エイプリルフールだけどウソはナシ！　ＤＤＴが驚きの発表を連発。
　そして大会も予想外の展開へ！
　4.1 DDT・後楽園大会をまとめます。

飯伏幸太がTwitter開始

　とにかく話題が盛りだくさん。ここまで多いとどうやってまとめるか悩むが…取りあえず時系列で行ってみます。
■DDT「Aprilfool 2012」 [ スポーツナビ｜格闘技｜速報 ]
■ ＤＤＴレフェリー松井のびっくりのススメ:後楽園！

　まずダークマッチ後に行われた「DDT戦略発表会2012 」の内容から。
　７つの発表がありました。

ＤＤＴ戦略発表会2012」
＜１＞「地方大会の充実」。
　大阪、名古屋大会などの興行増加に加え、路上プロレス２大会の開催も発表された。
■DDT今後のスケジュール [ DDTプロレスリング公式サイト ]
　隔月で行われている大阪大会、名古屋大会のほかに札幌大会を年２回、博多大会を年３回に増やす。新木場でのビアガーデンプロレスは通常より１週間早い７月29日(日)～８月４日(土)。西のビッグマッチ、大阪府立体育会館の日程も９月16日(日)に決定
　「5.6那須高原自然学校プロレス」、「5.26登別伊達時代村プロレス～お江戸にタイムスリップ！～」も発表に。

＜２＞「ＨＡＲＡＳＨＩＭＡ、ＫＵＤＯ、飯伏幸太のＴｗｉｔｔｅｒ開始」。
　・ 飯伏　幸太 (ibushi_kota)
　・ HARASHIMA (harashima_ddt)
　・ KUDO (kudo_ddt)

＜３＞「売店部のさらなる充実」。
　ドラマチッくじの強化（写真の充実、コスチュームなど景品を増加。ドロップキックやエビスコ酒場の商品券も当たる）、ROAD TO 武道館Ｔシャツ第２弾はアートジャンキーとのコラボＴシャツ、５・４後楽園よりＤＶＤ『ＢＥＳＴ ＯＦ ＴＨＥ　男色ディーノ』発売。ディーノは「プロレスではなく男と男がまぐわうシーン満載なＤＶＤにしてほしいわ」と要望。そうなるかは不明。

＜４＞「ＤＤＴの試合動画がｉｐｈｏｎｅアプリで登場」。
　まずは金沢・新宿・名古屋での本屋プロレス３部作が、１本１７０円のところ８５円のディスカウント価格で４月中旬配信予定となることが発表された。今後はソーシャルゲームも視野に。
■DDTのiphoneアプリ発売決定 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

＜５＞「現役高校生・竹下幸之介が日本武道館デビュー」。
　竹下は1995年5月29日生まれ、大阪府大阪市出身。186cm、85kg。４月から高校２年生で部活は陸上部に所属。砲丸投げのジュニアオリンピック入賞、混成競技全国３位などの成績を収めた。昨年、練習生として入門、時間が許す限り、東京に来て練習に励んでいる。「プロレスラーを夢見る若者として大阪のよみうりテレビで特集されたとのことで地上波も経験済み。ＤＤＴの未来を担う逸材として期待しています」（亜門ＧＭ）「武道館でデビュー戦という大きな舞台をいただいたので、もっともっと練習して武道館の似合うデッカいレスラーに、ＤＤＴを背負えるレスラーになります」（竹下）「武道館でデビューするって今日聞かされたんだよね？　この会社どう思った？」（亜門ＧＭ）「いかれてると思いました」（竹下）

＜６＞「ニコニコ生放送でＤＤＴ公式チャンネル開局」。
■DDTプロレスがニコニコ動画に公式チャンネル開設 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
　・DDTの最新の興行をニコニコ動画限定の中継番組として隔週木曜日に放送します。初回放送は4月12日(木)の予定です。
　・DDTの選手がパーソナリティを勤める生放送を隔週で放送します。初回生放送は4月2日22時より放映されます。
　・DDTの過去の試合、最新の試合などの動画を毎週火曜日にアップいたします。
※公式チャンネル開設記念として、4月中に配信される動画すべてを無料で見ることができるキャンペーンを実施いたします。あの業界を震撼させたKO-D無差別級選手権試合、飯伏幸太vsヨシヒコの一戦をはじめ、DDTでしか見ることのできない名・珍勝負が一挙見放題！ぜひご覧ください！
DDTプロレスアワー 　※4月2日13時オープン
　4月２日１３時より「ＤＤＴプロレスアワー」として放送が開始され、同日２２時からは記念生放送が行われる。その後も隔週での生放送や、過去の試合動画も公開され、４月中は視聴無料となる。

