星野勘太郎さんが永眠されました。

山本小鉄さんの後を追うように…

■ 【訃報】星野勘太郎さん逝去 ［ 新日本プロレスオフィシャルWEBサイト ］

　星野勘太郎さん（本名：星野建夫さん）が、肺炎のため11月25日に入院先の病院で逝去されました（享年67）。
　星野さんは、1961年に日本プロレスへ入門。小兵ながらも血気盛んなファイトで人気を博し、1967年からは山本小鉄とのヤマハブラザーズを結成。アメリカマットを中心に多数の実績を残されました。
　1974年に新日本プロレスへ移籍したあとも、持ち前の気迫溢れるファイトで大活躍。また、1995年2月の現役引退後はプロモーターとして手腕をふるい、新日本プロレスの発展と繁栄に多大な貢献をされました。
　謹んでご冥福をお祈りいたします。
　なお、ファンの皆様には、改めましてお別れの会開催などのお知らせをさせて頂きます。
　
新日本プロレスリング株式会社

■ Twitter / @新日本プロレス新日企画

　詳しくはオフィシャルHPで発表させていただきますが、11/25に入院先でお亡くなりになり、葬儀は本人、遺族の意向もあり密葬にて本日11/27に終了し、それをもって発表させていただいています。後日、関係者、ファンの方々には新日本プロレスと協議してお別れの場をお伝えします。

　新日企画の星野真二社長は星野勘太郎さんのおいにあたります。

■ 元プロレスラーの星野勘太郎さんが死去 ［ デイリースポーツonline ］
■ プロレスラー星野勘太郎さんが死去 ［ 格闘技ニュース : nikkansports.com ］
■ 「ヤマハ・ブラザーズ」で一世風靡　星野勘太郎さん死去 ［ スポニチ Sponichi Annex ニュース ］

　昨年2月に脳梗塞で倒れ入院中でした。
　8月末に山本小鉄さんが亡くなったと知らされたときには、ベッドで絶句したという。
■ 小鉄さん急死に、星野勘太郎さん号泣 ［ 格闘技ニュース : nikkansports.com ］
　その約3ヶ月後に旅立った。
　ヤマハブラザーズを天国で。

グレート小鹿がヤマハブラザーズ結成秘話語る

■ ヤマハブラザーズよ永遠に　星野総裁も天国へ ［ 多重ロマンチック ］
　星野さんが脳梗塞で倒れたときの山本小鉄さんコメント。

「おれと星野は死ぬときも一緒。またタッグを組んで現役の若い選手と試合をしたい」と回復を願った。

■ 突貫小僧 ヤマハ・ブラザーズ再結成に旅立つ・・・ ［ Mask Maniaへの道!! ］
　現役時代の試合動画など。

■ 訃報・星野勘太郎さんが！ ［ 小鹿注意報！:訃報・星野勘太郎さんが！ ］
　グレート小鹿さんブログより。

　この一報をもらって頭に浮かんで事は力道山先生から呼び出されて親から入門許可をもらってこいと言われて困っていた時に身の回りの物を入れるカバンを差し出してくれた時の場面が思い出します、
　自分たちが渡米前、プロレス放送が始まる前に俺と熊さん対星野・山本の対戦カードは今、考えても良い戦いをしていたと思う、

　初渡米の時に本当は俺と山本が一緒に行く話しがあった、いろいろと考えて自分の口から星野・山本組を先に行かせてくださいと言った事を思い出している、その時俺だったらヤマハブラーザーが出来ていなかったかもしれない、星野さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

　

■ 訃報続く（泣） ［ プロレスカメラマン 大川 昇のブログ ］
　大川カメラマンが秘話をブログに。

　2005・3/11の事です。この日僕は週刊ゴングの独占取材という事で都内の焼き肉屋さんへ向かいました。
　上井さんの計らいで「長州＆前田」奇跡の2ショットをおさめる為です。
　この取材は記者はNGでカメラのみという条件でした。
　僕は焼き肉屋さんの下にある「デニーズ」で一人待機しました。1時間待つのか2時間待つのか？
　しかし10分程して僕の携帯に上井さんから電話があり「長州さんが大川さんなら入っていいと言ってます。前田さんも構わないと言っています」と、この言葉は「プロレスカメラマン大川」にとってはこれ以上ない言葉です。

　中に入ると予想に反し和気あいあいでピリピリしたムードは全くありませんでした。
　それは長州さんと前田さんの仲を取り持ったのは同席していた星野さんだったからです。
　前田さんと仲直りできた長州さんはずっと笑顔でした。
「アキラ、俺はお父さんに何度も命を助けてもらったんだよ」と。長州さんは星野さんの事を「お父さん」と呼んでいました。だまって笑顔の星野さん。

　和気あいあいの同窓会が終わり「表紙撮影」になりました。前田さんにもらった葉巻をくわえて最高の笑顔の長州さん。続いて僕は星野さんを含めた3ショットをお願いしましたが星野さんは「俺は今猪木さんと仕事してるから絶対ダメだ」と。
　僕は最高の空間に同席させていただいたお礼に「完全なプライベートで記念写真だけしましょう」と提案。絶対誰にも見せない約束をしました。
それがこの写真です。（リンク先で）
この写真はGK金沢さんにも見せてません。金沢さんごめんなさい。

　この時の帰り際にも星野さんは僕を呼び止め「絶対ダメだよ」と笑顔で言いました。
　「義理と人情の男」です。
　これが僕の「とっておきの話」です。プロレスカメラマンになって良かったなと思えた出来事です。

　私は晩年のファイトしか見ていませんが、それでも“突貫小僧”を絵に描いたような、どんな大きな選手にも堂々と向かっていく姿は強く印象に残っています。
　引退後の魔界倶楽部も、星野総裁がいなければ成立しなかった軍団。追悼興行では復活があるかもしれない。
　
　ご冥福をお祈りします。

　このところ訃報が続きますね…。　

　 カテゴリ: 新日本プロレス　｜　2010-11-27　｜　投稿者：杉