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2011-10-12
内藤哲也、ベルト奪取ならずも名勝負を残す、棚橋は年間MVP向けまっしぐら~10.10新日本・両国
棚橋vs内藤の評判がひじょうに良い一方、客入りが惨敗で「大成功」とは言えない大会、そのまとめ。
■10・10両国の乱! “極悪”矢野がIWGPベルトを持ち逃げ!!/Apollo55、MVPがそろって陥落!新王者の前に早くも新たな挑戦者が登場! [ 新日本プロレス ]
■内藤との紙一重の一戦を制して8度目の防衛に成功した棚橋から、矢野がベルトを強奪!鈴木に敗れた真壁に手を貸したと思われた高山だったが... [ バトル・ニュース ]
■10.10 新日本・両国大会、速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
内藤でも止められず。棚橋弘至が8度目の防衛に成功。
予想通りといえばその通りの結果だが、内容は相当にハイレベル。
単にカウント2.9の攻防に沸いているだけではなく、棚橋の脚攻め、内藤のスリングブレイド封じ。勝利に向かっての理にかなった攻防が中心。
そのうえで想像を超える。戦前から予告していた内藤のスリングブレイド封じ、まさかG1でフォール勝ちした技(ポルボ・デ・エストレージャ)で切り返すとは思わなかった。これまでの試合の記憶を呼び起こし興奮に繋げる。技の説得力だけでなく、こういう観客の頭を刺激する技の出し方は好きだなぁ。
カウント2.9を奪ったジャパニーズ・レッグロック・クラッチ・ホールドは、大会前Youtubeにupされた入門テストでのブリッジを思い出した。
まぁ、間違いなく内藤にとってここまででのベストバウトでしょう。次に棚橋と対戦するときが今から楽しみです。
それにしても棚橋は盤石。このまま王者としてイッテンヨンを迎えそうな雰囲気。
この1年、新技はほとんど出していない(ラアリアットぐらい?)。既存の技をタイミングや出す場面を変えて使い、好試合続けているのだから凄い。
飽きさせることもなく、試合に興奮もあって、トラディショナルな臭いも感じさせつつ、エアギターでチャライって(笑)。ここまで素晴らしい選手になるとは。
もうMVPは決まりのようにも思うが…。
なぜ入らなかったのか? まず「カードが弱い」と言われそうですが、最近のファンは対戦カードでそれほど動かないように思う。特に1万人クラスの大会では。
今は選手の知名度が高くないので(悔しい話ですが)、いいカードを組んでもプロレスファンまでしか届かないんです。
キャリアの浅い内藤が「イイ試合をするかどうか、あまり信用されていなかった」というのはあるかもしれない。ノアと全日本が同日に興行をしていたのも少し影響あるかもしれない。
それ以上に「大会としてのブランド力が中途半端だった」というのがありそう。
イッテンヨンで定着している東京ドーム、歴史あるG1クライマックス。
この2つに比べると浮動層にチケットを買わせるだけの押しが足りなかった。
ビッグマッチは常にお祭りみたいな雰囲気を作る必要あるのかも…。簡単な話ではありません…。
本当は、対戦カードや「仕掛け」によってチケット動く方がいいんですがねぇ…。
■11.12大阪、棚橋vs.矢野のIWGP戦が決定=新日本プロレス 棚橋がベルト強奪の矢野に“髪伸ばしマッチ”を要求 [ スポーツナビ ]
1ヶ月後の大会、ドドッとカード決まりました。
棚橋が永田ではなく矢野を先に選んだ。
そんれに永田さんは怒っております。
■ Twitter / @nagata769: IWGPに矢野が挑戦?久しぶりに頭にきた。IWGP実 ...
