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格闘探偵団バトラーツ最終興行 Once upon a time BATTLARTS~あの時を忘れない~ [DVD]
2012-03-21
¥ 4,800 (定価)
 (Amazon価格)
DVD 
(価格・在庫状況は11月22日 21:26現在)
 今、万感の想いを込めて"ハ゛トラーツ最終章"のコ゛ンク゛が鳴る!!
 1996年の旗揚げ以来、様々な闘いの歴史を刻んできた格闘探偵団ハ゛トラーツが、201111月5日、その波瀾万丈の歴史に幕を下ろす。
 ハ゛トラーツ最終試合のリンク゛に立つのは石川雄規と池田大輔。共に旗揚げに参画しながら袂を分かった両者。進んだ道は違えども、お互いの原点ともいうべきハ゛トラーツのリンク゛で再会。試合は壮絶な魂のシハ゛キ合いに!!
 この数日後に引退を控えた澤宗紀はスルカ゛マナフ゛と最後の一騎打ち。共にハ゛トラーツの アマチュアシ゛ム"B-CLUB"出身の両者。魂の殴り合いの果てに勝利を手にするのはどっちだ!?
 田中稔、日高郁人、矢野啓太ら"ハ゛トラーツ卒業生"達も勢揃い。
 ハ゛トラーツ最終興行FACE大会全7試合を完全収録。
 ハ゛トラーツの最後を、その眼に焼き付けろ!!

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2011-11-12

最後まで“やりすぎ”&笑顔、楽しませてくれた澤宗紀に感謝~11.9ZERO1・後楽園大会
 8月21日に引退を表明してから約2ヶ月半、その日がついにやってきた。
 澤宗紀、ラストマッチ。

ZERO1

「あ〜、やりすぎたぁ!あ〜、面白かった! そう思えるプロレス人生でした」

澤宗紀が完全燃焼で引退 笑顔でリング去る、橋本Jrが70戦目で初勝利 曙とタッグ結成へ [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
バトル・ニュース|試合速報・結果|最後までやりすぎぐらいがちょうどいい試合の末、日高のハイキックで"介錯"された澤。完全燃焼して笑顔で引退!
第166回 さらば愛しの変態レスラー〜澤宗紀選手引退によせて
:三田佐代子の猫耳アワー

11.9 ZERO1・後楽園ホール大会~澤宗紀引退試合、速報まとめ | ブラックアイ2
■11.9 ZERO1/ 東京・後楽園ホール
▼YARISUGI FOREVER〜澤宗紀 引退試合
 ○日高郁人(29分13秒 野良犬ハイキック→KO)●澤宗紀

・試合後マイク
澤「本当にたくさんのご来場、誠に、誠にありがとうございました。あ〜、やりすぎたぁ!(笑)。あ〜、面白かった! そう思えるプロレス人生でした。そして周りの人に恵まれたプロレス人生でした。今日はお祭り騒ぎに付き合っていただきありがとうございました。澤宗紀、やりすぎぐらいが〜と言ったら、大きな声でちょうどいいと叫んでください。いくぞー! やりすぎぐらいが〜ちょうどいい! ありがとうございました!」

・選手退場後、ビジョンで流れた「いい湯だな」替え歌
 ババンババンバンバン ババンババンバンバン
 いいもんだ プロレスは
 さよならするのはつらいけど
 決めた事 仕方ない
 やりすぎくらいがちょうどいい

・澤:試合後コメント
 やり過ぎくらいがちょうどいい、というのは期間の長さではなくて、ギリギリいつも100%出し切ってやっていく。そういう意味でのやり過ぎぐらいがちょうどいいだったので、理想には限りなく近づけたと思います。人生はお祭り騒ぎだと思っているので。町内会のクジで当たったハワイ旅行みたいなものだと思っているので、それが3泊なのか50年なのかわからないですけれど、これからもお祭り騒ぎをやっていきたいと思います。

