歌にダンスにお笑いにプロレス

　金村キンタロー選手の元・奥さんで、全女出身のレスラーでもあった金村志保さんが立ち上げた新イベント、「RING」の第2回興業が開催される。

パフォーマンスバトル【RING】(ダンス・プロレスラー・お笑いetc)

RING×JAM(リングジャム)

■日時：6月27日(19時～22時)
■会場：六本木ウ゛ェルファーレ
■チケット：3000円(2ドリンク付)
未成年入場不可
前売り　ローソンチケット
スポーツ専用番号　0570-084-003(Lコード32045)

■出演者
　アジャコング、桜塚やっくん、大向美智子、AKINO、浜田文子、
　アップルみゆき、YOSHIYA、大石真翔、旭志織、飯伏幸太、忍、
　川嵜風馬、ないとな～す、EGU-SPLOSION、青木レンジャー、
　ストロングマシン２号、ノーボトム

　プロレスに、ダンス・お笑い・ファッション・音楽を融合させようという試み。
　入場や試合間にダンスやパフォーマンスを挟む手法は正直アリガチ。
　ただ、第1回のダイジェストを見た感じではひと味違う印象を受けた。試合中にもダンサーが乱入、ダンスの動きを利用した技を繰り出してみせたり・・・。素人が試合に介入する是非はおいといても、その光景は斬新でオリジナル性あふれるもの。
　イイと思ったものは、外野の反応など気にせずガシガシ取り入れて頂きたい。

お笑いも参加

　第1回大会には、長州小力ら西口プロレスが参加。今回は・・・桜塚やっくん。
　エンタの神様でお馴染みのスケバンキャラ。一応、竹刀とか持ってますが・・・リングで何をするんでしょ。

力抜山じゃないよ

　出演者の中に気になる名前が。

　ストンロングマシン2号・・・。

　平田さんは新日本で頑張ってますが、力抜山も復活なのか・・・違う。
　今回、検索して私は初めて知りました。
　ダンスで有名な方だそうです。

　以下の動画をご覧ください。
　06年6月21日発売「POLYSICS」のニューシングルＰＶ。

Polysics - I MY ME MINE　(ストロングマシン2号のみバージョン)　［ YouTube ]

Polysics - I MY ME MINE (フルバージョン）　［ YouTube ]

　ランドセルで踊りまくる彼女がマシン2号。
　格好イイ。一発で気に入ってしまった。

　この娘、驚くことに11歳。

StrongMachine 1号･2号

ストロングマシン2号【村上　真魚】
名前の由来 わかんなぁ～い!!ストロングマシン1号に聞いて下さい。
性別 ♀女の子
誕生日 1995年6月12日　（11さい）
星座 ふたご座
血液型 B型
身長 148㎝
体重 秘密・・・猫より重い　
住んでいる所 秘密基地
職業 小学5年生

　お父さんがストロングマシン1号。やっぱり、プロレスから名前はとったらしい。
　プロフィール欄の経歴見ると・・・すげぇ。結成が2003年ってことは最低でも8歳の頃から踊ってる。

　最近、「うたばん」にも出た。これで知ってる人は多いのかなぁー。

うたばん：ストロングマシン2号 POLYSICS / I My Me Mine［ YouTube ]

　うーん、この先の成長が気になる。
　果たして「RING」のリングで何をやる？


※「RING」様、メールありがとうございました。

　 カテゴリ: いろいろ 　2006-06-14
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決着は自己申告

　鈴木みのる参戦が決定したことで話題になっている「6／7　リアルジャパン・プロレス、後楽園ホール大会」、仰天のトーナメントが開催される。

　真剣・・・。
　ルール、概要などをまとめる。

【掣圏真陰流】6・7　真剣による撃剣トーナメントの全貌が明らかに [ GBR ]

撃剣試合トーナメント

• 刃引きした真剣（※刃をつけていない、また刃をひきつぶした刀剣）を使用。
  
• 防具はフェンシングを改良したもので、面はもちろん、両肩や胴部分と首周りをを完全に防御し、両膝・両肘にはサポーターと両手首には鎖かたびらを着用する。
  
• 立会い人こそいるものの審判はおらず、当事者が自己申告して勝敗を決する。
  
• 全日本戸山流居合道連盟門下生4名がトーナメントに出場。
  
• 1回戦の勝者同士で決勝戦を行う（1DAY）。

　決着は自己申告！　自分で「斬られた」と思えば正直に負けを認めなければならない・・・。
　エアガンのサバイバルゲームに近い感じか？

　一番の問題は安全性。完全防備とはいえ、危険なことには間違いない。
　例え刃がない真剣とは言え、鉄棒をぶち当てるようなものですから、防具を着けていてもダメージは深いでしょう。

