2009-10-14
マイナスからのスタートを自覚してるのかな?~ハッスル・ジハード2009感想
高田総統消滅後、新体制となって初のビッグマッチ「ハッスル・ジハード」、その感想を一応書いておく。
随分、日にちは経ってしまったし、感想と言っても文句ばかりしか出てきそうにないのでw止めようかとも思いましたが、速報で予告してしまったこともあるので・・・。
■ ムタ降臨、キングRIKIに毒霧噴射!ハッスル覇権争奪戦の決着はクリスマスへ [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
■ ハッスル・ジハード2009、速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
見終わって「うーん・・・」と言葉が出ない。またも新生ハッスルがどうなるのかは分からずじまい。
勝ち抜き戦になった時点でキングRIKIが試合をしないことは予想ができた。それをどう裏切るか、もしくはRIKI以外の何かでインパクトを残し、観る側の予想を超えていくのか。その辺の勝負かと見ていたが・・・。結局、そのまんま。
両国という舞台で「予告編」をやってしまうほど、今のハッスルに余裕があったとは。
試合内容を重視し始めたという声もあるが、勝ち抜き戦というゲーム性の高い形式では、試合内容の印象はどうしても薄くなる。
川田と高山の対戦に「おっ」と思ったぐらいのもので、面白い組み合わせや意外な登場順もほとんどなく、残った感想は「長州、強いなぁ」ぐらい。
連続ドラマはもともとのハッスルの大きな売り。
バッドエンディングも先のビッグイベントへ向け、「溜め」として我慢することを学習させていただきました。
でも、今の新体制ハッスルは、立ち上げ以降に何も見せていない。
絶賛された坂田夫妻の「ラブ・アンド・ハッスル」も過去のこと。新体制として貯金どころか、総統離脱ショックの借金を抱えてスタートしている。
“不安”だけが先行するなかで、それを増幅させるような内容。強気…と考えていいのか。
ハッスルマニアの成功に直結するこの大会こそ、不発は許されなかったと思うのだが。
暇でモてないプロレスファンと言えど、クリスマス(平日の金曜日)に会場まで足を運ばせることは大変です。
友人や彼女に勧めるのは…ちょっと勇気がいるのではないか。
この日の客席を見ても、前振りと豪華なキャストだけじゃ集客できないのは分かったはず。これまでのハッスルだってメンバーが豪華だから客が来ていたわけではない。
エンディング後の妙な置いてけぼり感も気になった。ここまで物足りなさが残った大会は珍しい。
そこに、高田総統がいないことの大きさを思い知らされます。
ダメダメな興行であっても、総統劇場で盛り返すという大会は何度かあった。
キングRIKIも存在感はあるんですが・・・。
いやぁ・・・マニアを前に、もっと大胆な改革が必要ではないかと心配になってしまう。
なんとなく、RIKIはそれほど長くハッスルにいない気もするし。マニアでは試合をすることになると思うが・・・3WAYという形式からして、「またスカされる」という予想は出てきてしまう。
そんな予想を押さえ込むような何かを前振りで出せるのか? マニアまでに行われる大会で何とか盛り返していただきたい。
なんだか本気でのりぴーに交渉しそうで恐い(笑)。
マグナムはキングRIKIより前に、長州力にリベンジしないと。
声援も多く飛び、DDTのファンも来場していたようだった。
結論から言えば、最後まで会場の空気を掴めずに終わった。
「実は3本勝負でした」「2本目は綱引きで」ぐらいまではイイ感じ。
ハッスルを“メジャー”な舞台とするなら、マッスル坂井の持つ最もメジャーな引き出しが「メチャイケ」における綱引き将軍様。
土9フジのパワーならTAJIRIを瞬殺してみせたのも大納得できるのだ。
しかし、3本目からがどうにもやることが当たらない。
後半からはオーソドックスなプロレスで勝負しバゾソーキックに玉砕。
前半・お笑いでエンディングがシビアなプロレスという形は興行の「マッスル」でも見られる構成。
TAJIRI戦の1試合で、その世界観を表現してやろう・・・ということはないんだろうけど。
連続のロープワークや、レスリング流のバック取り合いは「練習生」として入門したハッスル道場で習ってきたモノなのか。
でも、観客はそこまで見てないわけで・・・ちょっとフィニッシュ前のハッスルポーズ含めて、いろいろ伝わりにくかったように思う。
うーん、映像でジックリ見れば印象が変わるかもしれないが・・・客席がそれほど沸かなかったのは事実。
どういう思惑があっての試合だったのか、裏では何か制約があったのか。
どこかで話が聞けたらいいが。
というか、まだハッスル参戦は続くのですかね? 試合だけ見ると、あれで完結って雰囲気もあったと思うが。
もうちょっと残ってもらって、印象を変えるインパクトを残してもらいたいものだが…。
今回は大一番に向けての「溜め」と考えておく。
随分、日にちは経ってしまったし、感想と言っても文句ばかりしか出てきそうにないのでw止めようかとも思いましたが、速報で予告してしまったこともあるので・・・。
ハッスルマニアで「キングRIKIvsマグナムvsムタ」
