2011-12-05
苦しみ乗り越え棚橋弘至V10達成、永田裕志が「黒目式腕固め」披露?~12.4新日本・愛知県体大会結果
新日本プロレス・年内最後のビッグマッチ、愛知県体育館が終了しました。
メインは激戦、胸の負傷&試合中に厳しく攻められた腕の痛みを乗り越え、棚橋弘至が永田裕志を下しV10を達成。IWGPヘビー級王座の最多防衛記録に並んだ。
いろいろありました。興行としては大成功に終わったようです。
自分は録画したPPVをメインとセミだけ見ました。
どちらも大熱戦。棚橋・内藤と、コンディションに不安を抱えた2人が強力すぎる相手に真っ向ぶつかりあい。明暗は分かれるも、体が万全でないからこそリアルな感情がよく見えたと思います。
胸を負傷(本人は「もう問題ない」)している棚橋弘至が、それでもハイフライフローを放ち、自爆し、追い込まれる。更に腕攻めが効いたか何かあったのか、中盤は片手が使えない状態で闘っていたように見えた(後半は動いていた)。それても「裏投げ」という新兵器から形勢逆転(棚橋は勝利の鍵となるポイントをしっかり観客に伝えてくれる)。耐えて耐えて執念の勝利。
解説の金沢さん(だったかな?)も語ってましたが、こういう試合こそ東北の被災者に見せてあげたい。
内藤選手の腕は大きく腫れ上がっていました。ケガではなく傷口からばい菌が入り腫れる頭滑液包炎。
凄まじく痛いそうです。
序盤に自ら放ったドロップキックで痛み再発。それでも試合終盤には切れのある動きを連発そていた。
中邑のボマイェをカウンターで丸め込んだカサドーラ(飛びつき前方回転エビ固め)はお見事。
敗戦後は痛みと悔しさからリングをのたうち回っていた…。
果たして再戦はあるのか?
ある意味、野上アナも「敗者」。永田さんと共に這い上がるドラマをここから見せるのです。
個人的には、もう今回メインやってもいい気はしました。理由は省略。
それが今回は「黒目式」の腕折りを披露。実況・解説陣が「これは黒目式だ!」と断言。
「ブラックアイ」としては見逃すわけにいかない!
これが黒目式!
…黒目が大きく見えるという感じ。正面から見たいですねぇ。
新たなレパートリーになるか?
棚橋vs鈴木はいいのだが、昨年と比べてもちょっと物足りないような…。ここまでの流れを大事にしたカードであることは間違いないが。
まだ中邑、内藤、永田というところのカードが残ってます。何かサプライズを期待。
メインは激戦、胸の負傷&試合中に厳しく攻められた腕の痛みを乗り越え、棚橋弘至が永田裕志を下しV10を達成。IWGPヘビー級王座の最多防衛記録に並んだ。
鈴木みのるが1.4ドームでIWGPヘビー級王座挑戦へ
■NEW JAPAN ALIVE 2011 [ 新日本プロレス ]■12.4 新日本プロレス / 愛知県体育館(8000人・満員)
▼第1試合
カール・アンダーソン、○キラーライット(4分47秒 もちつきドロップ→片)●外道、○邪道
・アンダーソンもウサギマスク被り試合。
・キラーラビット:試合後コメント「こんな孤独なうさぎでも、ちょっと、ちょこちょこやってれば、勝利をもぎとることができる!! それが人生だ!なぜ勝利できたか!こんな素敵なお友達がいるからだ!いいか?小学生の諸君、これだけは覚えておいてくれ!小学校でカール・アンダーソンのような友達を作るんだ」
・ラビット「ワタシはコレで月に帰りますが、みなさんの心の中に一匹のキラーラビットを持っていてください。また、12年後に会いましょう!! 」
・ラビット「(来年、辰年なんすけど、キラードラゴンとかになる可能性は?) ワタクシはね!ま、キラー・ドラゴンになりたい気持ちはなきにしもあらずですけども、プロレス界はドラゴンを探そうと思ったら、けっこういるんで。私に声がかかるかわかりませんよ。ドラゴン過剰なプロレス界ですから。とりあえず、12年後に会いましょう」。
▼第2試合
矢野通、高橋裕二郎、石井智宏、○ロッキー・ロメロ(9分33秒 逆さ押さえ込み)キング・ファレ、タイガーマスク、●田口隆祐、タマ・トンガ
▼第3試合
○杉浦貴、青木篤志(11分13秒 五輪予選スラム→片)後藤洋央紀 、●KUSHIDA
・後藤は1.4東京ドームで杉浦との一騎打ちをアピール。
▼第4試合
○高山善廣、ランス・アーチャー(10分28秒 ランニグ・ニーリフト→片)真壁刀義、●井上亘
・真壁が1.4東京ドームで高山との一騎打ちをアピール。
▼第5試合
○天山広吉、小島聡(10分25秒 アナコンダバイス)●飯塚高史、ヒデオ・サイトー
・試合終盤、サイトーが飯塚からアイアンフィンガーを奪い取り逃亡。
・試合後、ケイオス軍によりサイトーはボコボコのリンチ刑。コスチューム剥がされ黒タイツ姿にされています。
