KUSHIDA 、ハッスル生え抜き新人デビュー〜この時代だからこそ…
(08/30 ハッスル)
▼期待の新人▼

　ハッスル生え抜き新人第1号のデビューが決定。

期待の新人KUSHIDA、師匠TAJIRIと公開練習！9・7デビュー戦の相手は赤＆青鬼蜘蛛に決定 ［ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ]
9.7 ハッスル／後楽園ホール

・追加カード
　ＫＵＳＨＩＤＡデビュー戦：ＴＡＪＩＲＩ＆ＫＵＳＨＩＤＡvs赤鬼蜘蛛＆青鬼蜘蛛

・既報カード

　ハッスルＧＭ候補者の代理人同士による３ＷＡＹ
　崔領二（坂田亘代理人）vsジャイアント・バボ（佐藤耕平代理人）vsＸ（ＲＧＭ代理人）

　［メ］天龍源一郎＆“モンスターＫ”川田利明＆アン・ジョー司令長官vs“キャプテンハッスル”小川直也＆“ハッスルあちち”大谷晋二郎＆金村キンタロー
　「KUSHIDA」は今年2月に開催された「ハッスル・オーディション」に参加。そちらは残念ながら落選したものの、今回晴れてデビューが決まった。

　この方、プロレスデビューまで凄まじい紆余曲折を経ている。過去の記事からプロフィールおさらい。

ハッスル オーディションは個性派揃い。マイケル・パントマイム・ダンサーなどなど ［ プロレス専門BLOG：ブラックアイ２ ]
櫛田　雄二郎

　1983年生まれの23歳。
　高田道場所属として2004年7月のZSTに出場。内山貴博に一本勝ち。
　この試合の前あたりから、長州力率いるリキプロの道場に練習へ。上記の大会には長州力の許可をもらい「リキプロ所属」として登場するはずだったのだが、なぜか実現しなかった。
　当時からプロレスファンであることを公言。

　内山戦後のコメント。
　「まだまだハッスル度が足りないですね。ハッスル×２くらいいかないと。ゆくゆくは中嶋（勝彦）君と、このリングじゃなくてもいいからやりたい。７月７日、願い事がかなうといいです。」
「（ジャーマンを食らった感想は？）この技の衝撃を耐えられるプロレスラーは本当に強いなと思いました。まだまだです。そのときは興奮していて、その後くらくら来た。受け身はまだまだしょっぱいです」

　MMAの戦績はコチラ（1勝0敗1分）。

　05年後半から06年1月にかけて、メキシコに渡りルチャリブレ修行。
リングネーム「YUJIRO」としてデビュー戦をムーンサルトプレスで勝利。プロライセンスも取得、14戦を経験。
　長州力に影響を受けつつ総合に挑戦、そのあとルチャ修行に行きハッスルでデビュー。なかなか凄い経験してます。

　コーチを担当しているTAJIRIは、彼を在り来たりのレスラーにするつもりはないようで・・・。
　来るべき日に備えてKUSHIDAの出来上がりに満足しているTAJIRIは、「今の時点でプロレスデビューする新人のこれまでに必要とされたものはすべて兼ね備えている」とKUSHIDAを高評価し、「これからハッスルのサイコロジーを注入して真の意味で“第一号の生え抜きのハッスラー”としたい」とした。

　身長175センチ、体重80キロとプロレスラーにしては、まだまだ筋肉もなく細い体のKUSHIDA。この体で高田モンスター軍に立ち向かっていけるのか不安視される中、「一切、ちゃんこは食わしていません。大きくした体に筋肉をつけるよりも、脳みそに筋肉をつけていく」とTAJIRIは意味深な発言をした。
　「従来のものとは違うものを創り上げてくれ」と“キャプテン・ハッスル”小川直也からも指示を受けているTAJIRIは、「寺山修司的にいえば“道場を捨てて街に出よ”の信念」で、KUSHIDAをこれから特訓していくつもりだ。
　その内容とは？　「特訓の第一弾として、これから秋葉原に行こうかな、と。呼吸の荒い太った眼鏡をかけた男たち5人に話しかけて、『何を考えて、どういう行動をしているのか』そういうことをしっかり学んでほしい。それから、ペルーに行ってナスカの地上絵を見たりもいいね」と、変態TAJIRI道をKUSHIDAに叩き込むつもりだ。
　更には、「女性の公衆便所の中でばれないように一時間ウロウロするっていうのもいいかもね」とニヤリ。
　そのTAJIRIの変態ぶりに引き気味のマスコミ陣であったが、KUSHIDAは違った。「これから試合に向けて色々な特訓をしてもらえると思う。変態チックなTAJIRIさんのお教えを全部吸収したい。自分の師匠の言うことなんで、全面的に信頼してついていこうと思います」と固い決意を語った。
　女子便所特訓とかわけわかりまへんｗ　感性を磨けってことなんでしょうけど、たぶん。
　ルチャ修行をしているだけに、まったくのデビュー戦ということではない。期待していいのではないでしょうか。
　おそらく、試合以外にもいろいろやること多いんでしょうね・・・。

　最後に、KUSHIDAこと櫛田雄二>
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