＜７＞「ヅラレスラーオーディション開催決定」。
　グラレスラーならぬヅラレスラーの“スヴェンソン”諸橋晴也が、露出度の高い星条旗水着で登場し、幅広く応募を呼びかけ。

　一番大きな発表はヅラレスラー…ではなく、ニコ生か。3月いっぱいで終了したサムライＴＶレギュラー番組をカバーすることになりそう。
　USTと違い、ニコ生には「ニコ生だから見る」という層が存在します。その辺の嗜好にＤＤＴはドンピシャなのではなかろうか。これはどういう反響出るかかなり楽しみ。
　気になるのは、発表で「4月いっぱいは無料」とある点。5月以降は有料ならば幾らぐらいになるのか？　ここは大きい。

　戦略発表会はここまで。
　大会がスタート。

飯伏幸太、復帰戦でいきなりエル・ジェネリコ

　飯伏幸太選手の復帰が発表されました！　予定より少し早いか。
■【4・1リポート②】飯伏が５・４後楽園のジェネリコ戦で復帰 [ DDTプロレスリング公式サイト | DDT | 新着情報 ]

　飯伏「だいぶ治ってきたというか、いい感じになってきた。医者に復帰のメドを聞いたら５月に入ったらいいと言われたので、５月４日の後楽園ホールで復帰することが決定しました」。

■5.4　DDT / 東京・後楽園ホール
▼飯伏幸太 vs エル・ジェネリコ

　これは凄まじい試合になりそう。いきなり大丈夫なのか？
　そのほかの発表と試合。
・ハードヒット、6.3新木場大会開催決定。
・4.8DDT・新木場にアイアンマンヘビーメタル級王者・華名の参戦が決定。
■　【4・1リポート③】玄藩登場。ローションミストでド変態團一蹴 [ DDTプロレスリング公式サイト | DDT | 新着情報 ]
・第3試合：○高尾蒼眞＆平柳玄藩 vs 佐藤光留＆●中澤マイケル。平柳がローション・ミスト発射。

■【4・1リポート④】ケニーが世界Jr防衛。ジェネリコ戦を熱望 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
・第4試合：世界Jr選手権：○ケニー・オメガ（王者） vs ●入江茂弘。王者・ケニーが防衛。

・ケニー：試合後マイク「入江さん、ケガしそうだった。だから今日の全日本のリーグ戦の試合、中澤さんのビッグチャンスですね。応援してください。入江さんにも応援してください。いつかはＤＤＴのエースになると思う。サポートしてください。

　かなりの好勝負だったようです。

■　【4・1リポート⑤】火野が５・４後楽園でＫＯ‐Ｄ無差別挑戦 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

・セミ＝いつでもどこでも挑戦権および次期挑戦者決定ロイヤルランブル ：○火野裕士
　※リング上に５つの「権利」が吊され、獲得すればその権利をえられる。
＜ロイヤルランブル・各権利の行方＞
　優勝＝5.4後楽園でのKO-D無差別級王座挑戦＝火野裕士
　いつでもどこでもタッグ挑戦権＝松永智充　※８・18武道館までのＤＤＴ内の興行に限り、いつでもどのタイミングでもＫＯ－Ｄタッグ王座に挑戦できる。
　いつでもどこでも挑戦権＝マサ高梨　※８・18武道館までのＤＤＴ内の興行に限り、いつでもどのタイミングでもＫＯ－Ｄ無差別級王座に挑戦できる。
　いつでもどこでも挑戦権＝ＤＪニラ
　いつでもどこでも興行権＝矢野啓太　※いつでもどこでもＤＤＴおよびＤＤＴ関連の興行を開催できる。当然、ＤＤＴに興行料金を支払う義務はある。開催にあたり、特に期限は設けない。
　いつでもどこでも大家健＝大石真翔　※いつでもどこでも大家健になれる。というかむしろ強制的にならなければならない。売店部長になるもよし、不純な動機で女子選手との対戦をぶち上げるもよし。高木三四郎のパシリとして活躍するもよし。

　ＤＪニラのベルト挑戦は気になる。
　そしてメイン。

■　【4・1リポート⑥】高木、三分天下。高梨がKO-D初戴冠 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

・メイン＝KO-D無差別級選手権：○高木三四郎vs●男色ディーノ。挑戦者・高木が王座奪取。
・試合後すぐ、マサ高梨が現れ今日獲得したばかりの「いつでもどこでも挑戦権」を行使。そのままタイトルマッチに。
・KO-D無差別級選手権：○マサ高梨 vs ●高木三四郎。　挑戦者・高梨が王座奪取。

