2010-02-18
中西学の大爆発は満員の両国で見たかった…~2.14 新日本・両国コメント集など
だいぶ日にちが経ってしまいましたが、観戦しました新日本プロレス・両国大会、感想と試合後コメントなど並べてみます。
とにかくメインの中邑VS中西には大満足。
■ 中邑V5に成功! 必殺のボマイェで中西粉砕 棚橋あぁ無惨……矢野制裁直後にまさかの髪切り [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
続いて主な試合後コメント。
ミラノさんは東洋医学を学ぶんですね。なんだか信じられないぐらいの効果ですが、身につけるにはかなり時間がかかりそう。大変な道のりだと思いますが、ハヤブサさんと共に頑張ってほしいものです。
TAJIRIのコメントは新日本参戦を総括しているようにも聞こえる。
■ さらば、白眼のおじちゃま [ JapaneseBuzzsaw.com プロレスラーTAJIRI 公式サイト ]
ブログには、これで新日本参戦を一区切りにするような発言も。どうなりますか。
中邑真輔は苛立ってる感じ。スポナビのコメントを読むと会見のピリピリムードが伝わってきます。
インタビューする側も迂闊なことは聞けない。
メインの中西・大爆発ぶりに大拍手。理屈抜きに圧倒される。
みんなが見たがっていた中西学がそこにあった。
もう、イイ試合かどうかって次元ではないでしょう。中西学博覧会と化していた。
感動や試合内容では昨年のvs棚橋(後楽園・大阪)の方が上かもしれないが、その弾けっぷりだけなら今回の方が上かもしれない。
頭より先に身体が動く。「えっ」と驚くようなタイミングでクロスボディ。もちろん、得意のパワー技も出る。もう中西から目が離せないのだ。
話題になった「荒鷲掴み」、その先にあったのは片逆エビ。でもこれが、ガッチリ極めまって説得力十分。アキレス腱、膝、股関節と極めている。私はこれを含めた脚攻めが「中西御殿」かと思ったが・・・その謎は未だ明かされず。
でも、試合を見ながらそれを探っていくことが、また楽しみの一つになっていたから面白い。
中邑真輔の受けっぷりもお見事。なんだかんだ言ってボマイェが定着したからこそのストーリーでした。
でも次は「ボマイェ返し返し返し」が待っている(はず)。脚は2本ですから、両足掴めばその先はないっ! 中西学ならそれができる。
いや、見なかった人は損しちゃいましたね。
もっと多くの人に見てもらいたかったものです。
この日、残念だったのは客入り。東西南北4面を使用していたとはいえ、ビックりするほど2階席は入ってなかった。約5~6割。招待券を少なくしているとも聞きますが・・それにしても。
理由はなんなんでしょう?
ドーム後の両国が苦戦するのは分かりますが、1月末の後楽園・ディファの連戦は超満員だったわけで。
昨年の「中邑真輔vs棚橋弘至」の両国もイマイチでした。
1万人クラスの会場に来るファン層まで届いていない。
個人的には・・・カードがまだ弱いのかなぁ、と思う。
新日本のマッチメイカーはこれでいけると思っているだろうけど、セミに矢野通がシングルとか、日本では無名のメキシカンがタッグ王座挑戦とか、決定的なマイナスではなくても、ドーム後などの他の要員と重なって、足を運ぶまで至らなかった。
棚橋vs矢野もストーリーはしっかりできているんですが・・・。
まぁ、重いカードを並べるのもいろいろ問題ありますが…。ホントはメインカードの一本勝負で満員になるのが理想なんだが。
あとはノア・全日本の協力がないことも大きいのか。
新日本はアンケートをTwitterやサイトで呼びかけてみてもいいのでは。
「なんで、あなたは両国に来なかったんですか?」。
来場者へのアンケートはよくありますが、来なかった人を対象にするアンケートもウェブならできそう。
大会日程を見ると今年は4月の両国大会は行われないようです。昨年は4月5日に開催。
■ イタリア革命第2章に幸あれ [ maikai ]
■ 素の「風香」に素の「野人」に素の「美人」……!? 風香のレスラー魂と中西の大爆発にシビれた2日間 [ kamipro.com | 金沢“GK”克彦のこちらプロレス村役場ドットコム ]
■ ミラノコレクションA.T.引退セレモニー [ 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE/Ken@suzuki.txt ]
