ミラノコレクションA.Tの代打

　すっかり新日本プロレスのレギュラーとなったミラノコレクションA,T,、昨日は抗争中のタイガーマスクとタイトルマッチ。非公式ではあったが「マスク」と「団体追放」を懸けての戦いとなった。

新日本プロレスオフィシャルWEBサイト　-試合結果-

12.2 新日本プロレス／京都市体育館（5500人・満員）

　［７＝セ］NWA世界ジュニアヘビー級選手権
　○タイガーマスク（19分4秒　タイガーＳＨ）●ミラノコレクションA.T.
　※王者・タイガーがＶ５

• ミラノ、試合後コメント「あいつは負けたらマスク脱ぐって言ったし、俺も負けたら新日本を去るって言った。二言は無い。ミラノコレクションA.T.は新日本を去るよ。グッバイ、NEW JAPN・・・」
  
• タイガー、コメント「公約通りあいつには新日本から出て行ってもらいます。今日の試合に関しては満足ですが、出て行くというのは自分で言い出した事ですから・・・。明日からの対戦カードが変わる事は残念だと思いますね」
  
• ミラノの新日を去るという決意は固いが、新日フロントの意向は「残留」。会社側からは、明日以降Ｃ.Ｔ.Ｕメンバーを含めてもう一度話し合い、ミラノを説得し結論を出すと発表。

　短い期間ではありましたが、ミラノよ、これまでありがとう・・・。出始めにヘビー扱いされたのは無理があったね・・・。

　続いて本日の大会。

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12.3 新日本プロレス／徳島・鳴門市民会館（1350人・超満員札止め）

　［５］ライガー、邪道、外道、○マスクド・イタリアーノ（12分53秒　エンポリオ・アルマニッシュ→片）金本、タイガー、井上、●内藤

• 試合後、ライガー・コメント「新しいＣ.Ｔ.Ｕのメンバー、マスクド・イタリアーノだ！　今はなき、ミラノコレクションA.T. 。確かに昨日タイガーに負けて新日本を追放になったよ。だが、Ｃ.Ｔ.Ｕのコネクションは全世界に広がっている。さっそくイタリアからイタリアーノだ！　まだ日本語はしゃべれないんだ。これからおいおい勉強して、日本語をしゃべるよ。それまでは外道が通訳だ。ボンジョルノー！」

　ベタベタな感じで帰ってきました。
　一部では「ドラゲーと新日本が交流始めたから、ミラノは出て行くんじゃないか？」なんて深読みもあったりなかったり。
　黒ライガーはミラノと同じ軍団で、赤ライガーはCIMAとタッグ組んでるってことにもなるか。そういや最近ミラノはシュバイン（違う？）使ってますね。
　まぁでも、タイガーとミラノの抗争はハマっているように思いますんで、もうちょっと続けてみても面白そう。

棚橋が今度は肩をケガ

　中邑との大一番を控える棚橋、またケガ。

　［８＝メ］○中邑、トムコ（17分52秒　ランド・スライド→片）棚橋、●永田

＊棚橋、右肩負傷
１２.１０愛知ＩＷＧＰヘビー級選手権前哨戦として、王者・棚橋は永田とのタッグ、挑戦者・中邑はトムコと組み、鳴門大会メインで激突。
　中邑対棚橋は序盤からスピード感溢れる攻防を繰り広げたが、中邑の投げっぱなしジャーマンで棚橋が右肩を強打。中邑・トムコは傷めた右肩に容赦ない攻撃を加える。悶絶する棚橋を強引にコーナーに引き戻し永田がタッチ。棚橋はリング下でも痛みもがき苦しむ。三澤トレーナーが駆け付けトレーナー室へ直行。リング上は永田が孤立。トムコ、中邑を相手に孤軍奮闘するも、中邑のヒザ蹴り、トムコのパワー殺法に大苦戦。

　右肩にガッチリとテーピングを施した棚橋がカムバック。ドロップキック、フライングフォアームで挽回。しかしトムコにテーピングを剥ぎ取られ、再び右肩への集中攻撃。スリングブレイドで勝負を決めようとした棚橋だったが、カバーには入れず、最後は永田が中邑のランドスライドで３カウントを奪われた。
　右ヒザの怪我は治ったものの、今度は右肩を負傷。満身創痍の王者・棚橋に、永田は「苦しみの中から立ち上がれ。それが本当のチャンピオン。どん底の新日本から死に物狂いで闘って、ここまで辿り着いてきたんだよ。こんなの屁でもない。どんな事をしてもドームを成功させる。それが俺たちの使命だ。」と、棚橋を激励しながらも、自らの身を引き締めた。

　ああ。試合途中に控え室戻るなんてよっぽどのこと。こりゃまたヤバイ。
　ヤバイって言えば三冠挑戦の決まってる永田さんも、こんなとこで負けてちゃダメだろ。

　 カテゴリ: 新日本プロレス　｜　2006-12-04　｜　投稿者：杉