2012-04-07
“KAIENTAIスタイル”をもっと叫べ!~明日はKAIENTAI-DOJO10周年・後楽園ホール大会
2000年に立ち上げ、2002年に初興行を行ったKAIENTAI-DOJOが旗揚げ10周年興行を開催する。
過去に所属していたレスラーが引退した選手を含め後楽園ホールに集結。K-DOJOの10年が詰まったカードが並びました。
■4月8日(日)CLUB-K SUPER evolution10 [ KAIENTAI DOJO ]
元所属選手が多く参戦。「大石&旭vs邪道&外道」は見たいなぁ。“サボテンの花”を外道さんに食らって欲しい。
懐かしい顔ぶれもズラリ。旗揚げ時に大人気だった お船ちゃんも登場する。
メインイベントは「真霜拳號vsTAKAみちのく」。現在はチームとしてST-Kタッグ王座を保持する2人、「10周年」という舞台で真っ向勝負の団体頂上決戦を行う。
2人は「KAIENTAIにしかできない試合をする」と語る。
■ 4月8日10周年記念興行TAKAみちのく - YouTube
■ 4月8日10周年記念興行真霜拳號 - YouTube
古き良き一撃必殺にこだわるKAIENTAIスタイル、それに加えて「TAKAvs真霜」は肉体を削り合う“物を使わないデスマッチ”になるという。
団体代表としてのTAKAみちのくも絶対の自信を持つカード。
正直、ここまでのK-DOJOは順風満帆にやってきたとは言いがたい。定期的に後楽園ホール大会は開催するものの集客には苦しんでいる。話題性も薄い。
つい最近の週刊プロレス、編集長が火野裕士(元ST-Kシングル王者)のことを「プロレス界に埋もれた才能」と表現した。埋もれた…。編集長がアレという声もありそうだが、やっぱり届いていないんだ言われても仕方ない。専門誌の編集長がそう言うのだから。
「KAIENTAIでしか見られないモノ」があるのなら、もっと大きな声で叫ぶべき。
K-DOJOの10年を振り返り、ベストバウトは何かと聞かれたら、2006年1月6日・後楽園ホールでの「TAKAみちのくvsハンサムJOE」でしょう。
■TAKAが王座転落 JOEが新王者に、K-DOJO「CLUB-K SUPER kick」 [ スポーツナビ|格闘技|TAKAが王座転落 JOEが新王者に K-DOJO「CLUB-K SUPER kick」 ]
実際、テレビで見て素晴らしい試合でした。
雪崩式ブレーンバスターという今では特別珍しくない技でフィニッシュをとるための31分。フィニッシュへの説得力は十分。
そしてK-DOJO旗揚げ以来の課題「本当の意味でのTAKAみちのく超え」もクリアしていた試合。
「KAIENTAIスタイル」は、ぼんやりとした理想ではなく、既にお手本とすべき形ができている。
でも、これってもう6年前の話なんですね。その間に、なぜもっと広げることができなかったのか。
もちろん、6年間の間にも素晴らしい試合は幾つもあります。昨年の「火野裕士vs真霜拳號」も激闘でした(ネットプロレス大賞2011・ベストバウト部門16位)。退団したレスラーも各団体で評価も高く活躍している。
でも、火野裕士は「埋もれた才能」と言われてしまう。
インディー団体の場合、どうしても「明るく楽しい話題」の方が分かりやすいので拡散する。「イイ試合」はちょっと強調しておかないと埋もれやすい。
「真霜拳號vsTAKAみちのく」で、改めてプロレスファンを唸らせ、「KAIENTAIスタイル」を叫んでほしい。
苦しいなかでも応援続けたファンが誇りを持てるモノ、見せてください。
K-DOJOは観客数を実数で公開している。レイナアリーナ(旧BlueField)の興行では「えっ」と驚くような観客数のときもある。それでもちゃんと発表している。
こういう団体は幸せになってほしい。
一つ二つ注文つけるなら…旗揚げ時に比べると、レスラーのキャラクターの作り込みが浅いかなぁ…という気もしたりして。