　このトーナメントに深く関わっている杉山頴男氏（「武道通信」編集長、初代・格闘技通信編集長、前田日明とも親交が深い）のコメント。

　「現代の竹刀剣道では剣術の本質が分からない。剣術は本来抜刀術であり、刀は刃筋が立って初めて武器となる。そして武器としての日本刀を居合いで学ぶ必要があり、実戦で動き回る相手と闘わなければならない。今回のトーナメントは剣術をもう一度取り戻す大会にしたい」

　「本来の武士道精神は侍の象徴である刀の使い方を体感して初めて分かる。真剣を使えば間合いに入る怖さが分かるし、死ぬ覚悟が出来ていなければ飛び込むことが出来ない。真剣で闘うことによって、侍の根性を体感することが出来る」

　柔道や空手がポイントを取り合うスポーツとなってしまうことを嘆く武道家がいるのは事実、それと同じようなこと…なのかも。

　このトーナメントに懸ける杉山さんの意気込みは相当なモノのようで。
　本人の日記により。

草莽・杉山奮戦日記　 [ 武道通信 ]

　６月７日の佐山さんのリアルジャパン・プロレス１周年記念大会で、真剣（刃引き）による撃剣試合が行われる。たぶん本邦初、当然、世界初であろう。
　これも防具を考案したからできるのである。まだ実験過程ではあるが、面、首、肩、胴の安全性は十分である。竹刀防具と違ってやはり少々痛いし、打撲傷は覚悟しなければならない。
　防具を考案したのは鎖帷子剣士である。竹刀剣道に満足し、甘んじているのに忸怩たる思いがあり、長年にわたり密かに刃引きでの真剣試合防具を考案していた。
　その“試験台”にされたのが小輩であった（笑）。ほぼ完成に近づいたが、なかなかこの“試験台”になる相手が現れなかったとき、小輩が二つ返事で受けたのであった。

　自らが実験台・・・。

　更に続く。

　６月７日の撃剣試合に小輩も出るつもりであったが、軍学者から年寄りの冷や水だと、ひと言いただいた（笑）。
　全日本戸山流居合道の籏谷会長に、この撃剣試合の計画を告げると「他流試合は受けよと、私の師から教わっています。参加させていただきます」との二つ返事。“敵”もさるもの小輩の“挑戦状”を見破った。

　６月７日には、全日本戸山流居合道の門下生４名に出ていただくこととなった。２試合後、勝者同士の決勝戦となる。平成の日本人諸君、６月７日、目の当たりにサムライの戦いをご見分あれ。

　編集長自ら出陣の可能性もあった…。

　まぁ、とにかく、ヤジウマ的には興味ありますが…事故はコワイ。
　やる側もコワイと思うし、なかなか本気で斬り合うって感じにはならないかもしれない。もしくは睨み合いが続くかと…。
　空振りした剣がロープに当たって切れちゃうこととかない？
　

プロレスの大会です

　決定している対戦カードはこちら。

6/7 リアル・ジャパン／後楽園ホール

初代タイガーマスク＆石川雄規（バトラーツ）
　vs鈴木みのる（パンクラス）＆アレクサンダー大塚（ＡＯＤＣ）

レジェンド・チャンピオンシップ
　折原昌夫（メビウス）vs神風（ＺＥＲＯ１－ＭＡＸ）

柿本大地（ＤＤＴ）vs 中澤マイケル（ＤＤＴ）

＜武道・格闘技＞
★第７回掣圏真陰流トーナメント
　加藤誠（ピンクタイガーモンスター軍）、滝沢充（スーパータイガージム）　他２名

★撃剣（真剣）試合トーナメント
　全日本戸山流居合道連盟門下生４名

　メインの鈴木と石川による藤原組師弟対決なんて面白そうなんですが…。
　
　鈴木みのる目当てでなんとなく観戦した人がいたらビックリするだろうなぁ。

　 カテゴリ: いろいろ 　2006-05-26
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場外乱闘もプロレスの一種

