「ハッスル分裂」と考えていいのでしょうか。
　TAJIRIらが会見を行い、新団体「スマッシュ」の旗揚げを発表しました。
　※以下、速報記事を修正・追記しています。

イベント統括マネージャーは島田裕二

　突然の発表。

■ ハッスルが分裂　新団体設立へ ［ スポーツナビ ］
■ ハッスル最高顧問・酒井氏辞任、TAJIRIらと新団体SMASH旗揚げ ［ kamipro.com ］
■ ハッスル最高顧問だった酒井社長が、TAJIRIや小路らと新団体『スマッシュ』を設立！ ［ angle JAPAN ］

スマッシュ旗揚げ会見

• ハッスル最高顧問のクォンタムジャパン・酒井氏が中心となって立ち上げられた。
  
• 「ハッスルエンターテインメントの山口社長と協議の結果、ハッスルのコンテンツを活かした運営は困難」と判断し、酒井氏は最高顧問の辞任した。
  
• 酒井氏「山口社長にはぜひ頑張っていただきたいと思います」「今後ハッスルのイベントで協力の要請があれば、なんらかのかたちでやれればと思います」。
  
• ハッスルＥと喧嘩別れではないことを強調。その一方で「ハッスルが抱える問題とは一切関係ない」と発言。
  
• 「世界に通用する選手育成を目指したコンテンツ」として新団体スマッシュを設立。
  
• 新宿を拠点とし、プロレス・総合格闘技・キックボクシングの3部門を柱とする。
  
• プロレス部門『スマッシュ2010』※仮称：TAJIRIが統括。
  
• 2010年3月26日に新宿FACEで旗揚げ。
  
• 総合格闘技部門『スマッシュ・ファイトクラブ』※仮称：小路晃が統括。
  
• キックボクシング部門『スマッシュ・グランプリ』※仮称
  
• 格闘技部門に関しては4～5月に開催予定。
  
• イベント統括マネージャー：島田宏裕二
  
• 大原はじめとＫＧ改め「朱里」が選手として所属。
  
• 社員は選手を含め7人。
  
• プロ野球・元オリックスの古木選手が、スマッシュの総合格闘技部門に所属する。来年秋のデビューを目指す。
  

• 　『スマッシュ』の特徴としては、Jリーグに見習って“地域密着型”の団体作りを信条とし、日本最大の繁華街である情報発信地である新宿をホームタウンにするという。具体的には清掃作業をはじめとするボランティア活動をはじめ、地域に根付くような活動もしていくとのこと。また、サッカー、相撲、野球といったあらゆる分野から参加できるようなイベントにしたいとのことで、若手育成にも力を入れていくようだ。
  
• 『スマッシュ』は格闘技部門に関しても従来の格闘技の興行形式には捕らわれず、映像によるギミックた舞台演出はもちろんのこと、音楽やダンス、ファッションショーといった様々なエンターテインメントとのコラボレーションを実現していく予定で、『スマッシュ』でしか見ることの出来ない、これまでになかった“魅せる”格闘技を目指すという。

　これでハッスルは山口社長ひとりぼっち状態か。
　スマッシュ・・・インディー的立ち位置から再出発。
　ハッスルとは切り離して見るべきかも。
　意外と自由に出来る分だけ面白くなるような気もする。
　メガイベントの醍醐味はなくなりますが。

　ただ、プロレスならまだしも、総合とキックはよく分からない。
　「映像と音楽とダンス・・・」とか、全然新しくないからねぇ。

　新宿歌舞伎町がホームとなると、開店したばかりのＤＤＴ「エビスコ酒場」も関係して…くるわけない。まぁ、掃除してくれるだけならアリガタイことでしょう。

TAJIRI「本当にやりたかったことを、好き勝手にやります」

　TAJIRI選手ブログから。
■ SMASH・立ち上げ会見 ［JapaneseBuzzsaw.com プロレスラーTAJIRI 公式サイト ］

　「TAJIRIがやりたいことを好き勝手に実験する舞台」
　それが、SMASH（プロレス部門）のコンセプトです。
　本当に、好き勝手にやります。
　見たいカードを次から次に組んでいきます。
　アメプロも、ストロングも、ルチャもなんにも関係ありません。
　ただひたすら、ファンが欲するものを。
　俺自身も欲するものを。
　本当にやりたかったことを、好き勝手にやります。
　人生って、なんて楽しいんだろう！！

