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KAMINOGE [かみのげ] vol.11

1,000 (定価)
 (Amazon価格)
単行本(ソフトカバー) 
(価格・在庫状況は11月25日 10:22現在)
「『KAMINOGE』の桜庭&柴田推しはなんなの?」
と中邑真輔が本誌をチクリ。
激化するプロレス領有権をめぐるコトバの対立。

そしてRINGSも仕掛けた!
12・16船木誠勝×ヴォルク・ハン決定!!

[INTERVIEW]
船木誠勝(全日本プロレス)
×
桜庭和志(Laughter7)
×
柴田勝頼(Laughter7)

“死闘"と“秒殺"、“受けの美学"と“攻めの美学"。
王道と最先端が交錯する。

「俺、いつも思うんだけど『プロレスラーは本音の言葉でしゃべれよ』って」(船木)

■中邑真輔(新日本プロレス)
溢れ出る本音の言葉!
孤独だった若手時代/暗黒期/昭和プロレス/桜庭&柴田参戦問題。

■宮戸優光(U.W.F.スネークピットジャパン代表)
【上野毛の穴・緊急プロレスセミナー開講】
“Uインターの頭脳"が桜庭&柴田・新日本参戦問題を解読する。
MMAの強さとは違う、プロレスリングにおける強さとは何か?

■Wrestle-1 Column
『UWAI IS UWAI?上井さんは上井さん?』by 上井文彦 Fumi Uwai
「9・23新日本・神戸大会観戦記」

■苫米地英人(世界が恐れるIQドクター&お金持ち)
「格闘家が強くなりたかったら数学と音楽をやれ」からさらに新説を披露!!
今回は格闘家以外の我々も必見のお金の話。

■大谷ノブ彦(ダイノジ)×大井洋一(闘わされた放送作家)
大井洋一がアウトサイダーとの闘いにふたたび出陣!
女人禁制! インディーズ男子校の部室対談

■飯伏幸太(DDT)×マッスル坂井(坂井精機)
“キラー飯伏"降臨に本誌・副編集長が大失態!!
「飯伏の素顔」に迫るはずが「坂井の過去の悪行」を暴露される!

■長州力(大変な革命戦士)
長州力vs“山本さん"、運命の対決第2ラウンド

■タイガー服部(新日本プロレス/レフェリー・海外渉外担当)
レスリングの猛者にしてロッポンギの猛獣使い!
ユー達はこの男の凄さを本当に知ってるかい?

■五木田智央(画家)
猪木に憧れ、藤原喜明から“どっかん特待生"の称号をもらった少年は
いつの日か世界を股にかけて活躍をしていた──。

[KING OF COLUMNS]
“受け手の美学"炸裂コラム連載!!
★バッファロー吾郎Aの『きむコロ列伝!!』
★古泉智浩 『客観的判断』
★プチ鹿島『俺の人生にも、一度くらい幸せなコラムがあってもいい。』
★椎名基樹 『自己投影観戦記?できれば強くなりたかった?』
★九龍ジョー 『ワカとモモと池田屋へお散歩。』
マット界 噂の三面記事

¥ 980 (定価)
 (Amazon価格)
単行本 
(価格・在庫状況は11月25日 10:22現在)
「2000年代日本格闘技界」を徹底総括!! ジャパニーズMMAの光と影を探る


☆新生DREAM、大晦日大逆転開催へ――!
主催FEG破産、DREAM運営会社事務所閉鎖で開催が絶望的な状況に追い込まれた2012年大晦日。そこにある団体との合体興行案が浮上……!? DREAM2013年の動きも探る大晦日徹底レポート!

☆榊原信行とフジテレビを狂わせた魔性の大晦日――!!
「石井館長はボクとバラさんが何かやろうとするのが不安だったのかもしれない」
2003年、すべてをぶち壊した悪夢の大晦日。そのきっかけのひとつとなったPRIDEとK-1の決別とはなんだったのか。石井教義氏、榊原信行氏との三角関係を谷川貞治が初めて語る――!