■ 新生ハッスルのジハードはX'mas両国大会に向けた予告編!?M坂井はハッスルでマッスル [ angle JAPAN ]■ ムタ降臨、キングRIKIに毒霧噴射!ハッスル覇権争奪戦の決着はクリスマスへ [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
■ ハッスル・ジハード2009、速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
10.10 ハッスル/東京・両国国技館 (6910人)
[メ]5vs5シングル勝ち抜き戦
○長州力(2分4秒 サソリ固め)●マグナムTOKYO
※キングRIKI軍が2人残しで勝利
見終わって「うーん・・・」と言葉が出ない。またも新生ハッスルがどうなるのかは分からずじまい。
勝ち抜き戦になった時点でキングRIKIが試合をしないことは予想ができた。それをどう裏切るか、もしくはRIKI以外の何かでインパクトを残し、観る側の予想を超えていくのか。その辺の勝負かと見ていたが・・・。結局、そのまんま。
両国という舞台で「予告編」をやってしまうほど、今のハッスルに余裕があったとは。
試合内容を重視し始めたという声もあるが、勝ち抜き戦というゲーム性の高い形式では、試合内容の印象はどうしても薄くなる。
川田と高山の対戦に「おっ」と思ったぐらいのもので、面白い組み合わせや意外な登場順もほとんどなく、残った感想は「長州、強いなぁ」ぐらい。
連続ドラマはもともとのハッスルの大きな売り。
バッドエンディングも先のビッグイベントへ向け、「溜め」として我慢することを学習させていただきました。
でも、今の新体制ハッスルは、立ち上げ以降に何も見せていない。
絶賛された坂田夫妻の「ラブ・アンド・ハッスル」も過去のこと。新体制として貯金どころか、総統離脱ショックの借金を抱えてスタートしている。
“不安”だけが先行するなかで、それを増幅させるような内容。強気…と考えていいのか。
ハッスルマニアの成功に直結するこの大会こそ、不発は許されなかったと思うのだが。
暇でモてないプロレスファンと言えど、クリスマス(平日の金曜日)に会場まで足を運ばせることは大変です。
友人や彼女に勧めるのは…ちょっと勇気がいるのではないか。
この日の客席を見ても、前振りと豪華なキャストだけじゃ集客できないのは分かったはず。これまでのハッスルだってメンバーが豪華だから客が来ていたわけではない。
エンディング後の妙な置いてけぼり感も気になった。ここまで物足りなさが残った大会は珍しい。
そこに、高田総統がいないことの大きさを思い知らされます。
ダメダメな興行であっても、総統劇場で盛り返すという大会は何度かあった。
キングRIKIも存在感はあるんですが・・・。
いやぁ・・・マニアを前に、もっと大胆な改革が必要ではないかと心配になってしまう。
なんとなく、RIKIはそれほど長くハッスルにいない気もするし。マニアでは試合をすることになると思うが・・・3WAYという形式からして、「またスカされる」という予想は出てきてしまう。
そんな予想を押さえ込むような何かを前振りで出せるのか? マニアまでに行われる大会で何とか盛り返していただきたい。
なんだか本気でのりぴーに交渉しそうで恐い(笑)。
マグナムはキングRIKIより前に、長州力にリベンジしないと。
マッスル坂井、ハッスルデビュー
ある意味、この日最大の注目だった「マッスル坂井・ハッスルデビュー戦」。声援も多く飛び、DDTのファンも来場していたようだった。
[2]マッスル坂井ハッスルデビュー戦:変則3本勝負
○TAJIRI(2-1)●マッスル坂井
<1本目> ○TAJIRI(0分21秒 横入り式回転エビ固め)
<2本目> ○坂井(0分2秒) ※綱引きルール
<3本目> ○TAJIRI(12分26秒 バゾソーキック→片) ※墨田区ブルロープデスマッチ
結論から言えば、最後まで会場の空気を掴めずに終わった。
「実は3本勝負でした」「2本目は綱引きで」ぐらいまではイイ感じ。
ハッスルを“メジャー”な舞台とするなら、マッスル坂井の持つ最もメジャーな引き出しが「メチャイケ」における綱引き将軍様。
土9フジのパワーならTAJIRIを瞬殺してみせたのも大納得できるのだ。
しかし、3本目からがどうにもやることが当たらない。
後半からはオーソドックスなプロレスで勝負しバゾソーキックに玉砕。
前半・お笑いでエンディングがシビアなプロレスという形は興行の「マッスル」でも見られる構成。
TAJIRI戦の1試合で、その世界観を表現してやろう・・・ということはないんだろうけど。
連続のロープワークや、レスリング流のバック取り合いは「練習生」として入門したハッスル道場で習ってきたモノなのか。
でも、観客はそこまで見てないわけで・・・ちょっとフィニッシュ前のハッスルポーズ含めて、いろいろ伝わりにくかったように思う。
うーん、映像でジックリ見れば印象が変わるかもしれないが・・・客席がそれほど沸かなかったのは事実。
どういう思惑があっての試合だったのか、裏では何か制約があったのか。
どこかで話が聞けたらいいが。
というか、まだハッスル参戦は続くのですかね? 試合だけ見ると、あれで完結って雰囲気もあったと思うが。
もうちょっと残ってもらって、印象を変えるインパクトを残してもらいたいものだが…。
今回は大一番に向けての「溜め」と考えておく。
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カテゴリ: ハッスル | 2009-10-14 | 投稿者:杉