1週間前の話になってしまいますが…おそらくほとんどのプロレスマスコミが報道しないであろうニュースなので、今更ながら紹介させていただきます。

「愛・プロレス博2009」

　11月23日に名古屋で行われた「愛・プロレス博」というイベントで、あるプロレスラーがデビューしました。

彰人
　本名：西垣彰人
　1987年2月28日生まれ
　愛知県名古屋市出身
　175cm　83kg
　格闘技歴：アマレス、少林寺拳法
　スポルティーヴァエンターテイメント所属

　エキシビションを何度か行い、名古屋インディー団体が集結するイベント「愛・プロレス博」でデビュー。
　「当日発表・Ｘ」となっていたデビュー戦の相手は、ZERO1代表・大谷晋二郎でした。

■ 愛プロレス博2009～挑戦
11．23　愛知・ZeppNagoya

▼第5試合　彰人デビュー戦：彰人 vs X＝大谷晋二郎

　煽りＶを含めた試合経過については以下の観戦記が素晴らしく詳しいのでご確認を。
　彰人選手のロックアップに対する考察は、ひじょうに分かりやすい。
■ 5:彰人 vs X(当日発表) ［ たこ焼きマシン.com ］
　遠慮なしに叩きつぶす大谷、必死に粘る彰人。

　須山記者ブログから引用。
■ 愛プロレス博～大谷晋二郎、絶賛 ［ 須山浩継伯爵の身勝手日記 ］

　試合時間は１３分余り。実際に試合を観た者の感想として書かせて頂けば、生半可な精神力や体力の選手では、まず１０分は耐えることはできないくらいに大谷選手の攻めは厳しかった。何よりも彰人選手が素晴らしかったのは、絶対に勝ってっこない相手に散々痛めつけられながら、最後の最後まで諦めなかった心の強さである。そこそこの運動神経があれば、デビュー戦から派手な技を出すことは可能である。しかし、この試合で彰人選手が見せたような心の強さを持つ選手は稀だ。

　デビュー戦でありながら、観客に響く素晴らしい試合となったようです。

○大谷（13分15秒　逆片エビ固め）●彰人
　
　同イベントは、名古屋開催ながら、大物選手が多く参戦することで知られています。過去に大谷選手も参戦アリ。しかし、全くの“新人”を相手にするのはいろいろ考えるところがあったはず。
　大谷選手ブログによると、彰人選手は大会前に東京で合同練習に参加していました。
■ 愛プロレス博。 ［ 大谷晋二郎のオフィシャルブログ　【炎の刃　大谷晋二郎】　powered by　ZERO1 ］

　数週間前に主催者の方にこう言われた。
　「どうしてもアキトのデビュー戦の相手を大谷選手にしていただきたいんです。」
　これは本当に光栄な話だし僕も二つ返事でうけたい気持ちがあった。
　しかしその時点で僕はアキトという選手に会ったこともなければ話をしたこともない。
　その状態でうけると逆に失礼な気がした僕はすぐには返事を返さないでいた。
　すると数日後に主催者の方と一緒にアキトという選手が東京までやってきたのである。
　そして一所懸命に僕に思いの丈をぶつけるアキト。
　そしてその翌日にはZERO1の合同練習にも自ら参加してきたアキト。
　たしかに練習についていけない部分もあった。
　しかしそれは当たり前。
　僕が見たかったのは苦しい時にどこまで頑張れるかのプロレスへの思いの強さ。
　かくしてアキトはどうであったか？
　最後まで必死についてきた。
　僕はその姿を見て正式に主催者の方へ返事をさせていただいた。
　まだプロレスラーという世界のスタート地点に立ったばかりのアキト。
　しかし僕は彼の表情にプロレスの鬼になる可能性をたしかに感じたのは事実である。

　そして昨日の試合。
　僕は遠慮なしに叩き潰させてもらった。
　試合後、控室に口から血を流しフラフラになりながら挨拶に来てくれたアキト。
　そこで人目をはばからず号泣したアキト。

　大谷晋二郎のウェットなプロレスの世界に入ると、感情をさらけ出さずはにいられなくなる。
　ある意味、最高のデビュー戦。ここからどこまで上がってくるか。
　名古屋の「彰人」という選手を覚えておこう。

