋が主導権を握っていれば、また鈴木以外が相手だったら、全く別の色の試合が見られたはず。一度しかフォールに行かず勝利するプロレスは理想の形だし、私も大好きなスタイル。しかし、それだけが「ごっこ」「ヒーローショー」に対する答えではない、とは一応言っておきたい。
この試合から見えたのは「今のプロレスの幅の広さ、その一面の究極をを見せてくれたもの」と自分は判断しています。
オカダvsアンダーソンの切り返し合戦、飯伏の空中弾、桜庭&柴田、勧善懲悪の中西復帰戦。10.8両国は今のプロレスの幅の広さを存分に堪能できました。昭和から流れ団体が増える度、新たな価値観・楽しみ方も生まれる。今の新日本は様々な色を取り込み巨大化しつつあります。
人によっては、「ごっこ」や「ヒーローショー」に見えるモノでも、誇りを持ってやっていれば問題ない(もう一つ言えば、様々なスタイルがあるなかでも、“フィニッシュホールドを大事にする”という一点は全試合通して守られていました)。
今回の「棚橋vs鈴木」は「やろうと思えば、今のプロレスもこんな試合が出来る」と分かりやすく否定派に見せつけた。
今後、新日本プロレスが世間と勝負して行くにあたり、避けては通れない「昔に比べて今のプロレスはダメだ」の声に正面からぶつかったという事実が大きい。見る側もやる側も自信が持てたのでは。
元ファン系・OBの感想が聞いてみたいですね。逆にファン歴浅い人がどう見たのかも気になる。
1.4の時は直前に武藤敬司の試合があり、技が被るためドラゴンスクリューをあまり使わなかった棚橋、この日は“これでもか”と各種ドラスクを連発。
試合後の反応ではこんなものも。
■ Twitter / suzuki_D_minoru(鈴木みのる)
先日の両国大会の映像を観た友人が言ってきた。「なぜアナウンサーはやたらと平成vs昭和と叫んでたの?バカなの?アノ意味を一番理解して伝えなきゃ行けない人がなんにもわかってない。オマエの伝えたい事がねじ曲げられた気分だ。」と言ってた。…同感。試合前の煽りVでも「鈴木みのるも今のプロレスの中にいる」ということは語られていました。まぁ論争内容が少し分かりにくかったとしても、実況の方はプロなのでこれは困りますねぇ。
今週末のワールドプロレスリングを見る際には注意を。
桜庭&柴田、2戦目も激勝
そのほかの試合。▼第6試合 タッグマッチ
桜庭和志、○柴田勝頼(7分10秒 PK→片)真壁刀義、●井上亘
<桜庭&柴田:試合後コメント>
――まず“軽い”と話していた新日本に対して、今日真壁選手、井上選手と闘っていかがでしたか?
柴田「ま、『そうこなくっちゃ』って。ま、でもまだ軽いかな。もっと、魂ぶつけて、攻撃してきてほしいですね」
――桜庭さん、そのあたりいかがですか?
桜庭「重いだけある」
柴田「体重が重い。技はまだちょっと軽い。体重が重い。だけ」
――この前の試合で、「まだ物足りない」とおっしゃっていましたが今回は?
柴田「まだ、もの足りないね!」
――これから、どんな闘いを見せたいというものはありますか?
柴田「どうだろうね?! 面白くしていきたいね。誰とか、ないから。もう井上はいいんじゃないかな?」
――“面白く”とは、具体的に?
柴田「みんながね、観て興奮するような試合。それって面白いと思わないッスか?あんま喋ることないっすね。特にコレと言って」
桜庭&柴田の2戦目は7分。初戦に比べ、かなり見所多く普通に楽しめました。
柴田の受けっぷりが試合を盛り上げていたように思う。言葉とは裏腹。桜庭はマウントで井上を押さえ込んじゃったり、見事なサブミッションがあったり、さすがの動きを見せてくれた。
会場も大変な盛り上がりで個人的には満足できるが…大晦日のvs鈴川&澤田に比べれば雰囲気だいぶ違う。桜庭&柴田を応援する“元ファン”系にしてみれば、もっと新日本をぶっ壊す暴れっぷりを望んでいたはず。今の内容に満足できているかは気になるところ。
また、せっかくの桜庭参戦なのに、世間まで届いている感覚もあまりないのが勿体ない。
大阪でのリマッチはどうなるか?
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