・バックステージで佐野直が、自分の興行に出たときのギャラを渡し忘れたと封筒に入った現金を渡す。

 日高郁人と壮絶な殴り合い蹴り合い。
 KOの10カウントを聞いた澤宗紀は「もういい!もういい!」と笑顔で叫んでいたそうです。

ZERO1

 “やりすぎ”続けたレスラー人生にピリオド。
三田佐代子の猫耳アワー
 日高:アイツはいま、心技体のバランスが取れてないんですよ。これまでだったら耐えられたことも、身体が言うこと聞かないし耐えられなくなっている。だから皆さんがアイツに引退して欲しくないって気持ちもわかるんですけれど、僕としてはなるべく早く、身体が動けるうちにアイツをリングから降ろしてやりたいんです。
 澤選手のコンディションはかなり厳しいものだった。
 引退を悲しむ一方で、無事に完走できたことにホッとしたという声も多い。
 「やりすぎぐらいがちょうどいい」の精神を背負ったからこそ後に引くに引けない
 結局、澤選手の口から怪我に関する説明はありませんでした。
 観客を楽しませることが一番と考える澤選手にとって、それは必要ないことだったのでしょう。

ZERO1

 発表から約2ヶ月半、その引退ロードは伝説級。コンディションを考えれば奇跡に近い「偉業」。
 プロレス史上かつてない、そしてこれからもないであろうラストラン。
 IGFに出た翌日に岐阜の観覧車でファイト、日本を飛び出し短期間にタイ・アメリカ・韓国と世界中を飛び回る。
 最後は引退試合まで含め12日連戦。日にちで12、試合数はもっと多い。
 花やしきで大暴れ、慶応大学キャンパスを疾走、サムライTVのスタジオで勝手に試合。そうかと思えば、バトラーツ解散興行でスルガ・マナブとシバキ合い、ゼロワン・六本木大会では最後の相棒タッグで大谷&大地と対戦。華名との試合も壮絶だったと聞きます。
 この振り幅の広さが本当に大好き。メジャー・インディー・どインディー、プロレスならば壁を作らない。基本的にどこでも同じスタイル、同じ技で勝負する。路上系で自転車を使うかどうかの違いぐらいだ。どこでも凄い試合をやってくれる。
 比べるのは本当に申し訳ないが、当ブログもメジャーやインディーとか「見た目の枠」だけで隔てるようなことはしないようしているつもり。「プロレス」を縦横無尽に駆け巡る様子は共感していたところあります。
 澤選手を追っていたファンの中には、新たな楽しみ方を知った人もいるでしょう。同じようなことができそうなレスラーが見当たらないのは本当に残念。
 どインディーと業界の繋がりが、これまで以上に薄くなるような気もします。
 この引退が何かの分岐点になってしまわないよう、各団体頑張っていただきたい…。

ZERO1
 
 引退するというニュースが駆け巡ったとき誰もが驚きを隠せなかった。そこにいて当然の人が突然いなくなってしまうと宣言する衝撃。
 バトラーツの解散は発表されたものの、選手としてはZERO1でもDDTでも着実にステップアップを続けていた。来年ぐらいにはメジャーと呼ばれる団体で大きな舞台に上がる日も来るだろうと当たり前のように思っていた。
 見る側として後悔があるとすれば、引退が決まる前に、もっと澤選手の良さを叫ぶべきだったということ。
 メジャー系のファンの中には「ほとんど実績ないレスラーなのに、なぜこんなに騒がれるのか?」と不思議がっている方もいそうです。
 いい選手ならば、説明不要で素晴らしさが知れ渡っていて当然。コンパクトサイズで引退興行なんて考える必要もないぐらいでないと。

ZERO1
 
 「やりすぎぐらいがちょうどいい」の言葉はフジタJrハヤトが受け継ぎます。
バトル・ニュース|試合速報・結果|武勇伝でファイナルM2Kが復活!勝彦とハヤトが"やりすぎぐらいがちょうどいい"前哨戦!琴香が新しい扉を開く!?
 「マンモスジャパンツアー」は、マンモス半田、タケシマケンヂ、ばってん多摩川がセカンドシーズンとして続行することが決まりました。
11月7日(月)マンモスジャパンツアー・マンモス半田&澤宗紀編ファイナル|マンモスジャパンツアー
 皆でスピリッツを繋いでいきましょう。

 引退試合後の澤宗紀さん、ツイッター。
Twitter / @SAWA_MUNENORI: 昨日のお祭り騒ぎバカ騒ぎたくさんのご来場誠にありがと ...
昨日のお祭り騒ぎバカ騒ぎたくさんのご来場誠にありがとうございました! まるで実感ないですが(笑)次からプロレスファンに戻り、チケットを買ってプロレスを友達と観に行こうと思います。今までたくさんの応援本当にありがとうございました!

