2007-07-01
ドラゲー に大阪ドームが見えてきた?~7.1 神戸ワールド、結果
CIMAがライガー越え
ドラゲー年間最大イベントの神戸ワールド大会、チョット迷ったんだがPPVを購入(毎年見てるし)。試合時間はリングアナのコールから。聞き間違ってる場合もあります・・・。
今回はちょっと観戦記の書き方変えてみます・・・。
前半戦・・・
岩佐塾からスタート。7.1 DRAGONGATE/神戸ワールド肩をテーピングでグルグル巻きだったYAMATOが途中で完全リタイア。腕が上がらない状態。
[1]戸澤アキラ、○岩佐拓
(7分42秒 熨斗紙→片)●ジャック・エバンス、YAMATO
- 熨斗紙=ゴリースペシャルから後方へのフェースバスター
なんとなく、第1試合でアクシデントがあるとイヤな空気になりがち。それを察したのか岩佐が「ケガがあってもドラゲーの選手はテンション落としません!」とマイク。
しかしやっぱり、この日はいろいろ起こってしまうんだな・・・。
ちなみに、なぜかレフェリーが帽子にランドセルみたいのを背負っていた。新キャラなのかと思ったら、頭にカメラを着けてたようで、ランドセルは映像を飛ばす機械が入ってた。
ただ、あんまりその映像は使ってなかったように思う。
[2]○ドン・フジイ(12分26秒 ナイス・ジャーマン)●黒田哲広黒田はアパッチでお馴染みの熱烈黒田ファンのオバちゃんと一緒に入場。
常連ファンを必要以上に持ち上げちゃうのはDDTとかで問題にもなったが…とにかくオバちゃんは楽しそう。素人イジリは大阪のノリならOKなのかも。関西のTVって視聴者参加番組異常に多い。
試合では黒田&フジイが3階席までかけずり回り湧かせる。
[3]○ドラゴン・キッド、アンソニー・W・森悪徳レフェリー・玉岡が試合出場。しかし、ほとんどはGammaが出ずっぱり。
(9分56秒 マスク剥ぎ→反則)Gamma、●玉岡金太
要所ではスタイルズ・クラッシュやマッド・スプラッシュを決めて「できる」というところを見せつけるが・・・最後の最後でドカン。キッドのウルトラ・ウラカン・ラナで玉岡の体が綺麗に回りきらず、頭からマットに突き刺さる。
カウント2まで進んだところ、Gammaがキッドのマスクをスポっと剥がす(一瞬、素顔露出)。これで反則負け。
ウラカン食らった玉岡は大の字で動かない。かなり心配したが・・・ちゃんと自分の足で立ち上がって帰って行った。首がきつそうではあったが、そのあとも出番はあったので大丈夫そう。
ドラゴン・キッドの動きが素晴らしかった。
[4]ハリウッド”ストーカー市川 暴走十番勝負煽りV、「ストーカー市川と言えばブラックデビル、俺が出るまでもない。ミュージック・スタート!」。
○永田裕志(5分5秒 ミドルキック→片)●ハリウッド・ストーカー市川
市川入場後、かかった曲は「タケチャンマン」。
なんでもやってくれますね・・・。
花道で市川の「ストーカー光線」を食らってダウンしたナガちゃんマンは、スクっと立ち上がるとコスチュームを脱いで(簡単に脱げるよう細工されていた)、お馴染みの青タイツ姿に。
マスクは取らないのかな・・・あ、もう素顔(略
試合が始まると「ツッコミ」に専念。自らネタを振ることはなかった。
最大の見せ場は市川の掟破り・白目アーム・ブリーカー。…しかし白目ができずに変な顔になるだけの市川w
…ここで永田が「こうやるんだ!!」ときたら大感動であったが…やらない。永田さんにとっての「白目」ってパフォーマンスの範疇じゃないのかもしれない。
意外と健闘した市川だが、ミドルキック一発でKO。