永田、矢野が挑戦アピール
■棚橋が内藤を破りV8に成功もまさかの結末、みのるが真壁を粉砕 高山と合体へ [ スポーツナビ | 格闘技 ]■10・10両国の乱! “極悪”矢野がIWGPベルトを持ち逃げ!!/Apollo55、MVPがそろって陥落!新王者の前に早くも新たな挑戦者が登場! [ 新日本プロレス ]
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■10.10 新日本・両国大会、速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
■10.10 新日本プロレス / 東京・両国国技館 (6500人)
▼第5試合 IWGPJrタッグ選手権
○デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ(13分29秒 コントラクトキラー→片)●プリンス・デヴィット、田口隆祐
※挑戦者・リチャーズ組が王座奪取。
▼第6試合
○小島聡(10分8秒 ラリアット→片)●天山広吉
<天山:試合後コメント>
天山「クッソ!! んあああ!! なんやねんオラ!! なんもないぞ? クソ!! なんであんな一発、ラリアット返せヘンのや!! クソオオオオ!! (壁を蹴って)。最後の一発だけやろ? オイ、あんのやろー。だましやがって?アー、クソオオオ!! なんで俺があんなヤツに負けなあかんねん? クソヤローが。ラリアット一発? フ○ック!! それで返せヘン俺もあかんけどな、これで終わりちゃうぞおお!! まだまだやるからな!(鬼気迫る形相で)」
――ファンとしては、テンコジ復活というのも見てみたいんですが……。
天山「知るかあ!! んあもんアホ!! 何言うてんねん、コラ!! 何がテンコジ? ふざけんなオラ!! クソが!! ぶっ殺すまでやるよ、アホ!! 明日でも決めとけ、コラ!! しゃーらああ、小島!! カス!!」
▼第7試合
○永田裕志(12分8秒 リバース・ナガタロックⅢ)●矢野通
<永田・試合後コメント>
永田「野上、あぶなかったな?」
野上アナ「ありがとうございました!!」
永田「おまえの髪の毛、死守したぞ? 髪の毛なんて生えてるの、ほんの一瞬だからな?」
野上アナ「永田さんほど、こだわりがあるわけではないんですけど」
永田「いや、そんなことないだろ? アナウンサーなんだから、こだわらなきゃダメだ!」
野上アナ「ボクも、3週に一度、美容室に行くべきですか?」
永田「それはまかせる! さてと……」
▼第8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権
○田中将斗(12分30秒 スライディングD→片)●MVP
※挑戦者・田中が王座奪取
▼第9試合=セ
○鈴木みのる(13分15秒 ゴッチ式パイルドライバー→体)●真壁刀義
※試合後、高山善廣が真壁にジャーマン。
<鈴木:試合後コメント>
鈴木「オイ新日本プロレス!次の相手は誰だ!言うたろ?テメーらの首全部食いちぎってやるって。プロレスごっこじゃねぇんだよ、プロレスってスポーツじゃねぇんだよ、殴り合いやってんだよ、ケンカやってんだよ。ケンカで俺に勝てるわけねぇだろ。フフフ、オイ新日本!いや違うな、新日本にいる王様!新日本の王様!俺はもうすぐそこまで来てるぞ。襖一枚開けたらもう俺がいるぞ。テメーらの計画なんて、全部ブッ潰してやる。テメーらの都合のいいようによ、新日本を潰しにかかった?なんだあのVTR。新日本をダメにした?違うだろ、オメーらが弱いのがいけねぇんだろ?リングの中ではよ、弱いものイジメも成立するんだよ。弱いヤツは罪なんだよ。強いヤツだけが正義なんだよ、それがリングの上だ。テメーらのものさしでな、テメーらの都合で人は動かねぇよ」
<高山:コメント>
高山「なんで俺が真壁をやったか教えてやろう。G1の時、アイツと闘って俺は敬意を払った。チャンピオンまで昇って、がむしゃらになって、新日本引っ張って、アイツを認めて、敬意を払ってコメントした。ところがなんだアイツは?エベレストじゃねぇとか、テメーは何様なんだコノヤロー!テメーはただのエテ公だ!俺にさんざん回されたエテ公だろ?そのことを教えてやるためにまた新日本に戻ってきた。わかったか、それだけだ」
▼第10試合 IWGPヘビー級選手権
○棚橋弘至(29分19秒 ハフライフロー→片)●内藤哲也
※王者・棚橋がV8
※試合後、永田裕志が現れ挑戦をアピール。そこに矢野通が乱入、イスで棚橋・永田を攻撃、ベルトを強奪する。
※試合後のリング上マイク&エアギター→コチラ
<内藤:試合後コメント>
内藤「いったい、どんだけ負けりゃあいいんだ、俺は?いったい、どんだけ負けりゃあ上に行けんだ?ちょうど1年前の10月、ここ両国、棚橋戦、こっから俺、去年から今年にかけてシングル、負け続けたんだよね、G1以外。全部シングル負けたからね。それでもそれでも、こんなに期待を裏切り続ける俺でも、こうやって俺に拍手を、『内藤!』と応援してくれるファンがいてね、俺はつくづく幸せ者だなぁと思いますよ」
内藤「棚橋は素晴らしいレスラーですよ。ベルトを持って、確実にプロレス界、トップを独走してますよ。でも俺はデビューする前から棚橋に憧れて、デビューしてから棚橋を引きずり降ろしたいとこの5年間ずっとそう思ってきたんでね。ある意味、高い壁で逆にありがてぇなと。こんな簡単に獲れる相手を目標として5年間やってきたかと思うとアホくさいんでね。やっぱ凄かったっすね。最後握手しちゃったけど、でも俺の気持ちは変わんないですよ? 棚橋を引きずり降ろすのは、俺の役目。そしてあのベルトを持って新日本プロレス、プロレス界を引っ張っていくことが俺の使命。またこのビックマッチ、メインイベントの舞台に俺は戻ってきますよ、すぐにね。29才のうちに、すぐに戻ってきますよ。棚橋、今度待ってろよ。オマエを引きずり降ろすのは俺の役目だ」
