桜庭和志 微妙なジャッジに救われる〜「時間よ止まれ」
(08/06 HERO'S)
という事実。ラッキーパンチだったかもしれないが、ハッキリ言ってスミルノヴァスは噛ませ犬。片ヤオ説も出てくるでしょうが、スミルノヴァスの試合後コメントを見る限り、その可能性は低そう。
亀田に便乗した変な騒動に巻き込まれるのは嫌だなぁ。
それにしても元気な桜庭が見れなかったのは残念。まったくの後付けですが、やや感動モード入ってた入場パフォーマンスの時点から、変な違和感を感じさせていたのかもしれない。勝ってれば「復帰戦に相応しい」なんて言ってただろうがw
とにかく桜庭は生き残った。ジャッジがどうのはおいといて、あの状態から一本を奪ったことには大感動。次戦は別の形で感動させてほしい。
▼大会終了後に「秋山の判定勝ち」に訂正▼
もう一つ問題があった試合。
[7]ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント準々決勝戦
○秋山成勲(1R2分1秒 腕ひしぎ逆十字固め)●金泰泳
@大会終了後、審判団がビデオを見て競技。ミスジャッジを認め「ノーコンテスト」と判定を訂正するも、今回はトーナメントのため勝者を決めなければならず、フィニッシュまでの2分1秒間で判定を行い、秋山の勝利となった。
○秋山(1R2分1秒 判定勝ち)●金
@秋山・試合後マイク「今の試合、中途半端ですみません。ですが、しっかりと勝って次へ進むのが大切。この勝利を捧げたい二人がいます。一人は、自分の心の奥底にしまわせてください。もう一人は、苦しんでいるオリックスの清原和博に。最後、恒例ですが言わせてください。“柔道、最高ー!!”」
@金・コメント「腕十字は完全には極まっていないです。伸びていなかった、抜いて上から叩きにいこうとしたところでした。秋山選手が伸びた、と言ってレフェリーが止めたんです。伸びていたら僕もタップしますよ。」
@秋山・コメント「(試合が止まったのは秋山選手の「伸びた」という声だったのか?)自分が言う前にリングの下にいた審判の人が「危ない」って言ってて、それでまた伸ばしたら音がしたので、これは危ないなと。」
K−1の場合は大会後に判定が覆るケースが普通に(?)ある。今回のストップはどうですかね。
レフェリーが止めた時点では、確かに技が崩れ極まっていないように見えた。ただ、その前の腕が伸びた状態は…極まっていたかも。まぁ、関節技は腕が伸びていても支点がズレてれば極まらないものですから、素人目には分かりませんけど・・・。
ただ、試合自体は秋山が優勢、そのまま続けていても結果は同じだったかもしれない。
▼ミドル級は面白かった▼
そのほかの試合結果。
第1・2・9試合=スーパーファイト
[1]○朴光哲(判定 3−0)●アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ
@この試合のみノーTV。
[2]セーム・シュルト(1R4分46秒 三角絞め)●キム・ミンス
[9]○ドン・フライ(1R4分52秒 チョークスリーパー)●山本宜久
@山本・試合後コメント「今日は一言、完敗です。自分の心と体がバラバラなんで、限界かなと思っています。 」
第3〜6試合=ミドル級トーナメント準々決勝
[3]○アイヴァン・メンジバー(判定 2−0)●所英男
[4]○J.Z.カルバン(1R0分30秒 右跳びヒザ蹴り→パウンド→KO)●高谷裕之
[5]○ハニ・ヤヒーラ(1R1分8秒 チョークスリーパー)●安廣一哉
[6]○宇野薫(2R3分30秒 チョークスリーパー)●ブラックマンバ
@宇野マイク「これが総合格闘技です。HERO’S見に来てください。あと2つなんで。今日勝てたのは皆さんの応援のおかげです。」
第8・10試合=ライトヘビー級トーナメント準々決勝
[8]○メルヴィン・マヌーフ(1R9分12秒 パウンド→TKO)●クラウスレイ・グレイシー
[10=セ]○大山峻護(判定 2−0)●ホドリゴ・グレイシー
@ホドリゴ・試合後コメント「(判定に)特に不満はない。判定に文句を言う前に決着をつけることだ。」
問題のあった2試合を大きく取り上げてしまったが、他の試合は素晴らしいモノが多かった。
所vsメンジバーは寝技で魅せる名勝負。噛み合いまくりでまったく飽きず。所が負けてしまったのは残念だが足関であと一歩まで追い込む姿には「オオッ!」と思わず声が出るほど燃えてしまった。
メンジバーは誰とやっても噛み合いそうでHERO'Sには欠かせない選手となりそう。実況の中でも触れられていましたが、彼はプロレスの経験があります。
3/15 HERO'S武道館大会選手紹介? イヴァン・メンジヴァー [ くまページBlog ]
99年〜01年、カナダで2年ほど。おそらくローカルのインディー団体でしょう。そこで芽が出なかったため総合へ>
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