試合後、永田裕志は市川の対戦相手を勝手に決定。10月の新日本・神戸ワールド大会で「ストーカー市川vs星野勘太郎」、だそうです。
[5]オープン・ザ・ブレイブゲート選手権ドラゲー(闘龍門)では古株の2人による軽量級タイトルマッチ。
○神田裕之(8分10秒 下克上エルボー→片)●堀口元気
※挑戦者・神田が王座奪取
特別レフェリーは現場監督のK-ness.。玉岡レフェリーを排除するための措置であったが・・・結局、玉岡が途中で介入。2試合前のダメージがあるだろうに大変だ…。試合の終盤には、リングに上がった岡村社長のハイキックをモロに食らってKOされた。
あんまり期待はしてなかったが、最後にハイスパートなドタバタがあったりで予想外に面白かった。堀口のヒールもすっかり板についてる。
[6]IJタッグ選手権:邪道&外道vs斎藤了&横須賀享
邪外はゴミバケツ持参で入場。試合前にベルトをポイ捨て。これを合図にゴング。WARのベルトなんだから邪外も思い入れはあるだろうに…。
試合開始してすぐの花道ブレーンバスターで斎藤がダウン。
横須賀がしばらくローンバトル。邪道のデカさと外道の巧さがムチャクチャ際立ってしまう。
これまでの試合と明らかにリズムが違う。ドラゲーでは技巧派で通ってる横須賀&斎藤でも、邪外が相手では“小僧”に見えてしまう。
終盤、邪道がクロス・フェイス・オブ・JADOを狙う。対戦相手の首に手をやり余裕たっぷりにカッキリポーズ(…これって普段からやってましたっけ?)。
邪道と横須賀がラリアット同士討ちを繰り返す。どう見ても邪道の方が打ち勝っているんだが、最後は横須賀がダウンをとる。そこから夢限(ダブルアーム式変形DDT)、ジャンボの勝ち(ラリアット)と繋いで勝ち。
斎藤、○横須賀(13分9秒 ジャンボの勝ち固め)●邪道、外道解説の藤本記者も「よく勝てましたね」とコメント。内容は邪道・外道が圧倒。
※挑戦者・斎藤&横須賀が王座奪取
[7]望月成晃vs金本浩二
望月念願の対戦。団体最年長の望月が、ベテランの金本に挑む姿を若手に見せよう、という感じか。両者が蹴りの使い手ではあるが、威力では望月が上のように見える。
最後は蹴りの打ち合いで金本が脚をキャッチ・・・若干掴み損ねるが強引にアンクルホールドへ。粘ったが望月タップ。
○金本(14分22秒 アンクル・ホールド)●望月金本マイク「俺の地元でエエカッコするな…」
そこに客から「早く帰れ」とヤジ。金本はマイクを投げ捨てエプロンに出るがすぐ戻る。客にファッ○ユー。
金本「まぁ、気持ちは分かる。待て。モッチー、最高や。面白かった」
望月「金本さんがモッチーと呼ぶのなら、私は金本さんのことをアニキと呼びますよ。アニキ、男は30後半からですよ!」
握手で終了。
[8=セ]オープン・ザ・トライアングルゲート選手権
鷹木信悟&B×Bハルク&サイバーコング vs 土井成樹&M岸和田&YOSSINO
若手新ユニット「ニュー・ハザード」がヒール・ユニット「マッスル・アウトローズ」を挑戦者に迎え撃つ。ドラゲーお得意の6人タッグ。もう多人数タッグなら世界一のレベルかもしれない。
岸和田が冬木弘道チックな奇声ストンピングを見せていたのは謎であったが、試合としてはヒジョーに良かった。
ただ、フィニッシュでドカン。鷹木のラスト・ファルコンリーを食らったYOSSINOは、疑惑のカウント3によって敗れた。
スローで見ると肩は上がってないようにも見えるが…まぁ、その辺はマッスルに出てたプロレス捏造担当のお役人さんに任せるとして、あれは普通ならキックアウトだね。
カウント3はおかしい。
