2008-03-22
ラストで過去最高の観客数~3.20 ドラゴンゲート ・大田区体育館大会観戦記
新日本&UNW旗揚げの地として知られる大田区体育館、老朽化のため今月いっぱいで取り壊しに。
プロレス最後の興行となったのは、ファンの年齢層若めなドラゴンゲート。昔を懐かしんで終わるのもいいが、まぁ、こんな形もアリでしょう。
会場は上から下までギッチリの超満員札止め。4622人は、大田区体育館史上最高の観客数だそうです。
全盛期の全女とかより入ったってことか。凄い。
実はドラゴンゲート初観戦。GAORAはチェックしてるんだけどね。
会場行けば、わんさか女性ファンがいるんだろう・・・と思ったらそうでもない。もちろん、他と比べれば多いけど。
ノリは普通にプロレスっぽい感じ(どんなんだ)。
ドラゲーと言えば技のレベルが高いこともあって、選手個人というより試合の完成度で語られる場合が多いでしょう。
セミ前の6人タッグなど、まさに「作品」という感じ。改めて驚かされました。「飛んだり跳ねたりばっかじゃねーか」との声もありますが、飛んだり跳ねたりもアソコまでくれば文句言えず。単純に凄い。
もちろん、レスラーはマンネリとの闘いもあるし、レベルが高いからこそ全てが見せ場になってしまい、印象に残るシーンが少ないというデメリットも出てきます。
まぁ、この6人タッグに関してはセミ前ということでストーリー性を薄めにしている部分はあるんでしょう。
一方で、セミはノアとドラゲーで対抗戦ムード。KENTAは格の差を見せつけるかのように、顔面チョン蹴りなどで突き放す。
これで試合は「作品」という形から「個々の対決」へと変わっていった。ちょっと観客の盛り上がり方が他と違う。これでノア勢にブーイングでも出ていれば、更に面白くなっていたんだが・・・ドラゲーとノアはファンが被るんですかね? KENTAへの声援も多かった。
ノアと変わらぬ闘いぶりを見せつける挑戦者組に対し、鷹木&ハルクも自分の持ち味で勝負する。
エプロンを走ってブランチャ系にいったKENTAを、鷹木がキャッチしてデスバレー系で叩きつけたシーンは圧巻。ドラゲーファンのストレスが爆発した瞬間。
試合のスタイルがどうとかは別として、やはり対立構図がハッキリ出ている試合は燃えますね。客観視してる自分でも熱くなってきてしまうから凄い。
ベルトを奪取したKENTA&石森は、「俺たちが勝ったぞ」とベルトを観客に見せつける。
こういうのを見ると、この先もドラゲーで防衛続けてほしいものですが・・・退場時には深く頭を下げる。
石森は「これが最初で最後」とコメントしたらしい。うーん残念。
恥かかされた鷹木信悟は「ノアまで乗り込む」と宣言。
吉野がスピードでかく乱するのかと思いきや・・・序盤はCIMAの腕攻めでジックリ。別にジックリは全然問題ないんです。実際、この腕攻めがあったからこそ、フィニッシュのソル・ナシエンテで試合が決まったわけですから。
ただ、こういう試合をやるのだったら、もっとシンプルにしてもいいかなーと思う。途中の雪崩式シュバインとかは無くても良かったかもしれない。
まぁ、こんな感想が出てしまうのは、週刊プロレス・近藤修司インタビューの影響が大きいんだと思います。近藤インタビューは別記事でやりますか…。
そんな感じで初ドラゲー、全体としては十分満足の内容。
大田区がなくなって、関東はどこでビッグマッチやるんでしょう?
