元 UWF の作家、夏樹ヒョウとは何者?
(06/02 U-STYLE・UWF)
▼藤原組長が入門を許す▼
内外タイムズで連載中の「藤原組長のばらしちゃうぞ 」、毎回、貴重な話が聞けるので更新が楽しみ。
今回の話もすごかった。組長が、このコラムを書こうと思い立ったキッカケになった男。
先日、私の事務所に、本村寿(ひさし)氏が半年ぶりに訪ねてきた。
彼はちょうど20年前(昭和61年6月)、旧UWFの道場前に入門したいと神妙な顔をして立っていた。皆と一緒にスクワットを500回やった後、前田日明氏といつもより激しいスパーリングをしていた。
どうやら前田氏は入門をあきらめさせようとしていたようだ。彼は身長172センチで体重が70キロのため、前田氏が「90キロになったら来い」と言ったのだが、私は彼の狂気じみた雰囲気が気に入り、前田氏に入門を許すよう頼んだのだった。41歳になった今でも、新宿の街を歩くと100メートルごとに警察に職務質問されるのだから本物(?)だ。
入門してからの彼は、思った以上に変な奴だった。ケイコの後の食事中、1時間足らずの間に日本酒を2升飲み、おまけにウイスキーのボトル1本を一気飲みしようとし、前田氏に止められた。
彼は「一気飲みするか私がここで死ぬか、決めてください」と言い、普段はハチャメチャな前田氏に「一気飲みしなくてもいいし、死ななくてもいい」と言われた。
ある時、リング上でバック宙をやり損ね、頭から落ちて救急車で運ばれたが、1日でこっそり抜け出して来たという。入院の費用を誰が払ったかは知らない。
昭和61年というから第一次UWFなんでしょう。本村って選手はいたかなぁ〜。旧Uの若手は、ちょっとだけ試合やって消えちゃった選手もいるのではっきりしない。
前田に酒を止められるって・・・。
更に、UWFを辞めてからの話に。
その後、新宿の大久保にある協栄ジムからスーパーライト級でプロボクサーとしてデビューし2連勝したが、腰を痛め引退。そして、風俗店のボーイ、ホスト、SMルポライターなどなど40種類以上の職業を経験した。
現在はコックをしながら小説や漫画の原作などを書いている。99年には講談社の月刊マガジンで新人賞をとったことがある。実は私がこのコラムを引き受けたのは、彼の影響で何か書いてみたくなったからだ。
これだけの人生経験をしているのだから、彼の小説がつまらないはずはない。世に出るチャンスを与えてほしい。彼のペンネームは夏樹ヒョウである。
すさまじい経歴。組長に影響を与えるほどの人生経験を積んでいるわけですね…。
「夏樹ヒョウ」で検索。
グーグルは7件ヒット(06年6月1日時点)。
「世に出るチャンスを与えてほしい」と組長がおっしゃってるところからして、作家として成功してるとは言えないんでしょう。
本人・BLOGがありました。
夏輝ヒョウの世界へようこそ - 格闘技小…
徳山選手の記事を今年の3月に書いたところで更新停止。
ネコのグッズショップも消えちゃってる。うーん、大丈夫なんだろうか。
BLOGの過去記事を探ると、夏樹さんによる短編の小説が読めるようです。今は時間がないので、またの機械に確認しますが・・・「女子ボクシング物語」とかどうなんだろ、題材としては面白そう。
とにかく、作家として大成されることを祈ります。
このぐらいのインパクトがある方なら、前田はもちろん、安生や宮戸も覚えているはず(入れ替わりになってなければ)。話が聞ければ面白そう。
※今週の週プロ・TAJIRIさんコラムを読むと、変な入門希望者もどうかと思ってしまいますな。
世界地図で道場の場所を探す奴とか・・・(そんな格闘家が、どこかにいたような気もする)。
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