あと、団体旗揚げしてしばらく続けていた「ラリアット・パワーボム禁止」の暗黙ルールも、KAIENTAIスタイルの象徴として復活させてはどうだろう。他団体の選手もK-DOJOではダメ、ぐらいに徹底すれば、分かりやすく「K-DOJOでしか見られないもの」が伝わると思うが(実際にやるのは相当難しいけどね…)。
明日発売のパンフレット、データ量がハンパないと話題。K-DOJOの10年振り返り&タイトルマッチ全データ、所属全選手名鑑。
本当は観戦予定だったのだが行けなくなった…。
過去に所属していたレスラーが引退した選手を含め後楽園ホールに集結。K-DOJOの10年が詰まったカードが並びました。
引退以来初めてお船ちゃんが登場
発表されている大戦カードはこちら。■4月8日(日)CLUB-K SUPER evolution10 [ KAIENTAI DOJO ]
「CLUB-K SUPER evolution10」
★4.8(日) K-DOJO / 東京・後楽園ホール(12時開始)
▼第8試合《CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合》
真霜拳號(王者) vs TAKAみちのく
▼第7試合《6人タッグマッチ》
火野裕士&稲松三郎&MIYAWAKI vs YOSHIYA&筑前りょう太(九州プロレス)&GENTARO(FREEDOMS)
▼第6試合《6人タッグマッチ》
梶トマト&佐藤悠己&ヒロ・トウナイ
vs KUSHIDA(新日本プロレス)&木高イサミ(ユニオンプロレス)&小幡優作(アパッチプロレス軍)
▼第5試合《KAIENTAI DOJO 10周年ランブル》
KAIENTAI DOJO 所属選手、OB、OG選手多数出場予定
▼第4試合《タッグマッチ》
旭志織&大石真翔(DDT) vs 邪道(新日本プロレス)&外道(新日本プロレス)
▼第3試合《クレイジークルー日本来日・東京ドームシティ公演~ロックンロール・スーパースターズ・セッション 6人タッグマッチ》
キャプテン大五郎&マリーンズマスク&房総ボーイ雷斗
vs <クレイジークルーfeaturing矢郷良明>リッキー・フジ&ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&矢郷良明(フリー)with 味方冬樹
※キャプテン大五郎組が勝利した場合、クレイジークルーの公演は中止になる場合があります。その際の払い戻し等はお受けできませんので予めご了承ください。
▼第2試合《タッグマッチ》
バンビ&中川ともか(エスオベーション) vs 上林愛貴(REINA)&アップルみゆき(フリー)
▼第1試合《本田アユム・デビュー戦 タッグマッチ》
HIROKI&ヤス・ウラノ(DDT) vs 関根龍一&本田アユム(新人)
《参加決定OB&OG選手》
お船/石坂鉄平/十嶋くにお/X No.5/安沢たく/ロミー鈴木/堀内和也/岩虎タケト 他
《参加決定OB&OGスタッフ》
中村吉晴(初代コミッショナー)/296(2代目コミッショナー、ゼネラルマネージャー、勤王党党首)/
ヴォイスィー陽介(リングアナウンサー)/イーグル直樹(レフェリー)/ニード手島(レフェリー)/
熊本ちえ(レフェリー)
【チケット料金】
●SRS 7,000円(当日7,500円)完売しました
●RS 5,000円(当日5,500円)完売しました
●指定A 4,000円(当日4,500円)
●指定B 3,000円(当日3,500円)
●U-18(※南B席部分) 1,000円(当日も同料金/18歳未満対象/要証明書)
元所属選手が多く参戦。「大石&旭vs邪道&外道」は見たいなぁ。“サボテンの花”を外道さんに食らって欲しい。
懐かしい顔ぶれもズラリ。旗揚げ時に大人気だった お船ちゃんも登場する。
メインイベントは「真霜拳號vsTAKAみちのく」。現在はチームとしてST-Kタッグ王座を保持する2人、「10周年」という舞台で真っ向勝負の団体頂上決戦を行う。
2人は「KAIENTAIにしかできない試合をする」と語る。
■ 4月8日10周年記念興行TAKAみちのく - YouTube
■ 4月8日10周年記念興行真霜拳號 - YouTube