　「愛・プロレス博2009」については以下で結果など確認を。

■ 11/23 愛プロレス博 2009 挑戦 ［ たこ焼きマシン.com ］
■ 愛プロレス博2009 ～挑戦～ 試合結果 ［ 愛プロレス博２００９ 挑戦 ］

　 カテゴリ: インディー 　2009-11-30
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　もちろんソ－スは東京スポーツ。
　ゴム人間と言っても単に身体が柔らかい人ではない。
　的場浩司さん、石坂浩二さんがまったく別の場所で目撃したことで話題に。
　緑色の身体がグニョグニョとゴムのように怪しく動く。
　その目的などはまったく不明。宇宙人説、地底人説、未来人説、人体実験説・・・。謎は深まるばかり。

ハル・ミヤコ女史が送り込む最新ＵＭＡ

■ グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!! ［ リアルスポーツ ］
■ ゴム人間」明治神宮に現れた異形の怪人?! ［ UMA＆UFO(未確認生物＆未確認飛行物体）道場 | 学問・研究 | まにあ道 - 趣味と遊びを極めるサイト！ ］

　ここ数年、最も日本を震撼させた都市伝説は「ゴム人間」であった。もともとは、タレントの的場浩司氏が日本テレビの番組「ダウンタウンDX」で「緑色の肌をした怪人を見た！」と発言したことから、急速にうわさが広がった。
　その結果、番組を視ていた視聴者によって、日本中から多くのゴム人間情報が寄せられた。情報によると、ゴム人間にはピンクやブルーなど他の色も存在し、女性や子供・老人もいると判明したのだ。さらに、俳優の石坂浩二氏も「私も車を運転中、信号待ちの際にゴム人間を目撃した」と発言し、ゴム人間騒ぎが拡大したのである。こうして、ゴム人間は21世紀の新たな都市伝説となったのである。

　その後、明治神宮に現れた姿が撮影された写真も見つかり、東京スポーツの一面を飾った。
　今、一番新しいＵＭＡ。

　そんなゴム人間がリングに上がる。
　もちろん、登場する団体はＩＷＡジャパン。

■12．5 IWAジャパン／東京・新宿FACE
【決定済みカード】
▼IWA世界ヘビー級選手権：ブラック・バファロー(c) vs 松田慶三　
▼IWA世界Jrヘビー級選手権：［Ｇタケルvs神威・勝者(c)］ vs 小部卓真

　雪男、デスワーム、河童小僧などに続き、ハル・ミヤコ女史が送り込む新たなＵＭＡだ。

　ミヤコ女史はゴム人間をタイで捕獲したという。
　正体不明のゴム人間、あっさり報道陣の前に姿を現した。
　17日に豊川稲荷で行われた会見の様子が、東スポに掲載されています。
　住職に握手されたゴム人間、その両腕が通常の2倍以上に伸びている・・・。
　東スポは「ロープブレイクは思うがままだろう」と考察。
　ダブルジョイントどころじゃない。彼からタップを奪うのは不可能だろう。

　ここまで読んで呆れている人がいるならばそれは間違い。
　本物なのかどうかを確認できる人は少ないのだ。
　「ゴム人間」自体の鮮明な画像は存在しない。実際に会った的場さん、石坂さんでなければ「本物」とも「ニセモノ」とも言うことはできない。

　ＩＷＡジャパン・浅野社長は「的場浩司さん、石坂浩二さん、山本浩二さんに招待状を送って確認してもらう」とコメント（一人関係ない）。
　ぜひともリングサイドでチェックしてもらいたい。
　　
　どちらかと言えば埼玉プロレス向きなキャラのような気もするが、とにかく楽しみな一戦。対戦相手の発表が待ち遠しい。
　個人的には、最強のＵＭＡを決定する「Ｕ－１グランプリ」の開催を希望する。

※18日深夜、記事を大幅に追記して書きかえました。

　 カテゴリ: インディー 　2009-11-18
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　ミル・マスカラス、マスクド・スーパースターらレジェンドレスラーを来日させて、彼らが主役の特別興行を開催してきた「フェスタシリーズ」がまたも行われる。
　今度はドスカラス。