 また会場で会えそうです。
 どの辺の団体に行くか気になるなぁ。
 本当にお疲れ様でした。

ZERO1

観戦記集

 マスコミ・ファンの大会感想を並べます。
 引用は一部です。ぜひリンク先で全文をお読みください。

第166回 さらば愛しの変態レスラー〜澤宗紀選手引退によせて [ 三田佐代子の猫耳アワー ]
 思うに、澤宗紀選手こそまさに、「記録より記憶に残るレスラー」だと思うのです。彼の8年「くらい」のプロレスラー生活の中で目立つ勲章といったら今年の天下一Jr優勝といくつかのタッグタイトルくらいで、メジャーのシリーズに出たわけでも、ベルトを巻いたわけでもない。それでも彼は愛され、求められ、そして求められれば求められるほどやり過ぎ、そのやり過ぎは少しずつ、彼の身体を痛めてきました。
 もしバトラーツが解散しなかったら、もし首を痛めなかったら、もっと私たちは澤宗紀というレスラーを見続けることが出来ただろうか。そう思うことも引退発表後に何度もありましたが、でも逆に、澤宗紀というレスラーがいなかったらとっくに、格闘探偵団バトラーツは形無きものになっていただろう。彼がいたからこそバトラーツはきちんとした形で幕を降ろすことができ、離れ離れになっていた先輩達も笑顔で再会することが出来たのです。
 日高郁人選手が「父子家庭」と捉え、澤選手自身は「廃校になった小学校」に例えた石川雄規選手との間柄は愛憎相半ばする関係で、でも幾多の先輩方を見送り、最後にバトラーツという学校をも見送った上で、澤選手は自分が引退する道を選んだ。「僕がレスラーを続けてきたのはひとえに格闘探偵団バトラーツを大きくするためでした」と言い切った澤選手の言葉に偽りはなく、もっとお金を稼いだり有名になりたいのであれば、他に選ぶ道はあったはずなのです。

澤宗紀選手引退 [ 須山浩継伯爵の身勝手日記 ]
 彼と関わったあらゆる選手たちは、例外なく素晴らしいものを与えられたはずである。そんな彼に報いる術は、未熟なものは未熟な者なりに、中途半端な者は中途半端なりに、そして理想を目指す者はより厳しく、澤宗紀というプロレスラーの素晴らしさを、自分の中に取り込んでいくことではあるまいか。
 少なくともアタシから見えるプロレス界は澤選手がいなくなったことで、昨日よりも寂しく、明るさが減じたものになってしまうだろう。彼はそれくらいアタシのプロレス世界にとって重要な人物だった。そんなプロレスを昨日までよりもより明るく、そして賑やかで楽しいものにしてくれることを、彼と関わったプロレスラーたちに強く望みたい。

13年前から引退後2日経った現在までの澤宗紀 [ 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE Ken@suzuki.txtのブログ ]
 新狭山のショーパブで酔っ払い客を相手にプロレスを見せていた男は、気がつけば多くのプレイヤーや関係者、そしてファンに思い入れを持たれる存在となっていた。どんなに辛く苦しいことや、理不尽なことがあっても彼が他人を恨んだり、人のせいにしたところは私の知る限り見た記憶がない。おそらく怨念、嫌悪、悪意といったネガティヴな感情を持つのが性に合わないのだろう。それだけに「唯一嫌いな男」というスルガマナブ逆説的に特別な存在と言えた。この点は"情念"の二文字を背負う石川とまったくもって対照的である。
 ただ、そのどちらが欠けてもバトラーツは生き長らえることはできなかった。石川のコンプレックスが土台となり、その上に澤が万人を惹きつけるポジティヴなカラーを上塗りしてこそ、2005年以後のバトラーツはバトラーツたり得たのだ。11月5日の解散をもって、正式には澤もフリーとなった。しかし、あと4日だけ格闘探偵団を名乗ることに誰が異論などあろうか。石川をはじめとする藤原組からの捨て猫たちによって始まったバトラーツ。その名を最後の最後まで名乗り続けたのは、澤宗紀。かかわった者それぞれの愛する思いはあったとしても、その事実は覆せない。だからこそFMWの三文字を荒井昌一社長が持っていったように、あるいは田村潔司を「UWFたったひとりの現在形」と称したように、私は澤こそがバトラーツであると結論づけるべきなのだと思う。