■ 第72回 君は中西御殿を見たか [ 三田佐代子の猫耳アワー ]
続いてファンの方の観戦記。
■ 【新日本】ミラノコレクションA.T.、胸を張って第2の人生へ。 2・14両国国技館その1 [ 気まぐれグダグダ「プロレスファン」生活 ] / その2
■ 新日本・両国大会!オレ的生観戦記 [ 今井田智のオフィシャルブログ 【魂込めて!新日本プロレス!!】 ]
■ 新日本プロレス観戦・前編 [ ダイアリング・ライフ ] / 後編
■ 新日観戦記 [ Parsonal-Journal ]
大会自体は概ね好評
こちら↓は2chのまとめ。
■ 【プロレス】中邑真輔vs.中西学のIWGPヘビー級選手権、棚橋vs.矢野、後藤vs.田中、永田vs.TAJIRIなど 新日本・2/14両国国技館大会 [ 芸能NEWS ]
ボマイェがまったく認められていないことに驚く。
※以下にあとで画像を追加します。
とにかくメインの中邑VS中西には大満足。
TAJIRIは新日本参戦に一区切りか?
■ 2/14(日) 17:00 東京・両国国技館 [ 新日本プロレスオフィシャルWEBサイト -試合結果- ]■ 中邑V5に成功! 必殺のボマイェで中西粉砕 棚橋あぁ無惨……矢野制裁直後にまさかの髪切り [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
■ 新日本プロレス「Circuit2010 NEW JAPAN ISM」以上が主な試合結果。
2月14日 東京・両国国技館 (6300人)
▼第9試合=メイン IWGPヘビー級選手権
○中邑真輔(18分24秒 ボマイェ→体)●中西学
※王者・中邑が防衛
▼第8試合=セミ
○棚橋弘至(14分4秒 ハイフライフロー→片)●矢野通
▼第7試合 ハードコアマッチ
○田中将斗(15分45秒 鉄パイプ入りスライディングD→片)●後藤洋央紀
▼第6試合 IWGPタッグ選手権
○内藤、裕次郎(10分27秒 リミット・レス・エクスプロージョン→片)●テハノJr、テリブレ
※王者・内藤組が防衛
▼第5試合
○永田裕志(4分42秒 腕折り)●TAJIRI
続いて主な試合後コメント。
▼第1試合
GENTARO「悪いね。負けたのが俺だけでさ。でも新日本Jr.、ちょっと末期的な状況が見られるからさ、俺達みたいのがちょっと入って、ひと暴れしたほうが新日本のためになるんじゃないの?」
▼第2試合
外道「(『ミラノの思いを受け止められたか?』)聞くな! コノヤロー!!」
▼第3試合
長州力「無我夢中でやってますよ。相手デカいし。(『リキラリアットでバーナードを弾き飛ばしたが?』)ダメですよ、力ないですよね。あんまり力が入らなくなってきた」
※この日の長州はブランチャ放つなど大ハッスル。
▼第4試合
永田裕志「(グリーンミストを2発浴びた事について)2度目はちょっと自己防衛しましたよ。目の位置をちょっと動かす事で。これだけ毎回毎回かけられていたから、バカでもそういう策は思い浮かびますよ。でも、今日の1番の収穫は、TAJIRIの表情から怒りを感じれた時だな。それを感じて満足だった。その上で叩きのめしたというのは、確かに俺の土壌に引きずり込んだんじゃないかと」。
TAJIRI「お互い取り合ったという意味では、これで1勝1敗ですよね? しかしね、強い。新日本の選手はとにかく強いよね。言っておくけどね、自分が新日本より凄いとか言い張るつもりはないよ。ただ、やっぱね……俺も永田さんもお互い進むべき道が違うね。その途中でちょっと、たまたま道がクロスしたような闘いだったかな。だからもしかしたら、お互い忘れた方がいいかもね。お互いの道を突き進んだ方がいいかも。それが正直な手応えですね。それと、自分から永田さんに突っかけておいて何だけど、やってる途中、棚橋弘至が懐かしくなったよね。(『次は、棚橋を狙う?』)いや、そういう単純なことではなくて」。
TAJIRI「しかし、やっぱりストロングスタイルもアメリカンスタイルもメキシカンスタイルも、全部プロレスっていう広い宇宙を構成するパーツなんだよ。だから、1つにこだわっていくことは、その宇宙を小さくすることなんだ。そういうことを僕は言いたかったんだ。だから、僕はアメリカンスタイルじゃなくてTAJIRIスタイルだし、永田裕志もストロングスタイルじゃなく永田裕志スタイルでしょ? もう、なんかストロングスタイルを守るとか、そういう闘いは古いなぁ。そういうのは『G1』に参戦した時点でとっくに終わってるんだよ」→全文