谷嵜なおきへはブーイングもあった。
こういう選手はうまく使いたい・・・。
黒田哲広とドン・フジイは2階席で乱闘。
昔、みちのく・大田区大会で、リレー少年が2階を走り続けてリングアウト負けしたことを思い出した。
田中将斗はサスガ!のファイト。
この試合は盛り上がった。
飛ぶ選手は山ほどいるが、安定度とキレを重視すれば、ドラゴンキッドが空中殺法の使い手でナンバーワンかもしれない。
セミの試合前。
ハルクがリングでダンスしてる間、先に入場したKENTAと石森はリング下へ。
ダンスを見上げたり、ブラブラしたり。
フィニッシュ前のG2S。
テキトーにシャッター押したらヒットの瞬間が収まったー。
メイン。
吉野のソル・ナシエンテ。
両腕を極めながら、矢野卓見・センタク鋏風に首も絞める。
フィニッシュ。
ソル・ナシエンテとは腕のロックが違うかな?
最後に大田区体育館。
傘だらけ。
かつてヨネ原人が飛び込んだ池。
水はなかった。
体育館前の看板。
スローガンは美しいが、看板はボロボロ。
さようなら、大田区体育館。
リメンバー、大田区体育館。
プロレス最後の興行となったのは、ファンの年齢層若めなドラゴンゲート。昔を懐かしんで終わるのもいいが、まぁ、こんな形もアリでしょう。
会場は上から下までギッチリの超満員札止め。4622人は、大田区体育館史上最高の観客数だそうです。
全盛期の全女とかより入ったってことか。凄い。
MVPはKENTA
大会の詳細は以下で確認を。- DRAGON GATE「THE GATE OF GENERATION」 [ スポーツナビ ]
- 大田区体育館ラストプロレス興行! CIMA防衛、マッスル分裂、ノアGHC奪回 [ angle JAPAN ]
■DRAGON GATE「THE GATE OF GENERATION」では試合の感想。
3.20 東京・大田区体育館 (4622人・超満員札止め)
[3]タッグマッチ
○新井健一郎、岩佐拓(12分32秒 戸澤塾秘伝・呼吸やま→片)●PAC、エル・ブレイザー
- ブレイザー:ブログ更新こうなったらとことんやります
[4]シングルマッチ
○谷嵜なおき(7分52秒 インプラント→エビ)●YAMATO
- 谷嵜がYAMATOに共闘呼びかけ。YAMATOは保留。
- 斎藤了も谷嵜にタッグ結成を呼びかけ。
[5]タッグマッチ
○田中将斗、黒田哲広(13分2秒 ランニングD→片)望月成晃、●ドン・フジイ
[6]オープン・ザ・トライアングルゲート王座次期挑戦者チーム決定および敗戦チーム挑戦権永久剥奪マッチ
○ドラゴン・キッド、横須賀享、斎藤了(15分24秒 ドラゴンラナ→エビ)●土井成樹、Gamma、神田裕之
[7=セ]GHCジュニアヘビー級タッグ選手権
○KENTA、石森太二(22分54秒 側頭部へのキック→片)●鷹木信悟、B×Bハルク
※挑戦者・KENTA&石森が王座奪取。
- 試合後、鷹木とハルクは仲間割れぎみに・・・。
- 鷹木は脳震盪のため病院へ。検査の結果は異常なしながら、大事を取って翌日の大会は欠場した。
- 鷹木ブログ更新:何が悔しいって全てを出し切れなかったから。
[8=メ]オープン・ザ・ドリームゲート選手権
○CIMA(29分45秒 クロスファイヤー・ナルシエンテ→TKO)●吉野正人
※王者・CIMAがV5
- 試合後、吉野と土井は仲間割れと見せかけ・・・抱き合う。
- Gammaは土井&吉野を罵倒。仲間割れか?
