2006-07-20
棚橋弘至 がIWGP奪取~新日本に夜明けは来るのか?
サイモン社長は来場せず
では、2日ほど経ってしまいましたが、まとめを。7月17日(月)札幌・月寒グリーンドーム [ 新日本プロレスオフィシャルWEBサイト ]
7.17 新日本プロレス/北海道・月寒グリーンドーム(3955人)ドタキャン騒動はおいといて、興行としてはなかなか盛り上がったとの声もある。
[10=メ]IWGPヘビー級王座決定トーナメント決勝
○棚橋弘至(17分44秒 スリング・ブレイド→片)●Gバーナード
※棚橋が新王者(第45代)
- トムコが何度も試合に介入。途中、服部レフェリーの指示で退場させられる。
- 最後は、新技、フライング・スリング・ブレイドを挟んで・・・。
- 現ベルトはレスナーが所持しているため、第2代の通称橋本ベルトが授与された。
- 棚橋コメント「辛い時こそ笑っていきたい。今日を新日本の夜明けとしたいと思います。」
[9=セ]IWGP暫定タッグ選手権
○中西学、大森隆男(15分17秒 ヘラクレス・カッター→片)越中詩郎、●真壁刀義
※挑戦者・中西組が王座奪取
- セミ前に蝶野正洋がリングに登場。
- 蝶野「おいサイモン! 今日は3大タイトルマッチあるのに何で代表者のお前がいないんだ。今日は(暫定タッグ選手権を)見届けてやる」。そのまま実況席で解説。
- 試合後、蝶野はリングに上がり新王者を祝福・・・と見せかけケンカキックお見舞い。
[8]NWA世界ジュニアヘビー級選手権
○タイガーマスク(12分13秒 タイガーSH)●井上亘
※王者・タイガーが防衛
[7]IWGPヘビー級王座決定トーナメント2回戦
○棚橋(13分45秒 グラウンド・コブラツイスト)●永田裕志
[6]IWGPヘビー級王座決定トーナメント2回戦
○バーナード(4分46秒 横入り式エビ固め)●曙
[3]IWGPヘビー級王座決定トーナメント1回戦
○永田(7分48秒 バックドロップ・ホールド)●トラヴィス・トムコ
[2]IWGPヘビー級王座決定トーナメント1回戦
○曙(6分55秒 ランニング・ボディプレス→体)●天山広吉
- 大会前に菅林直樹副社長が不祥事を謝罪。
- 払い戻しをしたのは30人。
- 今回の騒動で新日本オフィスへの問い合わせはたった15件だった。
大方の予想通り、棚橋弘至が王者となった。
本当のことを言えば、「今回はバーナードあたりが王者→G1で棚橋優勝→秋にビッグマッチで棚橋が王座挑戦」ぐらいまで引っ張ってもいいぐらい。レスナーという壁が消えたことで、レベルアップすることなく棚橋はベルトを巻いてしまったことになる。
ただ、新日本への信頼度がガタオチとなっている現状を見れば、秋までストーリーを延長する余裕があるわけもなし…。
まぁ、ハッピーエンドで終わるのがベストだったんでしょう。
「新日本」という重い重い十字架を背負った棚橋さんには、これからの1試合1試合で評価を高めていくしかない。
新日本所属の選手が頂点のベルトをとったのは久しぶり。巡業の雰囲気がコレで変わればいいのですが。
おめえら、バカじゃないのか
アントニオ猪木は、休憩明けぐらいに登場したらしいのだが、マイクで何を言ったのかを詳しく報じているところは見あたらず。よっぽど内容がつまらなかったのか、単に聞き取れなかったのか。ダジェレがあったのかも確認できなかったのが残念(ホントかよ?)。
控え室に戻ると新日本に一喝。
猪木、レスナーのドタキャン問題を一喝 [ スポーツ報知 ]
新日本の前オーナー、アントニオ猪木(63)が札幌大会に来場。レスナーのドタキャン問題に「おめえら、バカじゃないのか」と一喝した。※上記のような怒りの発言をする一方、「新日本はビザをとってるだけマシ」的発言もあったとか。
猪木は、レスナーの来日中止について「ビザを取り損なった」との説明を受けたという。新日本に対し「プロがやる仕事じゃない。新日本としてやるべきじゃない。一から出直しというか」と厳しい表情で猛省をうながした。
まぁ、猪木にここまで言われちゃしやーない。それで責任者が日本にいないってんだから凄い。
ベルトを返さないレスナーに対し、新日本は法的措置も考えている。
新日、レスナーにベルト返還訴訟も「法的措置辞さない」 [ スポーツ報知 ]
新日本マットを永久追放扱いになったレスナーと新日本の戦いは、場所を法廷に移すことが濃厚になった。IWGP史上初の王座はく奪処分を受けたレスナーは、3代目IWGPベルトを保管しており、新日本に返却する意思はない。勝手に防衛戦を行うことを画策している。新日本関係者は「レスナーはベルトを返す気がない。法的措置も辞さない」と話した。ところがですね、東スポに掲載されたレスナーのインタビューを読むとアレなんですな。
レスナー「ベルトは渡さん」 韓国で防衛戦も [ 多重ロマンチック ]
「役所の手続きが来日中止の理由だ。私の力の及ばない部分だった。新日プロには“こちら時間の水曜日(日本時間13日)まで書類が届かなければビザの手続きが間に合わない”と伝えてあったのに、書類が到着したのは金曜日(日本時間15日)だった。もし水曜日に(書類が)着いていたら、シカゴの日本領事館に送付して間に合ったのに…」この話がホントならば、「勝手に剥奪って何だよ」と怒るのも当然。それで訴えるとか言われても・・・。
レスナーとしては、IWGP戦をキャンセルするつもりはまるでなかった。新日プロの言う「契約上のトラブル」も最終的には合意に達しており解決していた。あくまでビザ発給における新日プロ側の手続き上のミスがあり、来日が不能になってしまったというのだ。
また、新日プロから「ビザなしで来日できないかと打診されたが、レスナーは「入国管理法違反をするわけには行かない。そんなことをしては今後、二度と日本でビジネスができなくなる」と拒否した。
当然、レスナーは新日プロサイドへの不信感でいっぱいだ。「新日プロは私のギャラが払えないからワザとこういうこと(ビザ取得処理の遅れ)をしてるんじゃないかと疑いたくなる」
取りあえず、カシンさんにでも相談しますか・・・。
観戦記1つ紹介。
新日本プロレス7・17月寒グリーンドーム大会生観戦記 [ GGG ]
永田vs棚橋が評判イイ。
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カテゴリ: 新日本プロレス | 2006-07-20 | 投稿者:杉