2005-11-08
田上明 、GHC王座奪取&セミ前々に名勝負~NOAHって凄いや
ハッスルマニアは大成功。中1日おいてその対極にある団体が武道館大会開催。
比較される相手がある時のNOAHは強い。PRIDEの裏の小橋vs高山、WJ・旗揚げの裏の三沢vs小橋。
今回はNOAH流のエンターテイメントを貫いて、感動のハッピーエンドを見せてくれちゃいました。
G+からビデオ観戦。長いから見終わるまで時間かかった~。
正直、田上はやっぱり田上なんだよね(笑)。脚の上がってない開脚キック、グダグダな卍固め、本来はフィニッシュだったであろう秩父セメントの失敗。普通ならダメ試合でキマリなんだろうが・・・これが面白いんだよな(笑)。
観客のほとんどは田上を応援。一方、力皇にはブーイングもとんだ。結果的に王者として評価されないままベルトを手放してしまった前チャンプだが、これまでのイマイチだった防衛戦は今回の田上戦をヒールとして迎えるための長い長いマエフリだったのではないだろうかw
この先どうするのかは知りませんが(笑)、とにかく今回はハッピーエンド。
ちょっとセミ・セミ前を飛ばします。
たぶん、この試合は100人が観て100人「面白かった」って言うんじゃないですかねぇ(そう言うといろいろ文句つけられそうだが)。
敢えて文句つけるなら、「セミ前々でこんなに盛り上げちゃ後がやりにくいだろ」ってぐらい。あと、菅谷アナ(だったかな?)がテキサス・クローバーとサソリ固めを間違えたことだなw
ドーム以来の対戦となる健介vs小橋、あの時を越える250発のチョップ合戦には感動を通り越して呆れてしまった。しかし、そのインパクトを上回ったのが中嶋・潮崎の奮闘ぶり。
健介・小橋のハードな技に耐えるばかりでなく、それぞれが終盤にシッカリとした見せ場を作った。NOAHらしい全力疾走プロレス。ドッカンドッカン沸きまくり。
試合終了、大歓声と拍手のなかそれぞれが健闘をたたえ合い握手。最後に健介が潮崎に手を差し出すと、潮崎はその握手を拒否した(頭は下げた)。
序盤の健介vs潮崎で、健介が格の差を見せつけるような場面が見られたと思う。ジュニアヘビー級を扱うように放り投げたり、潮崎がチョップの連打を放つと、お返しにはチョップではなく張り手を選択したり(一発でダウン)。
初対戦ということもあって健介には「キャリア約2年」というイメージしかなかったのかもしれない。もちろん、評価が試合中に変わったからこそ試合後の握手に繋がったんでしょうが、潮崎はそれをヨシとしなかった。その心意気はヨロシイんじゃないでしょうか。
ちなみに小橋vs中嶋の絡みでは、最初から小橋はチョップをバシバシ。小橋らしいです。
中嶋の蹴りを食らったあとは、なぜか中嶋の両耳(もしかしたら髪かも)を掴んでコーナーに押し込んでいた(笑)。予想以上の蹴りの威力に驚いたのかもしれませんが変な雰囲気で爆笑してしまった。
天龍のサッカーボールキック(額に靴あとを残す)にキレた三沢は普段以上に強烈なエルボーで天龍を追い込む。対して天龍はノドに直接打ち込む水平チョップ(音がしないのがガチ)で迎え撃つ。
このあたりは見応え充分だったのだが、終盤から天龍が失速。どこかで頭を打ってしまったのか、しきりに顔をしかめたり頭を叩いたりを繰り返す。
パワーボムを尻餅ついて失敗・・・。天龍ファンの私としては辛すぎるシーン。最後はエルボーでピン。
セコンドのマグナムとアラケン(だったと思う)が飛び込んできた。うーん、複雑。
内容でも王者組が圧倒・・・と言っていいでしょう。柴田はNOAHの空気に馴染めないまま終わってしまった感じ。NOAHに入ると更に細く見えてしまう。ポンポン、ポンポンと技を出しまくる展開にも面食らったかもしれません。
