徳山昌守 PRIDE参戦消滅
(11/07 PRIDE)
▼「キッチリ断りました」▼
PRIDE・男祭り参戦の噂がアッという間に駆けめぐった徳山昌守、本日行われた日本ボクシングコミッション(JBC)の“事情聴取”では「名言をさけた」との報道。
まだ交渉の余地はあるのかと思いきや・・・今夜更新の本人サイトで「オファーはキッチリ断りました」とコメント。
06/11/6 徳山の今日のひとりごと [ hitorigoto ]
新聞等で世間をお騒がせして申し訳なく思っています。
何処かで話しがこじれてややこしくなってしまっているので、きちっと整理してここまでの経緯を軽くお話しいたします。
プライドの話しは五月頃からずっとありました。 普通の総合ルールだったらボクシングしか知らない僕が勝てる訳ありません。
でも向こうの人は、ルールは完全にボクシングルールでラウンド数は四ラウンド、判定は無しでKOの場合のみ勝敗付けると言う、言わばボクシングのエキシビションマッチですと。
ただし相手は70キロ以上あるプライド王者クラスの選手になりますよとの事でした。 ボクシングでの20キロ差と言うのは素人が考えてるより遥かにでかく、無理ですと断りました。
しかし、相手がプライドのエースで最強の王者ということで私の男の魂に火が点きました。勝てる相手としか戦わないのであれば私はチャンピオンでも何でもありません。その後も何度も何度も足を運んでくれて、説得されて実際その情に流されそうになった事もありました。
めちゃくちゃ怖いけれどもビビってないで、新しい世界に挑戦したいと思った事もありました。が、ここに来て、私の動向で世間を騒がしている事に改めて自分の今の立場、WBCの王者の立場を思い知らされると同時に伝統あるボクシング界に私個人が勝手な行動して ボクシング界全体に迷惑をかけられないと思いました。 自分の今の立場、ポジションをもう一度よく考え直し、ボクシング界全体の事を考えた時、出るべきでは無いとキッチリ断りました。 負ける事を考えるのは良くないけど、現役チャンピオンとしてプライドのリングに上がり、ボクシングルールでもし負けたら、それ則ちボクシング界の負けに成り兼ねないと。(素人は体重差の事なんて分からないからね) 僕はボクシングと言う競技を物凄くリスペクトしているし大好きです。
こんな素晴らしいボクシングを地に落としたくありません。 よって現役ボクサーの間はプライド参戦の話しも断っています。(某新聞には決定みたいな事載ってたけど、あれって…?) と言うのが一連の流れです。
徳山ファンの方、ボクシングファンの方、そしてアンチ徳山ファンの方もお騒がせして申し訳ありませんでした。m(__)m
DSEからオファーがあったのは事実。対戦相手はやっぱり五味隆典が候補だったんでしょう。
PRIDEは5月頃から声をかけていたという。フジテレビショックは6月ですから・・・地上波復活のため急に担ぎ出しを狙ったわけではないんですかね。
まぁ・・・いいんじゃないでしょうか。双方にとって。
TVはちょっと遠のいたかもしれませんが、やっぱPRIDEっぽくないですよ、はい。
▼報知のスクープはなんだった?▼
本日のスポーツ報知には以下のような記事がupされて“いた”。
徳山PRIDE転向…王座返上、ボクシング引退
プロボクシングWBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守(32)=金沢=が、5日、本紙の電話での取材に対し、総合格闘技「PRIDE」からのオファーを受けることを初めて明らかにした。徳山は、6日に行われる日本ボクシングコミッション(JBC)からの事情聴取で、PRIDE転向の意思を正式に伝える意向。王座の返上は免れず、事実上の引退となる。国内歴代3位の8度連続防衛を誇る名王者が、ついに進退に結論を出した。
腹は決まった。WBCからの指導を受け、事情聴取に乗り出したJBCの安河内剛事務局長との会談を前に、徳山が沈黙を破った。PRIDEとの交渉について「オファーがあったのは事実」と初めて認めた。「(PRIDEに)出るとか出ないとか、言い分はある。それを伝えたい」と語った。「もう決めているのか?」という問いに「もちろん」とキッパリ言い切った。
まぁ、「電話取材」の中では「PRIDEに決めた」とは一言も言ってないんですけどねw
DSEから取材拒否を食らってるスポーツ報知、あせってしまったようです。
ネット上の記事は先ほど削除されました。ヤフーはまだある。
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