・サイトー:試合後コメント「あ~あ~、もう嫌だ!もう嫌なの!もう意地悪オジさんなんて嫌だよ!僕はね、本当は変身できるんだよ!あのオジちゃんたち、嫌だ~もう!」
・天山&小島はタッグ王座挑戦をアピール。
▼第6試合 IWGPJrヘビー級選手権
○プリンス・デヴィット(12分16秒 ブラディサンデー→片)●デイビー・リチャーズ
※王者・デヴィットがV2
・試合後、田口・ロメロも入り、1.4東京ドームでの「デヴィット&田口vsリチャーズ&ロメロ」にょるIWGPJrタッグ選手権をアピール。
▼第7試合 IWGPインターコンチネタル選手権
○田中将斗(10分9秒 スレイディングD→片)●MVP
※王者・田中がV2
・外道、高橋裕二郎が乱入してのフィニッシュ。
・MVP:試合後、携帯電話を持ち出し会見場で電話をする。「ハロー!オレだ。MVPだ。いまニホンで試合が終わったところだ。ヘイ、オレはオマエの助けが必要だ。そうだ助けてほしいんだ!! 一刻も早くこっちに来てくれ!! オレはCHAOSのコンプリート・プレイヤーズに蹴られたり、倒されたり……。とにかくオマエが早くこの日本に来てくれたら、マイ・プロブレムは解決する。イエス、解決だ。舞台は1月の『レッスルキングダム』だ。一刻も早く来て、俺の背中を押してくれ。サンキュー!!」(と言って、電話を切る)
▼第8試合
○鈴木みのる(11分53秒 ゴッチ式パイルドライバー→体)●Gバーナード
・バーナードの巨体を完全に持ち上げ完全KO。
・鈴木:試合後コメント「いまはな? そんなにIWGPが偉いのか? 新日本プロレスが強いのか?信じちゃってんのか? バカじゃねーのか? 『燃えろ! 新日本プロレス』でも見て、勉強したほうがいいんじゃねーのか? 」
▼第9試合=セミ
○中邑真輔(13分15秒 ボマイェ→片)●内藤哲也
・左肘の負傷で思うように闘えない内藤、終盤に驚異の反撃もボマイェ一発に沈む。
・中邑:試合後コメント「少しは! ケンカできるようになったか? あ? どう? 質問ある?『週刊プロレス』擁護してやれよ? 天才? キャリアにしては? ……ど~でもいいんだよ。ケンカ売ってきて、途中で尻つぼみか? そりゃあ、ねーよな? ま、ケンカの一つや二つできねーと、こっちとしてもおもしろみがねーぜ!」
・内藤:試合後コメント「なんなんだろうな、G1も取れない、タイトルマッチも勝てない、中邑にもリベンジできない。俺は一体なんなんだ?もう俺、前見えない。なにを見て走ればいいのか、よくわかんなくなちゃうけど……ただ中邑!中邑!逃がさねぇからな!中邑!逃がさねぇからな!待っとけよ」
▼第10試合=メイン IWGPヘビー級選手権
○棚橋弘至(30分16秒 ハイフライフロー→片)●永田裕志
※王者・棚橋がV10(防衛最多記録タイ)
・試合後、鈴木みのるがリングに現れ挑戦をアピール。→その様子
・棚橋:試合後コメント「最後、リング上に、鈴木みのるが来ましたけど、あらためて言いたいのは、『新日本プロレス、ナメんじゃねぇぞ』ということ。バカにしたって、俺はいいけど、このIWGPのベルトだけは、バカにさせないっす」
・棚橋「俺は、これからも、プロレスをもっと盛り上げて、もっとクソ有名になって、プロレスを! みんなが誇れるようにするんで、これからもよろしくお願いします!! ……じゃあ、最後に!! 愛知のみなさ~ん、愛してま~す!!」
いろいろありました。興行としては大成功に終わったようです。
自分は録画したPPVをメインとセミだけ見ました。
どちらも大熱戦。棚橋・内藤と、コンディションに不安を抱えた2人が強力すぎる相手に真っ向ぶつかりあい。明暗は分かれるも、体が万全でないからこそリアルな感情がよく見えたと思います。
胸を負傷(本人は「もう問題ない」)している棚橋弘至が、それでもハイフライフローを放ち、自爆し、追い込まれる。更に腕攻めが効いたか何かあったのか、中盤は片手が使えない状態で闘っていたように見えた(後半は動いていた)。それても「裏投げ」という新兵器から形勢逆転(棚橋は勝利の鍵となるポイントをしっかり観客に伝えてくれる)。耐えて耐えて執念の勝利。
解説の金沢さん(だったかな?)も語ってましたが、こういう試合こそ東北の被災者に見せてあげたい。
内藤選手の腕は大きく腫れ上がっていました。ケガではなく傷口からばい菌が入り腫れる頭滑液包炎。
凄まじく痛いそうです。
序盤に自ら放ったドロップキックで痛み再発。それでも試合終盤には切れのある動きを連発そていた。
中邑のボマイェをカウンターで丸め込んだカサドーラ(飛びつき前方回転エビ固め)はお見事。
敗戦後は痛みと悔しさからリングをのたうち回っていた…。
果たして再戦はあるのか?
