2007-05-22
5/20 666 /桂スタジオ大会観戦記~リミッターが外されて・・・

火が迫る・・・ってか何だかわからん
666人・超満員札止め
噂の666を初観戦した。暗黒プロレス組織とはいったい何なのか・・・。まずは666という団体の説明が必要か。
666のHPから引用。
パンク界のカリスマレーベル「殺害塩化ビニール」の社長"The CRAZY-SKB"と、プロレス界唯一の耽美派ゴシックレスラー"怨霊"がついに手を組んだ!怨霊とクレイジーSKB(バカ社長)が手を組んだことで生まれた団体。上井駅にも上がったラム会長もここの所属。その他、宮本裕向、忍も所属選手。
次から次へと巻き起こる涙!絶叫!興奮!爆笑!常に暴動寸前の体感型ジェットコースター・エンターテイメントプロレス・フロム・あの世!最凶で最狂な暗黒プロレス組織"666"を、キミはもう体験したか?!
2003年12月に旗揚げ。2~3月に1度のペースで興行を行っている。今回が「vol.18」。
基本的にはストーリーに沿って試合は行われる。映像も使う。マイクもある。
登場するキャラが独特。他団体の選手がビジュアル系の別キャラで登場することもある。
また、会場内に実況が必ず入る。レギュラー解説陣は、大日本プロレスのMEN'sテイオーとライターの須山浩嗣さん。
某選手の暴れっぷりがあまりにも凄まじく、使用禁止、もしくは貸してくれない会場が続出。
今回、初めて666が使う「桂スタジオ」は、ヒジョーに責任者の方(アザラシのたまちゃんを中川で一番最初に発見した人だそうです)が寛大であり、事前に「何をやってもいい」という許可をもらっての開催となった。
リミッターが外れた“あの人”の狂いっぷりをこの目で確認しようというアホwが集結、会場はギッチリ超満員札止め。
ちなみに666はどんな会場でも「主催者発表=666人」としている。おそらく東京ドームでやっても同じだろう。
同日開催された大日本プロレスは600人(札止め)、本日(5/21)開催されたノア(!)は800人(満員)との発表。
大入りとなった要員の一つとして、昼に開催された大日本プロレスとの協力もあるでしょう。
「昼夜通し券=6000円」というチケットが販売された。2大会見れるのにPRIDEの最低料金より安い。
これは両団体にとってかなりプラスだったようで、昼も大日本の桂スタジオ大会史上、最高の入りとなったそうです。正直言って、コレと言って目玉のカードはなかった。それでも過去最高。
他の団体も参考になる点があるのでは。
桂スタジオも私は初めて。
予想通りの「広い倉庫」そのまんま。ちょっと暗めなのは残念だったが・・・今は照明設備がない大会はどこもこんな感じなんだろう。
では、1試合ずつ簡単に振り返り。かなり省略しています。
なお、事前のカード発表はなし。全て試合直前の映像で組み合わせが分かる形。それでも満員になるのは素晴らしい。
画像は会場が暗いこともあってダメダメ。
試合結果は週プロモバイルから。
5.20 666/桂スタジオ(666人・超満員札止め)
[1]忍vs大石真翔
3WAY:○テイオー(11分40秒 ミラクル・エクスタシー→片)●忍、大石
- 試合雨、忍の彼女(有名なダンサーらしい。名前忘れました…)が出てきて振られる。怒り?で服を脱ぎながら踊り出す。
- 忍と大石は解説のテイオーさんに夢中。試合が始まっても、テイオーに向けてアピールを続ける。
- なぜかテイオーも試合に参加することに。テイオーはマイクを持って実況しながら試合を行う。
- 試合後、忍は息絶える。本部席に座っていた死神(ガロガ)らによって担がれて退場。
マイクを持ったまま闘う世界のテイオー
テイオーさんが試合に参加したことにより、言葉だけでなく試合としての「ツッコミ」もくわわり・・・って書くと忍&大石がダメなように聞こえるか? そんなことはないんだけど。
テイオーさん、マイクを持ったままのエルボー、コブラツイストなど披露。素晴らしい。
[2]趙雲子龍の愉快な死亡お遊戯
<1階>○趙雲子龍(3分3秒 ヘッドロック)●エル・サミラオ
- ブルースリー・コスチュームで趙雲子龍が登場。一人倒すと、階段を上がっていく映像が流れ、次の試合が始まる。
<2階>○趙雲子龍(1分6秒 フロント・ネックロック)●木村響子
<3階>○趙雲子龍(3分7秒 ダイビング・フットスタンプ)●ナスティ・ブラックパンサー
<4階>○クド・チャンリー(4分18秒 ヌンチャク絞首刑)●趙雲子龍
- 敗れた趙雲子龍は「プロレス界に二人のリーはいらない」とサングラスをかけて息絶えた。

見事なヌンチャクも披露した趙雲
4階の闘いはリーvsリーの夢の対決ではあったが、普段、どちらかと言えばジャッキー・チェーンっぽいキャラである趙雲が負けてしまうのは当然で…。
第2試合とはいえ、趙雲を主役(?)とした試合が組まれるあたりは、レスラーとして成長している証拠。ちょっと前ならその他大勢側に入っていて当たり前。
映像がちょっとトラブってたのがおしい。
[3]○ラム会長、先輩、沼澤邪鬼(9分26秒 生き残る)戸澤アキラ、新井健一郎、佐野直
- 新井&戸澤はドラゲー・四日市大会を休んで参戦。
- ラム会長「いてもいなくても一緒ってことだよ! 今日は私がプロレスを教えてやる!」
- 一部、省略。
- 試合後、先輩と佐野は息絶えていた。