　やや苦しいがとにかく前向き。

　インディー化してしまったところで、対世間をコンセプトにするハッスルらしさは期待できません。
　やはりまったく別物と考えるべき。
　何でもやれるというならば・・・私はＥＣＷが見たい。
　オマージュとかではありません。元所属選手を呼ぶことでもない。
　インディー規模の器でも、業界を揺るがすアイディアと、選手やファンが「俺たちは凄いことをやっているんだ」という気持ちを胸張って持てる空間を突くって欲しい。
　
　なお、スマッシュ旗揚げ会見の様子はハッスル公式サイトでもｕｐされています。
■ ハッスル最高顧問の酒井正和氏が辞任を発表 ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ］
　但し、記事は短め。
　会見の中では、チケット払い戻しが遅れていることへの質問も出ていました。
　最低でも、ファンに被害が出ることだけは回避してください。
　
　ちなみに「ハッスル・マニア2009」の正式な開催中止発表は未だされていません。

　 カテゴリ: ハッスル 　2009-12-08
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　前代未聞の大会中止前日発表から一夜明け、後楽園ホール前でハッスラーが訪れたファンへ直接謝罪を行った。

その場での払い戻しは行われず

■ ハッスラーが後楽園ホールでファンに大会中止を直接謝罪 ［ kamipro.com ］
　大原はじめ、ＫＧ、ザ・℃らが、シャッターの降りたホール前で対応。

　この日、会場に訪れたチケット購入者は約50人。ハッスラーたちはその一人一人に今回の開催中止を説明、さらに深々と何度も頭を下げて誠意を持った対応に努めた。中には前日の中止発表とあってか、大会が行なわれるものと思って来場し、「前日の発表はおかしい」と不満をもらす購入者も。しかし、ハッスラーたちの「本当に申し訳ございません。次回は必ず納得していただけるような試合をお見せしますので」という謝罪の言葉を受けて、「凄い楽しみにしてるから。両国も行くからね」と、両手で握手を求めながら励ます場面も見られた。

　画像を見ると、全員が頭をさげるなか、ザ・℃は「Ｃ」ポーズを見せている。
画像

　「申Ｃ訳ありません」というところか。
　かなりギリギリ。でもまぁ、ハッスルならば許したい。

　東スポモバイルによると、山口社長も後楽園ホールを訪れ、キャンセル料45万円を支払ったという。
　「カテェ」の漫画でもご存じの通り、後楽園ホールはお金に関してヒジョーに厳しい。新日時代からのお得意様・永島のオヤジでさえホールに監禁されてしまった。
　キャンセル料を払ったとしても、今後も後楽園ホールを使えるかどうかは分からない。

　驚いたのは、訪れた観客に対し払い戻しが行われなかったということ。

　今回、直接の返金作業を行なわなかったことに関して質問が飛ぶと、「今日は大原やKGにも協力してもらったんですが、いつも頑張ってくれている選手の前でお金のやり取りを見せたくないというのもありました。チケット代金はチケットと必要事項を記入いただいたものを弊社にお送りいただければ、きちんと返金させていただきますので」とコメント。

　うーん、苦しい。
　ちょっと考えられないが・・・前日では仕方がないのか。

　払い戻しはこちらで確認を。
■ ハッスル年内予定興行チケット払い戻しのお知らせ ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ］
　後楽園ホール大会は「年間シート」も発売されている。それはどうなってしまうのだろう？

リアルなんです

　昨日の会見後、マッスル坂井がブログを更新しています。
■ YOUR HUSTLE IS GOOD ［ Pehlwans / blog / MUSCLE SAKAI ］

　ハッスルに負けっぱなしでタジリさんに負けっぱなしだもん、マッスルが
　これから年末にかけてのプロレス大賞&週プロ表紙&Ｍー１準決勝進出&ぴあフィルムフェスティバル入選くらいの大逆転劇のシナリオはどうなるんですか！
　「おれたちダンクシューター」と「アンビル」と「湯殿山麓呪い村」みて練に練った感動ストーリーはハッスルのでっかい会場じゃなきゃクライマックスむかえれないのに！
　キングリキが力石徹の生まれ変わりで、スタローンの生まれ変わりのリッキーこと長州さんと涙のボクシングマッチやる計画はどうすんだよ！
　俺に最低限の映画のとりかたを教えてくれたのは、ミナミの帝王の助監督をずーーーっとやってた久保寺さんで、だからやっと竹内さんに恩返しできると思ってたのに！

　でも山口さんは必ず次やると言ってたんで、絶対やるんだから大丈夫です！
　だってあの会見は司会者いなかったからいわゆるハッスル劇場じゃないんです！
　ハッスルワールドじゃないんです！
　だから山口さんが言ってることはファンタジーじゃない
　リアルなんです。

