昨夜行われた1.4新日本プロレス・東京ドーム大会と今日の発表を簡単にまとめ。

レイン・メーカーとは何か？

■棚橋、ついにIWGPヘビーV11を達成！ 挑戦表明したオカダに対し「IWGPは重いぞ！」 [ 新日本プロレスリング ]
■棚橋がＩＷＧＰ王座防衛新記録Ｖ１１を達成
「武藤ワールド」が若き天才・内藤を圧倒 [ スポーツナビ｜格闘技｜速報 ]
■棚橋が激闘の末に鈴木を下し、最多防衛記録を更新！"過去の武藤"に発憤した武藤は内藤に完勝！永田に顔面を壊された船木が戦慄の左ハイ [ バトル・ニュース ]
■ 1.4新日本・東京ドーム大会速報まとめ ｜ ブラックアイ２

■1.4　新日本プロレス / 東京ドーム（4万3000人）
▼第11試合＝メイン　ＩＷＧＰヘビー級選手権
　○棚橋弘至（25分59秒　ハイフライフロー→片）●鈴木みのる
　※王者・棚橋がＶ１１（防衛新記録）

＜鈴木みのる・試合後コメント＞
鈴木「腹減った。俺は今日負けて非常にうれしいんだ。それと同時に棚橋と新日本は後悔するんだ。今日の結果を。なぜなら、明日からまた血ヘドを吐いて練習してやるからな。俺はもっと強くなる。ざまあみやがれ」

　棚橋ｖｓ鈴木、試合前にいろいろ煽りが上がりましたが、鈴木が極端にヒール化することもなく、またいつも以上に（いわゆる）ストロングスタイルの色を強くさせたとも思えず。
　真っ向勝負という感じでした。裏の裏の裏を行ったということか？
　もちろん普段から鈴木みのるのスタイルはストロングスタイルを感じさせているわけで、大きく見れば新日本プロレス40周年に相応しい内容であったことは間違いありません。それを迎え撃ったのが現・新日本プロレスのエース。
　棚橋は得意の脚攻めを完全に封じられてしまう。その代わりに武器となったのが各種スープレックス。それをカール・ゴッチに重ねるのは…強引か。
　ただ、セミで武藤敬司があれだけ足攻めやりまくったあとだし、違う展開となったのは結果的には良かったのかも。棚橋は武藤敬司とも闘っていた。

　次の挑戦者が話題です。

＜試合後、オカダが登場＞
　見事、IWGPヘビー連続防衛の新記録11を達成した棚橋へ、認定証、勝利者トロフィーが贈られる。そして、小森さんからチャンピオンベルトが手渡された。
　すると、そこにオカダが登場。場内が騒然とする中、マイクアピールを開始した。

オカダ「棚橋さん!! 最多防衛記録更新、おめでとうございます！ そして、お疲れ様でした！ これからは“逸材”にかわって“レインメイカー”が新日本プロレスを引っ張って行きますんで、お疲れ様でした！（※ブーイング）」

　これに対し、棚橋もマイクで返答。

棚橋「わりぃな、オカダ。俺はな、生まれてから疲れたことないんだ（※大拍手）。言っとくけどな、IWGPは遠いぞ（※大歓声）。それでもやるか？ どうだ？（※大ブーイング） オーケー、わかった！ オカダ、挑戦したいんならな、力で上がって来い!!（※大歓声）」