飛鳥仮面FIESTA～ドス・カラスの華麗なる世界～

■ ドス・カラス興行に特別参戦！さて風香の七変化は…？ ［ Fuka_matsuri ］

飛鳥仮面FIESTA～ドス・カラスの華麗なる世界～
12月20日（日）東京・新木場1stRING　
開場／5：30PM　開始／６：00PM
主催／飛鳥仮面FIESTA実行委員会
後援／DEPOMART
協賛／オリエンタルプラントサービス株式会社

＜入場料金＞
プレミアム・シートA（最前列）／12,000円（プレミアム・グッズ付）
プレミアム・シートB（北側ひな壇1列目）／10,000円（プレミアム・グッズ付）
風香マニア・シート（南ひな壇中央）／8,000円（グッズ付）
アレナ・シート／6,000円

　会場が新木場なのはいつものこと。
　アリガタミが分かる人だけ観ればいい。

■ ドス・カラス ［ Wikipedia ］

　来日するたび「まだ動ける」と驚かされルノガドスカラス。
　今回も、顔見せ程度ではなく、かなりシビアな試合が見られるかもしれません。

　注目は参加決定選手。

＜出場決定選手＞
ドス・カラス、ザ・グレート・サスケ、東京愚連隊（NOSAWA、MAZADA）、風香

　サスケの名前がある。
　「ザ・グレート・サスケvsドスカラス」。
　1995年、ふく面ワールドリーグ戦の決勝で2人は戦い、ドスカラスが完勝をおさめた。
　その時の因縁は永遠と続く。
　いつからか、サスケはドスカラスとのマスカラ・コントラ・マスカラを熱望し始めた。
　「素顔」であるはずのマスクを懸ける。
　自らの発言を覆してまで対戦を迫る。
　毎年、毎年、「今年こそはドス・カラスとマスカラ戦！」と言い続けるも…実現していない。
　すっかり“夢を諦めきれない男”と化していたサスケだが・・・ここでついに出会ってしまう。
　サスケとドスカラスが同じリングに立つ。
　果たしてマスカラ戦は実現なるのか。

　ドスカラスの功績を称えるような大会で「マスク剥ぎやってください」ってのもどうかとは思うが。

　 カテゴリ: インディー 　2009-11-03
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　「ファイト！ファイト！千葉！」を合い言葉に千葉を中心とした活動しているKAIENTAI-DOJO（以下K-DOJO）が、大阪に常設会場兼道場を構え、新イベントを立ち上げる。

関西ローカルインディーも増えてきた

■ 中部・関西地区活性化企画「K-WEST」 ［ 日刊 KAIENTAI DOJO ］
■ K-WEST ［ 千葉KAIENTAIDOJOﾌﾟﾛﾚｽ社長TAKAみちのくの独り言 ］

　本日千葉Blue Fieldにて記者会見が行われ、11月よりTAKAみちのくプロデュース「K-WEST」始動がする事が発表されました。
　この企画は中部、関西地区のプロレス活性化と技術交流によるレベルアップを図る為に企画されたものです。
　道場件会場となるK-WEST道場にて月1回、大会が開催される予定。
　記念すべき第一回大会は11月5日に開催が決定。詳細は下記の通りとなります。

【大会名】WEST BATTLE 1
【日程】2009年11月5日（木）
【開場】19:00【試合開始】19:30
【場所】K-WEST道場（大阪府羽曳野市野111-4）
【チケット料金】全席自由　2,000円（※当日券のみ）
※席数に限りがございます。立見となる可能性もございますので、ご了承下さい。
【出場予定選手】TAKAみちのく、藤澤忠伸、SATOSHI、正岡大介(DEP)
【お問い合わせ】K-WEST事務局　080-4120-9991
※KAIENTAI DOJO主催の興行ではございませんので、KAIENTAI DOJOへのお問い合わせはご遠慮下さい。
　K-WEST道場へは近鉄南大阪線 恵我ノ荘駅から徒歩20分。堺羽曳野線「野」交差点から南方面すぐ。
※周辺に駐車場はございません。お車でのお越しはご遠慮ください。

