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PRIDEはもう忘れろ!―新時代格闘技のミカタ (kamipro books)

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 世界最高峰の舞台は、忽然と姿を消した。あれから格闘技界には、いろんなことがありすぎた。あの輝きはもう二度と戻らない、と人は言う。それでも今日もどこかで誰かが殴り合っている。腕を極め合い、勝ちどきをあげている。それを見守る人もいる。我々には、格闘技を見守り、熱狂する理由がある。
PRIDE機密ファイル 封印された30の計画

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 知られざる最後にして最大のプロジェクト、PRIDE復活計画は実現するか。

<主な内容>
 PRIDEを買収したロレンゾ・フェティータ 真の野望
 DREAMは『PRIDEライト級GP 2008』から生まれた
 『PRIDE.1』は高田vsヒクソン、桜庭vsヘンゾだった
 高田vsヒクソンの前座に前田日明登場!?
 長州力、橋本真也、船木誠勝の参戦計画
 ホイスvsケアー消滅の裏側
 PRIDEが元大関・小錦獲得に動いた!?
 PRIDEに“赤いパンツのタイガーマスク”登場
 桑田佳祐vs長渕剛がPRIDEで実現?
 早すぎたリアリティショー計画
 K-1への宣戦布告だったミルコvsヒーリング
 曙に対抗する“隠し球”ホリフィールド
 大晦日に「サクマシン」デビュー
 幻のUFC日本進出計画とミルコの関係
 “皇帝”ヒョードルを二度破った男の参戦計画
 永田裕志が高田延彦にガチンコ挑戦状
 PRIDE武士道は“PRIDEサバイバル”だった
 ミル・マスカラスによる『武士道』への横やり
 ビッグバン・ベイダーのPRIDE参戦
 中軽量級は『武士道』存亡の危機から生まれた
 『武士道』日本テレビで放映計画
 タイソンvsミルコ、ヒョードル、ノゲイラ
 実現寸前だった五味隆典vsボクシング世界王者・徳山
 GSP、キンボ・スライスはPRIDEに上がるはずだった
 最後の夢 桜庭和志vs田村潔司実現への舞台裏
 そして密かに計画されるPRIDE復興計画

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 top >> カテゴリー:PRIDE >> この記事

2006-10-22

10/21(現地時間) PRIDE ラスベガス大会速報
※10月22日午後9時頃に10個の記事を1つにまとめました。試合時間など正式なもの(スポナビ参考)に変更してあります。


 では開始します。9時半ぐらいに起きたからまだ目が覚めん。

 PPV・実況・矢野アナ、解説・高阪。
 画面は国際映像で、現地のアメリカ実況席ばかり映る。
 なんだか生っぽく感じないw

 実況席の後ろに広がるスタンドを観る限り、会場はかなりの大きさのようです。空席もあるが・・・どうなんでしょ。

 ルール確認。
 5分3R。
 踏みつけ、4点ポジの顔面ヒザなし。
 胴着着用はダメのようです。
 蹴りを使わない選手(西島など)も靴の着用は認められない。

 10時11分、場内暗転。
 リングマットには「PRIDE FC」の文字。

 お偉方・コミッショナーの紹介。島田並のブーイングがww
 ジャッジ陣には歓声。日本人の安達さんも。
 レフェリー陣紹介。オオ、島田に大歓声!!!!

 場内完全に暗転。映像スタート!

 過去映像のダイジェスト。桜庭vsホイスも流れる。
 VTRの後ろにウッスラ会場の声援も聞こえる。
 高山vsドン・フライにどよめき。

 デンデンデデーン。日本と同じテーマ曲かかる。
 ステージの幕が降りると、巨大スクリーン、その横に入場用に使ってる塔状のスクリーンが二本。
 ド迫力。豪華。

 レニー・ハートさん&ケニー・グランド、いつもとまったく同じ調子で選手呼び込み。
 曲の音がデカイんで盛り上がりの感じがわかりにくい。
 
 入場式終わってすぐ第1試合VTR開始。特に挨拶などなし。

 以下は「全文を読む」以降に。

 [1]ジョーイ・ヴィラセニョールvsロビー・ローラー

 煽り映像、ナレーションは英語。日本語字幕。
 ちょっと映像の雰囲気がいつもと違うか?

 ケニー・グランドがリング上から選手呼び込み(英語)。選手入場時にはレニー・ハートさんがいつものコール。

 試合開始直後、ローラーが左ハイ、更に顔面へ飛びヒザ!!
 モロ当たった! これでダウン、上から追い打ちパウンドですぐレフェリー・島田が入って終了!