古き良き一撃必殺にこだわるKAIENTAIスタイル、それに加えて「TAKAvs真霜」は肉体を削り合う“物を使わないデスマッチ”になるという。
団体代表としてのTAKAみちのくも絶対の自信を持つカード。
正直、ここまでのK-DOJOは順風満帆にやってきたとは言いがたい。定期的に後楽園ホール大会は開催するものの集客には苦しんでいる。話題性も薄い。
つい最近の週刊プロレス、編集長が火野裕士(元ST-Kシングル王者)のことを「プロレス界に埋もれた才能」と表現した。埋もれた…。編集長がアレという声もありそうだが、やっぱり届いていないんだ言われても仕方ない。専門誌の編集長がそう言うのだから。
「KAIENTAIでしか見られないモノ」があるのなら、もっと大きな声で叫ぶべき。
K-DOJOの10年を振り返り、ベストバウトは何かと聞かれたら、2006年1月6日・後楽園ホールでの「TAKAみちのくvsハンサムJOE」でしょう。
■TAKAが王座転落 JOEが新王者に、K-DOJO「CLUB-K SUPER kick」 [ スポーツナビ|格闘技|TAKAが王座転落 JOEが新王者に K-DOJO「CLUB-K SUPER kick」 ]
■2006年1月6日 K-DOJO・後楽園ホール週刊プロレスで鈴木健記者が高く評価していたことをよく記憶しています。
▼STRONGEST-K選手権
○JOE(31分31秒 雪崩式ブレインンバスター→片)●TAKAみちのく
※挑戦者・JOEが新王者に
実際、テレビで見て素晴らしい試合でした。
雪崩式ブレーンバスターという今では特別珍しくない技でフィニッシュをとるための31分。フィニッシュへの説得力は十分。
そしてK-DOJO旗揚げ以来の課題「本当の意味でのTAKAみちのく超え」もクリアしていた試合。
「KAIENTAIスタイル」は、ぼんやりとした理想ではなく、既にお手本とすべき形ができている。
でも、これってもう6年前の話なんですね。その間に、なぜもっと広げることができなかったのか。
もちろん、6年間の間にも素晴らしい試合は幾つもあります。昨年の「火野裕士vs真霜拳號」も激闘でした(ネットプロレス大賞2011・ベストバウト部門16位)。退団したレスラーも各団体で評価も高く活躍している。
でも、火野裕士は「埋もれた才能」と言われてしまう。
インディー団体の場合、どうしても「明るく楽しい話題」の方が分かりやすいので拡散する。「イイ試合」はちょっと強調しておかないと埋もれやすい。
「真霜拳號vsTAKAみちのく」で、改めてプロレスファンを唸らせ、「KAIENTAIスタイル」を叫んでほしい。
苦しいなかでも応援続けたファンが誇りを持てるモノ、見せてください。
K-DOJOは観客数を実数で公開している。レイナアリーナ(旧BlueField)の興行では「えっ」と驚くような観客数のときもある。それでもちゃんと発表している。
こういう団体は幸せになってほしい。
一つ二つ注文つけるなら…旗揚げ時に比べると、レスラーのキャラクターの作り込みが浅いかなぁ…という気もしたりして。
あと、団体旗揚げしてしばらく続けていた「ラリアット・パワーボム禁止」の暗黙ルールも、KAIENTAIスタイルの象徴として復活させてはどうだろう。他団体の選手もK-DOJOではダメ、ぐらいに徹底すれば、分かりやすく「K-DOJOでしか見られないもの」が伝わると思うが(実際にやるのは相当難しいけどね…)。
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本当は観戦予定だったのだが行けなくなった…。
■ 「“KAIENTAIスタイル”をもっと叫べ!~明日はKAIENTAI-DOJO10周年・後楽園ホール大会」に関する情報は
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- BlueBeat![KAIENTAI-DOJO]情報サイト
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カテゴリ: インディー | 2012-04-07 | 投稿者:杉