▼ミラノ・コレクションA.T
「そうですね……今日、予定が詰まっている人達もいて、今日の朝一番で全日本プロレスで頑張っている稔さん、ブラザーからも花束を頂いたり……たくさんの餞別をいただいて」。
「(『ミラノ選手の第二の人生は、ハヤブサ選手と始まる?』)東洋医学の技術を学んで勉強してる最中なんですけど、凄い先生と出会えたので。東京の一番弟子としてやってます。ウチの先生と出会って、これは凄いと思って。その人は脳梗塞で身体が動かなかった人をゴルフができるくらいに回復させましたし。そこにハヤブサさんを連れて行ったんです。そこで3回施術を受けたんですけど、3回目で、今までできなかったのに、うつぶせからあおむけになれるようになって。で、6回目の施術で、うつぶせでまったく動けなかったのが、四つんばいにもう少しでなれるくらいまで治ってきたんです。今、先生と自分も協力させてもらって、二人体制で施術させてもらってるんですけど」→タイチとのやりとりなど全文
▼第6試合
裕次郎「俺達の時代が来たよ。今日は、防衛戦というより、ただ俺達がアイツらに同じ事をやり返したかっただけ。それだけだよ。スゲェスッキリした」
※会見中にバーナード&アンダーソンが現れ挑戦表明。
▼第7試合
田中将斗「もう後藤はええんちゃう? アイツもくやし無いんちゃう? 俺の頭タンコブだらけやで? あんなに思い切りブン殴って。完璧に負けて。くやし無いんちゃうか? だから、後藤のこと考えても仕方ないし、俺が考えることじゃないやろ? 俺は俺で何処に行こうか、次のステップを考えるしね」。
▼第9試合
中邑真輔「正直、厳しかったです。あのパワー、あの体、俺には無い物をいっぱい持っている。(『戦前、野生に帰れという発言もあったと思うが?』)野生に帰れなんて言ってないでしょ。本物の感情を持ってこいと言ったんですよ。いつもそうだ、カール・ゴッチとか、坂口征二とか、誰かの肩を借りてリングに上がろうとするな。自分自身を信じてみろ。何の着色も無い中西学の方が、俺は怖いよ」。
ミラノさんは東洋医学を学ぶんですね。なんだか信じられないぐらいの効果ですが、身につけるにはかなり時間がかかりそう。大変な道のりだと思いますが、ハヤブサさんと共に頑張ってほしいものです。
TAJIRIのコメントは新日本参戦を総括しているようにも聞こえる。
■ さらば、白眼のおじちゃま [ JapaneseBuzzsaw.com プロレスラーTAJIRI 公式サイト ]
ブログには、これで新日本参戦を一区切りにするような発言も。どうなりますか。
中邑真輔は苛立ってる感じ。スポナビのコメントを読むと会見のピリピリムードが伝わってきます。
インタビューする側も迂闊なことは聞けない。
中西学博覧会
簡単に感想。メインの中西・大爆発ぶりに大拍手。理屈抜きに圧倒される。
みんなが見たがっていた中西学がそこにあった。
もう、イイ試合かどうかって次元ではないでしょう。中西学博覧会と化していた。
感動や試合内容では昨年のvs棚橋(後楽園・大阪)の方が上かもしれないが、その弾けっぷりだけなら今回の方が上かもしれない。
頭より先に身体が動く。「えっ」と驚くようなタイミングでクロスボディ。もちろん、得意のパワー技も出る。もう中西から目が離せないのだ。
話題になった「荒鷲掴み」、その先にあったのは片逆エビ。でもこれが、ガッチリ極めまって説得力十分。アキレス腱、膝、股関節と極めている。私はこれを含めた脚攻めが「中西御殿」かと思ったが・・・その謎は未だ明かされず。
でも、試合を見ながらそれを探っていくことが、また楽しみの一つになっていたから面白い。
中邑真輔の受けっぷりもお見事。なんだかんだ言ってボマイェが定着したからこそのストーリーでした。
でも次は「ボマイェ返し返し返し」が待っている(はず)。脚は2本ですから、両足掴めばその先はないっ! 中西学ならそれができる。
いや、見なかった人は損しちゃいましたね。
もっと多くの人に見てもらいたかったものです。
この日、残念だったのは客入り。東西南北4面を使用していたとはいえ、ビックりするほど2階席は入ってなかった。約5~6割。招待券を少なくしているとも聞きますが・・それにしても。
理由はなんなんでしょう?
