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 top >> カテゴリー:DDT >> この記事

2012-08-21

飯伏幸太「MAXまでやったと思います」、2013年両国初日は異業種コラボ~8.18 DDT・日本武道館大会まとめ
 遅くなりましたがDDTにとって初の日本武道館大会、そのまとめです。

DDT

5年後の東京ドーム進出を宣言

武道館ピーターパン~DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP~ [ DDTプロレスリング公式サイト ]
飯伏がオメガとの37分死闘を制し王座防衛、初武道館は超満員 5年後の東京ドーム進出を宣言 [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
DDTの15年の歴史は240分に収まらず、5年後は東京ドーム進出へ!飯伏はケニーとの文字通り"死闘"を制す! [ バトル・ニュース ]
8.18 DDT・日本武道館大会、速報まとめ~飯伏幸太vsケニー・オメガ | ブラックアイ2

【8・18リポート①】武道館でマッスルは無理だった!? [ DDTプロレスリング公式サイト ]
【8・18リポート②】藤原がヨシヒコと異次元対決 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
【8・18リポート③】竹下がジェネリコ相手に武道館デビュー [ DDTプロレスリング公式サイト ]
【8・18リポート④】DDT20周年興行は本気の東京ドーム [ DDTプロレスリング公式サイト ]
 【8・18リポート⑤】 ディーノ、透明電流爆破マッチで敗れる [ DDTプロレスリング公式サイト ]
【8・18リポート⑥】メインは死闘。来年は両国2DAYS [ DDTプロレスリング公式サイト ]
■8.18 DDT / 東京・日本武道館(1万124人・超満員)

▼ダークマッチ マッスル提供試合
 ○マッスル坂井、福田洋、ペドロ高石、酒井一圭HG、藤岡典一、ミスターマジック、諸橋晴也(11分7秒 バーティクト→片)田村和宏、竹田誠志、柴田正人、翔太、那須晃太郎、●趙雲"骨"子龍

マッスル坂井:試合後コメント「ありがとうございました。もう引退してるのに……。高木三四郎が、DDTが武道館をやるということで、何か一緒にできないかと言ってくれて。辞めてるんですけど、自分にできることだったら、僕は何でもやりたいと思いまして。諦めなければ夢は叶うとか言われるけど、諦めても夢は叶うんだなと。DDTは夢を叶えてくれるところだって、改めて思いました」

詳細→【8・18リポート①】武道館でマッスルは無理だった!? [ DDTプロレスリング公式サイト ]


▼第1試合 ガントレットタッグマッチ
<参加チーム(入場順)>
1.石井慧介&入江茂弘 2.木高イサミ&妻木洋夫 3.聖闘士凛音&ポイズンJULIE澤田、4.佐藤光留&中澤マイケル 5.高尾蒼馬&坂口征夫

 石井、○入江(6分4秒 自分が垂直落下式バックフリップ→片)木高、●妻木
 ○石井、入江(2分30秒 ニールキック→片)凛音、●PJS
 ○佐藤、マイケル(4分15秒 アンクルホールド)●石井、入江
 ○高尾、坂口(9分1秒 ダイビング・ギロチンドロップ→片)佐藤、●マイケル

※高尾、坂口組の勝利

・坂口征夫:試合後コメント「坂口「この間の後楽園でやられた借りを返すことができました。これでアイツらを忘れて新しい闘いにいけます。(光留に劣勢だったようだが?)打撃は佐藤が嫌がってタックルに逃げたような気がしないでもないです。組み技では僕はストライカーで、あの人はグラップラーなんで、その違いだと思います。まあグーで殴らせたら一発でダウンさせる自信はあります。なんとも思ってないです。これからも一試合一試合を頑張っていきたいです。(桜庭が新日本のリングに上がったが?)いいんじゃないですか。あんまり興味ないです。自分のこと、DDTのことで精一杯です。(武道館の印象は?)気持ちいいですね。スーパーアリーナでもやらせてもらいましたけど、プロレスファン、DDTファンが温かいんで」
・試合詳細・各選手コメント→【8・18リポート②】藤原がヨシヒコと異次元対決 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