 秒殺!
 ○ローラー(1R0分22秒 飛びヒザ→TKO)●ヴィラセニョール
 ダウンした瞬間はかなりの盛り上がり。


 会場が明るくなって全体が見えた。天井が高く、スタンドはアリーナ・1階スタンド・2階スタンド。2階スタンドが以上にデカイ?
 空席も見えるが、まんべんなく埋まってる感じ。


 [2]中村和裕vsトラヴィス・ガルブレイス

 煽り映像ナシ。急遽、対戦相手が変わったからでしょう。
 ドンペン君の姿は見えず。

 レフェリーがブッカーTみたいな黒人に。

 トラヴィス、なかなかイイ打撃を持ってる。パンチ・キック、「寝技は嫌ってる」と解説高阪。

 1分すぎ、中村のカウンター・左フックでトラヴィス腰からダウン。
 追い打ちパウンド。
 1分30秒、トラヴィスが下から腕ひしぎ狙い。
 腕が抜けると脚を掴まえヒザ十字。観客ドドっと沸く。
 中村、なんとか脱出。

 スタンド、打撃になるとトラヴィス有利。

 中村が大腰?で見事な投げを決めたところで1R終了。

 2R。
 組み付きに来たトラヴィスを潰し、中村が上になる。
 中村、上からフロントチョーク狙い。

 スタンドに戻り打ち合い。
 胴タックルでコーナーに押し込まれた中村、下がりながらも掴まえてコーナーを背に顔面へヒザ。
 これガ効いた。
 前に倒れ亀の状態のトラヴィスに上からパンチ連発。
 これでストップ。
 ○中村(2R1分16秒 パウンド→TKO)●ガルブレイス
 ヒザを食らった時点で戦意喪失。

 試合後、中村は簡単な英語で挨拶。お客さん大歓声。


 [3]西島洋介vsフィル・バローニ

 ゴング、西島の右をかわしてバローニがタックル。テイクダウン。
 高阪「バローニのタックルを初めて見た」
 バローニ、ニー・オン・ザ・ベリーからパウンド。
 更に肩固め。西島、なんとか逃げる。「対応できてますよ」と高阪。

 バローニ、横四方から脚で片腕をロックして顔面へパンチ。
 更に左腕をハンマーロックダブルリストロック。
 力でグイグイ。
 時間はかかったが極まってレフェリーストップ。
 ○バローニ(1R3分20秒 アームロック)●西島
 試合後、西島は「極まってない」と怒るも・・・あれじゃ仕方なし。
 打撃戦がなくなった時点で西島の勝ちはなし・・・。

 試合後、バローニは長めのマイク。英語なんでわからず。


 客席のオッパイお姉ちゃんが映る。やっぱこれがないとアメリカっぽくないわなw 

 [4]ダン・ヘンダーソンvsビクトー・ベウフォート

 試合開始、前に突っ込むダンヘン、テイクダウンで上に。
 ビクトーも下からコントロール狙い。
 回転してビクトーが上に。歓声。
 一旦からだが離れるも、ビクトーが上でまた組み付く。
 ビクトーが鮮やかに体入れ替えヒザ十字orヒール狙い。
 ダンヘンすぐはずす。
 
 ブレイク。両者スタンド。
 打撃はダンヘンが有利。
 ダンヘンが上になってパウンド狙ったところでゴング。
 両者、よく攻めてる。

 客席にチャック・ノリス。その後ろに長南がいた。

 2R。
 スタンドで上半身にしがみつくビクトー。それを抱えたままダンヘンが体重浴びせてバスター。
 ダンヘンが上でパウンド。ドントムーブで中央へ。
 ブレイク。

 4分頃、ダンヘンが組み付きテイクダウン、コーナー際で上から前腕チョーク。体が離れたところでゴング。
 このラウンドはダンヘン有利。両者動きは落ちてる。
 
 3R。
 ゴングからパンチ・ヒザでグイグイ前に出るダンヘン。
 脇をさす感じでテイクダウン。
 ダンヘンが上でペース掴む。
 大きく振りかぶってパンチを狙うダンヘン。

 ビクトーがリバース狙い。
 立ち上がりざまのダンヘンをバックから倒し、ビクトーが上のガード。
 場内からビクトー・コール。

 今度はダンヘンが上に。
 コーナー際でパンチを打ち込むも、体を入れ替え、またビクトーが上に。
 観客がなにやらコールしているが聞き取れない。
 ゴング。
○ダン・ヘンダーソン(3R 判定 3-0)●ビクトー
 納得のジャッジ。今回の判定は10点法らしい。