野上アナ、青義軍ストーリーは続く
今大会では、こんなことも。・永田:試合後コメント
野上アナ「この闘いを前に、一番苦しかった、新日本を支えてきた、あの時代の事は頭によぎりましたか?」
永田「あれがあるから、俺は闘っていけるんだよ。何度でも立ち上がる。あそこで、あのとき、正面切って闘ったのがあるから、どんな状況でも立ち上がれる。俺は必ず立ち上がるぞ。野上!野上、俺は必ず立ち上がるぞ! 俺は必ず立ち上がって、もう1度IWGP挑戦する。そしてベルトを獲る。それまでしっかり力つけて」
野上アナ「ハイ!」
永田「次も、実況頼むぞ!」(と言って、永田は野上アナの肩を抱く)
野上アナ「永田さん!本当に“生き様”見せて頂きました!」
永田「これからだ!俺の生き様は!」(と言って控室へ)
野上アナ「ありがとうございます!」
※注意:野上アナはこの試合の実況を担当していません。
PPV放送ラスト
野上アナ「永田選手は『もう一度IWGPに挑戦するぞ』と僕に言ってくれまして、あの…ホントに自分のことで僭越なんですが、永田さんとずっと青義軍でやってきて、やっぱり実況したいな、という気持ちがホントあったんですが、今回は実力不足で、IWGP戦をしゃべることは許されなかったんですけど、永田さんが最後に、『もう一度IWGP挑戦するから、そのときまでお前も実況の力を上げろよ』と言ってくれたんですね。
リング上は、人生を投影するものだと永田さんいつもおっしゃるんです、生き様だと。負けてから立ち上がるということをいつも永田さんには教えてもらいますし、だからこそ棚橋選手も永田選手を尊敬するところがあるんでしょうね」。
ある意味、野上アナも「敗者」。永田さんと共に這い上がるドラマをここから見せるのです。
個人的には、もう今回メインやってもいい気はしました。理由は省略。
永田さん、黒目式腕折り
永田さんと言えば白目!それが今回は「黒目式」の腕折りを披露。実況・解説陣が「これは黒目式だ!」と断言。
「ブラックアイ」としては見逃すわけにいかない!
これが黒目式!
…黒目が大きく見えるという感じ。正面から見たいですねぇ。
新たなレパートリーになるか?
東京ドームのカードは?
今日の結果から1.4ドームのカードを予想。<1.4東京ドーム・予想カード>こんな感じでしょうか。
▼IWGPヘビー級選手権:棚橋弘至(王者) vs 鈴木みのる ※棚橋勝てば防衛新記録。
▼IWGPタッグ選手権:Gバーナード&Kアンダーソン(王者) vs 天山広吉&小島聡
▼IWGPjrタッグ選手権:Pデヴィット&田口隆祐(王者) vs Dリチャーズ&Rロメロ
▼後藤洋央紀 vs 杉浦貴
▼真壁刀義 vs 高山善廣
▼田中将斗&? vs MVP&?
棚橋vs鈴木はいいのだが、昨年と比べてもちょっと物足りないような…。ここまでの流れを大事にしたカードであることは間違いないが。
まだ中邑、内藤、永田というところのカードが残ってます。何かサプライズを期待。
■ 「苦しみ乗り越え棚橋弘至V10達成、永田裕志が「黒目式腕固め」披露?~12.4新日本・愛知県体大会結果」に関する情報は
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カテゴリ: 新日本プロレス | 2011-12-05 | 投稿者:杉