▼第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権ロイヤルランブル
<入場順>
1.DJニラ 1.柿本大地 3.松永智充 4.ばってん多摩川 5.紫雷美央 6.福田洋 7.大鷲透
8.NOZOMI 9.ゴージャス松野 10.彰人 11.愛川ゆず季 12.藤原喜明 13.E.YOSHIHIKO
 ○藤原(19分22秒 ワキ固め)●E.YOSHIHIKO
 ※藤原が第961代王者に

・藤原喜明:試合後コメント「(愛川との対戦を振り返って)いい張り手だった。脳卒中かなんか起こしそうだった(笑)。人形とやったのは初めてで、まさか人形が出てくるとは思わなかった。使ったこともないし(笑)。ほんと困っちゃいました。(王座戴冠となったが?)ベルト以上に金一封がうれしくて、中を開けたら『ペンキ一年分』って。そんな使うもんじゃないから。日本酒とかだったら助かるんだけど。チャンピオンってことはリターンマッチとかあるの?(いつでも挑戦を受けなければならない)え!? 売ることはできないの? あんまり大したことないベルトなんじゃないの(笑)。でもベルトなんでうれしいです
・大鷲透:試合後コメント「何ヶ月ぶりだっけ、DDTに出るの。なんとかアイアンマンマッチがグダグダになるのだけは阻止しようと思ってたんだけど、最後の最後にテロリストがすごいことになってしまいまして、私の力量ではどうにもすることができませんでした。日本武道館大会ということで、DDTに長ことにお世話になっているのもあって、今日はとにかく恩返しをしたいという気持ちで出たんですが、DDTのバラエティーマッチ、恐るべし。私、卒業いたします。後継者はたくさん育ってきているようですし、金輪際、バラエティーマッチには出ません
・試合詳細・各選手コメント→【8・18リポート②】藤原がヨシヒコと異次元対決 [ DDTプロレスリング公式サイト ]


▼第3試合 竹下幸之介デビュー戦
 ○ジェネリコ(10分36秒 Brainbustaaaaahhhhh!!!!! →体)●竹下


・竹下:試合後コメント「(デビュー戦を振り返って)まずプロレスラーになれたことが。入場した時に実感できて、もう一つはジェネリコ選手が相手ということで、チョップで心が折れそうになったんですけど、絶対に諦めないという気持ちで向かっていきました。(イメージ通りにできた?)ほかの選手がやっていない技をやろうと思ってたんですけど、なかなか思い通りにいきませんでした。でも場外への攻撃とかミサイルキックとかは高さもあったし、やりたいことはできました。武道館という場所よりジェネリコ選手が相手ということにプレッシャーを感じていました。リングに上がってお客さんから歓声をもらってそこで鳥肌が立ちました。やっとスタートに立てたというのが大きいです。自分はまだ10代で、今のうちにいろんな経験をさせてもらいたい。大阪在住なんで、他団体さんが大阪でやるときには何でもいいんで呼んでもらって、たくさん経験を積みたいです。そして世界で闘えるプロレスラーになりたいです。(目標の選手は?)今日負けているジェネリコ選手に勝つことが最初の目標です。(今後は学業との両立?)後楽園とかもなるべく出させてもらえればと思います。陸上では全国大会で3位になったのが一番の成績ですけど、残りの高校生活で全国大会で1位になりたいです」

・試合詳細・各選手コメント→【8・18リポート③】竹下がジェネリコ相手に武道館デビュー [ DDTプロレスリング公式サイト ]


▼第4試合 サッカーマッチ5vs5
 マサ高梨、佐々木大輔、星誕期、遠藤哲哉、藤本つかさ(2-2)ヤス・ウラノ、アントーニオ本多、火野裕士、タノムサク鳥羽、世IV虎
▼PK戦
 ○高梨組(2-0)●ウラノ組


・藤本つかさ:試合後コメント「ずっと私はフットサルとプロレスの架け橋になりたいと思っていて、この武道館という大きな舞台で実現できたことがうれしいです。ただPKで外してしまったことは、あとで先生に怒られてしまうと思います」
・高橋先生:コメント「(藤本は)普段の練習から下手なんでね(笑)。(プロレスは)普段から好きで会場にも行ったりします。(プロレス漫画を描く予定は?)プロレスの場合は筋肉を描くのが大変そうだなって(笑)」

・試合詳細・各選手コメント→【8・18リポート③】竹下がジェネリコ相手に武道館デビュー [ DDTプロレスリング公式サイト ]