中央が「先輩」。妥協することを知らない。
試合の序盤、ラム会長が捕まってローンバトルとなる展開はありそうあり得ないもの。
ラム会長に対する佐野の攻めは結構ハードヒット。当然、大ブーイングであったが、そこにはプロレスラー同士でしか感じ取れない“何か”があったように思えた。二人はライバル。
[4]○佐々木貴(6分54秒 Dガイスト)●宮本裕向
- プロレス巌流島。佐々木“貴”小次郎vs宮本“裕向”武蔵。
- 宮本は遅れて入場。
- 二人は刀(?)を使って斬り合う。
- 最後は、コーナーに昇った宮本の尻に刀を刺してデッドリー・ドライブで投げ飛ばし、佐々木が刀で滅多斬り。何度切っても倒れない宮本にしびれを切らした佐々木がDガイストでフィニッシュ。
- 試合後、宮本は息絶える。

武蔵vs宮本。
途中、スポーツチャンバラの剣で斬り合った時、解説が「金八先生かよ!」的ツッコミをしたら、ジワジワっと笑いが起きた。
[5=セ]○ザ・クレイジーSKB、葛西純、破羅死魔(13分28秒 爆竹ポア)ラディン、●フセイン、ブッシュ
- 試合前、実況席から細かい注意。
- 破羅死魔はDDTのHARASHIMA。ラディン、フセイン、ブッシュに関してはWikiか何かで各自検索してください。悪い人らしいです。
- SKBは入場時から花火をまき散らす。お客さんに火花が余裕で当たってる。
- 試合中盤、SKBは放送席が設置されていた巨大ヤグラによじ登り、最上階に隠してあった大量花火ボードに着火。凄まじい勢いで花火が吹き上がりつつ、ヤグラがリングに向かって移動。客席はパニック。この間も実況は続いている。
- SKBは売店においてあった「ホルモン小鹿」のミニチュアハウス(と言っても大きめの犬小屋ぐらいの大きさ)を引っ張り出し、そこに大量の爆竹を仕込み点火。ホルモン小鹿大炎上。
- そこに小鹿社長が登場。葛西が「ホルモン小鹿を燃やしたのはコイツラです!」とフセインらを指さす。怒った小鹿は鉄拳制裁。
- 一旦、バックステージに戻ったSKBは大量の爆竹が仕込まれた服を着込んでリングへ。小鹿が点火。SKBはトップコーナーから爆裂ダイブ。これで3カウント。
- 試合後も観客騒然。会場に煙が充満。イス席の約半分は崩壊。
- 倒れたお客さんがいたため、長い休憩。

ヤグラの上から花火。この2階部分が実況ブース。
入場の時点で恐怖を感じた。もう、それはレザー・フェイスとかハンセンとかのそれとは別次元。あれ、絶対火花当たってる人いたよなぁ・・・。
ヤグラによる大量花火攻撃は言葉じゃ伝えにくい…。あの迫力・・・なんなんだろ。イスが邪魔じゃなければリングまでいってたかもしれんな…。
小鹿さんも動じずに奮闘していたようですが、もう、こっちはアチコチかけずり回りながら見てたんでよくわからんですw
最後の爆竹ポアは鼓膜が痛くなった。耳だけでなく焦げ臭い。ついでに喉も痛い。「五感」のうちの味覚以外は刺激されたなー。
SKBの神髄、見せていただきました。
[6=メ]モリノスお宝争奪ラダーマッチ
○ドラゴン飛龍、美華魅(11分51秒 お宝争奪)怨霊、小仲ペールワン
- ドラゴン飛龍=伊東竜二。美華魅=MIKAMI。この2人は車で入場。
- 暗黒シャーマン・モリノス(怨霊らを召還させる凄い人)の「お宝」が天井から吊され、それを奪ったチームが勝ちとなるルール。
- 2つのラダーを使ったハードコアな展開。
- 怨霊、美華魅らは瀬が低くてなかなか届かない。
- 最後は長身のドラゴンがお宝奪取。
- 勝者チームのご褒美は「何でも好きなもの」。敗者チームには「呪いのベルト」が渡される。
- 呪いのベルトは受け取ると死んでしまう。ペールワンが死亡。怨霊は、もともと死んでいるのでセーフ。
- ドラゴンの締めで終了。
- 次回大会予告。「次々に亡くなった選手はどうなる・・・次回は666の『大霊界』。日時、場所など全て未定!

白塗りが小仲ペールワン。
名古屋ローカルインディーレスラーである小仲ペールワンを抜擢したのも正解。技失敗とかもありましたが、彼がいるいないで随分雰囲気違うでしょうしね。
怨霊さんのブログによると、小仲ペールワンは666所属となるようです。
オリジナルなムーブが多い選手、出番増えればブレイクあるかも。
ちょっと最後の「お宝」のオチが弱いように感じた。次回予告もいつもに比べてインパクト薄かったんでしょ? その辺がイマイチ。
最後にドカンと来れば最高だったんだが。
大会終了後は、お客さんが座っていたイスを自分で片付け。ほとんどの人が協力していたのは驚いた。
全体として見れば初観戦ということもあり新鮮な驚きが満載で満足。
「666でしか見れない」というようなアイディアが詰まってる。「マッスル」と似たような感じで紹介される場合もあるようですが、もう完全に別モノでしょう。
ただ、でも、正直言って「ぜひ、見に行って!」と気軽にオススメする気にはなりません(笑)。いろんな意味で「覚悟」が必要。
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カテゴリ: インディー | 2007-05-22 | 投稿者:杉






