無我 ワールド・プロレスリングにテレ朝がクレーム
(07/14 無我・DRADITION)
▼テレ朝「担当者の話が聞きたい」▼

 昨日の会見で発表された新団体名「無我ワールド・プロレスリング」、テレ朝が「聞いてない!」とクレームを入れてきた。
 商標の問題が紙面に出るのは初めてですね。

藤波の「ワールド」使用にテレ朝説明要求 [ nikkansports.com ]

 日本プロレスの中継だった69年7月から「ワールドプロレスリング」を番組名に使うテレビ朝日と新日本は、新団体「無我ワールド・プロレスリング」を当面は静観する姿勢だ。
 無我ワールド側はこの名称は商標登録されておらず、使用可能と判断したと説明。だが、テレビ朝日関係者は経緯も含め「担当者の話が聞きたい」と話し合いの場をつくる考えだ。新日本の菅林副社長も「テレ朝と話し合って対応を決める」と協調していく。
 無我側も一応、警戒?していたらしく、昨日の会見では「・」の位置を巡って藤波さんが細かいチェックを入れている。

藤波、新日に「挑戦」 [ 内外タイムス WEB ]

 一方、田中は新団体の会社名として「無我ワールド・プロレスリング」を発表。「無我の世界を表現したい思いと、世界を相手にしたいという目標から」と、命名理由を説明したが、報道陣からは由来を確認する質問や、「新日本から怒られそうじゃないですか?」と言った声も上がった。
 それもそのはず。プロレスファンが「ワールドプロレスリング」と聞けば、まずは新日本のテレビ朝日系中継番組を思い出すところ。この日の会見でも最初、「無我ワールドプロレスリング」と区切りなく発音した田中に、「ワールドの後に点が入るよ!」と、藤波が慌てた様子で指摘していた。
 内外の記事は、そのあとの田中氏の発言も面白いのでチェックしてみてください。

 ゴタゴタが続いてしまうという意味では新日本の遺伝子を間違いなく引き継いでいるのかも。
 ただ、計画的にやっているようにも思える。
 テレ朝を刺激することがヒキガネとなって、TV中継が終了することになれば、新日本もいよいよヤバイ。
 まぁ、結果的には、嫌がらせ程度にしかならないように思えますが・・・。

▼ワールド・プロレスリングは誰のモノ?▼

 藤波さんの関連会社・シーホース・コーポレーションが「ワールドプロレスリング」を商標登録しようとしているのは、昨日もお伝えしましたが・・・これって、登録される可能性は低いみたいです。

「無我ワールド・プロレスリング」旗揚げへ [ 多重ロマンチック ]

 藤波選手がシーホースコーポレーション名義で「無我ワールド」「ワールドプロレスリング」の商標申請しているのはお伝えした通り。
 実際、法的には問題ないのでしょう。
 ただし、これ、テレビ朝日からクレームが入ったら別問題。
 テレビ朝日は40年前からこの名称を使ってる事実があるわけで「テレビ朝日が主催、協力していると混同の恐れがある」と訴えたら、社名はともかく、興行名としてはコラコラ問答に発展する可能性もあるんじゃないでしょうかね(件の商標もまだ正式登録はされてませんし)。
 但し、「ワールド・プロレスリング」と同時に申請されている「無我ワールド」が通ってしまったらどうなるのか・・・。
 この辺はもう分かりまへん。まだまだ揉めそう。

 問題は、藤波さんが今年の初めからワープロの名称を新日本・テレ朝から奪おうとして動いていたっていう事実なのかも。
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