▼第5試合 KO-Dタッグ選手権
 藤波辰爾、○MIKAMI(9分4秒 ウ゛ォルカニックボム→片)KUDO、●大石真翔

 ※挑戦者・藤波&MIKAMIが王座奪取、第45代王者に

・藤波辰爾:試合後コメント「長いことやってるとね、いろんなこともあるなと。今回はMIKAMI君の呼びかけで、最初は選手権があるなんて全く予期してなかった。自分の場合はもうベルトからは縁遠いというか、リングに上がれるだけでよかった。MIKAMI君の自分に対する想いから始まったわけですけど、こっちの方が緊張しますよ」
藤波「MIKAMI君の指示もあったし、脚立からのニードロップなんて初めてやったよ。高かったね。お客さんの歓声を聞いたら、これがすべてでしょうね。(久々の武道館だが?)NOAHで三沢君とタッグでやった以来かな? この歓声は独特だね。よく入ったもんだね。獲ったってことは次もやらなきゃいけないんじゃないの? ベルトは11年ぶりなんだ。どこの団体でもベルトっていうのはなかなか巻けるものじゃないし、それでどうやって価値を高めていけるかということですね」

・試合詳細・各選手コメント→【8・18リポート④】DDT20周年興行は本気の東京ドーム [ DDTプロレスリング公式サイト ]


▼第6試合 スペシャルシングルマッチ ハンディキャップウェポンランブル
 ○鈴木みのる(17分33秒 ゴッチ式パイルドライバー→体)●高木三四郎

・投入されたアイテム→<1>メカマミー3点セット、<2>分身の術(新高木三四郎)、<3>お色気(愛川ゆず季)、<4>マッスル、<5>藤原喜明
・試合後、高木三四郎は引退表明→10カウントゴング中に「ウソじゃー」。
高木三四郎は5年後のDDT20周年記念大会を東京ドームで開催すると宣言。そこで鈴木みのると再戦を約束。

・高木三四郎:試合後コメント「(手書きで書かれた『選手コメントスペース』を指差し)これを見てくれ。これがメジャーとインディーの違いだ。ちゃんとしたのなんかないんだよ。でもな、俺たちは旗揚げした時から心のおもむくまま動いてるんだ。なぜだかわかるか?
 俺たちは一回の失敗も許されない。1回失敗したらお客さんを逃しちゃうからだよ。だから俺たちは200人のお客さんからここまでこれた。どうすれば盛り上がるんだろうか、どうすればできるんだろうかと思ってやってきた。
 他の団体は悔しくないのか? 今年、武道館でやるプロレス団体はDDTだけなんだぞ! 俺たちはまだまだ諦めないぞ。5年後の東京ドーム、本当にやってやる! 末端から浮上してきた団体だ。今まで10年、20年とやってきた団体、悔しくないのか!? そして俺たちのあとを走ってる団体、お前たちもだ。見たらわかるだろ。日本武道館にこれだけお客さんを集めてる、どこにそんな団体があるんだ!
 正直、ここにくるまでに毎日吐くほどキツかったよ。これだけ入ったから、退屈して寝てるか? そんな人は一人もいないだろう。これがDDTなんだよ。15年間とにかくキツかった。これからもキツいと思う。でも俺たちは頭を使っていく。金がないから、頭を使うしかない。俺たちはもっともっと仕掛けて、もっともっとおもしろくしてやる。5年後の東京ドームはホラなんかじゃない! もっとプロレス界、やろうよ! みんなでがんばろうよ。鈴木みのる選手は本当に強かった。まったく歯が立たなかった。でも俺は本気で5年後、勝ちを狙いにいくよ。もっともっと大人げなくやるからな

・試合詳細・各選手コメント→【8・18リポート④】DDT20周年興行は本気の東京ドーム [ DDTプロレスリング公式サイト ]