ドーム後の両国が苦戦するのは分かりますが、1月末の後楽園・ディファの連戦は超満員だったわけで。
昨年の「中邑真輔vs棚橋弘至」の両国もイマイチでした。
1万人クラスの会場に来るファン層まで届いていない。
個人的には・・・カードがまだ弱いのかなぁ、と思う。
新日本のマッチメイカーはこれでいけると思っているだろうけど、セミに矢野通がシングルとか、日本では無名のメキシカンがタッグ王座挑戦とか、決定的なマイナスではなくても、ドーム後などの他の要員と重なって、足を運ぶまで至らなかった。
棚橋vs矢野もストーリーはしっかりできているんですが・・・。
まぁ、重いカードを並べるのもいろいろ問題ありますが…。ホントはメインカードの一本勝負で満員になるのが理想なんだが。
あとはノア・全日本の協力がないことも大きいのか。
新日本はアンケートをTwitterやサイトで呼びかけてみてもいいのでは。
「なんで、あなたは両国に来なかったんですか?」。
来場者へのアンケートはよくありますが、来なかった人を対象にするアンケートもウェブならできそう。
大会日程を見ると今年は4月の両国大会は行われないようです。昨年は4月5日に開催。
大会感想いろいろ
まずマスコミ系から。■ イタリア革命第2章に幸あれ [ maikai ]
■ 素の「風香」に素の「野人」に素の「美人」……!? 風香のレスラー魂と中西の大爆発にシビれた2日間 [ kamipro.com | 金沢“GK”克彦のこちらプロレス村役場ドットコム ]
■ ミラノコレクションA.T.引退セレモニー [ 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE/Ken@suzuki.txt ]
■ 第72回 君は中西御殿を見たか [ 三田佐代子の猫耳アワー ]
続いてファンの方の観戦記。
■ 【新日本】ミラノコレクションA.T.、胸を張って第2の人生へ。 2・14両国国技館その1 [ 気まぐれグダグダ「プロレスファン」生活 ] / その2
■ 新日本・両国大会!オレ的生観戦記 [ 今井田智のオフィシャルブログ 【魂込めて!新日本プロレス!!】 ]
■ 新日本プロレス観戦・前編 [ ダイアリング・ライフ ] / 後編
■ 新日観戦記 [ Parsonal-Journal ]
大会自体は概ね好評
こちら↓は2chのまとめ。
■ 【プロレス】中邑真輔vs.中西学のIWGPヘビー級選手権、棚橋vs.矢野、後藤vs.田中、永田vs.TAJIRIなど 新日本・2/14両国国技館大会 [ 芸能NEWS ]
ボマイェがまったく認められていないことに驚く。
※以下にあとで画像を追加します。
■ 「中西学の大爆発は満員の両国で見たかった…~2.14 新日本・両国コメント集など」に関する情報は
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カテゴリ: 新日本プロレス | 2010-02-18 | 投稿者:杉