 1Rは面白かったが後半はスタミナキレ。
 意外に寝技の攻防でもお客さん沸いてる。


 [5]バター・ビーンvsショーン・オヘア

 オヘアのコールにブーイング。
 ビーンのウェイトにどよめく。

 オヘア、いきなりハイキック(ヒットはせず)。続いてミドル・前蹴りと放つもあんま効いてない。
 ビーンがパンチ返す。さすがにボクサーなんで強い。
 一瞬下がるオヘアだが怯まず胴に組み付く。
 そこに左ショートフックがヒット。これでヒザをついたオヘア、追い打ちのフック連打でダウン。
 レフェリーが入ってストップ。
 ○バター・ビーン(1R0分29秒 TKO)●ショーン・オヘア
 ガハハって感じの試合でした。倒れた時はかなりの盛り上がり。
 
 ココで前半終了。
 日本人・PRIDEガールがいつものラウンドボードを掲げてパフォーマンス(ってほどのものではないが)。
 露出少ないんで物足りないだろうなぁ。


 長めの休憩。
 あけて高田延彦リングに登場!!
 「ハロー、アメリカ」
 一言一言、確かめるように英語で語る。
 かなり簡単な単語が並ぶが、お客さんは沸いてるぞ。

 「グレイテスト・ウォリアーズ」とかって言ったあと、日本語で「男の中の男、出てこいや!」

 堂々としたもんです。エエぞエエぞ。
 普段の口調をそのまんま英語でやってしまった。一応、ウケてるようで良かった。

 藤田和之、吉田秀彦、マッハ速人が登場。

 それぞれが間単に英語で挨拶。
 吉田は「アイアム・アメリカン」とかって言ってたような。
 藤田がマイクを持つと歓声。

 特にサプライズはないみたい。

 どうやら、解説の矢野&高阪は現地に行ってないようだ。
 日本のスタジオから?


 [6]ジョシュ・バーネットvsパウエル・ナツラ

 煽りV。
 ジョシュは「パンチ・キック・スープレックス・サブミッション・・・」と打投極で闘うスタイルをアピール。
 オタクネタはなかったw

 ジョシュ、入場曲は北斗の拳だ!!
 ラスベガスにユア・ショック!

 ジョシュに歓声は上がるも、そんな大盛り上がりって感じでもない。

 ジョシュ、顔つきがちょっと違う。また絞ったらしい。

 ゴング、ロープ際でスタンドの差し合い。
 なかなか倒れない。場内からブーイングが出始めたところでナツラがテイクダウン。

 サイドポジションからパンチ・腕ねらいとジワジワ攻める。
 場内からブーイング。
 やや早めにブレイク。スタンド。

 差し合いからナツラがテイクダウン。
 ハーフガード。
 ラウンド終了直前、ジョシュが下から回転して脚狙い。

 ジョシュはいいところない。

 2R。

 パンチで前に出るジョシュをナツラが腕をホールドして抱え込む。
 この展開が2回続く。

 解説・高阪は「今日のジョシュは動きが悪い」と心配。
 2分、ナツラのパンチがヒット。一瞬ぐらいついたジョシュをテイクダウン。
 ナツラが上のサイドポジション。

 ジョシュがリバースして脚を掴まえに行く。
 右足に全体重かけながらアンクルホールド。あ、ナツラがタップ!
 ○ジョシュ(2R3分4秒 アンクルホールド)●ナツラ
 最後は脚を掴んだ瞬間にタップしてる。ナツラはしばらく立てない。
 どうも最初から足を負傷していた様子。

 ジョシュはかなりやばかった・・・。
 それでも、ちゃんと勝てるんだから大したもの。


 ヴァンダレイ・シウバがリングに登場。いつもと曲が違う。
 チャック・リデルを挑発!

 
 [7=セ]マウリシオ・ショーグンvsケビン・ランデルマン

 ラデンルマン、ゴングと共にダッシュしてタックルでテイクダウン。凄い歓声。
 しかし、ショーグンは下から足を極める。
 回転してアンクル(ヒール?)を極める。
 完璧。ランデルマンは悲鳴をあげるもタップせず。
 2分以上足を極めたまま。
 ランデルマンは蹴りではずしたいようだが、ルールでそれはできない。
 続いてヒザ十字が極まる。
 もうヤバイぐらいに完璧。
 最後はタップ。
○ショーグン(1R2分35秒? ヒザ十字固め)●ランデルマン
 耐えたのはエライ・・・のか? もうちょっと何とかしろって感じも・・・。