▼第7試合 スペシャルハードコアタッグマッチ
 真壁刀義、○HARASHIMA(14分36秒 スワンダイブ式蒼魔刀→体)●石川修司、伊東竜二


・真壁刀義&HARASHIMA:試合後コメント
 真壁「あのデクノボー、石川やるな、あいつな、十分だよ。あと、スペシャリスト、伊東? 言うことねえな! いいんじゃねえの、デスマッチはデスマッチのスペシャリストが揃って」
 HARASHIMA「先輩、ありがごとうございました!」
  真壁「何コノヤロー! 今、俺のコメント中だ、邪魔すんな!(笑)。昔からこいつそうなんだよ、まあ、HARASHIMA、まあこんなもんだな」
(略)
 真壁「(ゆずポンが通りかかって)ゆずポン? ゆずポン? おめえの話はどうだっていいんだよ! ゆずポンのほうが気になんだよ。ただよ、確かに新日本プロレスの中では俺が一番こういうハードコアは成績を残しているよ。ただよ、ここの団体の奴ら、周りがスペシャリストだろ? キャリアなんか関係ねえんだよ。だから、正直言うと、ここまで俺の名前がプロレスの世界で広まっていて、ここで負けることは許されないなって思ったよ。だからこそ、HARASHIMAをタッグパートナーを選んだというのが正直なところあんだよ。だからこそ、負けられんねえからこそ、こいつを選んで、こいつに託したっていうのはあるよな。ここの付き合いがなげえからよ。おまえとは違うんだよ。わかったか?」
──プロレスの夢が先輩後輩のタッグチームとして実現しましたね。
真壁「その通りだよ。だってよ、こいつと俺、学生プロレス出身だぜ? 俺がこの世界に入った時はご法度だよ。タブーだよ。いつかこいつら見返してやろう、こいつら食ってやろうって、それが今現実になったろう? 元学生プロレスラー二人がこんなに武道館を震わせてんだぜ、チ○コギンギンでよ。今のいらない?
HARASHIMA「先輩!(笑)」
真壁「俺はいつもシモネタ止められてるから。だから、今日は学生プロレスの先輩後輩というのもあるし、このプロレスのプロの世界に入って、こいつがどの程度の臭い飯食ってきたか? そしてこの俺も食ってきた。その雑草の奴らがよ、この武道館いっぱいの客を興奮させるか? それがプロだよ。あとはHARASHIMAに聞いてくれ。HARASHIMA、センキュー! 男は流血が似合ってたら大したもんだよ」

 新日本プロレス公式サイトのレポート↓
真壁刀義、“後輩”HARASHIMAと合体してDDT武道館に見参! ハードコア戦で石川&伊東に激勝!! [ 新日本プロレスリング ]
 学生プロレス時代の話も書かれてます。
・試合詳細・各選手コメント→ 【8・18リポート⑤】 ディーノ、透明電流爆破マッチで敗れる [ DDTプロレスリング公式サイト ]


▼第8試合=セミ 透明電流爆破デスマッチ
 ○透明人間(16分16秒 爆破→片)●男色ディーノ


・試合後、透明人間マイク「(高木三四郎の声)DDTの旗揚げから15年いろいろあったよ。でもそんなこと、これから始まる歴史に比べたらどうってことない、今からメインでDDTの未来を見せてやる! 心の準備はいいか!? メインの曲をかけろ、ミュージックスタート!」
・男色ディーノ:試合後コメント「まだ私は終わってないんだなというのがわかったわ。今日、透明人間に勝てなかったことが、私の伸びしろなんだと思う。勝てない、でも先がある。これがプロレスだったかなんて、私にはどうでもよくて、私がたどり着いたところはプロレスってすげえなって。私を受け入れてくれる。プロレスじゃないものも、プロレスは受け入れてくれる。それが今日、見えた。透明人間と闘って何も見えないかと思ったら、それが見えた。それだけで私はまだ前に進める。
・ディーノ「(試合後に透明人間とどういう会話をした?)あんたには今の私じゃ勝てないって。プロレスのルールでは勝つことができるかもしれない。でも根本的には勝つことができない。そう言ったの。透明人間の原動力、大人げなさが何からくるのかはわからない。でも今の私じゃ勝てない。そう思ったわ。悔しいけど、強い。よっぽどのことじゃないと勝てない……。」
・ディーノ「DDTの男色ディーノはこんなもんじゃないです。でも今の時点の私の力は全部出しました。これからを楽しみにしてください、もっとおもしろくします」。

・試合詳細・各選手コメント→ 【8・18リポート⑤】 ディーノ、透明電流爆破マッチで敗れる [ DDTプロレスリング公式サイト ]