　「プロレスで打ち合わせナシに攻撃するのは許されない」という判決がくだり、セッド・ジニアス（渡辺幸正）に敗訴してしまった大仁田厚、徹底的に争う構え。

“場外乱闘”だ　大仁田議員が控訴へ ［ Sankei Web　社会 ］

　プロレスラーが試合直後の場外乱闘で負傷したとして損害賠償を求めた訴訟の東京地裁判決で、秘書とともに７８万円の支払いを命じられた大仁田厚参院議員（４８）が２日、東京都内で記者会見し、控訴する意向を示した。
　大仁田議員は「場外乱闘もプロレスの一種。先に相手が攻撃してきたので、秘書が私を守ってくれただけ。今後も裁判で徹底的に争いたい」と述べた。

　この記事だけだと、控訴の理由がよくわからない。

　週プロモバイル＆SAMURAI!「NEWS侍」の内容をまとめる。

5.2

• 大仁田「試合中の場外乱闘も試合の一環。こんなことは前代未聞。控訴して高裁まで闘う。それで敗れるものなら最高裁まで闘う」
  
• 大仁田「事前に打ち合わせとかいうヤツはプロレス界から辞めてもらいたい。（裁判で）敗れた場合にはプロレスを引退してもらいたい。」
  
• 大仁田がジニアスに送信されたとする脅迫メールは偽メールだったことが発覚。近く、任意で警察の取り調べを受けるだろう、と大仁田は語る。

　まぁ、もうジニアスは引退してるんですけどね。プロレスラーの引退の意味を最も理解してるであろう、大仁田さんに言われても困ります。

　で、このあとの裁判はどうなるんでしょ。
　大仁田が言いたことは、「打ち合わせがあろうが無かろうが、場外乱闘でケガすることはプロレスならあり得る」ってことかと思われます。
　そりゃ、一から十まで台本通りなんてわけありません。
　そうなるとジニアスは、「秘書（中牧氏）は致命傷を与えるつもりで蹴っている、暗黙の了解を越えていた」ってな形で対抗してきそう。
　プロレスにおける“暗黙の了解”なんて説明できる人いないでしょ。面倒な事件になってまいりました。
　
　過去に問題となった試合が参考資料として提出されたりするんでしょうか？
　前田の長州顔面蹴りはもちろん、龍原砲のサンドイッチ延髄蹴り（ハンセンが失神）などなど。
　「仲野信市がジャンボ鶴田を本気にさせたドロップキックを、裁判官はどう判断しますか？」なんて感じで激しい攻防が見れるかもw
　参考人としてプロレスラーが呼ばれたりしたら更に凄い。もう、傍聴席にはプロレス・ムック本ライターがズラリだな（爆）。

悲しき天才

　まぁ、ジニアスは特異な例としても、プロレスラー以外の芸能人や有名人が頻繁にリングに上がる時代ですから、この手の訴訟がいつ起こってもおかしくない状況ではあるんですよね。

　アメリカの有名コメディアンである「アンディ・カフマン」はプロレスに挑戦（vsジェリー・ローラー）して負傷。訴訟事件を起こしている・・・・と言っても、これは全て“ネタ”なんですがね。

　ジム・キャリー主演で彼の生涯を描いた映画も制作されています。


　時たま夜中にTVでやってますね。好き嫌い分かれる作品かと思いますが、GWで暇な方はレンタルでもいいんで見てみてください。

参考： 大槻ケンヂからメールが珍しく届いていて、「マンオンザムーンをみたかい？　プロレス好きは必見だよ。」 ［ 水道橋博士の「博士の悪童日記」:６月１６日 ］

　カフマンに比べれば、ジニアスの迷走ぶりはまだ甘い（笑）。

　 カテゴリ: いろいろ 　2006-05-03
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神出鬼没の1分ドラマ

　NHKのドラマ「エル・ポポラッチがゆく！！」が話題になっているそうだ。覆面レスラーが主役だそうだが、私は見たことありません。
　それもそのはず、このドラマは1分ドラマ。しかも、放送時間は決まっていない。

ＮＨＫ１分ドラマ「エルポポ」人気沸騰…イメージ一新を表現 ［ SANSPO.COM > 芸能 ］

　あれ？　今の何？　番組？　ＣＭ？　気になった頃には、終わっているあっという間の映像。実はコレ、ＮＨＫが先月２７日から放送を始めた“れっきとした”ドラマだ。
　
　主人公は覆面レスラー、エル・ポポラッチ（俳優は非公表）。エルポポが憧れるヒロインに京香、ジムのオーナーを鹿賀が演じるなど、１分ドラマとは到底思えぬスター俳優が揃い、７日までに全５話中の４話分が計１５回、ＮＨＫ総合と教育、ＢＳ２で流れた。

