いよいよ3日、0時超えて正確には2日後になったハッスルマニア2008、全カードも発表され、あとは大会を待つだけとなった。
　正直言って、昨年の大晦日は失敗。
　山口社長は「最後のチャンスかもしれない。その覚悟で勝負する」と語る。

ゼウス、大阪プロレスには継続参戦

　まずは、クリスマス興行の出来事まとめから。
■ ハッスル・ツアー2008～12.24 クリスマスSPpart.1～ ［ スポーツナビ ］

12．24　後楽園ホール

• 闘龍門メキシコのレイ大原（大原はじめ）が初登場。KUSHIDAと抗争か。
  
• HGの背中のモンスター軍マークが消える。体力が回復したから？
  
• ジャイアント・シルバに大苦戦のＲＧを助けるためナットーマンが登場も・・・入場に時間かけすぎか、リングへ着く前に試合は終わる。
  
• 第2のインリン様オーディション、まさかの全員不合格。
  
• 泰葉登場。CDを破壊しちあアンジョーに対戦要求。
  
• 翌日の大会で川田vsゼウス決定。

■ ハッスル・ツアー2008～12.25 クリスマスSPpart.2～ ［スポーツナビ ］

12．25　ハッスル／後楽園ホール

• オープニングにオバマ大統領（デンジャラス）登場。
  
• 不仲も噂されたHGとアラン黒木、タッグで好連携披露。チームワークに問題なし。
  
• 応援ボードコンテストにナットーマン登場。出番これだけ。
  
• ゼウスがハッスルから旅立つことを宣言。
  
• グレート・ムタが登場。

　試合の結果はリンク先で確認を。
　いや・・・ゼウスは勿体ない。離脱を宣言したあとの大ゼウスコールは嬉しくもあり辛くもあり。

　今日の大阪プロレス結果を見ると、ゼウス関連で動きがあったようです。
■ ゼウス、ヲロチ完全決着！！ ［ 大阪プロレス.COM - 試合結果 ］

　■スペシャルシングルマッチ６０分１本勝負
　○ゼウス（１７分４５秒　ジハード→片）●ヲロチ
※セコンド介入し放題の試合を、正規軍のフォローを受けヲロチから完全勝利したゼウス。ゼウスは黒服を呼び止め、黒服の正体はボディビルダーの倉川昇で、自身がボディビルダーだった頃から尊敬していた人物であると明言する。ゼウスは「その倉川さんがなんでルード側におんねん！プロレスやりたいんやったら俺に声かけてくれればええのに！今からでも遅くない、こっちに来て俺と一緒にやらないか？」と誘いかけるが、黒服は中指を立て挑発。これにゼウスは「そうやったら、あんたのデビュー戦は俺が引き受ける！大阪ハリケーン２００９の舞台、あんたに相応しいやろ！返答まってるからな！」と大阪ハリケーン２００９での対戦を要求。黒服はこれにどう応えるのか！？

　先輩のボディビルダーが登場。「大阪ハリケーン」はいつ開催でしょう？　例年だと2月かな？
　ストーリーが続くということは、大阪プロレスでの活動は続行なんですね。そちらが中心となるのでしょうか？
＜追記＞「大阪ハリケーン2009」は2月15日に府立第一で開催。その大会でゼウスは「重大発表する」と予告があったそうです。
　※hazelさん、情報ありがとうございました。

　その他では「川田父」のインパクトが凄まじい。
　ムタとの前哨戦で完全に声援で上回っていた（笑）。
　初日の泰葉登場は見ていませんが、それほどのインパクトは残せなかったとも聞きます。今や川田父が一番旬？

　一方ではこんな噂も飛び交ってます。
■ 高田総統、“対ムタ用”最終兵器をマニアに投入！エスペランサー、高田将軍を超える闘う化身とは一体……!? ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ］
　デイリーにも同じ情報は出ていましたが、もう公式サイトにアップされたんだから何かあると見ていいんでしょう。化身対決はいつかあると思ってましたが・・・。
　とにかくお父さん、マニアまでお体に気をつけて。