▼第9試合=メイン KO-D無差別級選手権
 ○飯伏幸太(37分26秒 フェニックス・スプラッシュ→片)●ケニー・オメガ

※王者・飯伏が2度目の防衛

・飯伏幸太:試合後コメント「ケニーは大丈夫ですか? ケニーが心配です。でも、こういう激しい試合はいいかなって。エスカレートしていくだけだし、違った形のすごい試合を次からします。僕? 大丈夫じゃないです(苦笑)。 限界です。気持ちよかったですけど。ただこの形はMAXまでやったと思います。次は死にますよ、本当に(苦笑)。武道館でやれて僕は満足です。
 おもしろかったですか? (観客からの声援は?)みんなやめろって言ってたけど、やめないです。(ケニーとこういった試合は最初で最後にする?)勝って逃げるのは嫌ですけど、正直、自分が限界ですね。もし挑まれたら、負けるのも嫌ですけど、降参すると思います。
 (場外ムーンサルト・アタックは?)あれは……死ぬつもりでやりました。(場外への雪崩式フランケンは?)あれは、ケニーごめんなさい。でもやるしかなかったです。(5年後の東京ドームについては?)また僕がメインでしょう。5年後も勝ち取ります」
・両者とも病院に直行するようなケガはしていない。

・試合詳細・各選手コメント→【8・18リポート⑥】メインは死闘。来年は両国2DAYS [ DDTプロレスリング公式サイト ]
 試合については以上です。
 こちらは高木三四郎総括、来年のビッグマッチについて。
【8・18リポート⑥】メインは死闘。来年は両国2DAYS [ DDTプロレスリング公式サイト ]
・2013年8月17日、8月18日の両国国技館連戦開催を発表。
 「今度DDTは2013年に両国を2日間やります。僕の案ではまったく同じ興行をやるつもりはありません。日曜日はDDTオリジナルの興行になると思いますけど、土曜日はいろんな業種とコラボしたいです。なんでそうなるかというと、もっともっとプロレスを見てもらいたいから。1万人のお客さんしか見れなかったのは惜しいですよ。もっともっと見てもらいたい。プロレス以外のファンを動員したいです。アイドルでもいいし、ロック歌手でもいいし、なんでもいいと思う。DDTでしかできないコラボした興行をしたいです。モチーフにあるのは『戦国武将祭り』ですね。GACKTが歌った時、みんながギャーと騒いで、そういう人たちがプロレスの魅力を知るみたいな。プロレスを知らない人たちにもっともっとプロレスを見てもらう。そういうための2DAYSです」。
 東京ドーム前に両国連戦。初日は異業種とのコラボ興行。本日の東スポでは「AKBとコラボ」なる記事も出てました。AKBでなくても、やはり今ならアイドル系か。
 普通に連戦しないところはさすが。

こぼれ話&コラムほかいろいろ

 以下、Twitterを中心に拾った話いろいろ。
Twitter / YasuUrano: 武道館大会当日のこと。試合も後半に差し掛かり、当日 ...
 武道館大会当日のこと。試合も後半に差し掛かり、当日受付のスタッフも精算作業に入っていた。そんななか、ふと現れた女性はこう訪ねた。「北斗さんはもう出発したんですか?」 …あのデザインの功罪。

Twitter / kisotaro: 武道館までは相当死ねるスケジュールで当日も朝からバタ ...
 武道館までは相当死ねるスケジュールで当日も朝からバタバタ。その上アイアンマンで松野さんにトドメを刺されHPは0に。ハードコアのレフェリーなんか無理だと思ってたけど、花道前で『おいレフェリー!休憩明けまであと何分だ?』「あ、あと5分です」『おう、サンキューな』→HP全回復!

Twitter / wakizawa: 弁当食って、モリモリモリモリ♪明日、頑張るぞ~! 木 ... …スターダム・脇澤美穂さん
 弁当食って、モリモリモリモリ♪明日、頑張るぞ~! 木村響子をベノムアームで握りつぶす!!
Twitter / t346fire: そういや昨日、観戦に来てた脇澤さんがケータリングルー ...
 そういや昨日、観戦に来てた脇澤さんがケータリングルームにあった弁当を山積みして持って帰る現場を目撃してしまった…
Twitter / Ho_sakoKaori: @t346fire 証拠写真、あります! http ... ←証拠画像
Twitter / PrinceMasa019: 今日の1枚。飯伏と世Ⅳ虎。 #ddtpro http ...
 ↑大会エンディング、こんな場面もあった。
Twitter / yaroutxt: 本日の透明人間選手の控室。藤波さんの試合前インタビュ ...
 透明人間の控え室、凄いメンバー。
Twitter / MIKAMI__: ずっと藤波さんの控え室に居たんだけど、二人とも妙に落 ...
 ずっと藤波さんの控え室に居たんだけど、二人とも妙に落ち着かずソワソワ部屋を出たり入ったり。藤波さんほどの人でもさすがに今日ばかりは落ち着かないんだなぁって思ってた。試合後に気付いたんだよ。控え室入口【藤波辰爾様】の上に小さく透明人間様って書いてある事に…。

