2010-09-13
「諏訪魔マイク投げ事件」に賛否両論~和田京平が3カウントを止めたのは…
土曜日に行われた全日本プロレス・後楽園ホール大会、諏訪魔がマイクを客席に投げた件がかなり話題となっております。
大会直後にはハッキリしませんでしたが、やはり観客のヤジに怒って投げつけたということらしい。
■ 全日本プロレス「2010 FLASHING TOUR」開幕戦 [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
試合後に突然の新世代軍解散宣言、シメのマイク中にキレてしまった。
この時の様子を当日テレビ解説をしていた小佐野記者が詳しく書いてくださっています。
■ 諏訪魔のマイク事件について [ maikai ]
まず、メインの試合中にもおかしなことがあった。
かなり異例なことがリングで起こっていた。
前座の試合ならあるかもしれませんが(タップを無視して続けさせる試合なら前座で見たことあります)、後楽園のメイン・クラスでコレをやるとは…。
カウントが止められたことで、観客からは不満の声が出る。試合内容も期待ほどではなかったらしい。
そこで試合後に解散宣言が飛び出す。
マイクを投げることはマズイに決まってます。
ヤジがどの程度の内容だったのかも分かりません。この日の流れから言って観客が怒っても仕方ない。
ただ、マイクを投げたあとに妙な一体感が会場を包んだという声もある。
結果的に観客が諏訪魔を支持したならば、行動は正解だったのでは。
危機感持ってやってるということも伝わってきます。
正直、“力”はあるのに、なかなかうまく事を運べない不器用さを見ていると応援したくなってしまうんです。今や器用で巧いことがレスラーの絶対条件にすらなりつつある時代、こんな選手がいてもいいじゃないですか。
とはいえ、やはりファンの意見としては賛否両論のようで、この「マイク投げ」が良い方向・悪い方向、どちらに行くかは分かりません。
新世代軍解散が理解できないとの声も多いようです。
解散については、諏訪魔が過去に語っていた「ガンガンぶつかり合う激しい試合がしたい」の言葉から動いたもののように感じる。
これまでの相手である船木や鈴木は、まぁ、もちろん一流選手なのですが、正面からぶつかり合うスタイルに付き合ってはくれそうにありません。武藤敬司もそうでしょう。
「レスラーなんだから、どんな相手とでも闘いなさい」という声もごもっともだが、苦しいと言われる全日本プロレスの現状を見て、考え抜き動いた結果だと思いたい。
その一方で、武藤と船木が30分間時間切れドローという「作品」を残す。
全日本プロレス内でもいろんな闘いがありそう。苦しい時はいろんな人がいろんなアイディアもってくるもんです。全部やってたらメチャクチャになる。
この日の興行は和田京平さんがまとめた。
大会の翌日には、諏訪魔がTwitterで長めの投稿をしています。
■ 新世代軍解散についてのメンバーのつぶやき [ Togetter ]
■ 全日本プロレス オフィシャルサイト - 公式ホームページ
諏訪魔のカードは「諏訪魔&真田&征矢vs鈴木&船木&西村」。
カード変更してもいいような・・・。
あと、会場の雰囲気も気になります。
大会直後にはハッキリしませんでしたが、やはり観客のヤジに怒って投げつけたということらしい。
■ 全日本プロレス「2010 FLASHING TOUR」開幕戦 [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
試合後に突然の新世代軍解散宣言、シメのマイク中にキレてしまった。
この時の様子を当日テレビ解説をしていた小佐野記者が詳しく書いてくださっています。
■ 諏訪魔のマイク事件について [ maikai ]
まず、メインの試合中にもおかしなことがあった。
では、実際の試合はどうだったか? 4選手の気持ちは伝わってきたが、それに内容が伴っていたとは言い難かった。決して悪い試合ではない。だが、これでは足りないのだ。諏訪魔が征矢をバックドロップ・ホールドでフォールした時、征矢が返せなかったにもかかわらず和田京平レフェリーが3カウントを取らなかったことで騒然となったが、これは意図的だったように私には思えた。京平さんはこれまで天龍同盟や超世代軍といった全日本を危機から救って新しい時代を作った人間たちの物凄い頑張りを見ている。敢えて3つ叩かなかったのは「お前ら、これで終わりなのか? 天龍さんや三沢たちはもっと頑張っていたぞ!」という檄に思えた。その後、京平さんは凄い剣幕で征矢に「行け!」と促し、諏訪魔も凄い形相で「来い!」と征矢に訴えかけるように呼びかけた。そして、自分の不甲斐なさが悔しいのだろう、征矢は半分泣きながら諏訪魔に食らいついていった。