・高梨・試合後マイク「こんな最低な勝ち方で声援を送ってくれて、あんたら最高だよ。リングに上がるまで怖かった。でも俺は勝ちたかったんだ。そして負け続けのプロレス人生から最後の最後で大逆転だ！」　　
・高梨「いつもこういうシチュエーションだ。いつものようにやられてしまう。武道館に立つことなんてありえないかもしれないけど、これ（お守り）を持って考えていることはお前に勝てたら、武道館のメインに立つことが現実に思えてくるのかもしれない。だからお前には負けない」
・次期挑戦者・火野マイク「俺には勝てへんぞ。ＤＤＴにはお前より強いやつはいっぱいおるからな。そいつらにも勝たなあかんし、何よりも俺の対戦相手はこのお客さんや」
・高梨「俺も短命王者で終わると思っているかもしれない。けど、火野がＤＤＴのみんなを敵として戦うなら、俺は全員が味方だと思っている。このベルトはＤＤＴ史上、最低汁レスラー・マサ高梨のものだ！　このベルトを持って武道館のメインで待ってます。俺がこれを持って、あなたの挑戦を受ける番です。それまで勝ち続けます」
・高梨：試合後コメント「にぎやかしだね、つなぎのチャンピオンだったねとなったら、俺がＤＤＴにいる意味はないです。初めての挑戦はロイヤルランブルで偶然に権利を獲得して、２度目はじゃんけん、３度目はいつでもどこでも挑戦権。俺は一度も実力で認められたことがなかった。けれど、誰もが認めるインディー界の実力者、火野裕士を倒すことができれば、俺は変われると信じています。そして変わらなきゃいけないと思っています」
・ディーノ「負けちゃった。武道館のメインに立つチャンスがまだあれば、まだまだあがくわよ。神様がもう一度チャンスをくれるなら、そのチャンスに全部かけるわ。武道館は始まってもないし、終わってもない。私はまだこれで終わりじゃないし、だったらどんなにカッコ悪くても私の次を見せなきゃ。プロレスラーは負けてからよね。ここからどう前を向くのか、そういう人としての生き方を見せなきゃ。だってプロレスラーだもん」

　という感じで大会も大きなサプライズがありました。
　ぶっちゃけＷＷＥの「マネー・イン・ザ・バンク」のパクリである「いつでもどこで挑戦権」、ＤＤＴでは予め挑戦する日時を指定してタイトルマッチに挑むパターンが多かった。しかし今回はやりました、汁レスラー・高梨がなりふり構わず試合後フラフラのところで行使！　これがWWEでは正しい使い方です。そして見事奪取。
　ズル勝ちにも見えるが、ＤＤＴファンに愛される選手だけに初戴冠を祝福する拍手と歓声でエンディングとなったようです。
　この展開はイイですね。生で見ていたらかなり興奮できたでしょう。

■5.4　DDT / 東京・後楽園ホール大会
【決定カード】
▼KO-D無差別級選手権：マサ高梨（王者） vs 火野裕士
▼飯伏幸太 vs エル・ジェネリコ

　この２つだけでも大注目（但し「いつでもどこでも挑戦権が行使されればカード変更の可能性も）。
　日本武道館大会に向け大きく動き出しました！

　取りあえずは、本日（4月2日）のニコ生番組第1回放送を必ずチェック！
■　4月2日22時よりDDTニコ生第一回放送！ [ DDTプロレスリング公式サイト ]

4月2日22時より、第一回DDTニコ生放送を開始いたします。詳細は以下になります。

【文化系プロレス最前線】DDTがニコ生に殴り込み！【第1回】
DDTプロレスリング所属選手による生放送を独占放送します！

【DDTプロレスリングとは？】
1997年に旗揚げしたプロレス団体。既存のプロレスの常識に全く囚われないオリジナリティ溢れるスタイルは、いつしか「文化系プロレス」と呼ばれるようになる。プロレス史上類を見ない「プロレスをバカ正直に拡大解釈したらこうなった」という有り得ない世界観は、多くのコアなファンを生み続けている。そんな日本が世界に誇る「サブカルチャー魂」と「プロレス」が融合した唯一無二の文化系プロレス団体DDTが、満を持してニコニコ動画に殴り込みを敢行！記念すべき第1回の生放送では、今後の展望が明かされる！

出演：男色ディーノ、鶴見亜門

　22時！
　どうでもいいが、この「ＤＤＴプロレスリングとは？」の説明、素晴らしいですねｗ

　 カテゴリ: DDT　｜　2012-04-02　｜　投稿者：杉