☆青木真也がDREAMスタッフと歩んだファミリービジネスの6年間――「親が刺しに行けと言われたら……」の関係はどうように結ばれていたのか。
「ボクはPRIDEファミリーに迎え入れてもらえたんですよね。これはもう昔のことだから言っちゃってもいいと思うんですけど、PRIDEからちゃんと月給も出ていましたし、100パーセント格闘技に集中することができました」

☆石田光洋×川尻達也 MMAという名の青春対談
「石田くんが見学に来た日って、僕は休みだったんですけど呼び出されたんですよ。石田くんは練習道具もってきてなかったから、ジーパンのベルトだけ外してスパーをやって……」

☆天田ヒロミのK-1バブル伝説インタビュー
「K-1で稼いだ金はぜんぶ飲んで使いました。六本木に行くと、女を連れた谷川さんの姿を見かけましたよ、つい最近まで」

☆元パンクラス社長・尾崎允実氏がひさしぶりに表舞台に!! バブルに凍えた2000年代パンクラスの真実
「船木誠勝引退から始まった私のパンクラス地獄」

☆K-1黄金期のスター マイク・ベルナルド 剛腕はなぜ死を選んだのか
トランクスに残された詩篇27篇1節――。ベルナルドはカウンセラーを開業し、ドラッグ中毒の若者を救う仕事を始めた、ところがドラッグ中毒患者との交流はベルナルドの心も影響を与えることになってしまった……

☆癒着か共犯関係か? マスコミと団体の深い仲に迫る/“Show”大谷 泰顕
「キムタクを説得して格闘技をやらせるとかさ、そうやって業界全体を盛り上げていくのがマスコミだと思うんですよ。だってこの業界で食ってるんでしょ? それを第三者の立場から傍観して、ネタだけ取りたいようなヤツはホント腹が立つ!!」

☆日米逆転を呼び込んだUFC55億の大博打!
多くの格闘家をマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が「お金」をテーマに北米MMAを語り尽くす。感謝の心は小切手に表れる究極の義理人情団体UFC!!

☆2000年代日本最大プロ集団「和術慧舟會」栄光の日々/戸井田カツヤ
「東京本部の会員数は300人、直轄ジムは5つ、プロ選手50人……本当に凄かったんです。ところが……」

☆トレーナーの立場から見たジャパニーズMMA/元「チーム黒船」主宰・山田武士
「魔娑斗と戦って北米にも勝てというのか……」

☆梅木“chiba”よしのりが語るレフェリング進化論
「何千試合もレフェリーをしてきて、いろんなトラブルを経験してきました。秋山選手と桜庭選手の試合もそのひとつです――」

☆格闘技情報番組『SRS』放送作家が語る“テレビ格闘技”の現場
「谷川さんはテレビ業界人の思考を吸収しすぎてしまった」

☆北米夜明け前――肌で感じたアメリカの脅威/高阪剛
「シアトル片田舎のペンキ屋の素人ですら、けっこう強かったんですよ。MMAが全米に広まったらどうなるんだろうなって……」

☆ジャパニーズMMAの鬼っ子か!? あなたが知らない地下格闘技の正体
メジャー格闘技のカウンターカルチャー、地下格闘技の始まりはギャング同士の決闘、ホスト同士の揉め事だった――!!