かなり異例なことがリングで起こっていた。
前座の試合ならあるかもしれませんが(タップを無視して続けさせる試合なら前座で見たことあります)、後楽園のメイン・クラスでコレをやるとは…。
カウントが止められたことで、観客からは不満の声が出る。試合内容も期待ほどではなかったらしい。
そこで試合後に解散宣言が飛び出す。
新世代軍の解散は唐突だった。私も戸惑ったし、観客も当然、戸惑ったことだろう。私はヘッドセットを付けていたので、ずっと野次が飛んでいたのはわかっていたが、その内容までは聞き取ることができなかった。そして「いい加減にしろ!」という怒声と同時に事件は起きた…。
諏訪魔の行動は決して許されることではない。もし、怪我人が出ていたら大事件だった。だが、その一方では諏訪魔の気持ちも痛いほどわかった。。リング上の新世代軍のメンバーたちとのやり取りもマジだった。だから批判は甘んじて受けても、野次は許せなかったのだと思う。素の感情を爆発させてしまったのは、諏訪魔が全日本の未来を真剣に考え、背負っていかなければいけないという強い責任感があったからこそだと思う。普段の諏訪魔は決して感情的な人間ではないのだ。
「これが今の現状だよ。わかってたよ。すべては俺の責任です」「まだまだ自分の小ささを感じました」という諏訪魔の言葉には厳しい現実を受け止める姿勢、反省がうかがえた。やったことは消えることはないが、今回の過ちを今後の糧にしてほしい。
非難されるのを覚悟で書けば…個人的には、こんなことをしでかしてしまうほど全日本再建に情熱を持つ諏訪魔は頼もしく感じた。こんな熱いレスラーがいることが嬉しい。
マイクを投げることはマズイに決まってます。
ヤジがどの程度の内容だったのかも分かりません。この日の流れから言って観客が怒っても仕方ない。
ただ、マイクを投げたあとに妙な一体感が会場を包んだという声もある。
結果的に観客が諏訪魔を支持したならば、行動は正解だったのでは。
危機感持ってやってるということも伝わってきます。
正直、“力”はあるのに、なかなかうまく事を運べない不器用さを見ていると応援したくなってしまうんです。今や器用で巧いことがレスラーの絶対条件にすらなりつつある時代、こんな選手がいてもいいじゃないですか。
とはいえ、やはりファンの意見としては賛否両論のようで、この「マイク投げ」が良い方向・悪い方向、どちらに行くかは分かりません。
新世代軍解散が理解できないとの声も多いようです。
解散については、諏訪魔が過去に語っていた「ガンガンぶつかり合う激しい試合がしたい」の言葉から動いたもののように感じる。
これまでの相手である船木や鈴木は、まぁ、もちろん一流選手なのですが、正面からぶつかり合うスタイルに付き合ってはくれそうにありません。武藤敬司もそうでしょう。
「レスラーなんだから、どんな相手とでも闘いなさい」という声もごもっともだが、苦しいと言われる全日本プロレスの現状を見て、考え抜き動いた結果だと思いたい。
その一方で、武藤と船木が30分間時間切れドローという「作品」を残す。
全日本プロレス内でもいろんな闘いがありそう。苦しい時はいろんな人がいろんなアイディアもってくるもんです。全部やってたらメチャクチャになる。
この日の興行は和田京平さんがまとめた。
最後に、昨日の大会を締めたのは京平さん。諏訪魔はマイクを客席に投げつけた後、そのまま帰ってしまいかねない感じだったが、リングに呼び戻し、新世代軍のメンバー5人に「勝ったんだから、ちゃんと手を挙げてから帰れ!」と促した。やはり数々の修羅場を潜ってきた人は違う。和田京平は揺れ動く全日本プロレスの良心である。客観的に見てくれる人がいてくれればいいが。
大会の翌日には、諏訪魔がTwitterで長めの投稿をしています。
■ 新世代軍解散についてのメンバーのつぶやき [ Togetter ]
これからの俺は、『俺の考え』を貫き通す戦いをしていきます。周りに何と言われようが自分を信じ、自分のプロレスを追求して、俺の時代を必ず作ります。以上。次回の後楽園ホール大会は9月20日。
■ 全日本プロレス オフィシャルサイト - 公式ホームページ
諏訪魔のカードは「諏訪魔&真田&征矢vs鈴木&船木&西村」。
カード変更してもいいような・・・。
あと、会場の雰囲気も気になります。
■ 「「諏訪魔マイク投げ事件」に賛否両論~和田京平が3カウントを止めたのは…」に関する情報は
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カテゴリ: 全日本プロレス | 2010-09-13 | 投稿者:杉