　両者は、至近距離で向かい合い、お互いに両手を広げるポーズを披露して張り合った。その後、オカダが退場すると、改めて勝利者インタビューが開始された。

＜オカダ＆外道・大会後コメント＞※オカダはケイオス入りを表明。
――東京ドームで挑戦表明、どういった決意があったんでしょうか？
オカダ「決意とかそうじゃなくて当たり前。棚橋じゃダメなんだって。どっかで『時代を変える』と言って変え損ねた男がいるらしいけど、そんな奴と俺を一緒にしないでほしい。俺は時代を変えるとかじゃない、新日本プロレスにカネの雨を降らせるために帰ってきたんだから。そこをしっかり」
――チャンピオンは最多防衛記録を塗り替えたわけですが、それでも時代を変えると？
オカダ「時代を変えるっていうなら、もう俺の出番でしょ。棚橋にはお疲れさん、ありがとうございました。俺がしっかりと新日本プロレスを引っ張ってお金の雨を降らす。レインメーカーとしてやっていく」
――CHAOSで闘っていくと決断した理由は？
オカダ「理由というよりも、俺も俺で利用させてもらって。別にどこだろうが勝手に俺が利用させてもらうだけ」
――オカダ選手がドームに乗り込んで挑戦表明をしたとき、ファンの声援は聞こえましたか？
オカダ「うん、ガッツリ聞こえた」
――大ブーイングだったと思いますが。
オカダ「それは別にいいんじゃないかな」
邪道「アイツらなんにもわかってねえんだよ。この男がどれだけの人間か、アイツらはわかってねえだろ。（マスコミに向かって）お前もわかってねえだろ！　カネ降らすぞ、コイツは。カネを産むぞ。見ろよ、この顔、この体、わかるだろ、お前。見ててわかるだろ、おい。棚橋？　終わりだよ、お前。コイツが帰ってきたらアイツは終わりなんだよ。

　
　凱旋試合がイマイチ、観客全員「まだ早い！」とツッコミのブーイング。
　ある意味、まったく予想つかなかったサプライズ。最多防衛記録のインパクトを超えたかもしれない（笑）。
　馬鹿にしてるわけじゃなくて、オカダは本当にこれをチャンスだと思わなければ。
　邪道・外道がマネージャー的に発言をサポートするのだろうか？　
　ドームでは「保留」となったオカダの挑戦、翌日の会見で強引に決定させた。
■2/12大阪、棚橋vsオカダのIWGP戦緊急決定！/『NEVER.8』全カード、『NEW JAPAN ISM』主要カード、発表！ [ 新日本プロレスリング ]
■棚橋のドーム一夜明け会見にオカダ＆外道が乱入！強硬手段でIWGP挑戦をアピール！（※ [ 新日本プロレスリング ]

■2.12　新日本プロレス／大阪府立体育会館
▼ＩＷＧＰヘビー級選手権：棚橋弘至（王者） vs オカダ・カズチカ

　果たして評価を一変させることはできるのか？
■ 岡田かずちか - Wikipedia
　闘龍門でデビュー、もうキャリアは8年。191ｃｍの長身から放つドロップキックは見事。
　新フィニッシャーの名前にもなっている「レイン・メーカー」は映画のタイトル。
■ レインメーカー - Wikipedia

　『レインメーカー』（原題：The Rainmaker）は、1997年に製作されたアメリカ映画。フランシス・フォード・コッポラ監督作品。ジョン・グリシャム原作「原告側弁護人」を映画化。全米週末興行収入成績初登場第3位（1997年11月21日-23日）

　タイトルの「レインメーカー」は、金を雨に例え、雨が降るように大金を稼ぐ弁護士を意味している。

　雨が降るように大金を稼ぐ。まぁ金の稼ぎ方はいろいろありますから…。
　ちょっと予測がつかない試合であることは間違いない。

　レインメーカー情報
　はこちら↓からもどうぞ。

来年の１・４ドームは未定

　

そのほか、ドームで起きたことまとめ。

　１．４東京ドーム

• 武藤敬司に完敗した内藤哲也、握手を拒否。
  
• 真壁刀義が試合後にＩＷＧＰヘビー級王座挑戦を示唆。
  
• Ｊｒタッグ王座から脱落のデイビーリチャーズはリマッチ要求、ロッキー・ロメロは「負けたのはリチャーズで俺は負けてないから永久に王者だ」とコメント。
  
• ライアー＆タイガーマスクがＩＷＧＰＪｒタッグ挑戦アピール。
  
• バーナード＆アンダーソン、バックステージで東スポ記者と握手→襲う。
  
• 中邑真輔が丸藤正道との対戦をアピール。一方の丸藤は「今日は中邑真輔、ヤル気があったのかね」。

■ 菅林社長の大会総括｜01/04(水) 17：00 東京・東京ドーム｜NJPW 40th anniversary Tour. レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム｜大会結果一覧｜Match Information｜新日本プロレス...