 客席は沸きまくり。


 [8=メ]エメリヤーエンコ・ヒョードルvsマーク・コールマン

 煽りV。コールマンが子供のために頑張るよ、という内容。ヒョードルは完全に適役扱い。アメリカ人が好きそうな内容ですな。

 コールマン気合い入りまくりの入場。
 ヒョードル、赤のサンボ着で入場。雪(人工雪?)が舞う演出。

 人気はヒョードルの方が上。

 試合開始、コールマンがタックルもヒョードルは切って上からがぶる。
 離れ際にヒョードルのパンチがドーン、ドーンとヒット。
 足にしがみつくコールマン、組み付いたまま何とか立ち上がろうとするところ、ヒョードルがフロントチョーク。
 一旦タックルで潰されるも、すぐに再度フロントチョーク。
 コーナーに押し込みやっと脱出。ヒョードルは余裕の顔。コールマンは早くも出血。
 離れ際、スタンドのパンチ連打。
 ダウン気味に崩れるコールマン、足にしがみつく。
 ここで場内はヒョードル・コール。
 コールマンは必死にテイクダウンを狙うが倒れない。
 4分、コールマンがドクターチェック。すでに顔はパンパンに腫れ上がっている。
 1R終了。

 2R。
 コールマンがパンチを挟んでタックルも間単に切られる。
 それでも必死に組み付くコールマン、サバ折りからようやくテイクダウン。
 インサイド・ガードからパウンドを狙うもヒョードルは下から腕ひしぎ。
 前回の試合とまったく同じパターン。
 ○ヒョードル(2R 腕ひしぎ逆十字固め)●コールマン
 ヒョードル完勝。危ないところは一切なし。

 試合後、なぜか負けたコールマンがマイク。リングに上がった子供達と抱き合う。顔面が崩壊したオヤジに泣き出す子供。
 コールマンは子供達をヒョードルの前に連れて行き「俺の友達だから挨拶しろ」。更に「1回殴らせろ」とヒョードルの顔面に軽くパンチ。

 煽り映像からここまで、ドラマとしてはコワイぐらいに完璧だ(笑)。
 クッサ~って感じもするけど、感動は感動。
 アメリカではどう報道されるかが気になる。
 今日のお客さんは「アメリカ人」どうのってより「世界最強の男」がお目当てだったように感じる。その辺のギャップがどうなるのか。

 もともと顔見せ的カードが多かっただけに、それほど期待はしてなかったんですが、まぁ、いいんじゃないでしょうか。
 現地の反応が気になる。

 終了です。



「10/21(現地時間) PRIDE ラスベガス大会速報」に関する情報は コチラでも/人気ブログランキング

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  カテゴリ: PRIDE | 2006-10-22 | 投稿者:杉
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非常に細かいことで恐縮ですが、バローニが西島に極めたのはハンマーロックじゃないですよ。ハンマーロックは相手の腕を相手の背中に密着させて極める技です。バローニがやったのはプロレスではチキンウイングアームロック、もしくはダブルリストロック、柔術では「キムラ」という技です。
投稿者:名無し 2006-10-22
本格的に米国進出となっていくと、UFCとは協力していくのでしょうか?全面戦争になるのでしょうか?
 運営組織力、選手層など総合的にみてPRIDEとUFCどっちが勝っているのですか?
 
投稿者:もろこしヘッド 2006-10-22
>名無しさん
すいません、訂正します。

>もろこしヘッドさん
選手層はPRIDEが圧倒でしょうけど、UFCの人気は相当のモノでお金はたっぷりあるだけに、引き抜きがコワイでしょうね。
それを防ぐ意味で、交流・対抗戦をする可能性はあるかもしれません、ってどっかに書いてありました。
投稿者: 2006-10-22
>ハンマーロック

まぁハンマーハウス所属ですし、なんかイメージ的にはこっちの方がしっくりきますね(笑)。それにしても休憩後には、あんなでかい会場がほぼ埋まってたのには、かなり驚きました。しかも初進出の海外の団体ですからね。UFCのPPVの牙城はむちゃくちゃ高いですけど、動員力に関しては驚異だと思います。現に先週の64は入り悪かったですからね。
投稿者:文字化け男 2006-10-23
>文字化け男さん
試合内容もまぁまぁだったし、充分成功と言っていいでしょうね。次回大会はアメリカ人が少なくなるだろうし、そこでどういう反応が出るかがまた興味深い。
投稿者: 2006-10-25
 返答ありがとうございます。
この大会、初進出にしてはそこそこ合格点のようですね!
プロレス、格闘技は、日本が自信を持って海外に輸出できるソフトだと思いますので、第2弾、第3弾も成功して欲しいですね!
投稿者:もろこしヘッド 2006-10-26
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