だが、同局はこのドラマについて、広報しておらず、加えて、ほとんどが深夜帯で「午前２時４６分～」「同３時２１分～」など中途半端な開始時刻。編成上、ゲリラ的な放送のため、気付いた人はよほどのＮＨＫフリークか、偶然で観たかのいずれかだった。

　1分ドラマで全5話ですから、全体でも5分です（笑）。
　主役の覆面レスラー、マスクはちょっとハヤブサに似てる？　それよりもガルーダに近いかも。
　正体は某俳優さん。検索してたら正体知ってしまいましたよw　

　その他の出演メンバーが超豪華。
エル・ポポラッチがゆく！！｜NHKワンミニッツドラマ

　礼子（鈴木京香）…ポポラッチの永遠のヒロインとなる
　兵頭大（鹿賀丈史）…兵頭プロというプロレスジムのオーナー
　KEN隼（的場浩司） …兵頭プロに所属。様々な伝説を持つカリスマレスラー
　米屋のミッキー（温水洋一） …米とプロレスをこよなく愛する
　米屋のよしこ（町田マリー） …下町の倖田來未と呼ばれる、ちょっと色っぽい奥さん。
美咲（しずちゃん・南海キャンディーズ） …街の小料理屋で、普段は女将として腕をふるっている。
　電気屋さん（小栗旬） …電気屋さんでバイトする青年。
　バーガー屋さん（中越典子）…バーガー屋さんでバイトする。

　「兵頭プロレス」が舞台。1分ドラマだからこその豪華メンバー？　おそらく、全話で1～2しか登場しない人もいるでしょうね。

これが見たかっら視聴料払え？

　なんでも、不祥事が続くNHKのイメージ払拭を狙って、橋本元一会長が設けた「改革新生委員会」の組織「イメージアップ分科会」の若手職員によって始まったプロジェクトなんだとか。
　「いつ放送されるか分からない」→「NHKを見続けるしかない」ってことですか？
　まぁ、HP見れば放送時間は発表されていたそうで、4月いっぱいまで再放送もやってます。

　以下のページに放送予定あり。

［ エル・ポポラッチがゆく！！謎のNHKワンミニッツドラマ情報 - livedoor Blog（ブログ） ］

エル・ポポラッチ最新放送予定

５本まとめた「お徳用サイズ」！プレミアムバージョン放送！

ＢＳ２　2006年4月20日22時55分～23時

新たな放送予定です！

ＢＳ２　2006年4月17日22時49分
総合　2006年4月18日23時29分
総合　2006年4月19日（午前）1時53分（18日の深夜です）
総合　2006年4月20日（午前）2時38分（19日の深夜です）

　果たして見る機会はあるのだろうか。録画するってほどでもないし・・。

　プロレスを題材としたドラマや映画は、その主人公キャラが実際のリングで試合をするってパターンが多いんですが・・・NHKとのコラボでそれができるなら快挙ですなぁ。
　試合は1分1本勝負？

　 カテゴリ: いろいろ 　2006-04-18
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ゴールデンチャレンジ「水戸信金カップ」

　例え試合に敗れたとしても、観客に訴えかけるものさえ有れば勝ち星以上の喜びを得られる。
　プロレス特有の価値観。それを点数化して野球に取り入れようとする男が現れた。

　ちょっと古い話題ですんません。
欽ちゃん主催の公式大会、印象度でＶ決定 ［ nikkansports.com ］

　欽ちゃんプロデュースによる初の公式大会が実現する。タレント萩本欽一監督（６４）率いる「茨城ゴールデンゴールズ（ＧＧ）」が５日、「つくばゴールデンチャレンジ杯」の開催を発表した。茨城ＧＧが胸を貸す形で対戦相手を公募。勝敗を度外視し、プレーなどの印象度で優勝を決めるというエンターテインメント性を盛り込んだ。

　楽しくなければ野球じゃない。「劇場型」大会には欽ちゃんのアイデアが満載だ。「気持ち良くマイクを付けて（指揮に）臨める。相手チームもいろいろ企画を考えて臨んでください」と呼び掛けた。れっきとした日本野球連盟後援の公認大会。昨年までは認められなかった試合中のマイク携帯の許可も得た。真剣勝負の中にもストーリー性を重視。各試合ごとに主観による採点審査を行い、年間ランキングを決定する。

　欽ちゃんでなければ通らない企画です。
　このカップ戦は、リーグ戦やトーナメントではなく、欽ちゃん球団と1チームが1年かけて15チーム（予定）と対戦。その内容をランキング化して1位のチームが「優勝」となる。
　欽ちゃん球団はランクに関係ナシ、だと思う。