菅林社長総括から

• 観客数は昨年より1000人プラス。
  
• アリーナは増席も、ドーム側の都合でスタンド席が一部使えず。
  
• 来年の１．４は未定。東京以外で行うプランもある。

　1月4日という日付はやはり厳しいんですかね…。

■ ＡＫＢ４８・小森、プロレス愛告白/リング/デイリースポーツonline
■ 小森美果が新日“参戦”…大興奮「ナガタロックが好き」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
　小森さん、選手にも大人気でした。

船木誠勝、試合後に永田へ頭突き

　船木誠勝が永田裕志の膝蹴りで顔面を骨折。
■船木誠勝選手欠場のお知らせ [ 全日本プロレス オフィシャルサイト - 公式ホームページ ]
　1月シリーズは欠場。長引くのだろうか。



　試合後の船木は切れぎみに永田とやり合い、ノーモーションで頭突きを放った。当たってはいないのかな？
■ 第4試合｜01/04(水) 17：00 東京・東京ドーム｜NJPW 40th anniversary Tour. レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム｜大会結果一覧｜Match Information｜新日本プロレスリング

――試合が終わってからも激しく船木選手とやりあってましたが？
永田「やっぱりお互いに遠慮なしにバンバン蹴りあって、俺のヒザが入っちゃいましたね、おもいっきり。腹が立ってたんじゃないですか。顔にいきなりビンタに頭突き、ちょっときたかなって。ゾクゾクするような一瞬の目を離せないような闘いというかね。そういうのを新年早々から味わえたのは良かったかなと。だからこそ、勝ちたかったですね。井上がものすごく力強かったんで。特にこのチームで新年一発目、勝利をあげたかった」
――二人の抗争は今後も続いていくのか？
永田「まあ、去年全日本プロレスで3回闘ったなかでガンガンやりあって試合が終わったら握手できるような対立構図だったけど、今日は違ったな。闘いの場が新日本プロレスだったからかもしれないし、俺のアレが強烈だったからかもしれない。今日はいままで3回闘ったのとは違うゾクゾク感と、一瞬も目が離せない船木誠勝の怖さというか、そういうものを感じながら試合ができたのはちょっと収穫だったかな。この先、なんにも先が見えないなか、今日の闘いがきっかけで新しい何かが始まるかもしれない」

　怪我はアクシデントだから仕方ない。それでも、やられっぱなしの印象を残してしまえば、レスラーとしての価値が暴落する。特に船木のように“強さ”が売りの選手は大事。
　この報復行為は「アリ」。逆に「怖さ」を相手と観客に刻み込んだ。
　欠場するとなれば尚更だ。次の遭遇に妄想が膨らむ。
　全日本プロレスとしては諏訪魔との抗争が始まったばかりで、凄まじく痛い欠場なのだが。

「CMLL FANTASTICA MANIA」対戦カード発表

　そのほか新日本プロレス情報。
■棚橋のドーム一夜明け会見にオカダ＆外道が乱入！強硬手段でIWGP挑戦をアピール！（※ [ 新日本プロレスリング ]
　一夜明け会見。
■2/12大阪、棚橋vsオカダのIWGP戦緊急決定！/『NEVER.8』全カード、『NEW JAPAN ISM』主要カード、発表！ [ 新日本プロレスリング ]
　田中将斗ｖｓ後藤洋央紀 がまたも行われる（笑）。


　ドームで流れた対戦カード発表ＶＴＲ。

　ＣＭＬＬコラボ興行のカードが発表に。
■1.21＆1.22「CMLL FANTASTICA MANIA」の全カード決定!! 男色ディーノ参戦!! ソンブラvsボラドールが注目の一騎打ち!! [ 新日本プロレスリング ]
　今年はルチャ勢中心の内容。
　昨年、アポロ55ｖｓゴールデン・ラヴァーズ組んだことに当ブログは文句つけてしまった。こうなれば応援しなくては。

　 カテゴリ: 新日本プロレス　｜　2012-01-06　｜　投稿者：杉