Twitter / MichaelNakazawa: ケニーは試合前「お願いがある。オレが苦しそうに見える ...
 ケニーは試合前「お願いがある。オレが苦しそうに見えるとき声をかけて思い出させて欲しい。『お前のカラダはまだ動ける、お前を止めようとしてるのはただの脳みそだ』」と。そして「きっちりとした決着がつくまでは何があっても試合をレフリーに止めさせないでくれ」とも。

第206回 ドラマチックでドリームなチーム [ 三田佐代子の猫耳アワー ]
ー5年後に東京ドームに進出すると高木社長が宣言しましたが。
飯伏:ほんとですか?じゃあ5年後も僕がメインですね(ニッコリ)。5年後も勝ち取ります。

 飯伏幸太を見る喜びは、いつも不安と隣り合わせです。もしかしたら急にこの人はプロレスを辞めてしまうかもしれない。何の予告もなく、私たちの前から消えてしまうかもしれない。そんな一抹の不安を抱えながら、いつも私たちはこの繊細で壊れやすい天才を見つめ続けています。そもそもこんな身を削るような試合を続けていたら、プロレス人生そんなに長くはないだろうということは誰にでもわかる。
 そんな飯伏選手が、5年先の約束をしてくれた。何の躊躇もなく、それを即答してくれたことが嬉しかった。もちろんこの5年の間に何があるかわからない。そんなのなんの確約でもないけれど、少なくとも今の段階で、5年先までこの人はプロレスを、しかも最前線でやり続ける気持ちがあるんだなってわかったことが嬉しかったのです。
 5年後の2017年には、飯伏幸太35歳。唯一決まっている高木三四郎vs鈴木みのるの一戦は、47歳vs49歳の大ベテラン同士の対決になります。そして今日デビューしたばかりの竹下幸之介選手は、22歳。どんな選手になっているだろう? 「5年後もメイン」宣言をした飯伏幸太を、脅かすほどの存在になっているだろうか?

鈴木健.txt(@yaroutxt)/2012年08月19日 - Twilog
危険度の高い技を出す時ほどスイッチが入って我を失うことなどなく飯伏選手は冷静でした。だからギリギリのところで惨事にはならなかったのだと思います。させないのです、プロとして。それは試合後話をして感じました #ddtpro #prowrestling
posted at 01:54:03

そしてどんなに危険な試合になったとしても冷静さを失わず戦況を見極めるその姿勢こそがケニーに対する友情でした。飯伏選手はケニーとやったらこういう試合になるのがわかった上で対処してました。パンフのインタビューの行間にその思いがにじみ出てるはずです #ddtpro #samuraiTV
posted at 01:56:26

そんな飯伏選手の内面が取材で伝わったから私も覚悟をしてました。本当に今回限りの試合。二度はないです。次がないからこそ「無事でよかった」の言葉には額面通りの意味以外の思いも含まれてました。それを別の言い回しで表せなかったためこの言葉になりました #ddtpro #samuraiTV
posted at 02:04:09

危険度を高める、難易度の高い技を出す、選手寿命を縮める試合をする…いずれも飯伏が求めるものではありません。だが思い入れ深きゆえにそんな飯伏を超えたいと思うケニーがいる。傷つけ合いたくない者同士が闘いなぜああなったか…そこに友情があったからです #ddtpro #samuraiTV
posted at 02:14:31

澤田さんの涙は10年前にDDT提供試合として新日の武道館に出場して以来、この会場で自分の団体でできたことに対しての「感無量」でした。あの時は練習生時代の古巣に戻り今度は今の居場所として自分の一生に2度も武道館に上がれたことでこみあげてきたと #ddtpro #samuraiTV