年間ベストバウト候補の秋山戦は、秋山が柴田のスタイルに踏み込んだ結果生まれた名勝負。今後、NOAHに継続参戦するならば、いろいろ考え直さなければならないでしょうね。
[総評]
「長い!」と感じる試合もありましたが、基本的には大満足。会場も超満員だったってことで、NOAHはNOAHでマイペースにやっていくんでしょう。K-1勢と絡む来年以降は対世間へのアピール度が増す可能性もあるし、今後のプロレス界はNOAH・ハッスルの2トップ時代が来るんじゃないでしょーか(新日は…)。
書けなかったんですが、第4試合の秋山&越中vs鈴木&丸藤も素晴らしい試合であった。このメンバーが集まれば当然…それが第4試合。
「うちが本気になればこれぐらいの試合はすぐできる」ってなメッセージ? まだまだ余力を感じさせるってんだからNOAHって凄いや。
ヘビー級王者=田上、タッグ王者=森嶋&ヨネ。余裕だな~。
ちなみに新日本:ヘビー級王者=ブロック・レスナー、タッグ王者=蝶野&天山。新日本が必死こいてるように見える(笑)。実際そうなんろうけど。
比較される相手がある時のNOAHは強い。PRIDEの裏の小橋vs高山、WJ・旗揚げの裏の三沢vs小橋。
今回はNOAH流のエンターテイメントを貫いて、感動のハッピーエンドを見せてくれちゃいました。
G+からビデオ観戦。長いから見終わるまで時間かかった~。
11.5 NOAH/日本武道館(16600人・超満員)見終わっての率直な感想。「感情移入できるかどうかってのは大事だなぁ」。
[9]GHCヘビー級選手権
○田上明(20分43秒 俺が田上→体)●力皇猛
※挑戦者・田上が王座奪取(第8代)
・田上マイク「今、ここまでファンの皆様のお声をいただいて、この試合が実現したことを感謝しています。ありがとう!」
・田上「「疲れた。眠い。風呂に入りたい」
正直、田上はやっぱり田上なんだよね(笑)。脚の上がってない開脚キック、グダグダな卍固め、本来はフィニッシュだったであろう秩父セメントの失敗。普通ならダメ試合でキマリなんだろうが・・・これが面白いんだよな(笑)。
観客のほとんどは田上を応援。一方、力皇にはブーイングもとんだ。結果的に王者として評価されないままベルトを手放してしまった前チャンプだが、これまでのイマイチだった防衛戦は今回の田上戦をヒールとして迎えるための長い長いマエフリだったのではないだろうかw
この先どうするのかは知りませんが(笑)、とにかく今回はハッピーエンド。
ちょっとセミ・セミ前を飛ばします。
[6]○佐々木健介、中嶋勝彦(24分58秒 ラリアット→体)小橋建太、●潮崎豪健介さんのコメントはちょっと無視させて頂いて(笑)、とにかく試合は素晴らしかった。
・健介コメント「今、プロレスが色んな方向に行っている。それを否定はしないが、歴史のあるアジアタッグのベルトを持っていると歴史、凄さが体にバシバシ入ってくる。
今日の相手、ああいう試合ができるのならオレはプロレスラーになってよかった。今日みたいな素晴らしいレスラーがいるんだったら「本来のプロレス」が戻ってくると信じたい。
たぶん、この試合は100人が観て100人「面白かった」って言うんじゃないですかねぇ(そう言うといろいろ文句つけられそうだが)。
敢えて文句つけるなら、「セミ前々でこんなに盛り上げちゃ後がやりにくいだろ」ってぐらい。あと、菅谷アナ(だったかな?)がテキサス・クローバーとサソリ固めを間違えたことだなw
ドーム以来の対戦となる健介vs小橋、あの時を越える250発のチョップ合戦には感動を通り越して呆れてしまった。しかし、そのインパクトを上回ったのが中嶋・潮崎の奮闘ぶり。
