マイク・バートン 、MMAで勝利〜7年越しのリベンジに挑む
(06/26 WWE)
▼ROTRに出場▼

 マイク・バートン、久しぶりに名前を聞きました。かつては全日本マットで活躍、世界タッグ王座も奪取した名選手。
 彼がMMAで初勝利をあげました。

 1週間前の話でスマン・・・。
@ マイク・バートン総合格闘技で勝利 [ スイミングアイ ]

@ Rumble World Entertainment - Rumble on the Rock


6.17 ROTR/アメリカ・ハワイ

 ○マイク・バートン(1R1分46秒 TKO)●ウェズ“キャベッジ”コレイラ
 ※カットによるドクターストップ
 対戦相手のコレイラは、総合17勝11敗の戦績。UFC出場経験もあるソレナリの強豪。最近は黒星が続いているようですが、プロレスラー上がりで間単に勝てるクラスの選手ではありません。

 ウェズ“キャベッジ”コレイラ・戦績

sherdog.comのfightfinderによれば、マイク・バートンことMike Plotcheckは、これがMMAデビュー戦となっている。
 現在42歳。
 彼が総合のリングに上がる理由、それは「バター・ビーンへのリベンジ」。

 バター・ビーンと言えば、4回戦専門のボクサーとして活躍、後にK−1に登場。大晦日に100キロ以上の体重差がある須藤元気に一本負けしたこともあるが、最近は地道(?)に、MMAで連勝を続けている。

 バター・ビーン、MMA戦績

 マイク・バートンとバター・ビーンが対戦したのは今から7年前。
 舞台は「レッスルマニアXV」。

▼WWEで行われていたガチンコ・トーナメント▼

 1998年夏、突如、WWF(当時)は格闘技色丸出しのトーナメントを立ち上げた。
 「Brawl For All」。
 ボクシング・グローブをはめてラウンド制で闘う。許される攻撃は、パンチとアマレス流のタックルのみ(だったと記憶している・・・)。寝技はナシ。
 決着はパンチによるKOか判定のみ(タックルはポイントになる)。
 この大会で優勝したのがマイク・バートン、当時はバート・ガン。

  WWF Brawl For All - Wikipedia

トーナメント結果(1998年)
1回戦
 ○スティーブ・ブラックマンvs●マーク・メロ
   ※ブラックマン負傷でメロが2回戦へ
 ○ジャスティン・ブラッドショーvs●マーク・カンタベリー
 ○サビオ・ベガvs●ブラッカス
 △ロード・ウォリアー・ホークvs△ダレン ・ ドロスドフ
   ※ホークが負傷でドロズが2回戦へ
 ○バート・ガンvs●ボブ・ホーリー
 ○ダン・スバーンvs●ゴッド・ファーザー
   ※スバーンが辞退(解雇?)でゴッドファーザーが2回戦へ
 ○スティーブ・ウィリアムスvs●ピエール・ウーレット
 ○2コールド・スコーピオvs●エイト・ボール

2回戦
 ○バート・ガン(KO)●スティーブ・ウィリアムス
 ○ゴッドファーザー(判定)●スコーピオ
 ○ダレン・ドロスドフ(判定)●サビオ・ベガ
 ○ブラッドショー(判定)●マーク・メロ

準決勝
 ○バート・ガン(KO)●ゴッドファーザー
 ○ブラッドショー(判定)●ダレン・ドロスドフ

決勝戦
 ○バート・ガン(TKO)●ブラッドショー


ジャスティン・ブラッドショー → 現JBL
サビオ・ネガ → 旧TNT
ピエール・ウーレット → ケベッカーズ片割れ
エイト・ボール → ハリス・ブラザーズ片割れ
 基本的にほとんどの試合が“ガチンコ”だっと思われる。
 控え室ではモニター前に集まった選手達が「やっちまえ!」と大盛り上がりだったそうですが、観客には大不評。そりゃ、プロレスを見に来てるんですからね・・・。
 WWF史上に残る大失敗企画た(それでも、ゴッドファーザーがスバーン相手に互角に戦っていたのは面白かったw)。

 動画をいくつか貼っておきます。
@ Bart Gunn vs Steve Williams Dr Death Brawl for All [ YouTube ]

@ Brawl for All Bart Gunn owns Bradshaw [ YouTube ]  決勝&ダイジェスト


 ここで優勝したバート・ガンは「最強」的キャラで若干前座を賑わせ(なぜか来日もしている)、翌年のレッスルマニアで大一番に挑む。
 それがバター・ビーン戦。

1999.3.28 WWF/レッスルマニアXV

ブロウル・フォー・オール戦 −Brawl for All Match−
○バター・ビーン (1R KO) ●バート・ガン

 KOシーンの動画↓
Bart Gunn knocked out in seconds [ YouTube ]

 秒殺でした。
 ブロウル・フォー・オールは、ほとんどボクシングに近いルール。いくらなんでも本業のボクサーにパンチで挑めば負けて当然・・・(バター・ビーンがどういう評価をアメリカで受けているのかは知りませんが)。
 この試合を最後に、バート・ガンはWWFから完全に消えました。その後は全日本プロレスで活躍。01年からは新日本へ移籍(G1タッグ準優勝)。
 昨年はG馬場七回忌追善興行>
前[P.1/2]
<コメント>

記事紹介&補足ありがとうございます。
バートンさんは最強タッグに初参戦した時から好きだったので
こういう形で久々に名前を見ることが出来てうれしいです。

しかし、これでリベンジを果たしたら映画化されそうですねw
日本でも永田さんがry
投稿者:佐野哲也
>佐野哲也さん
使わせて頂きました、すいません。
確かに、映画化してもいいぐらいの内容ですね。
永田さんは、猪木・アリ興行の武道館に引っ張り出されるような気がします・・・。
投稿者:
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