1年ぶりに両国へ帰ってきたＩＧＦを生観戦。カミングスーンはどこへやら、大物外国人もきっちり来日。イイ試合もあったりなかったり・・・。

　1周年でちょっと振り返り凄いことに気づいた。
　私、ＩＧＦをほとんど全部見てます（笑）。この前の函館大会が唯一見ていない。
　あと、関東は全部生観戦。ＰＰＶも函館以外全部買ってる。
　スゲー。オレはゲノムマニアだったのか…そんなにハマってるわけでもないのにｗ　まぁ、アレっぽい興行マニアではありますね。ＳＷＳ，東京プロレス、Ｗ－１、ハッスル、ＵＦＯ・・・どれもよく観戦したなぁ・・・。

不景気をぶっ飛ばせ

　大会の詳細は以下で。

• IGFプロレスリング「GENOME6 闘魂BOM-BA-YE」 ［ スポーツナビ ］
  
• 『GENOME 6 ～闘魂BOM-BA-YE～』 ［ kamipro.com ］
  
• 8．15 IGF ・両国大会「GENOME6」速報まとめ ［ プロレス専門BLOG：ブラックアイ２ ］
  

　主なカードの結果はこちら。

■IGFプロレスリング「GENOME6 闘魂BOM-BA-YE」
8．15　東京・両国国技館　（7288人・満員）

［６］シングルマッチ
　○小川直也（9分16秒　腕ひしぎ逆十字固め）●モンターニャ・シウバ

• 安田忠夫が小川の入場を襲う。藤原喜明が入り、安田の胸ぐらを掴んでバックステージに押し戻す。小川は普通に入場。
  
• 試合後、納得いかないモンターニャが大暴れ。両軍セコンド入り乱れ乱闘。小川は担架で退場。
  
• 小川：試合後コメント「ゲノム戦士として誇りを持ってリングに上がって、お客さんの拍手をいただいて最高だったけど。とにかく今日は不満だらけ。最初から最後まで不満尽くし。主催者へ抗議だね。最後は頭打って、多勢に無勢だし……。最初は安田か？　猪木さんは曖昧にするのが上手いけど、勘弁してよ」
  

［７＝セ］3WAY
　○ロブ・ヴァン・ダム（15分43秒　ローリング・サンダー→片）●ケンドー・カシン、ネクロ・ブッチャー

• カシンの入場曲はイントロが「マッチョドラゴン」。
  
• 試合途中、サイモン猪木がエプロンからレフェリーを引きつける。終盤にはRVDのスプラッシュも食らう。
  
• 試合後、カシンは持ち込んだベルトをRVDに贈呈するも、RVDはポイと投げ捨て退場してしまった。
  

［８＝メ］シングルマッチ
　○ジョシュ・バーネット（4分55秒　アンクル・ホールド）●タンク・アボット

• 大会エンディング、猪木は「俺が何億円もかけてベルトを作ろうと思います！」と宣言。
  
• アントニオ猪木総括： 猪木社長が小川に「及第点には…」／ＩＧＦ ［ nikkansports.com ］

　ネット上などでは評判が悪いようで。そういう声もよく分かりますが・・・個人的にはメインとトムコの試合を除けば十分楽しめた。
　試合展開とか技がどうかとか、ゲノムの場合は関係なし。人間博覧会ですね。
　プロレスとしてはダメダメかもしれんが、不思議と飽きずに見られる。もちろん「肩の力を抜いて」が前提。
　猪木さんが目指すスタイルとはまったく違うのだろうけど、ニコニコ顔で観戦している人は多かった。
　一時の格闘チックな展開に拘る傾向は薄まったように感じます。澤田vs若翔洋は、お互いのキャラ“だけ”をぶつけあったような試合でしたが、会場はドカンドカンと盛り上がる。変な感覚でしたね。

　豪華な外国人参加もフケーキの時代に嬉しすぎる。
　もちろん、あれだけ金を使って「まぁまぁ」の内容では勿体ない。黒字なわけがありません。
　「まぁまぁ」どころかメインは酷かった。
　タンク・アボットを連れてきて、どう使うのかと思ったら・・・普通に試合をさせてしまった。WCWなどで若干のプロレス経験はあるものの（WCW時代にスリーカウントとダンス踊ったのが懐かしいなぁ）、基本的には何もできない。あんなもんでしょう。
　メインを任された責任を感じて、懸命にファイトしていたジョシュがカワイソウでした。
　アボットに期待していたとしても、ちょっとメインとしては投げっぱなし。試合順は直前まで決まってなかった可能性もあるかな。

　とにかく、1年経っても豪華さを失っていないのは凄いこと。しかし、こんな興行をいつまでも続けられるわけはない。　
　だからこそ、今見ておくと後々熟成されて旨みが増す。
　コレ、ズンドコ興行マニアの僕から送る言葉（笑）。誰も聞いてないってｗ

　取りあえず、次回の興行は「名古屋か大阪を予定している」とのこと。
　時期が出てないのが気になるなぁ・・・。

サイモンは何だったのか

　画像を貼っておきます。

　
　会場入口でパンフをもらう。
　入場者は全員無料なのだ。


　Ｇ１に花は贈ったのだろうか。


　セットはこんな感じ。
　巨大ビジョンと星がきらめく暗幕。
　ちょっと寂しくなった？
　ビジョンは２階席にもあった。


　立会人のスタン・ハンセン。
　お仕事はコレだけ。
　チャイナも来てたが、更に何もしてない…。


　意外と盛り上がった澤田vs若翔洋。
　澤田は顔・ポーズ・技、全てが小川コピー。


　ボビー・ラシュリーはやや控えめな試合ぶり。
　MMA挑戦のためか、これでも筋肉はだいぶ落としてる。

　入場時、安田に小川は襲われたのだが・・・気がつかなかったｗ
　照明暗いまんまだし、音楽も流れていたし…。
　小川も立ち上がってからはダメージがあるようにも見えず、普通だった。


　「ンガー」と叫ぶモンターニャ。


　江頭っぽいポーズにも見える。

　平レフェリーのリアクションが。


　マグネットマン（白スーツの男）が乱闘に参加！
　一番後ろからムチ？みたいなもので小川を攻撃。
　このあと突き飛ばされてダウン。


　Ｒ・Ｖ・Ｄ。
　久々の試合のはずだが動きは良かった。


　３WAYは思わぬ方向に。
　サイモンはカシンと仲がいいのか悪いのか・・・。

　バン・ドミネーターに巻き込まれるサイモン。
　最後は５★フロッグスプラッシュも食らう。
　面白かった。
　どうやったってＩＧＦでしか見られないカード。


　これでメインがもうちょっと良ければ・・・。
　

　閉会式。
　ネクロさんは頭にタオル。
　流血止めてるんだろうけど・・・。


　でもダーはちゃんとやる。
　アボットもやってる。

　 カテゴリ: IGF・アントニオ猪木　｜　2008-08-17　｜　投稿者：杉