健介・小橋のハードな技に耐えるばかりでなく、それぞれが終盤にシッカリとした見せ場を作った。NOAHらしい全力疾走プロレス。ドッカンドッカン沸きまくり。
試合終了、大歓声と拍手のなかそれぞれが健闘をたたえ合い握手。最後に健介が潮崎に手を差し出すと、潮崎はその握手を拒否した(頭は下げた)。
序盤の健介vs潮崎で、健介が格の差を見せつけるような場面が見られたと思う。ジュニアヘビー級を扱うように放り投げたり、潮崎がチョップの連打を放つと、お返しにはチョップではなく張り手を選択したり(一発でダウン)。
初対戦ということもあって健介には「キャリア約2年」というイメージしかなかったのかもしれない。もちろん、評価が試合中に変わったからこそ試合後の握手に繋がったんでしょうが、潮崎はそれをヨシとしなかった。その心意気はヨロシイんじゃないでしょうか。
ちなみに小橋vs中嶋の絡みでは、最初から小橋はチョップをバシバシ。小橋らしいです。
中嶋の蹴りを食らったあとは、なぜか中嶋の両耳(もしかしたら髪かも)を掴んでコーナーに押し込んでいた(笑)。予想以上の蹴りの威力に驚いたのかもしれませんが変な雰囲気で爆笑してしまった。
[7]○三沢光晴(14分27秒 ランニング・エルボー→片)●天龍源一郎「殺伐さ」という部分ではこの日一番だったかもしれないが、内容的にはイマイチ。
天龍のサッカーボールキック(額に靴あとを残す)にキレた三沢は普段以上に強烈なエルボーで天龍を追い込む。対して天龍はノドに直接打ち込む水平チョップ(音がしないのがガチ)で迎え撃つ。
このあたりは見応え充分だったのだが、終盤から天龍が失速。どこかで頭を打ってしまったのか、しきりに顔をしかめたり頭を叩いたりを繰り返す。
パワーボムを尻餅ついて失敗・・・。天龍ファンの私としては辛すぎるシーン。最後はエルボーでピン。
セコンドのマグナムとアラケン(だったと思う)が飛び込んできた。うーん、複雑。
[8=セ]GHCタッグ選手権25分越えの長丁場。森嶋・ヨネが完勝という予想外(?)な結果。
○森嶋猛、モハメドヨネ(27分50秒 バックドロップ→片)●KENTA、柴田勝頼
※王者・森嶋組がV1
内容でも王者組が圧倒・・・と言っていいでしょう。柴田はNOAHの空気に馴染めないまま終わってしまった感じ。NOAHに入ると更に細く見えてしまう。ポンポン、ポンポンと技を出しまくる展開にも面食らったかもしれません。
年間ベストバウト候補の秋山戦は、秋山が柴田のスタイルに踏み込んだ結果生まれた名勝負。今後、NOAHに継続参戦するならば、いろいろ考え直さなければならないでしょうね。
[総評]
「長い!」と感じる試合もありましたが、基本的には大満足。会場も超満員だったってことで、NOAHはNOAHでマイペースにやっていくんでしょう。K-1勢と絡む来年以降は対世間へのアピール度が増す可能性もあるし、今後のプロレス界はNOAH・ハッスルの2トップ時代が来るんじゃないでしょーか(新日は…)。
書けなかったんですが、第4試合の秋山&越中vs鈴木&丸藤も素晴らしい試合であった。このメンバーが集まれば当然…それが第4試合。
「うちが本気になればこれぐらいの試合はすぐできる」ってなメッセージ? まだまだ余力を感じさせるってんだからNOAHって凄いや。
ヘビー級王者=田上、タッグ王者=森嶋&ヨネ。余裕だな~。
ちなみに新日本:ヘビー級王者=ブロック・レスナー、タッグ王者=蝶野&天山。新日本が必死こいてるように見える(笑)。実際そうなんろうけど。
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カテゴリ: NOAH | 2005-11-08 | 投稿者:杉