2月17日に開催されたZERO1・後楽園ホールに思わぬ人が登場。
　かつて、闘龍門、ノアで活躍した元レスラー・ＳＵＷＡがリングに現れた。

ウルティモ・ドラゴンのマスクで登場

■ 大谷がＵ系からの刺客を破り高山と視殺戦、３．６両国で関本vs.崔の世界ヘビー級戦へに ［ スポーツナビ｜格闘技｜速報 ］
■ 佐藤光留を叩き潰した大谷は「1日も無駄にせず、両国まで突っ走るぞ！」。関本は苦手な先輩に辛勝！SUWAさんが登場するサプライズも ［ バトル・ニュース ］

■2．17　ZERO1／後楽園ホール
▼第4試合 ６人タッグマッチ
　日高郁人、藤田ミノル、○澤宗紀（１８分３秒　サスケだましセグウェイ→体）●菅原拓也、松井大二郎、ダイアモンド・コネリー

▼試合後
　続いて澤が「日高さん、伊藤に勝ってください。オレもＮＷＡジュニアヘビーのベルトを獲って、残り少ないバトラーツに持って帰ります。一緒に頑張りましょう」と呼びかけると、藤田は「何締める感じになってんだよ。両国、決ってる人はいいよ。決まってない人だっているんだよ。あれだけ合体技練習したのにひとつも出さないじゃないか」とスネながら相棒タッグの２人を退場させると、菅原に「おまえは待て」と呼びかけ、「おまえも両国のカード決まってねえんだろ。オレ知ってんだよ。だからよ、ＮＷＡライトタッグのタイトルマッチを両国でするっていうのはどうでしょうかね。オレも新しいパートナーをしっかり呼んであるんだ」と言うと、そこに藤田峰雄がリングイン。

　ミノルは「おまえらには言ってなかったけど、峰雄君はオレの従兄弟なんだよ。両国でタイトルマッチ、やってもらえませんかね」と誰もが疑う衝撃の事実？を告げるも、菅原は「お断りします」と一蹴。ミノルは「素直じゃないのはよく分かってる。だからもう１人ゲストを呼んでます」と言うと、場内に「セパラドス」が流れ、ウルティモ・ドラゴンのマスクをかぶった男が登場する。

　菅原は「おい、おまえが連れてきたゲスト、ウルティモ・ドラゴンじゃないだろ。誰が見ても別人だろ」と突っ込むと、ウルティモのマスクをかぶった男が「菅原、久しぶりだな。おまえにさんざんメシを食わせてやったのに、最近は神戸と仲良くしてるみてぇじゃねえか」と言いながらマスクを取ると、なんとその正体はＳＵＷＡ。菅原は「タッグタイトルをやりたいのにＳＵＷＡさんはまったく関係ないじゃないか」となおも噛み付くが、ミノルは「関係ないことねえんだよ」とニヤリと笑うと、ＳＵＷＡがジャケットを脱いでＮＷＡのロゴが入ったＴシャツを見せ、「菅原、中立の立場でモノを言わせてもらう。ＮＷＡ３人目の公認レフェリーはオレなんだ。安心しろ。３月６日、ＮＷＡ総本部の通達により、おまえの持ってるＮＷＡライトウェイトタッグチームチャンピオンのタイトルマッチを宣言します」と、菅原＆ハブ男対Ｗ藤田のタイトルマッチを決定した。

　どうやらSUWAさんはレフェリーとして両国大会に参加するようです。
　しかも「ＮＷＡ公認」レフェリー。
　この「ＮＷＡ」、かつてリック・フレアーやハーリー・レイスが巻いた「ＮＷＡ」の組織とは厳密に言うと別物。
　しかし“流れ”はしっかり汲んでいて、デタラメということはない。すっかり今やローカル・タイトルですけどね。　

