2011-06-01
スーパーヘイト、倒れる前に控え室で暴行されていた～殴ったTARUが無期限活動自粛 ※追記
平井さんは回復の兆しも、話は思わぬ方向に…
倒れる2時間前、TARU選手が控え室でヘイト選手に暴行を加えていたと東京スポーツが一面で伝えています。また、本日の午後、全日本プロレスが会見を行い、TARU選手から無期限活動自粛が報告されました。
昨夜TARU選手から全日本に暴行があったと告げ今日の会見に。
暴行が原因で倒れたかは今の時点でハッキリしていないものの、暴行があったことは事実とし、TARU選手本人から自粛の申し入れがあった。
倒れた直接の原因と分かった場合は全日本から改めて処分される場合も。
TARUとヘイトは直前の九州シリーズでトラブルがあり、神戸大会でTARUが殴打。
その後、“和解して”試合にのぞんだとのこと。
会見の詳細は週プロ・モバイルが詳しいです。
ヘイト選手は昨日の午後に意識を取り戻し、呼びかけに答える様子も。回復に向かいつつある。
※以下深夜追記
東スポには「血みどろの姿を複数の選手が目撃」と見出し
まず昨日更新出来なかったので、平井（スーパーヘイト）選手の容態について。■ 手術のヘイトは急性硬膜下血腫/リング/デイリースポーツonline
全日本プロレス５・２９神戸大会の試合終了後に倒れ、神戸市内の病院で手術を受けたスーパー・ヘイトこと平井伸和（４１）の病名について、内田雅之取締役は３１日、「急性硬膜下血腫」と発表した。自力で呼吸できるようになり、人工呼吸器を外した。親族の面会も可能で、意識は完全に回復していないが、呼びかけに手を握り返すなど反応しているという。なお、ラダーマッチで行われる６・１２後楽園大会の世界ジュニアヘビー級王座次々期挑戦者決定戦は欠場する。取りあえず意識が戻ったことは嬉しい知らせ。
■ 急性硬膜下血腫 - goo ヘルスケア
頭部への打撲などで脳挫傷となり、そこからの出血が脳の表面（脳表）と硬膜の間にたまり、硬膜下血腫になる。
試合中に強く頭を打った場面はなかった。しかし何かしらの衝撃が原因で倒れた可能性が高い。
そして今日の東京スポーツ、一部内容を改めてまとめます。
6月1日付け東京スポーツ
- 倒れる直前、平井選手は「ボコられたから頭が痛い、気持ちが悪い」と話していた。
- 試合開始2時間前の午後2時頃、TARUらブードゥーマーダーズが控え室に平井選手を監禁、暴行を加えた。
- 外国人選手は控え室外に出され、TARU、KONO、MAZADA、稔、平井の5人が中へ。
- 異変を察し、控え室へ止めに入ったものもいたが追い出された。
- TARU以外に手を出したものがいたかは不明。
- 正規軍は暴行が終わってから会場入り。
- 控え室で顔面が変形し、血みどろになってうずくまる平井選手の姿を何人もの選手が目撃している。
- 大会終了後、TARUらVMメンバーは病院に駆けつけている。
- 団体内では「自首しろ」「このままじゃ平井さんもご家族も気の毒すぎる」との声が出ている。
- 全日本プロレスはTARUに事情を聞く方針
とにかく驚く内容…。
東スポ一面の話題がネットに出回り始めた13時頃、全日本プロレスは事務所で会見。内田取締役とTARUが出席。
週プロモバイルから。
6.1全日本プロレス会見
- TARUが無期限活動自粛を発表。
- 神戸大会の試合前、平井選手と口論となり顔面を殴るなどの暴行を与えたことを認める。
- 暴行と倒れたこととの因果関係は不明だが、その一旦を担っていることが無きにしもあらずと考え。
- TARUからは昨晩（5月31日）の夜に告げられた。
- 神戸大会前の九州シリーズで、個人的・ビジネス的・プライベートな部分でヘイト選手といざこざがあった。
- 神戸大会の控え室で数発殴った。
- ここまでの問題になる感じではなかったし、普通に口論になっただけのことだと思っていた。
- その後、本人と和解。その日の試合にも協力した。
- 暴行が原因と分かった場合は団体から別の処分が与えられる場合も。
- この会見が終わり次第、神戸へ向かい平井選手のご家族に会う予定。
- （記者）「東京スポーツの『密室暴行だった』との記事は本当か？」 TARU「プロレス的にこういうキャラクターなので、ああいう書かれ方するのは仕方ないと思います」。
- 他の選手が暴行に加わったかどうかは「興奮していて覚えていません」。
- TARU「本人と仲直りしましたし、仲間だからこそこういう形にさせてもらったというか。仲間だからこそ殴打したということもありましたし。本人も結果それで分かってくれて、和解して、試合に臨んだのも事実です」。
今回は内容が内容なだけに、申し訳ないが有料サイトから大幅に引用させていただきました。
「密室暴行」に関してはハッキリしません。誰かをかばっているように聞こえないこともない。
トラブルがあったにせよ、そのやり方に怒りを覚える方も多いと思います。
プロレス界の場合、レスラー仲間で起きた揉め事はレスラー内でのルールで裁く、ということがある。
だからといって、今はそれで通らない時代…。
ここまでのケガですから、やり過ぎなのは間違いありません。
刑事事件となる可能性もあるでしょう。そうなった場合にはしっかり裁きを受けてもらいたい。
個人的には、こういうことは昭和の時代で絶滅していたと思ってまして…いろいろな意味で驚かされました。
平井選手が完全に回復したわけではありませんし、ちょっとTARU選手に懸ける言葉が見つかりません…。
うーん…それにしても全日本プロレスにとってはかなり厳しい話。
この先、何か影響がでなければいいが…。
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カテゴリ: 全日本プロレス ｜ 2011-06-01 ｜ 投稿者：杉
