2011-08-24
全ての感情を繋げハッピーへ~8.22 アイスリボン・後楽園ホール大会まとめ
真琴選手のアイスリボン所属ラストマッチが話題となった後楽園ホール大会、そのまとめです。
■ タグ「アイスリボン316」が付けられているもの [ アイスレコード - アイスリボン&真琴観戦記 ]
■ 8.21アイスリボン・後楽園大会、速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
自分はアイスリボン初観戦だったこともあり、入り込めず客観的に見てしまうのではないかと思っておりましたが…やはり彼女らにとって一生記憶されるであろう瞬間の濃い空気を共有してしまうと心が揺さぶられちゃいますね。
アイスリボンは「プロレスでハッピー」という言葉で大会を締めている。この日の興行を見れば、真琴選手は辞めてしまうし完全なハッピーとは言い難い雰囲気。だけど、選手がとにかく前向きなのが印象深くて。
新日本プロレスの中邑真輔がG1優勝のコメントで言ったこと。
「好きなことをやるってのは、楽しいことばかりじゃない。楽しさ、うれしさ、苦しさ、もどかしさ、すべて含めて、オレはプロレスで生きたいと思う」。
全ての感情を巻き込みながらハッピーを目指し前進していく。ファンはそれを追い続けていくのです…。
メインの飛香vs藤本は正直イマイチな内容でしたが、そこから何かが始まる予感があれば別に○とか×とか関係ない。この先、いくらでも成長できそうに思える点はアイスリボンの強みです。
単に「面白かった」というだけでなく、いろんな感情が強く刺激されるプロレスだと思いました。
一つだけドッと引いてしまったのは…「つくし選手のお母さんは38歳」。
■ 第153回 つないだ手を離しても。 [ 三田佐代子の猫耳アワー ]
■ 不要な謎なきアイスリボンのストレートな物語はハッピーへとつながる [ 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE Ken@suzuki.txt | ブログ ]
スマッシュに移籍した真琴選手はTwitterを開始しました。
■ 真琴 (makoto926)
実は、さくらえみさんは真琴選出にTwitterをやらせないようにしていたとか。
■ Twitter / @sakuraemi …8月9日の投稿
※さくらえみさんが気にしていた「書きすぎてしまう」という意味は、投稿数ではないそうです。中身のことのようです。
松本都vsハル・ミヤコの抗争勃発!これは見たい!
真琴「皆さん、行ってきます」
■ 真琴は大号泣で退団「あとは前に進むだけ」=アイスリボン 高校2年生・みなみ飛香がICE×60王者を戴冠! [ スポーツナビ ]■ タグ「アイスリボン316」が付けられているもの [ アイスレコード - アイスリボン&真琴観戦記 ]
■ 8.21アイスリボン・後楽園大会、速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
■8.21 アイスリボン / 東京・後楽園ホール(786人)
▼第5試合 真琴ラストマッチ 30分1本勝負
○さくらえみ(18分32秒 ニャンニャンプレス→片)●真琴
- 試合終了後、リングに入ったTAJIRIを りほ が襲撃。すぐ試合開始。
▼第6試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○TAJIRI(4分31秒 トケ・エスパルダ)●りほ
- りほ:試合後マイク「ホントに悔しいけど、もっともっとプロレス勉強します。真琴さんはTAJIRIさんについていけば大丈夫だと思います。さくらさんは自分が、自分たちがいるので大丈夫です。TAJIRIさん、心からのお願いがあります。真琴さんのこと、どれだけ泣かしてもいいです。でも、最後まで、夢を叶える最後まで、真琴さんのことをお願いします!」
- 真琴「皆さん、行ってきます」。
- さくら試合後コメント「自分はいろんなところに、特に今回のことは向き合うことを避けてきたところがあって、そんな自分を見てたぶんりほに凄く無理をさせてしまったところがあったと思います。真琴がいなくなってしまうことも寂しいけれど、それ以上に選手の夢を叶えてあげられないアイスリボンの無力さが悲しいです。悔しいです。だけど本当にりほちゃん達に言わせるような言葉じゃなかったと思うので、もっと自分がしっかりしないと。ごめんね」。
- りほ:試合後コメント「真琴さんが移籍するSMASHさんのTAJIRIさんと当たらせて頂けて、でも本当に自分は何も出来なくて(声を震わせて)、改めて無力だなと本当に思ったんですけれど、でも真琴さんはSMASHさんでもっともっと輝いてくれたらいいなと思うし、周りの選手は真琴さんの退団を引きずってるとかいろんなこと言うんですけれど、自分はデビュー当時からずっと一緒だし、人一倍真琴さんへの思いが違ったから、凄い悲しいし、でも今はもう次の、真琴さんがいないアイスリボンでも、アイスリボンらしく頑張っていきたいと思います」。
- TAJIRI:試合後コメント「(真琴に)こういうことが一杯あって、一杯一杯積み重なってね、だんだん心がガチッガチッガチッと固まってね、そのうちなんでもなくなる。そのときにやっと強くなれる、プロレスラーって。(さくらと真琴の闘いを見て)いや、別に何もないですよ。本当に申し訳ないですけど、まだね、やっといま芽が出たぐらいだね。だって、アメリカ目指すんだよ? こんなとこでね…きょうは泣いていい。そんなもん通用しないからね。まあうまかったよ」
