「銀メダリストは新兵訓練所的な屈辱を味わった」 浜口親子 をロイターが報道
「はてなブックマーク」「ツイートする」ボタン&リンク数確認はこちらからお願いします。
アジア大会女子レスリング決勝後
ちょっと日にちが経ってしまったニュースですが紹介。ドーハで開催されているアジア大会・女子レスリング72キロ級に出場した浜口京子選手は、決勝で王旭(中国)選手に敗れ銀メダルに終わった。
その表彰式後の出来事。
涙の浜口 父ゲキに気合の筋トレ
連覇を逃し泣きながら表彰台を下りてきた浜口は、目を真っ赤にしてテレビのインタビューを受けていた。すると腰の高さほどのフェンスで区切られた観客席の最前列から身を乗り出していたアニマル浜口こと父・平吾さんが「泣くな京子、こい」と大声で呼びつけた。「イタイ」「古くさい」「ヤリスギ」と感じる人もいるだろうが、この父娘の関係を知る者ならばグッとくるシーンでもある。
父の前にくると浜口は「居ても立ってもいられなくて…」と打ちひしがれていた思いを振り払うように突然「イッチ、ニッ…」と声を出しながら腕立て伏せを始めた。さらにスクワットを繰り返す異様な光景に場内にざわめきが広がる。そばにいた母・初枝さんが「もういいじゃない」と制止しようとしたが、平吾さんは「いいんだ」と娘の行動を見守った。そして数十回のスクワットを終えた浜口は、警備員の制止を振り切り、観客席に飛び込み父と抱き合った。平吾さんは「(鼻の骨折で)本当だったら大会にも出られなかった。お前はよく頑張った」と絶叫した。
これを「ロイター」が随分な感じで伝えた。
銀でも父親に叱責される浜口選手に海外報道陣ショック [ ロイター | エキサイトニュース]
[ドーハ 12日 ロイター] アジア大会の女子レスリング競技で、日本の選手3人はメダル獲得を祝うために会場に残ったが、ひとりは腕立て伏せをするよう命じられた。日本の記事では「自分から腕立て伏せを始めた」とある。ロイターは「父親が命じた」。言葉が通じないとはいえ、これはなんとも・・・。
月曜夜、浜口京子選手(28)は銀メダルを獲得したのにもかかわらず、元レスラーの父親・浜口平吾に厳しく叱責され、新兵訓練所的な屈辱を味わった。
浜口選手は困惑した人々の前で、首にかけていた関係者パスと銀メダルを取って、青いカーペットの上で腕立て伏せをするよう命じられた。
「私はかなりぞっとしました」と、成り行きを目撃したロイターの写真家カレン・フィロウズは言う。「言葉もなかったです」
この数分前、72キロ級フリースタイル決勝で中国の王旭に破れた浜口選手は、銀メダルを首に表彰台で泣き続けていた。
父親に呼ばれて突然の腕立て伏せを命じられたとき、彼女は世界各国の報道陣に囲まれて忙しくしていたところだった。
とはいえ、その場だけ見て二人の関係を理解しろ、というのも無理な話。誰かが説明したとして、なかなか伝わらないだろうしねぇ・・・。
これが世界中に配信されてしまったというのは何とも悲しい。
痛いニュースと感動のニュースの境目
日本でも反応様々。↓この記事のコメントにいろいろいろいろご意見が。
"泣きながらスクワットと腕立て伏せ" アニマル浜口と京子の"親子愛劇場"に海外メディアと観客は唖然 [ 痛いニュース(ノ∀`):" ]
正直、読んでるとムカムカしてくる。
記事一つと数枚の画像で浜口親子の人生全てを否定されてるようで頭に来る。
これもネットでニュースを読む一つの手法だってことは分かっているが、単純にムカツク。「お前らが言うな」、と。
ZAKZAKの記事も書き方一つで随分雰囲気変わる。
一応、ニュースを紹介しているサイトとして、記事にコメントする難しさと責任の重さを改めて思い知らされた。
■ [ プロレス ] BLOG人気ランキング
「いろいろ」に関する情報はコチラ↑からでも探せます。
85種類もの面白くて可愛いドメインがたくさん!ロリポップ!レンタルサーバー★