極限の闘いの先に… [ maikai ] …小佐野記者ブログ
 そしてメインの飯伏幸太vsケニー・オメガだ。この試合は賛否両論が出ているようだが、それはそれだけ凄い試合だったことの裏返しである。私は昨日の『速報!バトル☆メン』で「昔の四天王の試合を思い出した」とコメントしたが、それはもちろん、いい意味である。飯伏とケニーには試合前から「本気でぶつかり合ったら、行きつくところまで行ってしまう」という共通認識があったと思う。飯伏の1階からアリーナへのムーンサルトはあったものの、20分過ぎあたりまではお互いに制御している部分があるように感じた。だが、最後、彼らは真っ白になって闘った。それはプロレスラーとしての心意気と覚悟であり、DDT15周年の日本武道館初進出のトリを飾るという責任感であったと思う。ケニーはマイケルに「何があっても途中で試合を止めないでくれ」と言っていたという。

 その2人を誰が責めることができるのか? 安全なプロレスをやっていると「仕事しろ!」「体を張れ!」と言われ、とことんやると「危険過ぎる!」「あれはプロレスじゃない!」と言われる。これではレスラーは救われない。もちろん、彼らにストップをかけることは必要だが、それは否定という方法ではないはずなのだ。試合後に飯伏は「ケニーが心配です。こういう激しい試合はもういいかな。違った形でもっと凄い試合をやります」「大丈夫じゃないです。限界ですね。この形はMAXまできた。勝って逃げるのは嫌ですけど、自分が限界ですね」と語っていた。飯伏自身、決してこの試合が理想形だとは思っていないし、これからは違った形で凄さを表現していくことを語っていたので安心した。この極限の試合を経て、飯伏がどんなスタイルを確立していくか楽しみだ。


早くも1週間後に後楽園大会

 8月26日、早くも後楽園ホール大会。DDT48総選挙が始まる。
 8月26日DDT後楽園ホール大会全カード [ DDTプロレスリング公式サイト ]
【大会名】DDT48総選挙2012 ~最初のお願いスペシャル~
【日時】8月26日(日) 11:00開場12:00開始
【会場】後楽園ホール

▼メインイベント DDTEXTREME選手権試合 時間無制限1本勝負
 <王者>石川修司 vs 入江茂弘<挑戦者>
▼セミファイナル スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
 飯伏幸太&佐々木大輔 vs HARASHIMA&佐藤光留
▼10分1本勝負
 男色ディーノ vs DJニラ
▼10分1本勝負
 MIKAMI vs ヨシヒコ
▼10分1本勝負
 高木三四郎 vs 火野裕士
▼10分1本勝負
 石井慧介 vs 高尾蒼馬
▼10分1本勝負 KO-Dタッグ次期挑戦者決定3WAYタッグ
 ヤス・ウラノ&アントーニオ本多 vs 星誕期&マサ高梨 vs 諸橋晴也&大家健
 ※この試合の勝者が9月16日大阪大会でMIKAMI&藤波組に挑戦できる
▼10分1本勝負
 KUDO&彰人 vs 坂口征夫&木高イサミ
▼大家拳號試練のハンディキャップ 10分1本勝負
 大家拳號&紫雷美央 vs ゴージャス松野&塩田英樹&中澤マイケル&ばってん多摩川
▼10分1本勝負
 遠藤哲哉&竹下幸之助 vs 福田洋&風戸大智
▼ダークマッチ 激烈バトルロイヤル
<参加予定選手>大石真翔 松永智充 聖闘士凛音 趙雲子龍  内田祥一 キアイリュウケンエッちゃん ゴローズ 
<他参戦選手>
NOZOMI
※当初組まれていたチェリーvsNOZOMIは、風疹で欠場中のチェリーの病状回復具合を見ての判断とさせていただきます。
 興味深いカード並ぶ。DDT48総選挙へのアピールを兼ねた大会でもある。

