3．1日本武道館で復帰、対戦カードは未定

　『 The Second Navig. '09』 最終戦 3/1（日）日本武道館での小橋建太選手の復帰が決定いたしました。
　対戦カードにつきましては決定次第お知らせ致します。

■大会概要
・日時：3月1日(日)16時開場、17時試合開始
・会場：日本武道館

＜チケット＞
・アリーナS席…15,000円
・アリーナA席…10,000円
・1階スタンド席…7,000円
・2階スタンドS席…5,000円
・2階スタンドA席…3,000円

昨年11月に「春の復帰は白紙」の報道もあったが・・・

小橋建太、復帰戦までの道のり

　2006年6月29日：右腎臓に癌が見つかり欠場へ。
　2006年7月6日：手術成功。後に膝の手術も行う。
　2007年12月2日：546日ぶりに復帰（三沢＆秋山vs小橋＆高山）。
　2008年9月9日：右腕遅発性尺骨神経麻痺、両肘関節遊離体により手術を行い、再び長期欠場。
　2008年11月29日：右肘再手術。「来春復帰は白紙」の報道。
　2009年1月25日：3月の復帰発表。

　９月に行った尺骨神経マヒの手術で、右ひじに埋め込んでいたボルトが悲鳴を上げた。１１月１３日の検査でボルトが外れてきていることが判明。２７日の再検査でさらに悪化し、佐々木良介主治医からも「このままではあと４、５日でボルトが皮膚を破いてしまう」と警告され、２９日にボルト除去の緊急手術を行った。

　ボルトが外れるケースは異例で、当初、体内に残したままの復帰を考えていた小橋には痛恨だった。「リハビリも順調に進んでて、春ぐらいまでに復帰できるかと思ってたけど、また上半身の練習もできなくなったし、今は何も考えられないね」と表情を曇らせた。

　そして、２５日のノア後楽園大会のリング上から「３月１日、武道館で復帰することに決めました。あと１カ月、最高のコンディションでリングに上がりたいと思います」と復帰を宣言した。

　医師とも相談した結果、復帰の日を決めたという小橋は、２１日の横浜赤レンガ倉庫大会で三沢光晴社長に復帰の意思を報告。この日、正式発表に至ったという。まだ手術をした右腕は握力が戻っていない状態だというが、「試合に出てる方が感覚を取り戻すのが早い」とリハビリよりもトレーニングよりも、もっとも効果的な「ファンの声援」を薬代わりに、リングに上がりながら完全復調を目指すと語った。