　島田裕二レフェリーのブログには、昨日の会見をマスコミの後ろから聞いているマッスル坂井の姿が映っています。
■ ハッスル ［ 格闘技レフェリー 島田裕二のいきなりジャッジメント！ ］
　もしかしたら中腰の方は藤岡メガネさん？違うかな？

　なお、現在TAJIRI選手は韓国遠征中。
　後楽園大会に合わせ一時帰国する予定でしたが、中止ということでそのまま韓国に残っている。

　安生洋二選手はＳＲＣ（戦極）で活躍する泉浩選手のコーチとしてアメリカへ。
■ 泉浩が師匠・安生とアメリカMMA修業へ、いざ!! ［ kamipro.com ］

　次に何か発表されるのはいちになるんでしょうか・・・。

　 カテゴリ: ハッスル 　2009-10-30
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　山口社長が出席した会見の様子がアップされました。



　12．25両国大会の「ハッスルマニア」は予定通り開催。
　それ以外の年内大会は中止。

　山口社長は「マニア一本に集中する。新体制に向けた地盤作りをしていく」と発言。
　一方で、業者や一部の選手に未払いがあることを明かした。

　また、会見に出席する予定だったクォンタムジャパン社長の酒井氏は姿を現さなかった。

　詳細、追加の情報についてじゃ各サイトで。

※以下追記。

新体制を11月に発表予定

　kamipro.comに会見の全文アリ。
■ 山口社長「12．25『ハッスルマニア』が新体制一発目です」ハッスル年内4大会中止!!【会見全文】 ［ kamipro.com ］

　「正直申し上げて、皆さんもいろんな噂が入ってるとは思うんですが会社としては不安定な状況が続いており、選手に充分なパフォーマンスをお願いできる環境にないことは確かです。ギリギリまで明日を含めた大会開催の方向で動いてまいりましたが、ここは我々イベントを作り上げていく者としても断腸の思いで中止という決断をすることになりました。酒井最高顧問とも話し合った結果、新たな体制に向けて土壌を整備することが最優先事項と考えました。明日に控えた大会を前日に中止を発表することは前代未聞、正直申し上げて不祥事だと思います。そのことにファンの皆さんの期待を裏切ったこと、選手および関係各位にご心配、ご迷惑をかけたことを心よりお詫び申し上げます」

　その他、主な発言内容まとめ。

どうなるハッスル？

• 12．25ハッスルマニアが新体制の一発目となる。
  
• 「新体制」は近く発表（11月の早い時期）。新しい会社として再スタートする可能性も。
  
• クォンタムジャパン・酒井氏を中心に新体制は作る。
  
• メインスポンサーであるKYORAKUとの関係は今後の話し合いで決まる。
  
• 来年以降は興行数を増やしたい。
  
• 山口氏「プロレスを壊すというのは、ストーリー上で出たことであって、我々の本心としてはやはりプロレスというジャンルをいかに世間に広めるかが真の目的だったんです。いま業界自体が冷え込んでいる状況の中で、我々ができることを一つずつやっていくしかないかなと思っています」。
  
• 金銭的な部分での問題は一番大きい。
  
• 業者や一部選手に未払いがある。それは2ヶ月の準備期間で改善する。
  
• （経営的に響いた問題は？）山口「いまの大会のスケジュールと、いろんなものが噛み合わなかったのが一番の原因ですね。PRIDE的ないわゆるメガイベント方式を引きずったままハッスルが開催されていた部分があるんで。月1～2回というスタイルの中で、メガイベント方式をしばらくとったのが原因ですね。あとはテレビです」。
  
• 山口「まずはファンが見たいと思うものを提供していくという原点に帰ることが一番ですね。極端に言えば、おもしろいものであれば何でもファンは食いついてくると思うんですよね」。

　今後、出場する選手はこれから決めていくようです。ギャラと相談なんでしょう。

　両国から再スタート。それまで興行ナシ、会見だけで引っ張るつもり？
　ハッキリ言ってそれは無理。後楽園クラスならまだしも、両国で一発目など、大失敗が目に見えている。
　クォンタム・ジャパンの代表を中心に・・・としながら、その本人がバックレている。信用できるわけがない。
　どんな仕掛けをやったとしても、「のりＯＰ呼ぶぞ！」と叫んでも、本気にする人はほとんどいない。
　なんですかね、両国はやらなきゃいけない理由でもあるのでしょうか？　