泰葉は第3ハッスル

　マニアの全カードはこちら。
■ 今年最後にして最高の大一番まで待ったなし！12・30『ハッスル・マニア2008』全対戦カード＆当日券情報!! ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ］

■『KYORAKU presents ハッスル・マニア2008』
12．30　有明コロシアム

　［１］小路二等兵＆赤鬼蜘蛛＆レイ大原 vs TAJIRI＆KUSHIDA＆＼(^o^)／チエ
　［２］ドクター中松からの刺客＆ニセHG＆人狼 vs HG＆アラン黒木＆RG
　［３］アン・ジョー司令長官 vs 泰葉
　［４］ザ・モンスター℃ vsハッスル黄門
　［５＝セ］シャープ兄弟（ダイナ＆マイト） vs 天龍源一郎＆越中詩郎
　［６＝メ］“モンスターK”川田利明＆川田父 vs グレート・ムタ＆ボノちゃん

　メインと泰葉の2本で勝負ですね。
　泰葉さんは第3ハッスルということですが、まぁ、テレビでは関係ないし、終わったら休憩を入れたいのでしょうね。
　正直、いまだに泰葉さんの試合は読めません。おそらくタッグになるだろう、という予想も外れた。
　もう全てはハッスルにお任せ。度肝を抜いてください。

　ハッスル公式サイトにupされている山口社長のインタビューの一部を引用。
■ マジでハッスルする12・30『ハッスル・マニア2008』直前!!　山口日昇ハッスル代表インタビュー ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ］

――なるほど。ちょっと話がそれますが、昨年の『ハッスル祭り2007』が中途半端に終わった感じがしたというのは、具体的にどういう部分ですか？

山口　『ハッスル祭り2007』は、“プロレス界で初の大晦日ゴールデンタイム放送”ということを打ち出そうというテレビサイドの意向もありましたし、我々もそれに乗っかったものだったんですね。

――たしかに「プロレス大会」という色が強かったですよね。

山口　でも我々が打ち出すべきものはやっぱり、いい意味でもプロレスじゃなかったんですよ。そこからして中途半端だった。いまの時代の中では、プロレスというものの定義が曖昧すぎるし。我々が世間に打ち出すのは、約5年間培ってきたファイティング・オペラ、つまりは「闘いの作品」という部分。そこを自信を持って打ち出したい。「作品」というと高尚すぎる表現だけど、要はハッスルを見た人が喜んだり、怒ったり、悲しんだり、笑ったりしながら、楽しんでくれればいいなぁと思うんです。だから今年は、プロレスという概念に一切とらわれず、さらにそこにライブでも番組でも通用する一本のテーマを持って世の中に打ち出したいという気持ちが強いですね。これまでも、ハッスルというのは一大会一大会すべてにテーマを持ってやってきたつもりなんですけど、そこの部分を照れずに……大晦日のゴールデンタイムであろうが深夜帯であろうが早朝であろうが、もうこれからは臆することなく、我々の積み上げてきたことを打ち出したいですよね。

　確かに昨年の「ハッスル祭り」は、芸能人投入こそあったものの…まぁ、プロレス寄りではありました。
　「坂田vsエスペランサー」はハッスルでしかできない世界。
　正直、昨年の「川田vsジャイアント白田」は私的に「バツ」。芸能人がプロレスの技に耐えて頑張った、と言われても困る。
　泰葉さんにはハッスルラーとして闘って欲しい。

　でも、泰葉vsアンジョー以上に重要なのはメインでしょう。
　同じ興行内で「注目カードが内容で勝負！」なんてのは、定番のアレで申し訳ないのだが、やっぱり泰葉さんはイレギュラーな存在で、本当のハッスルワールドを見せるのはメインです。
　翌日の話題が泰葉で独占されたとして、僅かでもメインに引きつけられる人がいれば十分。泰葉目当てを全員引っ張って来なくても、「個人」ではなく「世界観」に面白さを感じてくれる人が少しでも残ればいいんです。

　おそらく、大晦日がコケたら来年のハッスルはヤバイ。
　最後のつもりで頑張りましょ。

　当日は会場で観戦する予定。速報します。

　 カテゴリ: ハッスル　｜　2008-12-28　｜　投稿者：杉