　道場兼会場まで用意して始めるイベントとなれば、力の入れようも相当なモノだろう・・・と思いきや、「KAIENTAI DOJO主催の興行ではございません」との但し書きが。
　どうやら、K-DOJO所属で関西在住の藤澤忠伸選手とSATOSHI選手（フリー？）が中心となって立ち上げられるようで。

　さらに・・・「羽曳野」の地名でピンとくるドインディーマニアも多いのでは？
　おそらく・・・ここは関西ローカル団体「ＦＵ★ＣＫ！」の元道場。

＜FUCK!・Ｊ２Ｋ道場＞
大阪羽曳野Ｊ２Ｋ道場（羽曳野市野１１１－４）

　住所はまったく同じ。
　現在、FU★CK!は大阪府河内長野市に「ワンダーランド」という常設会場を持っています。
　羽曳野での興行は行われていません。
　たぶん・・・何らかの理由でFU★CK!が引き払ったあとに使用するのでは。

　別に悪い話ではないと思います。
　当ブログでは前から書いていますが、不況と言われるこの時代だからこそ、ローカルインディーに可能性があると思ってます。
　土地代も安く、プロレスに飢えている人も多い。当然、東京の団体が遠征するより安上がり。有利点なが多い。
　問題は、教える人がいないのでレベルがなかなか上がらない。もちろん、しっかりしたコーチのもとで練習している団体もあります。そういうところがもっと増えればいい。
　「K-WEST」が良い例となれば嬉しいです。

　大阪もインディー団体が増えました。
　大阪プロレス、ＭＷＦ（グラン浜田が代表）、リキ・オフィス、FU★CK!、ジャパンプロレス2000、ＮＰＷ。
　来年は「おおさか女子プロレス」も立ち上げられる（まだあったらすいません）。
　これにK-DOJOも乗り込むことに。

　 カテゴリ: インディー 　2009-11-01
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　大仁田厚が長崎知事選出馬へ！

■ 大仁田厚氏が長崎県知事選に出馬 ［ 政治ニュース : nikkansports.com ］

　プロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏（５１）が、来年２月に投開票が予定される長崎県知事選に出馬する意向を固めたことが１９日、分かった。同氏は最近、故郷長崎で精力的に活動。中小企業などの厳しい現状や景気低迷に触れ、自身の知名度とパワー、議員経験を生かし、故郷「再生」に立ち上がる意思を強めたようだ。注目の同知事選だが現在、情勢は不透明。最近、有名人知事が次々誕生する中、乱戦を得意とする大仁田氏が“台風の目”になる可能性もありそうだ。

　9月に宣言していた「人生最大の勝負」はやはりコレだった。
■ 2009年9月29日：大仁田厚とターザン後藤が歴史的握手！年内に予定されている「人生最大の勝負」とは？ ［ プロレス専門BLOG：ブラックアイ２ ］
　記事のコメントでも情報をいただいておりました。
　
　選挙は来年2月。
　大仁田さん本人も否定はせず。でも発言は謙虚。
■ 県知事選挙について ［ 大仁田厚の公式ブログ　【東方見聞録】 ］

　たしかに、いまのままじゃいかん！このままでは地方はボロボロになってしまう
　ただ、ここはいままでの私ではいけないと考えています
　パフォーマンスや目立ちたがりの自分を捨てて謙虚に冷静に考えないと、　まわりの人に迷惑をかけることだけは避けたいと考えています
　自分だけの判断で
　ハイ！選挙に出ます戦いました。じゃいけないと思います
　いろんな人たちにご意見を聞きだいと思っております

　実際のところ当選する可能性はあるのでしょうか？　長崎はオリンピックなんて話もちらっと出てますが。

　現職金子知事が来年３月１日に任期満了となることに伴う知事選だが、情勢は不透明だ。金子知事がまだ、出馬の有無を明言していないほか、前ルーマニア大使の東良信氏（６１）が立候補を表明。県議の押渕礼子氏（７１）らが立候補の意向を示している。民主党はまだ、独自候補や推薦候補を決めておらず、大仁田氏の登場で、本番では乱戦も予想される。

　宮崎がそのまんま東、長崎が大仁田厚・・・ちょっと前の深夜番組に出て壮な顔ぶれ。
　おそらく選挙前には、また「プロレス引退」を宣言するんだろうなぁ。

　 カテゴリ: インディー 　2009-10-21
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