- TAJIRI「(りほ戦は圧倒したが)そりゃそうでしょ。普通に勝負になると思ってたらどうかしてますよ。いい年こいた大人が、本気でそんなこと思ってるんでしたら。(りほから感じるものは?)あの年で人前出てるってだけで。あれであっけらかんとしてるんじゃなくて、目を真っ赤にしてるんですよ、悔しくて。あれでね、普通の顔してたらダメだと思ったけど、あの子はきっといい子になりますよ。偉いよね。普通ね、僕が中2のとき大人に立ち向かっていける子供いなかったもん。すごいですよ、それだけで。(真琴のアメリカへの道をサポートしていく?)僕が何かをしてあげるわけじゃなくてですね、自分でやっていかないといけない、それは。ただ僕の近くにいると、そういう道は見つけやすいと思いますよ。いろんな人が僕の周りにいるから。ただ、僕ができるのはそれだけです。あとは自分次第ですよね。もし行けなかったとしても、それは悪いけど僕には関係ない。マコっちゃんの人生だから。俺は俺の人生、マコっちゃんはマコっちゃんの人生だから」
- 真琴「絶対行きます。(気持ちは切り替えていけそう?)はい、もう退路は断ったので。自分はあとは進むだけです」
- TAJIRI「プロレスって一人でやっていかなきゃいけない。人生だってそうだよ。誰も助けてなんてくれないんだから。いくか? いこう!」
▼第8試合=メイン ICE×60選手権 20分1本勝負>
○みなみ飛香(10分40秒 ブロックバスターホールド)●藤本つかさ
※王者・藤本が8度目の防衛に失敗。みなみが第12代王者に
- 飛香:試合後コメント「ベルト、取りました。いまはうれしいとは思ってるんですけど、実感がなくて、なんて言ったらいいのかよくわからないんですけど。正直、後楽園に来てるんだっていう実感もなくて、頭が本当に真っ白です。でも、いまこの腰に巻いてあるベルトで実感がどんどんこみ上げてきました。本当にうれしいです。ありがとうございました。(今後は団体を引っ張っていくことになると思うが?)藤本つかさが王者だったときはアイスリボンが丸く収まってたんですよ。自分はそれじゃダメだと思って。自分が先頭に立って、丸く収まるんじゃなくて、あっちへこっちへ、いろんなところに発信していかないといけないなと。自分が先頭に立ってっていうのがすごく重要で。自分が引っ張りたいと思います。(ほかの団体などいろんなところに闘いにいく?)プロレス界だけじゃなくて、世界に羽ばたけという感じです」
自分はアイスリボン初観戦だったこともあり、入り込めず客観的に見てしまうのではないかと思っておりましたが…やはり彼女らにとって一生記憶されるであろう瞬間の濃い空気を共有してしまうと心が揺さぶられちゃいますね。
アイスリボンは「プロレスでハッピー」という言葉で大会を締めている。この日の興行を見れば、真琴選手は辞めてしまうし完全なハッピーとは言い難い雰囲気。だけど、選手がとにかく前向きなのが印象深くて。
新日本プロレスの中邑真輔がG1優勝のコメントで言ったこと。
「好きなことをやるってのは、楽しいことばかりじゃない。楽しさ、うれしさ、苦しさ、もどかしさ、すべて含めて、オレはプロレスで生きたいと思う」。
全ての感情を巻き込みながらハッピーを目指し前進していく。ファンはそれを追い続けていくのです…。
メインの飛香vs藤本は正直イマイチな内容でしたが、そこから何かが始まる予感があれば別に○とか×とか関係ない。この先、いくらでも成長できそうに思える点はアイスリボンの強みです。
単に「面白かった」というだけでなく、いろんな感情が強く刺激されるプロレスだと思いました。
一つだけドッと引いてしまったのは…「つくし選手のお母さんは38歳」。
大会感想集
こちら、どちらもひじょうに興味深い内容となっています。ぜひリンク先でご確認を。■ 第153回 つないだ手を離しても。 [ 三田佐代子の猫耳アワー ]
自分が14歳や16歳だった頃に彼女たちのような責任感や使命感を持って日々何かと戦っていたわけでは全然なく、かといって大人になって今も彼女たちに誇れる何かがあるのかと言われたら言葉に詰まる。その現実を常に、アイスリボンは心地よく突きつけてくれます。
■ 不要な謎なきアイスリボンのストレートな物語はハッピーへとつながる [ 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE Ken@suzuki.txt | ブログ ]
以前から唱えているように、私はアイスリボンが女子プロレス団体には見えない。リングに上がっているのは女性であっても、受け取り方はいわゆる男プロと同じ感覚でいる。それがいったい、何によるものなのだろうと考えたのだが、この日のさくらえみvs真琴、TAJIRIvsりほをはじめとする全試合を見ていてなんとなく根源にあるものをつかめた気がした。アイスリボンは、不要な謎が残らないのだ。
スマッシュに移籍した真琴選手はTwitterを開始しました。
■ 真琴 (makoto926)
実は、さくらえみさんは真琴選出にTwitterをやらせないようにしていたとか。
■ Twitter / @sakuraemi …8月9日の投稿
真琴にはおはようニュースを長く担当してもらっていました。それでも、最後まで個人のブログやツイッターなどはやらせていません。それは、彼女の性格上、書きすぎてしまう事が多く誤解を招く可能性が高いと思ったからです。今後は自由にやりたいことをやれるようになるのかな。今のところ3日で65ツイート。
※さくらえみさんが気にしていた「書きすぎてしまう」という意味は、投稿数ではないそうです。中身のことのようです。
松本都vsハル・ミヤコの抗争勃発!これは見たい!
■ 「全ての感情を繋げハッピーへ~8.22 アイスリボン・後楽園ホール大会まとめ」に関する情報は
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カテゴリ: 女子プロレス | 2011-08-24 | 投稿者:杉