○鷹木、ハルク、コング(19分2秒 ラスト・ファルコンリー→体)土井、岸和田、●YOSSINO負けた岸和田らはレフェリーをイスでボコボコに。手堅いはずの6人タッグがビミョーな空気を残したままメインに繋いだ。
※王者・鷹木組が防衛
※ラスト・ファルコンリー=五輪スラムの体勢から前方に頭から落とす
[9=メ]オープン・ザ・ドリームゲート選手権
CIMA vs 獣神サンダー・ライガー
騎士風のニューコスチュームで登場のCIMA、やっぱり華がある。冷めた会場の空気も一変か。黒コスチュームのライガー、ガウンには「CTU」の文字。
国家吹奏。ゴング。
CIMAコールのなかスタート。序盤に寝技は互角の攻防。この試合最初のロープワークではCIMAが見事なドロップキックで先制。スピードで掻き回したいCIMAだが、花道で垂直落下式ブレーンバスターを食らってダウンすると劣勢に。
ライガーは定石通りの脚攻めで機動力を削ぐ作戦。トライアングル・スコーピオンの入り方から決める変形デスロック、放送席へのニークラッシャー、足4の字などを多彩な足殺しを次々に披露。巧い。
脚攻めから何とか脱出したCIMAは、大技連発でペースを戻す。一度目のマッドスプラッシュは膝剣山で迎撃されるも、トカレフ(フロム・コーナー・トゥ・コーナー)など挟み、2度目には完璧に決めてみせた。
ここから消耗戦。お互い勝負技の連続。
ライガーは雪崩式垂直落下ブレーンバスター、掌打、浴びせ蹴りと続けるが決まらず。トドメのブレーンバスターを切りかえされ、シュバイン→モナリザ・オーバードライブ(スワンダイブ式のローリングセントーン?)と続け、ラストは最終兵器のクロス・ファイヤー(相手の腕をクロスしてのライガーボム)でフィニッシュ。
○CIMA(25分14秒 クロス・ファイヤー)●獣神サンダー・ライガー試合後、ライガーはCIMAにベルトを巻いてやる。これで抗争も終結か。
※挑戦者・CIMAが王座奪取
イイ試合でありました。ただ、フィニッシュはシュバインかマッドスプラッシュの方が好きなんだよなぁ。
CIMA以上に、最後までスタミナが切れなかったライガーも凄いもんです。ベノワ関連のアレも若干期待したが、リング上では全くなし。
長めのマイクを終えたCIMAは、会場内を練り歩きエンディング。
若干、ヤバイ雰囲気もあった大会をCIMAが見事に締めてみせたわけですが・・・過去の大会に比べると大爆発までは行かなかったか。
「対新日本」というのが大会の柱になっていた今大会、ドラゲーというと「新しいプロレス」に期待してしまうわけで、やはり他団体を交えればオーソドックスな展開が多くなる。そこに物足りなさを感じてしまう。
その一方、「ドラゲー(闘龍門)の選手は身内としかイイ試合ができない」というような説もありますし、外様にチャレンジしていきたい気持ちも分かるんです。
近藤修司やミラノやSUWAの評価には間違いなくジェラシーを感じているだろうし。
CIMAがトップに戻って、リセットされるストーリーがどんな形になるかは気になる。
ドラゲーはイケイケの姿勢のようです。
休憩明けの岡村社長マイク今年も大入り超満員、昨年の記録を塗り替えてしまったようで。大阪ドームはわからんけど、大阪城ホールなら十分いけそう。
- あらゆる競技・イベントで神戸ワールドの観客動員新記録達成
- 11月25日、大阪府立第一大会決定。
- 岡村社長「もう、今から(大阪府立大会は)超満員宣言しておきます! 府立があと連続3回満員になったら、次は大阪城ホール!そして大阪ドームでやります!」
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カテゴリ: ドラゴンゲート | 2007-07-01 | 投稿者:杉