☆元・格闘家たちのラーメンの味 現地グルメレポート 
富山「つけめん えびすこ」小路晃/
大阪「ラーメン荘 歴史を刻め」藤原大地

☆立ち技界の長州藩が見るK-1なき世界/森谷吉博 シュートボクシング広報
「K-1MAXはやっぱり画期的でしたよ。だからK-1がいまのような状況になっても、いまだにK-1という名前にフラフラ動かされる人がそこらここらにいるじゃないですか(笑)」

☆昭和の興行師が生み出した「ジョシカク」というジャンル/勝井雅夫『ジュエルス』広報
泣けるプロレス リターンマッチ

1,600 (定価)
 (Amazon価格)
単行本(ソフトカバー) 
(価格・在庫状況は11月25日 10:22現在)
 猪木と藤波の腕を上げた上田馬之助、初代タイガーと“虎ハンター"の奇妙な友情、ハンセンが最強と認めたタッグチームの意外な名前……各所で話題沸騰の“プロレス名画座"第2弾。男たちの熱い生き様に感涙せよ! 前田日明ロング・インタビューも特別収録。

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2006-11-23

野田秀樹・新作「ロープ」~ プロレス が嫌いな野田氏がプロレスで表現したいテーマとは?

宮沢りえ、藤原竜也ら出演

 舞台演出家の野田秀樹氏が約3年ぶりの新作を発表。
 題材がプロレスとなればちょっと気になる。しかもキャストが超豪華。

12回公演「ロープ」 [ 野田地図/NODA・MAP第12回公演「ロープ」 ]
NODA・MAP、3年ぶりの新作がいよいよ完成。
 驚異のキャスト陣が挑む物語の舞台は、白いマットの四角いジャングル!
 野田秀樹が張り巡らした"ロープ"の中で、いよいよ待望のゴングが鳴り響く!!

 9.11同時多発テロからイラク戦争勃発・・・・・と世界情勢とシンクロするかのごとく発表され、人々に戦慄を与えた『オイル』から3年・・・・・。野田秀樹が、NODA・MAP本公演としては久々の新作『ロープ』を発表いたします。

ところは、四角いジャングル、プロレスリング。
そのリングの下に棲みついている女
彼女は、未来からやってきたと信じている。そして、不可解なほどに実況中継が上手かった
リングの上には、「プロレスは決して八百長ではない」と思いつめている独りのレスラーがいる。
思いつめたあまり、引きこもっている。その二人の出会いが、物語のはじまり。
やがて彼女は、戦う人間たちの「力」を実況し始める。
その一方で、引きこもりのレスラーは、
力とは人間を死体に変えることのできる能力だ」という信念にとりつかれていく。
そして、物語は遠い遠い未来へと向かっていく。
だのに、この話は、決してサイエンスフィクションではありません。
未来の話なのにSFではない物語。

<キャスト>
宮沢 りえ
藤原 竜也

渡辺 えり子
宇梶 剛士
橋本 じゅん
野田 秀樹
三宅 弘城
中村 まこと
明星 真由美
明樂 哲典
AKIRA
松村 武
 何とも不思議な内容。リング下にすみつく実況のうまい女が宮沢りえ。引きこもりレスラーが藤原竜也。
 ・・・なんだろな。バトラーツ練習生時代のアレクサンダー大塚が道場のリング下で暮らしてたって話はあったが。
 引きこもり系レスラーと言えば今をときめく真琴さん・・・・って、そういう感じではないんだな。「八百長ではない」と考えることで精神的に引きこもるってことか?

 別の記事。

野田秀樹が描く 暴力と人間 3年ぶり国内で新作「ロープ」 [ エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) ]
 題名は、プロレスのリングに張られたロープのこと。舞台上にリングを作り、その下に住み着いた女(宮沢りえ)とプロレスラー(藤原竜也)を軸に、エスカレートする暴力と、それを見たがる人間の姿を描く。

 「暴力に対するリアリティーが欠如し、刺激ばかり求めるようになっている。9・11テロの時も『映画のようだ』と言われ、リアリティーに対するめまいを覚えたが、それが5年後の今、映画になり、観客が泣いたりしている。でも、何に対して泣いているのか」

 暴力ばかりでなく、いったん火が付くと全体があおられ、一つの方向へ走り出す社会状況に、「薄気味悪さ」を感じているという。
 「(プロボクシングの)亀田興毅の試合を50%の人間が見るのも、そう。彼を応援している訳でもないのに、乗せられている。サッカー(の日本代表)も、かつては、こんなに熱狂しなかったのに」