　詳しいルールは、野球マニアのバイブル、「野球小僧」BLOGより。

つくばゴールデンチャレンジ「水戸信金カップ」開催！ ［ 『野球小僧』編集部ログ ］

▼ファンの視点を大切に
　また、この大会の大きな特徴は、勝った、負けたという結果だけで終わらずに、１試合を100点満点で審査し、ランキング化されるということ。100点の内訳は60点をメディア記者、30点を試合の内容（点数など）、そして残り10点を球場のお客さんが採点！
　採点基準は、「元気がよかった」「キビキビ動いていた」など、お客さんの視点に任せるという斬新な制度です。
　試合が終わった後に、一時間はお客さんを帰さずに楽しませるという欽ちゃん。つくばエクスプレスも開通し、アクセスもよくなっただけに、茨城県内の方だけでなく、関東近県の野球ファンを巻き込んでの大会になりそうです。
　注目の初戦は、４月29日に埼玉硬式野球クラブと行われます。ゴールデンウィーク初日に野球と笑いを満喫するのもお勧めです。

　勝敗よりもメディア記者・採点が倍の点数を持つ。どうなっちゃうんだか想像もつきません。
　チームがどの程度意識して試合に挑むのか…。
　まぁ、このカップ戦に出場する選手はアマですから、それほど観客を意識する必要はないんでしょうけど。
　ってか、アトラクション感覚で参加するチームもあるんでしょうね。

プロレスはどうか？

　試合に勝った者が必ずしも勝者とならないのがプロレス。このカップ戦のシステムをプロレスに取り入れることは可能か？　それ以前に、その必要はあるのか？

　上記の「つくばゴールデンチャレンジ」に一番近いのは、ハッスルで行われた「観客ジャッジメント・マッチ」でしょう。
「ハッスル８」 ［ スポーツナビ ］

05.3.18 ハッスル／両国国技館

　［メ］ハッスル軍キャプテン争奪・観客ジャッジメントマッチ
　○川田利明（2－1）●小川直也
　　［試合］○小川（15分56秒　STO→片）
　　［ネット投票］○川田
　　［観客ジャッジ］○川田

　試合に勝って勝負に負ける、それがモロに出た形（実際は、懸けられていたキャプテンの座を川田が小川に譲ったことでグダグダ）。

　最近では、こんなのもあった。
萌花、試合に敗れるも“萌え萌え対決”制す＝格闘美 ［ スポーツナビ ］

06.1.8 格闘美／新木場1stRING

　［3］○風香（6分42秒　三角絞め）●春日萌花
　※○春日萌花（萌え判定　3－0）●風香

　通常の試合に加え、「どちらがより萌えたか」を審査員がファイト内容を見て採点する。
　試合の公式スコアは「風香・勝利」になるようですが、アイドルレスラー対決であることを考えると、“萌え”による敗北感は勝利の喜びを打ち消すのに充分。

　この他、「観客参加型」と言う意味では、無作為に選ばれた観客が試合のジャッジを行った「 r 」や、お客さんの評価を反映させて選手のギャラを決定する「U-Zea」などもあるが、「印象度重視で勝敗を決める」と言う点ではタイプが違う（「r」は一本勝ちすればそのまま）。
　5月に開幕する「PRIDE・無差別級トーナメント」は、「8～9試合の1回戦勝者の中からファン投票により7人に絞る」という案も出ているが、これも試合には関係ない。
　完全に観客に勝敗を委ねると言うならば、WWEで行われている「DIVA・ビキニコンテストマッチ」はガチンコの観客ジャッジシステム。お客さんの拍手で勝者が決まる。ただ、あれを“試合”と見るのはどうにも無理がある。

　まぁ、長々と書いてきましたが・・・結局のところ「必要ないだろ」と言うのが私の意見。
　印象度は人によって違ってくるもの。それをファン同士でぶつけ合うのがプロレスの楽しみ方であろう、たぶん。
　ただ、これだけ団体・プロモーションが増えてくると、「観客ジャッジ」を売りにする団体が出てきたとして不思議ではない。
　それはそれで新しい観客論が出来てくるんだろうか？

　欽ちゃん球団の試合は一度見てみたいですね。どんな感じだか。
　もっと突き詰めて、ヒールとベビーに分かれてやってもオモロそう。

　 カテゴリ: いろいろ 　2006-04-12
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