ようやく今年初のK-1興行開催。代々木第2でK-1MAX63㎏級トーナメントが行われました。
　地上波ＴＶ中継はナシ。Youtube、USTREAM、ニコニコ動画などネットで無料中継されました。
　自分は前半と準決勝以降を視聴。１回戦のうちを3試合見れませんでした。

佐藤嘉洋、ラスト10秒で猛ラッシュ

■ K-1 OFFICIAL WEBSITE | FIGHT FOR JAPAN『MAGES.presents K-1 WORLD MAX 2011 ～-63kg Japan Tournament Final～』
■ K-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japan　Tournament FINAL ［ スポーツナビ｜格闘技｜K-1｜速報 ］
■ 今年最初のK-1は全試合判定決着！接戦の-63kgトーナメントを制したのは久保！佐藤もクラウスに三度目の正直で勝利 ［ バトル・ニュース ］
　大会結果はこちらでご確認を。
　昨年の同階級トーナメントは年間ベスト興行級の大盛り上がり。
■ 2010年7月7日：激戦続きでK-1・63キロ級大爆発～しかし裏ＭＶＰ・才賀紀左衛門はTBS中継でまったく目立たず… ［ プロレス専門BLOG：ブラックアイ２ ］
　準決勝に進出した18才の現役高校生・野杁正明が健闘。優勝した久保に体格差もあったが最後まで食らいつく。一番印象に残った。
　ワンマッチに登場の“青義軍”佐藤嘉洋は、「判定決着か」と誰もが思ったところから、なりふり構わずパンチを振り回しアルバート・クラウスとシバキ合い。「このままじゃマズイ」という気持ちが見えたラッシュでした（試合は佐藤が判定勝ち、クラウスはジャッジに納得いかず）。

　それなりに好試合も多かったように思うが、やはり「Ｋ－１」として見ると物足りない。
　それより前に、“煽り不足”から来る試合への興味の薄さが問題か。
　この日は煽りＶもナシ。映像の実況・解説は英語で、3人目の解説・谷川EPだけが日本語でしゃべっていた。
　ただでさえ情報不足なのに、これじゃ感情移入するのは難しい。

　プロレスもそうですが、苦しいときは試合内容に頼りがち。イイ試合をする分にはお金がかからない。
　でも試合内容だけで売るのは難しい。残ってるファンを満足させることはできても、外へ広げていくには時間がかかる。
　特にＫ－１は「対世間」があってことそ。次回はいろいろ仕掛けてほしい。

　ちなみに、この日はこんなことも。
　大会オープニングでファイヤー原田選手が、日本語と英語で見事なスピーチを披露したのだが…。
■ Twitter / @K1_Tany: とにかく台無しはファイヤー原田。あれはデオチのつもり ...

　とにかく台無しはファイヤー原田。あれはデオチのつもりで、噛んだところでヒーロー流して終わるつもりだったんだけど…あそこまで完璧に読むなんて…あれで興行のリズムが狂った気がする。

　成功したのにそんな（笑）。

長島☆自演乙が8月にK-1参戦？

　今後のＫ－１、日程が“一応”発表された。でもホントに“一応”で正式決定はナシ。
■ スポーツナビ｜格闘技｜K-1｜速報

　第２試合後、８月３１日に開催される７０ｋｇトーナメントに出場する横山剛、松倉信太郎、中島弘貴、城戸康裕、山本優弥、長嶋☆自演乙☆雄一郎がリングに上がり、それぞれ挨拶を行った。

　8月31日となっているが、正式決定ではないらしい。会場は有明コロシアム？
　プロレス参戦中の長島☆自演乙☆雄一郎も登場。しかしマイクの内容は。

自演乙「しっかり練習して、またいつか帰ってきたいと思います」。

　これからトーナメント出る人の発言ではない。
　そのあとのツイッター。
■ Twitter / @jienotsu: オファーまってますwwRT @Zero1_Fos 【 ...

　オファーまってますwwRT @Zero1_Fos 【追加発売中】7/3破壊王7回忌特別興行：プロレスラー：後楽園ホール | http://zero1-news.blog.players.tv/article/46340675.html

　まだプロレスはやる気。なんだかだまし討ちでも食らったみたいですね…。
　
　また、リングに上がった他の選手の中には、近い時期にKrush出場が決まっている方も。
■ 「Krush」7.16後楽園 卜部弘嵩がWBCムエタイ王者と激突! ［ Krush公式ブログ ］
　相変わらずバタバタ。こういう姿勢は反感買うなぁ…

　今後の日程については前日会見で。
■ 【K-1MAX】8月下旬に－70kg級トーナメントを開催!?谷川EPが今後の日程について言及 ［ GBR ］

　谷川EPによると、8月下旬に有明コロシアムでK-1MAX -70kg Japan Tournamentを開催。明日の大会中に何名かの日本人出場メンバーがリング上であいさつを行うという。

　10月下旬～11月上旬には世界トーナメントを予定しており、「アメリカ代表はベニーユキーデ、ヨーロッパはラモンデッカー、タイはディーゼルノイ、中国はブルースリー、日本は藤原敏男（現藤原ジム会長）といったような『四角いジャングル』（格闘技漫画）を思わせるような世界トーナメントをやりたいですね」とした。そして、例年開催のK-1甲子園は8月下旬に東日本大会、9月上旬に西日本大会、11月上旬に決勝大会を行う予定。

　また、震災の影響などで遅れていたK-1新体制の発表については「7月中にでも発表したいと思います。それと併せて9月末～10月頭に中国で行うK-1ワールドグランプリ開幕戦についても発表したい」と説明。

　ん？ベニーユキーデ…？
　とにかくMAXもワールドもトーナメントは行う予定。

ＩＧＦ参戦選手に言及

　Ｋ－１選手が続々参戦しているＩＧＦについても言及。
■ 【K-1MAX】8月下旬に－70kg級トーナメントを開催!?谷川EPが今後の日程について言及 ［ GBR ］
■ ラストマン・スタンディング【ティト・オーティス】 ［ OMASUKI FIGHT ］

　レイ・セフォー、ジェロム・レ・バンナ、ピーター・アーツといったK-1ヘビー級ファイターがIGF（イノキゲノム フェデレーション）が参戦を表明しているが、「セフォーはK-1に上がるのは難しいが、バンナ、アーツはIGFに出ないと言っていました」とコメントした。

　バンナは7月の大会に参戦が決定済み、カードも出ているのだが…。
　そう言えば、7月のIGFはバンナの相手が1日2試合する変則カード。
■ 7.10 IGFチャンピオンシップ・トーナメント対戦カード発表～バンナの相手は1日2試合の変則日程 ［ －プロレス専門BLOG：ブラックアイ２－ ］
　バンナが来なければセフォーvsエリックハマーが準決勝スライドか。
　もしかしてバンナ不参加を知って変則的なカード組んでたりして。
　まぁでも、今となっては谷川さんの言うこともあまり信用できませんね…。

　 カテゴリ: K-1　｜　2011-06-26　｜　投稿者：杉