11.24 ZERO1-MAX /後楽園大会、観戦記〜中西ランドは年中無休
(11/26 ゼロワン)
TAJIRIのサイコロジープロレス全開▼
絵になる男
昨日観戦したZERO1-MAX・後楽園大会の感想を・・・。
観衆がかなり寂しい。そこそこ面白いカードはあるんだが、どうなんだろ。“ZERO-ONE”時代のようなシッカリしたピラミッドが見えてこないのが問題か。メインの崔vs義人も、どの辺の位置づけを競ってる2人なのかが普段ゼロワンを見ない人には分かりにくいかも。まぁ、策士・中村祥之さんなら、いろいろ考えるところあるんでしょうが・・・。
速報でも書きましたが、抜群に面白かったのはセミとセミ前。
ZERO1−MAX「エクスプロージョン ’06」 [ スポーツナビ ]
11.24 ZERO1-MAX/後楽園ホール(1100人)
[5]NWAインターコンチネンタルタッグ選手権
○大森隆男、中西学(16分4秒 ワシントン条約→エビ)●佐藤興平、安田忠夫
※王者・大森&中西が防衛
@中西マイク「久々の大森選手とのタッグで、別れた恋人に何年ぶりかで会えたような気持ちです」
安田でも軽々
安田が相手に入ってるという時点で何割か興味は薄れてしまったが、挑戦者組が小ずるいヒール技に徹してくれたことで中西らしさ爆発。
大森のピンチに中西がコーナーから飛び出す→レフェリーが「戻れ」と注意→安田と耕平がタッチせず入れ替わり→中西激怒。
100万年前からあるアリガチな展開も中西が絡むとイチイチ面白い。もちろん、試合でもシッカリ見せてくれるしホント楽しい。
なんで「一本足ハンマー」が出ると、会場内が幸せ感いっぱいになるんだろうw みんなニコニコですよ。
[6=セ]大谷晋二郎、○田中将斗(21分50秒 ローリング・エルボー→片)TAJIRI、●藤田ミノル
@田中マイク「次、皆さんとこのリングでお会いできるのは、半年前後かかるとおもいますが、この肩を完治させて絶対に帰ってきたいと思います。若いヤツも、大谷も、大森も、オレが帰ってきた時に、オレの居場所がなくなるように、期待している。でも、すぐそのポジションをオレが乗っ取ってやる。その時まで、ZERO1ーMAXをよろしくお願いします」
藤田も動き良かった
これも素晴らしい試合でありました。今年の2月に帰国して以来、TAJIRIの試合はいろいろ観ましたが・・・エスペランサー戦を別格とすれば一番の内容だったかも。
TAJIRIの語る「サイコロジー」の一端が見れた試合。たとえば。
・大谷お決まりの顔面ウォッシュを序盤ではことごとくカット。終盤の一番盛りあがる場面でドカンと放たせる。
・観客を煽りながら多彩な技で田中の肩攻め。終いには林リングドクターにスライディング・キックをかまし、会場から大ブーイングを浴びる。
観客が大谷&田中に感情移入しやすいよう流れを作る。↑こんなこと書いてると私がマニアぶってエラそうに冷めた目で観てたように思うかもしれませんが、実際は「頑張れ田中」と声出してノメリ込んでましたからw タジリの手のひらで転がされてましたな。
1試合の中にストーリーが詰まった素晴らしい試合。
藤田とのコンビもイイ感じだし、ぜひとも継続参戦してもらいたいもんだ。
田中将斗はこの試合を最後に長期欠場へ。まともに行けば復帰は夏頃ですか? 火祭りに間に合えばいいんですが。
そのほかの試合。
[7=メ]NWA UNヘビー級選手権
○崔領二(16分42秒 那智の滝→片)●佐々木義人
※王者・崔が防衛
締めも崔が担当
全力疾走のバチバチ系。これで崔が若手グループから一歩抜け出した感じなんだろうか。個人的には、義人の方が感情移入できるモノを持っているんでエース候補に面白いと思うんだが。
崔もあれだけのガタイがあれば、エースにしたくなるのも分かるけどね。
義人はこの試合で脳しんとうを起こしたらしく、30日の福島大会は大事をとって欠場となったそうです。
[4]高岩竜一、○後藤達俊(8分24秒 バックドロップ→エビ)村上和成、●臼田勝美
村上は場外乱闘でしか沸かせられない選手になってしまった・・・。
[3]○日高郁人(12分47秒 後ろ回し蹴り→エビ)●KUSHIDA
KUSHIDAの動きは確かに素晴らしかった。ただ、対戦した日高にすれば、いろいろ思うところあったようだ。
kamiproから引用。
観ていてどうでしたか?むしろ聞きたいですよ。様子を見ながらどんなものかを見ていこうと思ったんですけど。後半も驚くようなところはありましたよ。だけど畳みかけてこない。あんなんじゃ全然余裕ですよ。叩きつぶしてできる>
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