2006-05-07
マッスル ・ハウス2、プロレスの向こう側に天使が舞い降りた。ウソコつけて
観戦記
後楽園ホールで2度目の開催となったマッスル、前回は評価が微妙。 「下北以上の会場では無理なのか…」そんなごく一部の心配を払拭する見事な興行となってしまいました。大まかに言うと、今回は「3部構成」となっていた。その3つがどれでも色違い。マッスルの奥深さに改めて感心。
ホントに簡単ではありますが、興行の内容を紹介。
05.04 後楽園 『 マッスルハウス2 』 [ DDT XXXch Official Web ]
大鷲がマッスルで“満点”ファイト 「マッスルハウス2」に満員の1092人 [ スポーツナビ ]
5.4 マッスル/後楽園ホール(1092人・超満員札止め)だいたいこんな感じでしょうか・・・。間単に書くつもりでも長くなってしまう。詳しくはExtreme Party さんに観戦記がupされると思いますので・・。
[1]○マンモス半田(不戦勝)●ゴージャス松野
- 満を持してマッスル参戦となったマンモス半田、マッスルのポリスマン・ゴージャス松野との査定マッチに挑むはずであったが、松野のケガによってカードは中止。試合は半田の不戦勝に。
[2]マンモスランブル 無制限7本勝負
- 地元・名古屋で行われていた英語&体力テストも難なくクリア。入団が決定。
- しかし、半田は会場に現れない。
- 全てはマンモスを「どっきり」にハメルための仕掛けであった(松野さんの欠場はガチ)。
- 鶴見亜門(マッスル総合プロデューサー)から30分以上かけてどっきりの説明。お客さんにも協力を要請。
- 半田が登場してマンモスランブル(7人掛け)開始。
<一本目>○マンモス半田(1分28秒 アームロック)●虎龍鬼
<二本目>△マンモス半田(2分時間切れ)△塩田英樹
- 相手がすぐにギブアップしてしまうドッキリ。
<三本目>△マンモス半田(2分時間切れ)△酒井一圭HG
- 塩田と対戦することは、ある意味ドッキリ。
<四本目>マンモス半田(2:47 酔客の野次により中断)Mr.マジック
- 酒井がお子さんを抱えたまま試合をするドッキリ。
<五本目>マンモス半田(3:22 酔客の放火騒ぎにより中断)726
- 酔っ払いが騒ぎ出すどっきり。
<六本目>マンモス半田(14:22 鶴見亜門死亡のため引き分け)ペドロ高石
- 酔っ払いが放火するドッキリ。
[3=セ]○フランチェスコ・トーゴー(8分52秒 弓引きナックルパート→片)●アントーニオ本多
- 酔っ払いがマンモスとメール交換していた女性を人質にとって暴れるドッキリ。
- ココでネタバラシもマンモスから出た言葉は「薄々感づいていました」。ドッチラケ。
- 亜門が刺されて死亡のため休憩。
- 休憩明け、生き返った亜門は次の試合を控えるアントーニオ本多に台本を渡す。
- ある男が、それを奪い取って破り捨てる。
- カメラがひくと・・・トーゴー。
- ネタ一切ナシの真面目な素晴らしい試合。
- 試合後、本多がトーゴーに手紙を読む。
- ディック東郷がマッスル4の映像を見て、本多をマーネージャーに抜擢したことなどいろいろ。泣ける。
[4]○大鷲トオルティーヤ、大鷲トオルティーヤシート、マッスル坂井(3分18秒 片足フォール)DJニラ、趙雲子竜、●藤岡典一
- セミに感動した坂井がメインの試合に対しいろいろ。
- DJニラが大鷲透のスーツケースを盗んでいた。奪い返すため大鷲(大鷲トオルティーヤ)登場。ついでに大鷲トオルティーヤ・シート(太)も登場。マッスルを含めて、vsニラ&趙雲子龍&藤岡メガネの6人タッグ決定。
- 一旦ゴングが鳴らされるが、そこにTV関係者が現れストップ。明日行われる「欽ちゃんの仮装大賞」のセット搬入が同時に行われることになった。
- ステージ上にお馴染みの得点ボード。
[再試合]DJニラ、趙雲子竜、○藤岡典一(12分25秒 バルコニーからの旋回式ダイビングボディプレス→体)大鷲トオルティーヤ、大鷲トオルティーヤシート、●マッスル坂井
- 試合が終わると得点ボードが勝手に動き出す。5点で不合格。
- 30年間仮装を見守ってきたうちに機械が意思を持ち、何かを見ると得点を出さずにいられなくなっていた。
- 合格を目指して再試合。
- 試合途中、藤岡メガネが「大」をもらしていたことが発覚。そこからスローモーション。
- しかし、大鷲はスローにならない。他の選手に説得され、何度目かでスローになると大拍手。
- トウルティーヤシートが刀で敵味方関係なく斬殺していく。
- なぜか藤岡メガネはバルコニーに。
- そこから、下にいるマッスルめがけてダイブ(吊られてる)。
- 得点ボードは満点。
とにかく笑えた。 マンモスのドッキリはおそらくガチ。あのラストのグダグダハ演出出来ない(笑)。それでも予定調和で終わらなかったと考えればアリじゃねーかと私は思っております。後々で効いてきそう。
ダメ出しをするなら2つだけ。
1つは、観戦された方のほとんどが気になったであろう、酒井HGのお子さんですな。体の前方に縛り付けてあったわけですが、酒井・親が結構激しく動くんでホントにヒヤヒヤ。そりゃ泣くってんだよ・・・。
あと1つはボードですよ。最終的に満点となりましたが・・・仮装大賞の得点ボードであるなら、そこには欽ちゃんのお笑いに対する嗜好が大きく組み込まれているはずであろう。ならば、ウソコなどと言う下ネタを入れておいて、ボードが好評価するはずありません! その辺の説得力が薄い(笑)。
それだけ。
LLPW
昼間に続き大鷲透が大活躍。いちいちリアクッションが素晴らしい。トーゴーも登場と言うことで、「プロレスの向こう側」と「こちら側」に接点が生まれそうな予感も若干・・・。果たしてマッスルはどこへ行くのか。
次回開催は「夏頃」(来年3月にUSAツアーを予定)、会場は未定のようですが・・・チケットはますますとりにくくなりそうですな。
この日の帰りの出来事。
マッスル終わって酒飲んで終電で帰る。
つり革につかまってボーっとしていると、頭の中をある言葉が駆けめぐっていることに気づく。
エール・エル、ピー・ダブル。
観戦した方なら分かるでしょうが、あれのインパクトは強烈でありました。
もう…なんか…電車の中でLLPWがやりたくなってきちゃってしょうがない。いくら酔っ払いの多い終電とはいえ、ここでヤリキル度胸はない。
頭のなかゴミさん(?)が「エール、エル、エール、エル」と叫び続ける。
なんとか我慢して帰宅。
家に入って落ちついたところで両手を上げる。
エール・エル、ピー・ダブル。
・・・・・・空しさがこみ上げる。そんな連休。
でも、Wがちょっと気持ちイイ。
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カテゴリ: DDT | 2006-05-07 | 投稿者:杉