- 斎藤了がCIMAに挑戦表明。
- 退場時、CIMAがYAMATOに襲われる。
- CIMA:ブログ更新 いやしかし大概疲れたで。
実はドラゴンゲート初観戦。GAORAはチェックしてるんだけどね。
会場行けば、わんさか女性ファンがいるんだろう・・・と思ったらそうでもない。もちろん、他と比べれば多いけど。
ノリは普通にプロレスっぽい感じ(どんなんだ)。
ドラゲーと言えば技のレベルが高いこともあって、選手個人というより試合の完成度で語られる場合が多いでしょう。
セミ前の6人タッグなど、まさに「作品」という感じ。改めて驚かされました。「飛んだり跳ねたりばっかじゃねーか」との声もありますが、飛んだり跳ねたりもアソコまでくれば文句言えず。単純に凄い。
もちろん、レスラーはマンネリとの闘いもあるし、レベルが高いからこそ全てが見せ場になってしまい、印象に残るシーンが少ないというデメリットも出てきます。
まぁ、この6人タッグに関してはセミ前ということでストーリー性を薄めにしている部分はあるんでしょう。
一方で、セミはノアとドラゲーで対抗戦ムード。KENTAは格の差を見せつけるかのように、顔面チョン蹴りなどで突き放す。
これで試合は「作品」という形から「個々の対決」へと変わっていった。ちょっと観客の盛り上がり方が他と違う。これでノア勢にブーイングでも出ていれば、更に面白くなっていたんだが・・・ドラゲーとノアはファンが被るんですかね? KENTAへの声援も多かった。
ノアと変わらぬ闘いぶりを見せつける挑戦者組に対し、鷹木&ハルクも自分の持ち味で勝負する。
エプロンを走ってブランチャ系にいったKENTAを、鷹木がキャッチしてデスバレー系で叩きつけたシーンは圧巻。ドラゲーファンのストレスが爆発した瞬間。
試合のスタイルがどうとかは別として、やはり対立構図がハッキリ出ている試合は燃えますね。客観視してる自分でも熱くなってきてしまうから凄い。
ベルトを奪取したKENTA&石森は、「俺たちが勝ったぞ」とベルトを観客に見せつける。
こういうのを見ると、この先もドラゲーで防衛続けてほしいものですが・・・退場時には深く頭を下げる。
石森は「これが最初で最後」とコメントしたらしい。うーん残念。
恥かかされた鷹木信悟は「ノアまで乗り込む」と宣言。
CIMAが5度目の防衛
メインのCIMAvs吉野は意外な試合展開。吉野がスピードでかく乱するのかと思いきや・・・序盤はCIMAの腕攻めでジックリ。別にジックリは全然問題ないんです。実際、この腕攻めがあったからこそ、フィニッシュのソル・ナシエンテで試合が決まったわけですから。
ただ、こういう試合をやるのだったら、もっとシンプルにしてもいいかなーと思う。途中の雪崩式シュバインとかは無くても良かったかもしれない。
まぁ、こんな感想が出てしまうのは、週刊プロレス・近藤修司インタビューの影響が大きいんだと思います。近藤インタビューは別記事でやりますか…。
そんな感じで初ドラゲー、全体としては十分満足の内容。
大田区がなくなって、関東はどこでビッグマッチやるんでしょう?
さようなら大田区体育館
最後に画像を何枚か。谷嵜なおきへはブーイングもあった。
こういう選手はうまく使いたい・・・。
黒田哲広とドン・フジイは2階席で乱闘。
昔、みちのく・大田区大会で、リレー少年が2階を走り続けてリングアウト負けしたことを思い出した。
田中将斗はサスガ!のファイト。
この試合は盛り上がった。
飛ぶ選手は山ほどいるが、安定度とキレを重視すれば、ドラゴンキッドが空中殺法の使い手でナンバーワンかもしれない。
セミの試合前。
ハルクがリングでダンスしてる間、先に入場したKENTAと石森はリング下へ。
ダンスを見上げたり、ブラブラしたり。
フィニッシュ前のG2S。
テキトーにシャッター押したらヒットの瞬間が収まったー。
メイン。
吉野のソル・ナシエンテ。
両腕を極めながら、矢野卓見・センタク鋏風に首も絞める。
フィニッシュ。
ソル・ナシエンテとは腕のロックが違うかな?
最後に大田区体育館。
傘だらけ。
かつてヨネ原人が飛び込んだ池。
水はなかった。
体育館前の看板。
スローガンは美しいが、看板はボロボロ。
さようなら、大田区体育館。
リメンバー、大田区体育館。
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カテゴリ: ドラゴンゲート | 2008-03-22 | 投稿者:杉