2008-05-12
「これぞ DREAM 」と叫びたい~3回目にしてベスト興行:試合結果
DREAM.3、PPVで全試合観戦しました。
いやー今回は面白かった!
全体的に面白い試合ばかりで、試合レベルがヒジョーに高かったと思います。
セミのアルバレスvsハンセンは伝説級のベストバウト。このあとも長く語り継がれる名勝負。
メインは宇野のシードを巡った“因縁マッチ”の伏線を、いい意味に引きずって気持ちをぶつけ合う熱戦となった。
鼻から大流血したあとの石田が、コーナー背負ってるのにパンチのラッシュで前に出る姿は「おおー!」とTVの前で声を上げてしまった。
「これぞ、DRERAM」という興行ではなかったか。
PRIDE的な”重さ”があった。PRIDEvsHERO'Sがあった。
そして、アルバレス、中村大介、ジェイソン・ミラー、山崎剛と言ったPRIDEを知らない新顔(出ていた選手も入ってますが)がイイ試合を連発した。
PRIDE・HERO'Sに拘る者がいる一方、「DREAM世代」がステップアップしつつある。回顧路線だけじゃないよ、と言うのもシッカリ見せている。
いや、これからのDREAMは期待しちゃうなぁ~。
これでズンドコ控えめになれば更にヨイのだがw
思えば、急なオファーや無理な体重で試合をした選手もいるんですよね。それでも熱戦続きなのだから、選手の皆さんには頭が下がる。
遊んでいるようでいて、ちゃんと試合後のマイクは相手を称える。
モンゴリアン・チョップやったり、マスク被って入場したり(煽りVではミル・マスカラスのマスクを被っていた)。もしかして桜庭リスペクトなんでしょうか? 2回戦で対戦あったりして・・・。
ミラーは前日会見で「私は新しいプロレスラー」と発言していましたが、これ、柴田に対抗して適当に言ったわけでなく、プロレス経験がホントにあるらしいですね。
それこそ「日本人は強いんです」を三崎のきめ台詞と知らずボロクソ言われちゃうのと同じ・・・ですかね?
ミラーは実際にローカル団体でプロレス経験もあるとの話。
この辺は、今後、格闘技雑誌のインタビューでいろいろ明かされていくかもしれない。
ミラーがまともに答えれば、だが。
今日の試合だと実力が計れない。まぁ、海外で実績あるから弱いわけはないのだが・・・GPの2回戦は誰がいいですかねー。
DREAM.4はKIDも出るし、かなり盛り上がりそうな予感。
いやー今回は面白かった!
アルバレスvsハンセンが名勝負
まずは試合結果から。- DREAM | HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2ndROUND 結果速報 [ DREAM公式 ]
- DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2ndROUND [ スポーツナビ ] …午前3時更新
■DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2ndROUNDカード的にはちょっと弱いよう感じていたが・・・内容良かった。いやー満足です。
5.11 さいたまスーパーアリーナ
[OP]宇野薫中心構成の煽りVでスタート
[1]フェザー級ワンマッチ
○山崎剛(判定 3-0)●昇侍
- グラップラーvsストライカー。山崎が寝技で優勢も昇侍の打撃が強烈で緊張感ある一戦に。
[2]ミドル級グランプリ1回戦
○ジェイソン・ミラー(1R6分57秒 パウンド→RS)●柴田勝頼
- 柴田、花道ダッシュは控えめ。
- ミラー、ダンサーと一緒に入場。自らも踊りスタミナをロスする(解説の須藤元気談)。
- 序盤の打撃戦では互角以上だった柴田だが、フロントチョークを抜けられ、グラウンドで上をとられると防戦一方。
- ミラー、マウント奪取するとカメラに向かってVサイン。
- 強烈な顔面パンチ、顔面への膝を何度も食らいレフェリーストップ。
- 試合後のマイクでミラーは柴田のタップしないスピッリッツを称える。更に「ワタシハ、バケモノ!」と絶叫。
[3]ミドル級グランプリリザーブマッチ
〇メルヴィン・マヌーフ(1R4分8秒 TKO)●キム・デウォン
- 打撃で押す場面もあったデウォンだが、パウンド&膝の連打食らい敗戦。
[4]ライト級ワンマッチ
〇中村大介(2R1分5秒 KO)●チョン・ブギョン
- 中村はレガース着用。
- 両者が得意の腕十字を掛け合う場面も。
- クルクルと速い動きで関節を極めにいく中村が試合をリード。
- 最後はスタンドのパンチ一発→パウンドでKO。
[5]ウェルター級チャンピオンシップ代表者決定戦
〇ニック・ディアス(1R6分45秒 TKO)●井上克也
- リーチ差を生かしたパンチでディアスがリード。
- 最後はスタンドでパンチを連続で食らったところ、タオル投入。
- 休憩明け、永田克彦と青木真也がリングに登場。挨拶。
[6]ライト級グランプリ2回戦
〇川尻達也(判定 3-0)● ルイス・ブスカペ×
- 終始、川尻がパウンドを狙う展開が続く。
- 試合終了間際、ブスカベがバックからチョークにいくが、何とか川尻はカット。
[7=セ]ライト級グランプリ2回戦
○エディ・アルバレス(判定 3-0)●ヨアキム・ハンセン
- 開始早々、アルバレスのパンチがヒットしてハンセンが腰から落ちる。続くパウンドを何とか堪え、ここはしのぐ。