　もう、「お金がない」と言い切ってしまったわけだし、プライドを捨てて開き直ってもらいたい。
　ファンタジーもクソもない。ハッスルの世界観は崩壊しつつある。

　ホントにやる気があるならば、両国前に新木場1stRINGでもいいから興行を打って、新体制のやりたいことを見せて欲しい。映像で煽るという手もあるが、こういう状況ではライブでファンの前に出てくる必要あるでしょう。もちろん、ずっと新木場でやれ、というわけではありません。

　やる気がないのなら、中途半端なままならば…やめてもいいんじゃないでしょうか。両国は「スタート」でなく「最終回」としてやっても・・・。

　ああ、さすがにショックですね。前日に興行中止はないよなぁ。　
　予断を許さない状況は、しばらく続くように思います。

マッスル坂井も会見の場にいたらしい

　大原はじめ選手がブログを更新しています。
■ 興行中止・・・ ［ 大原はじめオフィシャルブログViva MEXICO! by ダイヤモンドブログ ］

　また会見の場（道場）には、興行中止を知らず練習にやってきたマッスル坂井がいたそうで。
　マスコミに「ハッスルマニアに向けて絶対やってもらわないとみんな困る」など、自分とハッスルの関わりについて語る場面もあったそうですが、週プロモバイル以外には完全スルーされてしまいました（笑）。

　 カテゴリ: ハッスル 　2009-10-28
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　ハッスル公式サイトより。
　ハッスルは年内4大会の中止を発表した。

■ 10.29、11.26、12.24、後楽園ホール3大会および11.29名古屋国際会議場大会 ハッスル年内予定興行開催中止のお知らせ ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ］

　このたびハッスルでは、予定しておりました１０月２９日、１１月２６日、１２月２４日、後楽園ホール３大会および１１月２９日名古屋国際会議場大会の開催を中止致しますことを決定しました。開催を心待ちに既にチケットをお買い求め頂きましたお客様、関係者の皆様にご迷惑をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げますと共に、何卒ご理解を承りたくお願い申し上げます。

　４大会の興行を中止。払い戻しを行う。
　サイトには「これからも選手・スタッフ一同ハッスルして参りますので・・・」とある。
　団体解散、完全な活動停止ということではない…と考えるのは厳しいか。
　12月25日に予定されている「ハッスルマニア」両国大会については触れられていません。ただ「年内興行予定開催中止」とあるので、両国大会も含まれている可能性はあります。　→12．25両国大会は開催予定。

　明日の大会まで中止というのは相当ヤバイ。
　解散寸前というころでしょう。
　何が起きているのか、説明してほしい。

　 カテゴリ: ハッスル 　2009-10-28
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　7月30日のハッスル・後楽園ホール大会で骨折したＨＧ、手術後、9月下旬に退院しているのですが、あまり経過がよくないようです。

皮膚が壊死・・・

■ ＨＧ　プロレスで骨折！舞台降板 ［ デイリースポーツonline ］
　ブランチャで着地する際に左足かかとを骨折（それほど危険な形での落下ではなかったが…）。
　ハッスルの試合はもちろん、芸人としての仕事もキャンセルして入院。
　手術を行い、9月下旬に退院。
　まだ歩くことも難しいとは聞いてはいましたが、術後の経過があまりよくない。

　ＨＧの奥さんブログから。



■ ボルト。。。 ［ 住谷杏奈オフィシャルブログ「主婦魂-しゅふたま-」Powered by アメブロ ］

　昨日は久しぶりに、
　主人の消毒を
　診察室の中で見学。
　術後の経過があまり良くなく、
　傷口が壊死していて、
　ボルトが見えてきているんです・・・
　どんなに待っても皮膚ができてこなくて・・・・・

　すると、ドクターが急に・・・・
　ボルト一本抜きますね・・・｣と。。。。
　えっっっ！！！？？？
　この場で！！！？？？？？？

　傷口が壊死…。
　このあとブログでは抜かれたボルトの画像がアップされています。
　デ、デケェ・・・。
　これは思ったより大変なようです。

　それでも芸人としての仕事はスタート。
■ HG復帰！ビッグポルノが東阪ライブを開催 ［ お笑いナタリー ］
　11月2、17日にお笑いのライブ。
　トーク中心なら座ったままでもできそう。

　しかし・・・プロレスは当分無理っぽい。
　焦らず治していただきたい。
　ＲＧはもうしばらく辛抱。

　 カテゴリ: ハッスル 　2009-10-18
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