　ＳＵＷＡさんブログに報告が。
■ NWAの… ［ SUWA式 AIRLINES ］

　SUWAです。
　いやぁ～ようやく、秘密事項を公に出来る日が来た
　本日のｾﾞﾛﾜﾝ後楽園ﾎｰﾙ大会に登場させて頂いた
　そして…
　ｵｰﾙﾄﾞｽｸｰﾙなプロレスオタクならば誰もが知っている権威あるNWAのロゴ
　私…引き寄せちゃいました(笑)
　ﾏｰﾌｨｰか…
　ﾅﾎﾟﾚｵﾝﾋﾙが…
　胡散臭い石の数珠つけても効果ありませんでした(笑)が…
　何が効果あったのか知りませんが、
　ﾚﾌﾘｰに『なりてぇ～』と思っていたら…
　なれました
　しかも、
　NWA公認ｵﾌｨｼｬﾙﾚﾌﾘｰでごわす
　最高にうれしかばい
　久しぶりのリングで、そしてマイクに緊張したなぁ～
　足震えて、マイクカミカミで、汗びっちょで

　3月6日
　両国国技館で
　お会いしましょう
　また細かく詳細は改めて

　確か、アマチュア格闘技の大会でレフェリーをしていたはず。
　レフェリー志望だったとするなら、このまま継続参戦もあるのか？

　目指すは、かつてノアで“ライバル”関係だったジョー樋口さんか。
■ 2005．9．18 ノア／日本武道館：KENTAvsSUWA ［ スポーツナビ｜格闘技｜速報 ］
　樋口さんもＮＷＡ公認レフェリー。まぁ、比べてはいけない気もしますが、SUWAさんがどんなレフェリングをするのかは楽しみ。
　レスラー時代はヒール一筋、果たして公平に裁くのか？
　とにかくプロレス界に戻ってきてくれたのは嬉しい。

関本大介vs崔領二、決定か

　本日の後楽園ホール大会、メインで佐藤光留が“素足”で登場。大谷晋二郎と凄い試合をしたようです。
　関本大介はKAMIKAZEに勝利、世界ヘビー級王座を防衛。次の挑戦者に崔領二が名乗り。両国で決戦でしょう。

　両国のカードを並べてみます。
■ ゼロワン10周年：3/6（日）両国国技館「プロレス」 ［ プロレスリング　ゼロワン： PRO-WRESTLING ZERO1official site ］

■2011年3月6日（日）午後3時開始：ゼロワン10周年記念大会「プロレス」：両国国技館

【決定対戦カード】
▼シングルマッチ
　大谷晋二郎 vs 高山善廣（高山堂）
▼シングルマッチ
　日高郁人 vs 伊藤崇文（パンクラスism）
▼破壊王子　橋本大地デビュー戦
　橋本大地 vs 蝶野正洋（アリストトリスト）
▼シングルマッチ
　田中将斗 vs 永田裕志（新日本プロレス）
▼NWA世界Jrヘビー級選手権
　（王者）クレイグ・クラシック vs 澤宗紀（バトラーツ）

【ほぼ決定カード】
▼世界ヘビー級選手権
　（王者）関本大介（大日本プロレス） vs 崔領二
▼ＮＷＡライト級タッグ選手権
　（王者）菅原拓也＆怪人ハブ男（沖縄プロレス） vs 藤田ミノル＆藤田峰雄

　これに「佐藤耕平vs澤田敦士」が加わるかどうか。小川直也も一応頭に入れて。

　この両国、正直言ってあまり評判はよろしくない。カードの問題というより、ZERO1自体の勢いの無さ、ビッグマッチに向けて盛り上がりがイマイチな点を心配する声が多い。
　今回の後楽園ホールもコンパクトサイズだったそうで。
　ただ、私としてはゼロワンの勢いどうのは全く関係なく、橋本Ｊｒ．のデビュー戦があるという時点で観戦はキマリ。
　長いドラマの第一話。別にこの試合が大コケでもいいんです。
　後々に絶対「見ておいて良かった」と思います。

　 カテゴリ: ゼロワン　｜　2011-02-18　｜　投稿者：杉