- 1Rは激しい打ち合い。アルバレス優勢か。
- 2Rはハンセンが寝技で「あわや」の場面を何度も作る。十字、三角、チョークと次々に極める。
- ハンセンは、巴投げのような形から空中で相手の身体を切り返し腕十字に持って行く凄技も披露。
- 終盤、アルバレスの打撃にハンセンやや棒立ち。
- ここでゴング。全力で戦った2人は抱き合う。観客はスタンディングオベーション。
[8=メ]ライト級グランプリ2回戦
〇宇野薫(2R1分39秒 チョークスリーパー)●石田光洋
- 1R、宇野のアッパーで石田は鼻から大量に出血。
- 打撃・寝技とも両者動きの止まらない激しい攻防。
- 2R、宇野がクルクルと身体を入れ替えバックととりスリーパー。これでフィニッシュ。
- 勝利後、宇野は喜び爆発。石田は項垂れたまま退場。
- 川尻達也が準決勝の相手として宇野を指名(川尻は今にも殴りかからんかの勢いで宇野に迫る)。
- 宇野は「試合が終わったばかりなので」と答えを保留。
- PPVの予告「DREAM.4に山本KID徳郁参戦」。
全体的に面白い試合ばかりで、試合レベルがヒジョーに高かったと思います。
セミのアルバレスvsハンセンは伝説級のベストバウト。このあとも長く語り継がれる名勝負。
メインは宇野のシードを巡った“因縁マッチ”の伏線を、いい意味に引きずって気持ちをぶつけ合う熱戦となった。
鼻から大流血したあとの石田が、コーナー背負ってるのにパンチのラッシュで前に出る姿は「おおー!」とTVの前で声を上げてしまった。
「これぞ、DRERAM」という興行ではなかったか。
PRIDE的な”重さ”があった。PRIDEvsHERO'Sがあった。
そして、アルバレス、中村大介、ジェイソン・ミラー、山崎剛と言ったPRIDEを知らない新顔(出ていた選手も入ってますが)がイイ試合を連発した。
PRIDE・HERO'Sに拘る者がいる一方、「DREAM世代」がステップアップしつつある。回顧路線だけじゃないよ、と言うのもシッカリ見せている。
いや、これからのDREAMは期待しちゃうなぁ~。
これでズンドコ控えめになれば更にヨイのだがw
思えば、急なオファーや無理な体重で試合をした選手もいるんですよね。それでも熱戦続きなのだから、選手の皆さんには頭が下がる。
ジェイソン・ミラーはホントにプロレスラー
ジェイソン・ミラー、イイですねぇー。オチャラケだけで終わらない何か持ってる感じがします。遊んでいるようでいて、ちゃんと試合後のマイクは相手を称える。
モンゴリアン・チョップやったり、マスク被って入場したり(煽りVではミル・マスカラスのマスクを被っていた)。もしかして桜庭リスペクトなんでしょうか? 2回戦で対戦あったりして・・・。
ミラーは前日会見で「私は新しいプロレスラー」と発言していましたが、これ、柴田に対抗して適当に言ったわけでなく、プロレス経験がホントにあるらしいですね。
”いきなりのプロレスラー宣言をしたかと思うと、マイクを床に叩き付けた。”コメントいただいたkoolpawさんによると、「俺、プロレスラー」はミラーの決め台詞の一つのようです。今回が初めてなわけではない。
いきなりじゃないよ、ずーっと「自分はプロレスラー」とかうそぶきまくってるってば(爆)。練習の取材でエルボードロップの練習とかしてみせたりして困った記者に「あれ?お前プロレスしらねーの?」とか言って人を煙にまくんだよ~。
それこそ「日本人は強いんです」を三崎のきめ台詞と知らずボロクソ言われちゃうのと同じ・・・ですかね?
ミラーは実際にローカル団体でプロレス経験もあるとの話。
この辺は、今後、格闘技雑誌のインタビューでいろいろ明かされていくかもしれない。
ミラーがまともに答えれば、だが。
インタビューする人も気をつけませう。こいつ、つまんないこときかれると途端にわけわかんないこと言い出したり、壁に頭ぶつけたりとか意味不明の行動しだします。いつも以上に下調べしてから取材に臨まれることをお勧めいたします。取りあえず、インタビューは全部チェックしてみよ。
意味不明に繰り出される発言やネタがわかんなきゃ無理に笑ったりしないでいいです。フツーに真面目に格闘技のこと聞きつづければ「ああ、そういう真面目な取材か」とすぐ気づいて、そのうちきちんと答え出す・・・と思います(核爆)。
「アシタ、マタコケル」もそうだけど、このジェイソン・ミラーという男は挑発も気が利いてたり自虐ネタがほとんどで、ほとんど他の選手を悪くいいません。このあたり育ちのよさがうかがえるんだけど・・・本人どうしようもなく落ち着きがないんだよなあ。
今日の試合だと実力が計れない。まぁ、海外で実績あるから弱いわけはないのだが・・・GPの2回戦は誰がいいですかねー。
ミドル級GP2回戦進出者難しい。
桜庭和志、ゼルグ“弁慶”ガルシック、田村潔司、金泰泳、ユン・ドンシク、ゲガール・ムサシ、ホナウド・ジャカレイ、ジェイソン・ミラー
DREAM.4はKIDも出るし、かなり盛り上がりそうな予感。
■ 「「これぞ DREAM 」と叫びたい~3回目にしてベスト興行:試合結果」に関する情報は
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カテゴリ: DREAM | 2008-05-12 | 投稿者:杉