<棚橋:試合後コメント>
棚橋「ふざけんな!! 命を削って、その闘いの先に!! IWGPがあるから!! このベルトがあるから!! 俺も!! 内藤も!! 闘いの先に!! ベルトがあってこそ、プロレスだろ!! 闘いだろ!! 矢野!! いいか!! おまえも、おまえもプロレスラーだろう!! 新日本プロレスのプロレスラーがどんな思いをして、闘って、あのベルトを目指して!! 俺は絶対に、許さん!! あのベルトがあるから、身体が張れるし!! 命を掛けられる!! 俺は、プロレスに、すべてを掛けたいんだ!! 矢野!! いいか! そのベルト、取り返すからな!! 絶対に許さんからな!!」
<矢野:コメント>
矢野「オイ!たった今、この日この時間から、このベルトはな、俺様の管理の下に置かれるんだ。わかるか?この意味が!オイ!会社にも言っとけ!返して欲しかったらな、俺に挑戦してもいいんだぞ?! タイトルマッチ組んでみろバカヤロー!バカタレが!!」
内藤でも止められず。棚橋弘至が8度目の防衛に成功。
予想通りといえばその通りの結果だが、内容は相当にハイレベル。
単にカウント2.9の攻防に沸いているだけではなく、棚橋の脚攻め、内藤のスリングブレイド封じ。勝利に向かっての理にかなった攻防が中心。
そのうえで想像を超える。戦前から予告していた内藤のスリングブレイド封じ、まさかG1でフォール勝ちした技(ポルボ・デ・エストレージャ)で切り返すとは思わなかった。これまでの試合の記憶を呼び起こし興奮に繋げる。技の説得力だけでなく、こういう観客の頭を刺激する技の出し方は好きだなぁ。
カウント2.9を奪ったジャパニーズ・レッグロック・クラッチ・ホールドは、大会前Youtubeにupされた入門テストでのブリッジを思い出した。
まぁ、間違いなく内藤にとってここまででのベストバウトでしょう。次に棚橋と対戦するときが今から楽しみです。
それにしても棚橋は盤石。このまま王者としてイッテンヨンを迎えそうな雰囲気。
この1年、新技はほとんど出していない(ラアリアットぐらい?)。既存の技をタイミングや出す場面を変えて使い、好試合続けているのだから凄い。
飽きさせることもなく、試合に興奮もあって、トラディショナルな臭いも感じさせつつ、エアギターでチャライって(笑)。ここまで素晴らしい選手になるとは。
もうMVPは決まりのようにも思うが…。
なぜ満員にならなかったのか?
最近の新日本の勢いにしたら信じられないほど、この日の客席は寂しいものでした。発表は6500人。なぜ入らなかったのか? まず「カードが弱い」と言われそうですが、最近のファンは対戦カードでそれほど動かないように思う。特に1万人クラスの大会では。
今は選手の知名度が高くないので(悔しい話ですが)、いいカードを組んでもプロレスファンまでしか届かないんです。
キャリアの浅い内藤が「イイ試合をするかどうか、あまり信用されていなかった」というのはあるかもしれない。ノアと全日本が同日に興行をしていたのも少し影響あるかもしれない。
それ以上に「大会としてのブランド力が中途半端だった」というのがありそう。
イッテンヨンで定着している東京ドーム、歴史あるG1クライマックス。
この2つに比べると浮動層にチケットを買わせるだけの押しが足りなかった。
ビッグマッチは常にお祭りみたいな雰囲気を作る必要あるのかも…。簡単な話ではありません…。
本当は、対戦カードや「仕掛け」によってチケット動く方がいいんですがねぇ…。
永田より先に矢野通が挑戦
一夜明け会見で早くもタイトルマッチ決定。■11.12大阪、棚橋vs.矢野のIWGP戦が決定=新日本プロレス 棚橋がベルト強奪の矢野に“髪伸ばしマッチ”を要求 [ スポーツナビ ]
■新日本プロレス「POWER STRUGGLE」
11月12日(土)大阪・大阪府立体育会館 開始18:00
【決定対戦カード】
<IWGPヘビー級選手権試合>
[王者]棚橋弘至 vs [挑戦者[矢野通
<IWGPインターコンチネンタル選手権試合>
[王者]田中将斗 vs [挑戦者]後藤洋央紀
<IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
[王者]プリンス・デヴィット vs [挑戦者]TAKAみちのく
※第62代王者・デヴィット、初防衛戦
<IWGPジュニアタッグ選手権試合>
[王者組]デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ vs [挑戦者組]タイガーマスク、KUSHIDA
<スペシャルシングルマッチ>
天山広吉 vs 小島聡
1ヶ月後の大会、ドドッとカード決まりました。
棚橋が永田ではなく矢野を先に選んだ。
そんれに永田さんは怒っております。
■ Twitter / @nagata769: IWGPに矢野が挑戦?久しぶりに頭にきた。IWGP実 ...
IWGPに矢野が挑戦?久しぶりに頭にきた。IWGP実行委員会、矢野、そして棚橋ふざけんな。何か行動に移したりするのか?
■ 「内藤哲也、ベルト奪取ならずも名勝負を残す、棚橋は年間MVP向けまっしぐら~10.10新日本・両国」に関する情報は
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カテゴリ: プロレス・ニュースクリップ | 2011-10-12 | 投稿者:杉