 かくして、澤宗紀のラストランはゴールを迎えた。一連の過程を作品とするならば、私はディック東郷の国内引退時に匹敵するほどの完成度だと思う。これほどまでに澤宗紀らしく、かつこれほどまでに澤宗紀でなければ不可能な引退試合…そもそも自分の引き際において"バカなこと"のプライオリティーが高いだけでも、ほかの誰も発想できまい。日高の隣で、放っておけばいつまでもバカなことを言い続けそうな澤を見つめながら、私は9月30日の公開インタビューで本人に聞いたことを思い起こしていた。

「プロレスの枠だったから許されたバカなことが、引退したらできなくなってしまうかもしれません。これからは、どうやってバカなことを続けていくんですか?」

 こんなことをプロレスラーに聞くこと自体どうかしているのだが、澤の返答は「あっ! そこまで考えていませんでした、ワハハハハッ」と、もっとどうかしていた。しかし、いざ本当にプロレス界からこの男が去っていった今、重要なことに気づいてしまった。

「澤宗紀を追い続けることによって、みんなでバカなことをやるのがこんなにも楽しいと知ってしまった我々は、これから何でそれに対するモチベーションを満たせばいのだろう――」

澤宗紀選手引退試合。 [ ドージョーアッパレ告知コーナー! ]
 大量の紙テープに囲まれて満面の笑み。「この選手の姿は、もう二度と目にしないだろうな」という、妙な説得力が感じられた。つまり、「やりすぎた」ということだろう。
「これだけの試合をするんだ、まだまだ出来るだろう!」と惜しまれながらの引退は、元気が魅力の澤選手らしい最後だったといえるかもしれない。いつ終わってもおかしくないくらい全身全霊で闘ってきた澤選手、楽しく激しい試合をありがとうございました。

2011年11月09日 ZERO1「YARISUGI FOREVER Ⅱ」後楽園ホール観戦記特別編 [ ぐりふぉんの一番長い一日 ]
 と言う事で最後の最後までいつも通りの澤宗紀だったせいか、今日で彼が引退すると言う実感は自分の中では未だに皆無です。恐らく数ヵ月後、はたまた1年後くらいになってからいきなり来たりするんだろうなぁ…と自分では思ってます。まぁそれも彼らしいような気がするので良いのかなと。
 でも実感が沸かないとはいえ、これだけは言っておかないと。
自分は澤宗紀と言うレスラーがいたからこそ今こうしてプロレスを追い続けています。貴方がいたからこそ、今の自分は存在する。貴方に会えて本当に良かったです。


 最後に。
ZERO1

 この日は南側イス席を3列目までしか使わないコンパクトバージョン。
 しかし用意された席は全て埋まりチケットは完売。
 自分のツイッターTLを見ていると、当日券が買えず泣く泣く帰ったという人がかなりいた。
 通常の後楽園ならまだしも、座席はあるのに使えないという状況が残念すぎる。引退試合ですから…。
 「前売りで買っておけ」と言われそうですが…コンパクトバージョンだと知らずに来た人もいたでしょう。
 たぶん私も10分遅れて会場に行っていたら見られなかった。



「最後まで“やりすぎ”&笑顔、楽しませてくれた澤宗紀に感謝~11.9ZERO1・後楽園大会」に関する情報は コチラでも/人気ブログランキング

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  カテゴリ: ゼロワン | 2011-11-12 | 投稿者:杉
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投稿者:Sherry Lemon 2022-09-14
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