 初めて英語で書き下ろし、6~7月に英国で上演した「THE BEE(蜂(はち))」も、暴力による報復の連鎖がテーマだった。相次いで暴力を描いた背景には、言葉が紛争解決の手段として機能しなくなっている現状への危機感がある。
 「21世紀になっても、暴力を解決する手段として、暴力以外のものを見つけることができない。本来は、言葉とかが、そういう強さを持つべきなのに」
 暴力がテーマですか?
 うーん、暴力に惹かれてプロレスを見てる人って、そんなにいないと思うんだけどねー。まぁ、この紹介文だけ読んでいろいろ言うのもアレですな。

 ちなみに野田さん、プロレスがお嫌いだそうです。

『ロープ』(「演劇ぶっく」より) [ Haniel ]
 雑誌に掲載された野田さんのインタビューより。ちなみにリンク先は藤原竜也さんのファンBLOGのようです。
3年ぶりの新作『ロープ』は、
野田さんがこれまで“大キライ”だった“プロレス”がモチーフ。
<略>
“嫌いなのになぜかプロレス!”の話になったのは、
『THE BEE』で目覚めたわけではないけど、
人間の暴力性について書いてみようと思われたからだとか。
<略>
引きこもりのレスラーが藤原竜也さんで、
そのマットの下にいるナレーターが宮沢りえさんです。
「レスラーはリングに出られないし、ナレーターは
自分をコロボックルだと信じている。
つまり基本的に引きこもりの話で、
竜也のレスラーは、絶対プロレスは八百長じゃないと信じていたのが、
どうやら八百長らしいというのを知って出られなくなる。
発端はそんなところですね。
プロレスって今はガチンコもあるらしいけど、八百長でなくなったら
暴力になっていくわけで、
その境を超えてしまうエスカレート感も出したいなと思ってます。
(略)
『ロープ』はリングサイドに
アジア人がいっぱいいるという設定にしようと思っているんだ。
日本人がアジア人であることが忘れようとしているというのが、
どこか俺には猥雑さと近い感覚でつながっているんだよね。
あとテレビ文化と関係しているけれど、見る暴力が強くなってて、
「もっと見せろ」というのがエスカレートしていく。
それがどこに行くかというところが、『ロープ』のみそなんですが、
そこから先は言えない(笑)。」
  私は芝居や舞台は疎いもんで(2・3回しか見たことない)ヒントもらっても想像がつきにくい。興味深い内容であることは間違いないんですが。
 リングを使った題材であってもボクシングや他の格闘技でなく、プロレスを選んだ理由があるようには感じる。

 ところでガチンコのプロレスってどこだ? PRIDE?

マッスル→野田秀樹

 それにしてもキャストが豪華(その分チケット代高っ)。
 主演の藤原竜也と言えばデスノート。デスノートと言えば、マッスルハウス1でネとして登場。あの時ってリング下の井戸からマミーが出てきた回でしたけど・・・「ロープ」ではリング下から宮沢りえですかw 変なリンクしてるような、してないような。

 マッスルと言えば、あの人の話もしなければ。
 前回のマッスルで鶴見亜門に敗れたAKIRAさん、「ロープ」のキャストに名前有り。
 この公演があるから、マッスルハウス3(07年1月3日)には出られない。

 稽古に励む様子をBLOGから。
「稽古にて」 [ AKIRA -official blog- ]
2006/11/19
野田地図の稽古が毎日渋谷の稽古場で行われている。
アンサンプルの皆も含めて通し稽古。
傑作の予感、涙が2滴俺の頬をつたった。
 感動できる作品なのか?




「野田秀樹・新作「ロープ」~ プロレス が嫌いな野田氏がプロレスで表現したいテーマとは?」に関する情報は コチラでも/人気ブログランキング

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  カテゴリ: いろいろ | 2006-11-23 | 投稿者:杉
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