2005-11-20
セーム・シュルトに何が起こった? K-1 ワールドGP優勝
「K-1 WORLD GP 2005 in TOKYO ~決勝戦~」 [ スポーツナビ ]
K-1に棲む魔物が久々に牙をむいた。こんな結末、誰も予想できない。
バンナ・ボンヤスキー・武蔵、本命が次々と消える中、勝ち残ったのは・・・まさかの巨神兵! ペットのへびもお喜びのことでしょう・・・。
優勝までを振り返る。
判定になった1回戦もセフォーは終始フラフラで一方的な内容だった。
今大会に備えて10キロ減量したそうですが、それにしても強すぎ。
シュルトの経歴をオサライ。
最近だとハリトーノフに「コレデモカ」ってぐらいボコボコにされた試合が強く印象に残っている。あの時は「シュルトもここまでか…」と誰もが思ったはずですよね。それがここまで来るとは・・・。
巨神兵は、ついに眠りから覚めたのであります!
本命・バンナは1回戦敗退。
しっかしバンナはGP獲れないねぇ。“番長”は無冠で終わる運命なのか?
バンナ越えの代償は大きく、勝利したアーツは肋骨骨折でドクターストップ。準決勝で敗れた武蔵も1回戦のダメージが深そうだった。
やっぱり「ワンデイ・トーナメント」はハードすぎる。その形を見直すような声も出てきそう。
決勝に残った2人がワンデイ・トーナメントが当たり前の“空手”をバックボーンとしていたのが偶然か?
総評:あんまり期待はしてなかったんですが、ビッグサプライズもあったし、なかなか面白かったんじゃないでしょーか。
K-1に棲む魔物が久々に牙をむいた。こんな結末、誰も予想できない。
バンナ・ボンヤスキー・武蔵、本命が次々と消える中、勝ち残ったのは・・・まさかの巨神兵! ペットのへびもお喜びのことでしょう・・・。
優勝までを振り返る。
11.18 K-1/東京ドーム(58213人)K-1無敗の男が優勝…と言ってもこりゃビックリだよなぁ~。しかもどの試合も圧勝!! 淡々と放つパンチ、巨体が飛んでくる膝蹴り、どれも迫力充分。
[2]1回戦:○セーム・シュルト(判定 3-0)●レイ・セフォー
[7]準決勝:○セーム・シュルト(1R2分8秒 KO)●レミー・ボンヤスキー
[9=メ]決勝:○セーム・シュルト(1R0分48秒 KO)●グラウベ・フェイトーザ
試合後のシュルト・コメント
- (今までは判定での勝利が多かったが、きょうの試合を見ると今までは遠慮して試合をしていたのかと思ってしまうが?)要するに、今年はK-1GPで優勝するんだという気持ちが強かったということです。それと、ファンのみなさんの前でいい試合を見せたいと思ったからですね。
- (裸足なのはなぜ?)ホテルに靴下を忘れてきちゃったんですよ(笑)。
判定になった1回戦もセフォーは終始フラフラで一方的な内容だった。
今大会に備えて10キロ減量したそうですが、それにしても強すぎ。
シュルトの経歴をオサライ。
Semmy Schilt セーム・シュルト2002年は「武蔵→ヒョードル→ホースト→ノゲイラ→ジョシュ」と凄いメンバーを相手にしている。しかもPRIDEとK-1股にかけ。
※名前は、正しくは「サミー・スキルト」と発音するが、大道塾の東孝が「セーム・シュルト」と呼び、それがそのまま定着した。
211cm、112kg、1973年10月27日生
オランダ国・ロッテルダム出身
正道会館所属(2005年から)
1994年 オランダUSA大山空手オープントーナメント優勝
1996年 北斗旗空手道無差別級トーナメント優勝
1996.5 パンクラス初参戦。山田学に勝利。
1996.7 ネオブラッド・トーナメント出場。1回戦で近藤有己に敗れる。
1996.10 柳澤龍志に敗戦(0分51秒、アンクルホールド)。
1997年 北斗旗空手道無差別級トーナメント優勝
1997.2 船木誠勝に敗戦(5分47秒、アンクルホールド)。
1998.1 鈴木みのるに勝利(9分52秒、KO)。
1998.9 船木誠勝に勝利(7分13秒、KO)。
1999.4 近藤有己の保持するキング・オブ・パンクラス王座に挑戦、敗戦(判定)。
1999.9 美濃輪育久に勝利(判定)。
1999.11 近藤有己の保持するキング・オブ・パンクラス王座に挑戦、勝利(2分28秒 チョーク・スリーパー)。第9代無差別級王座に。
2000.4 高橋義生に勝利(7分30秒、TKO)。無差別級王座初防衛。
2000.9 渋谷修身に勝利(8分55秒、TKO)。無差別級王座V2。
2001.5 UFC初参戦。ピート・ウィリアムスに勝利(TKO)。
2001.6 UFCでジョシュ・バーネットに敗れる(アームバー)。
2001.9 PRIDE初参戦。小路晃に勝利(KO)。
2001.11 PRIDEで佐竹雅昭に勝利(TKO)。
2001.12 PRIDEで高山善廣に勝利(KO)。
2002.4 初のK-1ルール。武蔵に勝利(判定)。
2002.6 PRIDEでエメリヤーエンコ・ヒョードルに敗れる(判定)。
2002.8 Dynamaite!において、アーネスト・ホーストとドロー(K-1ルール)。
2002.11 PRIDEでアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに敗れる(三角)。
2003.7 K-1でレミー・ボンヤスキーに勝利(判定)。
2003.12 イノキボンバイエにおいてジョシュ・バーネットに敗戦(3R4分48秒、腕ひしぎ十字)。無差別級王座を失う。
2004.6 PRIDEヘビー級GP2回戦でセルゲイ・ハリトーノフに敗れる(TKO)。
2005.5 K-1パリ・トーナメント優勝。
2005.9 K-1ワールドGP・開幕戦、グラウベ・フェイトーザに勝利(判定)。
2005.11 K-1ワールドGP、優勝!
最近だとハリトーノフに「コレデモカ」ってぐらいボコボコにされた試合が強く印象に残っている。あの時は「シュルトもここまでか…」と誰もが思ったはずですよね。それがここまで来るとは・・・。
巨神兵は、ついに眠りから覚めたのであります!
本命・バンナは1回戦敗退。
[3]1回戦この日のベストバウトでしょう。アーツも頑張った。
○ピーター・アーツ(延長判定 3-0)●ジェロム・レ・バンナ
しっかしバンナはGP獲れないねぇ。“番長”は無冠で終わる運命なのか?
バンナ越えの代償は大きく、勝利したアーツは肋骨骨折でドクターストップ。準決勝で敗れた武蔵も1回戦のダメージが深そうだった。
やっぱり「ワンデイ・トーナメント」はハードすぎる。その形を見直すような声も出てきそう。
決勝に残った2人がワンデイ・トーナメントが当たり前の“空手”をバックボーンとしていたのが偶然か?
総評:あんまり期待はしてなかったんですが、ビッグサプライズもあったし、なかなか面白かったんじゃないでしょーか。
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カテゴリ: K-1 | 2005-11-20 | 投稿者:杉