飯伏が満足してくれてホッとした

 以下は自分の感想。
 振り幅広いDDTらしい興行でした。
 やはりメインのインパクトが凄まじい…。この試合だけ切り取ってしまえば「やり過ぎ」という言葉が先に来る。
 しかし、この試合は親友同士の対戦、お互いを一番よく知っている者だからこそ、限界に挑戦できたということになる。4年ぶりの対戦で、今後も当分は実現しないだろう一騎打ち。前哨戦ナシの意味がよーく分かりました。
 コメント読むと、飯伏も満足できたようで、これからは別の形のイイ試合を目指してくれるという。心底ホッとした。
 飯伏幸太という怪物がMAXのパワーを出すとこうなるわけですか…。
 年間ベウトバウトとする方も多いと思いますが、ちょっと自分の場合は「別格」としてしまうかも。“2度とない試合だからこそベストバウととして残しておきたい”という意見もありそうだが。
 とかなんとか言いながら、飯伏が新日本プロレス参戦時、この試合のダイジェストを煽りで流してもらい、新日本ファンが唖然とする様子は見てみたい。私もだいぶ狂ってる。
 序盤のケニーの肩攻めは見事。多彩なだけでなく観客に痛さが伝わる技がほとんどでした。それに対抗し飯伏は破天荒な動きで強引にペースを握りに行く。プロレスの枠を超えた展開というわけではなかった。ただ終盤は凄まじかった。

 そのほか、思いついたことを。
・セミとメインを繋げた形は賛否あるだろうけど、「DDTは“お笑い”だけでも“飯伏”だけでもない」という意味に捕らえ納得しています。自分もDDTにはそういうイメージ。ただ今回は飯伏vsケニーが凄すぎて…(笑)。
・ディーノvs透明人間、DDT15周年へのメッセージも込めた内容。見た人によって受け取り方はいろいろあるのでしょう。ただ、もう少し長い時間、オーソドックスな「vs透明人間」が見たかった。普段、DDTを見ない人には変化球すぎたかも。今大会でプロレスファン以外に最も届いていただろうカードでもあるし。
・藤波のラダー・ニードロップには大拍手。あれは良い物を見た。
・アイアンマンロイヤルランブルが最高。本来、中心となるはずだった大鷲透とDJニラが全く目立ってなかっといいうのに(笑)。面白い顔あわせが次々実現。抜群の面白さ。あそこで一瞬でも組長vs彰人を実現させちゃうのは痺れるた。
・竹下選手のデビュー戦も素晴らしかった。これは今後楽しみ。
・DDTビッグマッチでは毎回思うのだが、前半カードの多人数試合連発がどうにかならないものか。人数多い理由は分かっているのだが、ちょっと今回はボリュームありすぎ。その分、竹下選手のシングルマッチが際立った感はあるが。
・超満員発表はちょっと厳しい。2階スタンド上段は空席ありました。東京ドームが目標というなら、それまでに1万人クラス会場を札止めにしてほしいですねぇ。それで多人数マッチ止めろというのは酷だが…。
・マッスル、「サカイ」の歌詞などいろいろ気になる点はありまして…。後日、完全版でマッスルも放送されたとき(ニアライブ中継でダークマッチはカット)細かいところまでチェックするのが楽しみ。




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  カテゴリ: DDT | 2012-08-21 | 投稿者:杉
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杉さんお疲れ様です。
プロレスファン以外の人が見て楽しめる可能性を秘めているのはDDTが一番でしょうね
しかし、マッスルは惜しかったなー…

ところで真壁とHARASHIMAといえば昔、真壁がプロデューサーか何かでHIRO!に上から目線で駄目出ししてた興行が有りましたよね?
レッスルランド?
投稿者:デンスケ 2012-08-21
「信頼」という言葉が度々語られる今のプロレスの現状を憂います。

観客の「もっと、もっと」が更に加速しないことを祈ります。
両人の満足感はあるかもしれませんが、他に与える影響を考える深謀遠慮がなかったものでしょうか?
「飯伏VSオメガ」は二度とあってはいけない試合だと思ってます。
投稿者:パンサークロウ 2012-08-21
>デンスケさん
マッスルはあえてあのぐらいに押さえた感もありますね…。
真壁とHARASHIMA(HERO!)が絡んだのはライオンズロードです。

>パンサークロウさん
三沢さんの事故以来、さすがにファンも過剰に過激なことは求めなくなったし、選手もやらなくなりましたね。ノアですら垂直落下は少なくなってます。
そういう時代のなかで行われたのが飯伏vsケニーです。
飯伏本人が「今後は別の形で」と言っているのを信じるしかありません。
ただ、おっしゃるように他に与える影響が怖いです。他の選手これを超えることにチャレンジとしないことを祈ります。
だから個人的には年間ベストバウトにこの試合を選びたくありません。
投稿者: 2012-08-22
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