タマゴ一個分の希望、 ハッスル ・エイド総括
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イイ意味の裏切りの連続
必要以上に話題となっていた「タマアゴ」、その正体は高田総統の化身「ザ・エスペランサー」であった・・・ということでイイらしい。「イニシャルはA」「アゴ」「シャベリが達者」、これまでのヒントがすべて当てはまらない男がリングに立った。
いくらグダグダが当たり前のハッスルとはいえ、ここまで設定を無視するのは考えにくい。
結局、ヒントに当てはまる“正体”はハッスル側が仕掛けていた男のモノであり、高田総統のハイパービターンで、タマアゴはまったく新しい生命体として生まれ変わった・・・という解釈でいいのだろう。
ただ、そのストーリーをハッスル側が最初から用意していたとは考えにくい。総統が「超ド級のビッグサプライズ」を予告したのは2日前のハッスルハウス、タマアゴの正体は二転三転していたと考える方が普通。
いろいろな候補が挙がるなか、タカダが「よし、やる」と決断するまでの流れはどんな感じだったのだろう。
フジテレビ・ショック後、DSE主催による初のビッグイベント。芸能人撤退も噂されるハッスルにとっても正念場の大会。
ワイドショーが引き気味になったこともあって、カイヤによる宣伝効果もイマイチ(だったように感じる)。
たまアリに見合うような超インパクトのカードも無し。
こうなって来ると、タマアゴの正体が大会の成功・失敗を分けることになってくる・・・。
たかがタマアゴ、されどタマアゴ。
たとえば、くりーむしちゅー・有田演じるニセ総統が孵化していたとしても、昨日のオープニングの様子では大盛り上がりでハッピーエンドを迎えていた可能性は高い。
ただ、それで終わっていたとしても、結局は有田の芸にハッスルが助けられた形にとられるかもしれない。
自らが体を張ってハッスルに対する覚悟を示したタカダに感動。
団体の一大事に立ち上がったタカダを見れば、ハッスルに関わる人すべてが彼についていく。
まさに一枚岩・・・ですな。
タマアゴの正体候補にタカダの名前はまったく出ていなかったこともあって、トレーニング・モンタージュが鳴っている間は、口をポカンと開けて呆気にとられるだけだった。
まさに超ド級・・・。メイン・ハッスルが若干あっさり目だったのも、ボーナスマッチに向けて緩急をつけたかったからかもしれない(タジリなら、それぐらいの計算はしてそう)。
もう、私、エスペランサーには完敗です。脱帽です。
若干、試合時間(4分44秒)が長いようにも感じたが、アレはアレで、エスペランサーという“レスラー”のスタイルを示す、今後のヒントになるのかもしれない。
どうせやるなら、技が効かない&短時間決着の化け物系より、10分、20分とじっくり魅せる本格派である方が面白い。4分44秒の中には、自らロープに飛ぶシーンもあった。
「青春のエスペランサ」と呼ばれたプロレスラーは、新日本プロレスの将来を背負って立つはずのヤングライオンでありました。
タカダノブヒコのプロレス、今からでも見てみたい・・・。
エスペランサーは、ちょっと木村浩一郎に似てたw
カイヤは足を負傷してしまったそうです
受けにまわることが多く(ソレ自体、大したもんなんだが)、インパクトは薄目だったカイヤ、試合後のインタビューで、試合中にケガをしてしまったことを告白。カイヤ、プロレスデビュー「リングに上がるって気持ちいい」=ハッスル・エイド [ スポーツナビ ]
――足をけがした?となると、ちょっとキツかったですね・・・。
めちゃめちゃ痛いね。肉離れ。持ち上げる時に。
終盤のクロスボディまで、ちゃんとやれただけ大したモノってことなんでしょう。
果たしてネクストはあるのか?
明日のワイドショーで紹介されるかも注目。まぁ、サッカー一色でしょうが・・・。
総括の総括
興業としては大満足。ハッピーエンドではありませんが、あれだけのインパクト残せば問題なし。ザワザワしながら終わるってのもありでしょう。
見る側の想像力を越えまくり。
まぁ、エスペランサーのアリガタミが最近のファンや一般層には伝わりにくいという問題はありますが、なんとなくは分かるでしょ。
入りは・・・もうちょっと欲しかったですかね。7~8割だと思うんですが(この何割かってのは、それぞれで基準が違うんでアレな場合もありますな)。
噂で聞いた話・・・なんですが、ホントはもうちょっと入る予定だったとか。実は例の事件で撤退したスポンサーに配るはずの招待券が大量(?)に余ったらしく、それがどうにもさばけなかったらしいんですよね。
早くスポンサーがつけばいいんだが・・・。
最後にターザンさんの感想を紹介してみる。
「ハッスル・エイド」総括。 [ ターザンカフェ|プロ格コラム[2006年06月18日(日)] ]
きのう(6月17日)、「ハッスル・エイド」を見にさいたまスーパーアリーナに行ってきた。ボクが言いたいことは一つしかない。
〝またか〟と言われるかもしれないが、やはり午後6時からイベントがスタートしてすべてが終わったのは、9時40分だった。
3時間40分の興行。それはないよ。だって全6試合しかないんだよ。
疲労会場 [ ターザンカフェ|煩悩菩薩日記[2006年06月17日(土)] ]
会場に熱気がない。フジテレビから放映中止を通告された事件が尾をひいているのだろうか?会場に熱気がない・・・昨日はムチャクチャ盛り上がってたように私は感じましたが・・・。
全6試合なのにだらだらした流れだ。見ていて退屈した。つまらない。くりぃむしちゅーの有田さんはさすが売れっ子の芸人だ。違うなあ。感心する。
カイヤが試合で負けた。試合で負けるのなら「ハッスル」に出るなと言いたい。負けたら商品価値はなくなる。なぜそんな簡単な理屈がわからないのか? おかしいよ。
よかったのは最後、高田延彦(総統)がザ・エスペランサーとして登場。TAJIRIと試合をしたところだけ。あとはすべて失格。
はっきり言って見れない。鑑賞に耐えられるしろものではない。
まぁ、なんつーか、いろんな方面から語れるであろう興業を、こういう形で切って捨てれるのは、ある意味、感心しちゃいます。
観戦は体調に左右されるものですしね・・・。
カイヤの試合なんて、結果からしか感想書いてないのを見れば寝てたのバレバレだよ。
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